2017年8月5日土曜日

8月に梨の花・・を咲かせてしまった

今、梨の花が咲いている。

梨の花 8月

数日前から突然開花。
暑さで狂った?

・・訳じゃない。
いわば熱中症のひとつ、か、な。

これは鉢植えの梨。

鉢植えの梨 花 8月

根が外に出ないようにと、コンクリートブロックの上に置いていた。
訳ありで大きくなってもらっては困るので。

初めの頃は忘れずに水遣りをしていたが、ふと緊張が途切れ1週間か10日か、いやもっと短期間だったのかもしれないが水遣りを忘れた。
すぐそばに水栓があるのにも係らず。

1ヶ月以上も雨に逃げられている真夏だから、あっという間だったかも。

この真夏の暑さに鉢植えのに水を忘れたら、どうなるか。
葉が一斉に枯れて黒くなり、落ちた。

そしてあわてて水をやったら新芽が出たので、一旦は「助かった」かと思った。
それがある日、なんと花が咲いているではないか!

死にかけて、急いで子孫を残す作業を始めた。
という訳。

新芽は葉ではなく花芽だった。
春には咲かなかった木だ。

狂い咲きなんかじゃなく、植物として当たりまえの活動をしただけのこと。

梨の花 真夏

今は救命できたように見えているけれど、果たしてどうか。
なんとツミなことをしてしまったことか。


最近炎天下の車の中に動けない人を置いて忘れてしまったという、悲惨なニュースをこともあろうに1件ならず耳にしたけど、私、同じことをしてしまったような・・





2017年7月26日水曜日

ナスのテントウムシダマシの被害甚大

ナスがひどいことになってしまった。
植えた6本全部がテントウムシダマシにやられた。


葉全体がレースになっている。


こんなひどいのは初めてだ。


この時期にはいつも生育の勢いが落ちてくる。
そこが彼らの狙い目なんだと、結果が出てから気づく。

ここまで成長すれば少々ムシにやられても収穫にはそれほど影響しないと、高をくくっていた。
ところがどっこい、今年はとんでもないことになった。

近所でグチったら、今年はみんなそうだよと返ってきた。
雨が無い、猛暑という気候がテントウムシダマシを呼んだのかな。

今頃になって殺虫剤を撒いて見たけど、効果がでるだろうか。
こうなる前は採れ過ぎてちょっと困っていたから、復活するのであればちょうどいいとも言えるけど。

この様子では再起が難しいかもね。
実にも害は出ている。

穴があくのは虫の食害だろうけれど、こういうのは何だろう?


毎年見る現象だけど、ナスの実の皮にアザのようなものができる。
それがいつもに増して多い。

裂けたようになって表にタネが見えているのは、気候が原因らしいけどこれは?

2017年7月24日月曜日

糖度が乗らないサンライズメロン 

外観と日数は十分なのに、熟し足りないサンライズメロン。

これは7月23日に収穫のメロン。
手入れの際、軽く障ったらポロリと枝から外れてしまった。

いわゆる離層ができた、完熟のサインだ。


目方は1100gだった。

種屋さんの説明によると、「成熟日数は43日前後・・」とある。
成熟日数というのは交配後の日数のことだと思う。

このメロンの授精日の記録は無いのだけれど、ブログでの記録によると5月21日以降のはず。
5月21日に保温用のテントを外しているので、その日より前ということはあり得ない。
そうすると最大日数で61日。

6月21日には多くの球がゴルフボールよりやや大きくになっているように見えるから、6月に入ってからの交配の可能性が高いかな?
そうだとしたら53日くらい。

どちらにしても43日は十分経っている。
表皮の色もメーカーの写真と同じに見える。
葉はほとんど枯れた。

成熟の条件はすっかり揃ったのだが、どれを食べても甘さが足りない。
赤肉なのにこの色で、皮も厚い。


これはどう見ても食べなくても味がわかりそうな色だ。

葉がすっかり枯れてしまったのだから、もうこれ以上の養分補給はない。
じゃ、このままいくら待ってもこれ以上の味にはならず、腐るだけ。

なぜこんなことになったか?
この写真からも見えてくることは


いっぱいできているねぇ!
白いカゴの下も全部サンライズメロン・・・

1株で10個くらいは着いている。
種のメーカーは6個くらいにせよと言っている。
ということは、明らかに生らせ過ぎ。

糖度(適量なら14くらいになるはず)が乗らない原因は、これ以外に無い。
摘果をサボってしまったからだ。

説明書の「放任で」できるという言葉を勝手に解釈してしまったが、メロン特有の摘芯、整枝の必要はないというだけで、実の間引きはしなきゃいけなかった。

それは基本の「キ」だと笑われた。
経験が全く活きていない。恥かしい(汗)

残念、無念、悔しいけどもうどうしようも無いねぇ。
しょうがない、また来年に繋げることにして気をとり直すとする。

でも生っているリッパな?メロンをどうするか・・30個位はありそうだ。
シャーベット・・は、冷凍庫が空いていない。
コンポートかな。

どこかで線を引いて早く処し方を決めて行動しなくちゃ、本当に腐ってきちゃう。








2017年7月13日木曜日

裂果するプリンスメロン 雨も無いのに

ポットに種を蒔いてから110日。日数的にはもういい頃だ。
熟すと表面が黄色っぽくなり、甘い香りがし、やはりヘタが自然に離れるという。

まだそのどの条件も満たしてはいないけど、茎の付け根の辺りが裂けている。
試しに収穫してみたプリンスメロン。

プリンスメロンの裂果


指で押しても硬く、鼻を近づけても何も匂わない。
まだ早い。

採ってしまったのだから、もどせない。
追熟させてみよう。

近くに置いて様子を見ていれば、熟すまでの日数がわかるだろうから送ってやる時のタイミングが読めそうだ。

熟してもいないのに裂けてくるのは、急な水分の供給があった時というのが一般的だ。
北九州では多くの犠牲者が出るほどの豪雨なのに、ここではみんな水遣りに汗をかいている。

それなのに何で?
あぁ、世の中わからないことだらけ(なんと、大袈裟な)

3日程すると芳香がしてきたので、鼻をヒクヒクさせながら包丁を入れる。
おぉ、芳香をちょっと通り過ぎてほのかなるアルコール臭。

行き過ぎだ、でも種を包んでいるワタがう~ん、美味しい。
身がしゃりしゃりで、糖度不足はこのメロンの宿命・・・。

ということで、これで良し!

じゃぁ、とっとと収穫して、とっとと食べなければとっとと腐る。
フルーツ太りの心配もなく、暫くはプリンスメロンの食べ放題。


2017年7月10日月曜日

おおものスィートコーンの収穫

ようやく収穫の適期になった、というかその前の試しどり。

絹糸がこげ茶色になって、その数も少々少なく薄くなったように見えたら、もういいかい?

で、皮をちょっと剥がして中を覗くと、うん、先端まで黄色く色づいた粒が見える。
3日前は粒はまだ白かった。

捻るようにしてポキッと茎から折り取ると、こんな風な出来具合。


目方を量ると380g。
500gになるとの説明だったけど、まぁいっか。

皮を全部剥いで見ると、ほーら。


綺麗に授粉できている。
その点は大成功だ。

早速茹でた。
たっぷりの水に入れて火をつけ、沸騰後5分。

その間に3%の塩水(これもトウモロコシが全部浸る量)を作っておく。
沸騰して5分経ったら引き上げて、塩水に数分。

これでOK。

ホンノリ暖かくて、塩気もあって、水から上げても萎びない。パチン、パチンだ。
茹でる時間も短い。

さぁ、いただきます!

正直なところ、甘味が薄い。
ダイエットコーンだね、こりゃ。

でも、風で苗の根が浮いてしまったのを何とか更生させ、ムシの害も、カラスの害もなく収穫までこぎつけたことを喜ぼう。
頑張ったよ、わたし。

2017年7月9日日曜日

サンライズメロンの試し採り

今栽培中の野菜の中で最高級品のサンライズメロン。

ゴロン、ゴロンといっぱい生っているのだけれど、収穫はいつになるのかがよくわからず不安でしょうがない。

現状はこんな具合だ。

サンライズメロン

生り枝の付け根の、網目模様との境目が離れてきたら(離層形成)穫り時だと説明されているが、その程度が判らず日々不安にさいなまれている(笑)のだ。

鼻を近づければ甘い香りがしてくる、とも。
それはまだ無い。

今頃だけど、間引きのつもりで一つを採ってみよう。

早めに着いたと思われる実を1こ、チョキン。
ズッシリ。

量るとちょうど800gだった。
硬い。

まだ早い、と感じたけれど採ってしまったのだから最後まで行こう。
切った。

サンライズメロン 試しどり

タネはできているけれど、実の色は完熟の色じゃない。
赤肉メロンなので、熟せばオレンジ色になるはず。

どこから見ても未熟。
はい、わかりました!。

せっかくだから、1晩冷やして食べてみた。
ほんのり甘めのウリ。

生野菜と思えば食べられないことはないが、今の時期にそこまでしなくても・・
はい、廃棄。

収穫まではまだ時間が必要のようだ。

エダマメの根に根粒がない

木が小さく、莢の膨らみ具合も7割くらい。
大きく膨らんでいる莢もあるので、全莢が膨らむのを待つと先に膨らんだ豆は硬くなりまずくなるので2本ほど抜いてみた。

これが抜いた株の全容
草丈がとても短いが、莢はまぁまぁか。

エダマメ 収穫

わかり難いので、ヌードにすると

根粒菌が付かなかったエダマメ

1本当たりの莢の数はそんなに貧しくはないのでは・・
ただ膨らみ方が揃っていないから、豆のボリュームは小さい。

木の成長が良くないこと意外はそれほど何って思わなかったが、
茹でようと、根を切り莢を外していて気づいたのは「根粒が付いていない」。

この写真は土の上なので良くわからない(撮り直そうと、捨てた根を探しに行ったけど見つからず)が、普通は(たぶん)付いているはずの小豆粒大の根粒が全く無かった。

ふ~ん、こんなこともあるんだね。

根粒というのは、豆類の根に寄生している根粒菌の集まりで、その粒の中に固定しているチッソを宿主に送るという仕事をしている。

それが無いのだから、このエダマメは肥料として与えられた養分だけでここまで来たということか。

根粒菌の存在を信頼して、元肥も追肥も化成肥料をほんの少し施しただけだった。
だからの結果というのはわかる。

でも、「根粒菌は空気中のチッソを固定」すると言われるけれどこのエダマメの周りの空気にはチッソが無かった?

茹で上がったマメの味は、甘味も旨味にも欠けていた。