2017年10月30日月曜日

4ヶ月半もかかった夏蒔きキャベツ

6月15日に種を蒔いてようやく収穫。
見た目は大きく異常なし。

キャベツ 収穫

収穫後に重さを量るとちょうど1Kgだった。
見た目よりだいぶ軽い。

播種から4ヶ月半、植えつけてからは67日(およそ2ヶ月)だから植え付け後の生育はまぁ順調だったと言える。

育苗に時間が掛かってしまった。
なぜかポット苗が大きくならなかった。

この品種は四季どりの中早生で、蒔き時が長く早春からお盆ごろまで蒔けると説明されている。それを6月中旬に蒔いたのだから、外れてはいない。

種蒔きの頃梅雨にはいり、湿って暑かった。
発芽後が暑すぎたのかな?
今年の夏は異常高温だったようだから、それもあるかも。

どうなることかと思いながらも植えつけて、その後はすくすくと。
定植時に6株だったのが、2つが途中リタイアで結果4株に。

今日の収穫品はトップランナーで、後も上手い具合に繋がりそうだ。

キャベツ 完成間近

畑にあるものを見た限りでは十分な大きさだと感じ収穫に踏み切ったが、1キロをちょっと上回った程度だった。

勇み足。
外葉が大きいから、球ももっと大きくなるまで待っても良かったか。

でも、きっと柔らかく食べられそうだ。
家庭用は今は間に合っているので、これは販売にまわす予定。



2017年10月27日金曜日

晩生タマネギ苗の間引きと追肥

蒔いた種の大方は発芽し、20日ほど経って本葉も2本になったところで少し間引きをした。
蒔いた種は5mℓでおよそ630粒と説明されていた。

これが間引く前。

タマネギ 間引き前

↓間引いた後。

タマネギ 間引き後

すこしスッキリしたように見える。
もう少し間を空けなくちゃいけないかと思ったが、これ以上抜いたら必要な450本が確保できるだろうかと不安になり、この程度で抑えておいた。

ここで追肥の化成肥料をパラパラと撒いておいた。
来月末には定植の予定で、間の追肥はこれ1回だけ。

もう少し様子をみて、安心できる大きさになったら数えてみて調整しようかと。
多ければ再度間引き、不足なら苗の調達を考えなくてはならない。

ここまでは去年よりはいい成績だ。
去年は苗畑を適当につくったので、ここまで来るまでに殆どがなくなってしまったからねぇ。

タマネギもネギ(長ネギ)も発芽時の姿は、面白い形をしている。

タマネギの発芽

葉先も土に潜っているのでヘアピンを突き刺したような恰好で顔を出し、次第に伸びてくると葉先が持ち上がり逆L字型になり、やがて本葉が出るとまっすぐになる。

こんなヒョロヒョロだけど、いえヒョロヒョロだから台風の暴風にびくともしなかった。
タマネギは、播種適期がピンポイントだから蒔き直しができないので、途中で事故が起きたらジ・エンド。

慎重に、大事に育てなくては。

余談だけど、私のは晩生のたまねぎで今この状態だけど、近隣の畑はみなさん早生種を栽培する。農家でも家庭菜園でも。

なぜ皆同じように貯蔵の効かない品種を?と前から不思議だった。
正解かどうかは定かじゃないけど、私なりに解明できた(笑)

「知り合いから余った苗をもらってくる・・」という話を2~3耳にした。
ああ、これか。

この地域は早生タマネギの産地で、9月頃から一面にタマネギ畑になる。
その時に植え残った苗の残りをもらうのだ。
だからどこでも早生種になる。

家庭菜園でわざわざ種を蒔いてまではタマネギなんか作らないのがフツウだもの。
私は変わり者?

単にちょっと凝ってみているのと、上手くできれば安く付くからなのだけど。

2017年10月26日木曜日

塩害

台風のような強い風の後は畑の野菜に水をかけて洗う必要がある、ここでは。
塩を被るから。

これはおそらく塩害の跡だ。




葉のフチが黒くなって死んでいる。

前に住んでいた所も台風の際は山の木の葉が黒く変色し、やがて枯れた。
そのことをすっかり忘れ、先日近所の年配者に言われ気づいた。

先日の台風は、風が収まったら半日後くらいに雨になったので、塩害もこの程度で済んだようで助かった。

うちの畑は、というかうちはというか、すぐ北側が浜名湖なので北から煽られると家も畑も塩を被ることになる。

住んで3度目の夏だけど、過去2年は台風が無かった。
それでつい忘れてしまったのだ。

また3日後くらいに22号の台風が来そうだ。
こんどはどんなことに・・・

2017年10月23日月曜日

防風目的のネットはしっかりと張ろう

台風31号は遠州灘を陸地に沿って舐めるように進み、そのためこの地方は22日夕方から23日夕方にかけて暴風警報発令。

この暴風による畑の被害は大きく、雨が上がった後もほぼ一日唸るように吹き荒れた。
人や家がなくなるような被害ではなかったことが不幸中の幸いだった。

夜が明けて外に出ると、ネットの中は大荒れ。


アーチ状の市中が倒れてトンネルがぺしゃんこ。
中の小さな苗はそのネットに揉まれて、葉が千切れたり擦り傷だらけ。

矢印の辺にあったレタスの苗がない。
左上の苗よりだいぶ大きかったのに。

そう、レタスは風にとっても弱いんだった。
1株1株に防風用の要塞を作ってやらなくてはならなかったのだ。

右上のネットも同様に支柱は倒れてネットは地面にべたっと付いている。
こちらは大根の苗。


かろうじてふんばっていたが、葉は千切れて全体が小さくなってしまった。

風除けになるかと張っておいた防虫ネットは、支柱が倒されてネットが野菜を撫で回してしまい、却って良くなかったみたいだ。

実は台風情報が入る直前に、もう防虫目的でのネットはそろそろ不要かと取り外したばかり。
そこに猛烈な台風が直撃しそうだというので、あわててまた設置。

「飛ばされない」ことを中心に考えて、ネットの裾は頑丈に止めた。
が、トンネルの柱が倒れることは想像しなかった。

北からの強風でみな同じ方向に将棋倒し。
でも風は止まないから、上に被さったネットが苗を土にズリズリと擦りつけた。

ネットを張ったことが悪かったのじゃない。
頑丈なトンネル工事が軟弱だった、ということだ。

いい加減な工事で二次災害が起き、被害を広げちゃったのだろうな。
まずかった。
いつも支柱のぐらつきは気になってはいたが、被害が出なかったのでいいことにしてしまった。

本当の土木工事なら柱の基礎はコンクリートで固めるが、これはどう固定すべきか。



ネット防風は仕様がなかったナスやサトイモもボロボロ。
サトイモはまるでモンステラのよう。


自然災害による損失というのは、悔しいねぇ。
他にも、ねぎは葉が折れたり切れたり。


ピーマンにトウガラシは、倒れないよう手は打ったけど、実がぽろぽろと落下。



まだもう少し頑張れたナスも、こう痛められたら終りかな。


まだ近隣の畑は見ていないけど、他の人はどう対処しただろうか。

2017年10月21日土曜日

キャベツの食害はやはりアオムシ

キャベツの食害(15日の書き込み)はやはりアオムシだった。
一時的に雨が止んだので早速ピンセットとめがねを持って「捕り物」に。

おお、証拠品だ。

アオムシのフン

葉を傷めないようにそうっと奥を見ていくと、いた。
左の株に1匹。

右にも1匹だった。
今回は潰す前に写真を撮ることができた。

取り出して置くと、暫くすると丸まっていたのが長くのびて動き出した。


雨で体が濡れていたので、動いた軌跡も見える。
更に探すも見つからず。

被害状況から推して、他に共犯者はいなそうだ。
ならばこれで被害は止まるだろうと、薬の散布はやめた。

私だってできるなら薬は使いたくは無い。
穴だらけになってしまったら、使い物にならないから最低限にと仕方なく使うだけ。

このアオムシ退治が18日で今朝(21日)までは被害の広がりは見えていない。
球は15センチ位に成長しているから、たぶん、大丈夫だろう。

心配は雨。
秋雨前線+台風でもう10日も降り続いている。




2017年10月15日日曜日

キャベツの巻いた葉に虫穴 

よくあることではあるけれど・・
巻いた葉が穴だらけ。


昨日まできれいだったのが、一晩で、それも雨だったのに信じられないような姿。

葉の間に緑色のフンも見える。
アオムシでは?

この状態で見える範囲には犯人(犯虫)はいない。
中を探ろうにも、ぎっちりと巻いているのでこじ開けるわけにいかず、どうしたものだろう?

そぼ降る雨の中をカメラと傘を手に見回り・・見上げた努力(笑い)の甲斐もなくこんなのを発見しても、諦めて屋内に引込むしかないではないか。

いつ止むのか分からない雨。
「秋の長雨」だと予報のおネエサンは言っていたけど、解ればいいというもんじゃない。「恨めしい雨」だ。

ゴボウの茎切りはナメクジ だった

ゴボウの本葉が展開すると地際から切ってしまうのは、どうやらナメクジの仕業だったようだ。

これが(お見苦しい画像で失礼)

ナメクジ ゴボウを食害

こんな風にしてしまったようだ。

ナメクジに切られたゴボウ

ナメクジに切られたごぼう

ナメクジの食害

ヤガだと思っていた。
ヤガの幼虫らしきものも出てきたのだから、彼らも共犯だったのだろう。

が今日はナメクジの食害現場を見てしまった。
食餌活動中が2匹、その近くにもう1匹。

その1匹が上の写真。
見つけるとすぐに「殺さねば・・」の観念がはたらくので、考える前に踏みつけてしまい無残な姿にをupすることになった。

最近(気温が下がり始めてからかな)ナメクジがあちこちで活動している。
体長2センチくらいでぶよぶよしている。

本来夜行性だといわれるが、それが日中によく見かけるのはずいぶんと図々しいヤツだ。

退治するには、見かけたらその場で捕まえて踏みつけて殺すけれど、多くは夜に捕食活動をするのだから農薬が一番効果があるとのこと。

昔からナメクジには塩、と決まっている?けどナメクジが溶けるほどの塩を撒いたら植物までだめになってしまう危険がある。

農薬の他には尿素が効くらしい。
尿素なら肥料としての効果もあるのだからいいかも。

ただしチッソ過多にならないよう考えなきゃいけない。
ゴボウにはクスリ、キャベツやハクサイには尿素という使い分けでどうだろう。