2017年5月25日木曜日

ソラマメ不作 栄養不足かアブラムシか

今年のソラマメは、丈はやっと1メートルで下半分くらいまでしか実が着かなかった。
上には未熟な莢すら着いていない。


花はいっぱい付いた。
それが実にならなかったということは、栄養不足だったんでしょうかねぇ。

豆類は自分の根でチッソを作るから、肥料は少なめでというのだ基本だけれど、少なすぎたのか。
ここのところが難しい。

もう一つ心当たりは、アブラムシ。
今年は尋常じゃなかった。

去年は手で払い落としただけで除去できたのに、今年と来たら牛乳で窒息はその時だけ。
3日後には収穫できる程度の農薬でも効き目なし。

仕方なくマラソン乳剤(かなり強い)を散布してようやくいなくなった。
その後、気のせいかなんだか木に勢いがなくなったように見えた。

実際に弱っていたようだ。
そして弱ってくると弱り目に祟り目で害虫や有害菌や虫のエサになるようで、こうなる。

ソラマメ 虫害

生き物の世界は厳しい。


そして・・・テーマが変わるけど
好みの違いと思えばそれまでなんだけど、とり時をいつにするかで舌触りが変わる。

甘味と柔らかさ(ねっとり感)を好むなら早めの収穫、ホクホクとした歯応えを好むなら
ちょっと遅め。

家族の好みに合えば、少々の失敗も笑いとばせるもの。
収穫時期は大事だ。

でもいずれにしても収穫末期にはどうしても硬くなるので、食欲が涌かない。
それならいっそのこと「乾燥まめ」にしてはどうか。

と思いついて木はまだそのままにしてある。
木の命がある間は生らせたままミイラにし、木が終った後はもぎ取って更に乾燥させることにしようかと。

ソラマメ 熟成中

カチカチの茶色いソラマメを炒ってもらって食べたのは、遠い昔。
今も乾燥ソラマメって、小売されているのだろうか。





2017年5月24日水曜日

キュウリとナスに一番花

昨日のブログに「まだ着花の様子は見えない」なんて書いたのに、今朝は花が咲いていた。

キュウリ 一番花

アンドンを外したから花が着いた・・訳じゃなく、開花寸前まで生育していたけれど、全体が緑色で気が付かなかっただけ。

雌花だ。
このままなら多分1週間もすれば収穫になるだろう。

でもこの1番花は惜しいけれど摘み取るつもり。
そうすることで後の実着きがよくなるということだから。


ナス(水なす)も3日くらい前からきれいな花を着けている。

ナスの花 下向き

きれいな紫色。
ナスの花は奥ゆかしく、みんな下を向いて咲く。

顔も見たいので、失礼して下から一枚。


健全な姿。

今年も美味しい水ナスがふんだんに食べられそうかな。


キュウリやナスの花のブログは掃いて捨てるほどあるだろうけど、一番花が咲くとついカメラを向けてしまう。

2017年5月23日火曜日

キュウリの独り立ち

キュウリの成長は速い。

4月末に、買った苗を植えつけて1月弱でもうこんなに大きくなった。

キュウリ 定植後1ヶ月

身長70cm。
ケガなし、病気なし。

蔓も複数伸ばしてネットに絡みつき始め、強い風の日も減ったので、もうアンドンは要らないかと昨日外した。
あぁ清々した、と言っているようだ。

今のところとってもいい成績に見える。
うどん粉病が怖いので、予防に気をつけている。

ウリハムシを時々見かけるので、捕らえて潰す。
今の内ならテデトールで間に合う。

まだ着花の様子は見えないけど、付きだしたら速い。
まだ5月だけど、着果が待ち遠しい。

2017年5月22日月曜日

ニンニクの収穫

ちょっと壮観!(笑)

ニンニクの収穫

普通の品種100本と芽といわれているトウを採るための品種が160本で、2種類合わせて260本。

昨年は全滅だったので、今年こんなにできるなんて想像していなかったからちょっとびっくり。

平均の大きさは普通球の方が5センチくらいで、芽採り用の方はそれより一回り異常小さくてゴルフボールほどだろうか。

にんにく 収穫

この写真じゃあまり明確にはわからないけど、左列が普通球で右が芽採り用。
いくらかの違いは判るかな。

普通球の方は私にしてはいい出来だ。
採り時がジャストだった。

一日前に試し取りして形を見ていいだろうと。
調べると、トウが出てから10日~2週間という説もあり、これにも合致。

さび病が発生しかけていたけど、もうここまで来たら逃げ切ったも同然。
こんな風に鱗片が離れかけた球は2個だけだったので、それから推しても丁度良かったかと。

ニンニク 鱗片の分離

それに対し、芽採り用の方は・・・

目的の「にんにくの芽」は全体で10本ちょっとしかできなかった。

ニンニクの芽 にんにくのトウ

トウが立つ前にサビ病が蔓延し、全体的に黄色っぽくなってしまったので、これ以上の成長は期待できないので諦めて、球の方を使うことにした。

店頭で売られている「ニンニクの芽」というのは、それ用に栽培されたものだと知り一度作ってみたいと思った。

何が違ったのか、こんなことに。
まぁ、ニンニクとして利用はできるから無駄ではない。

乾かして保存し、家族の1年間の食料(それにしてもこんなに食べられる?)になる、少しずつ販売しながら。

昨日抜いたものをすぐに使ってみた。

皮が厚く剥くのに手間がかかり、味は薄い。
やはりこれは乾燥させてようやく出来上がりのようだ。

で、丸2日外で干したら1球ずつ根と葉を切って、ネットに入れて雨のかからない風が通るところに吊るして保存。

にんにく 吊るし乾燥

今回は陽に干してからになってしまったが、根の切り離しは掘ったらすぐにした方が楽に出来そう。
根は乾燥すると硬くなるので。

260個のこの作業はちょっとホネだったね。

2017年5月21日日曜日

サンライズメロンが着花

定植後すぐに保温と防風を兼ねて薄いビニールでテント掛けをしておいたサンライズメロン。

スクスク成長し、テントが窮屈になった。
そろそろ外にだしてやってもいいかな。

サンライズメロン 花

何の痛みもなく、きれいで生き生きしている。

そして、おぉ!花。
こっちにも。


昨日も今日も真夏並みの気温だった。
いいタイミングだったようだ。

4本植えて3本に花が着いた。

あとの1本はどうしたのか、ちょっと遅れているのでテントもそのまま。
この気温ならおそらくじきに追いつくだろう。

覆いを外したら、今度は虫が気になる。
だけどこの品種(たぶんメロンはどれも)は、交配の媒介は虫。

アオムやシヨトウが媒介するんじゃなくて、ハチのようなムシたち。
なので、農薬は使えない。

害虫はすべて手で捕殺しなくてはいけない。
他には何もお世話する必要がないらしいので、専ら虫獲りに力を注ぐことになる。

蔓を整理するという大変面倒な作業がいらなくて、ネットメロンができるなんて素晴らしい。
ネットメロンは大きなハウスの中で作られる高価な果物、という常識は破られた?

同様のメロンが様々な名前で、家庭菜園用に改良されている。
家庭でできるメロンといえばプリンスメロンしか知らなかった昔人には、種の世界の進歩は愕く程だ。

2017年5月19日金曜日

農薬を予防的に使うー病気にさせない野菜づくり

目からウロコです。
そういうことなのか・・

ジャガイモ 疫病

結論から言うと
 「殺菌剤には『予防剤』と『治療剤』があり、病気に罹ってから予防剤を使ってもまず効果はない」
ことがわかったこと。

こんなことも知らずに使っていたことがハズカシイ・・


農薬を使わない農法では、病気にならないよう健康な苗を作ることだと言われます。
ヒトの健康についても同じように言われますから、もっともなことだとも思います。

でもずぼらな私は行き当たりばったりで、病状が出てからアタフタしている。
状態を見ても何の病気かも判らない。

解らないままに、表面の説明だけを読んで殺菌剤を数種類買い集め、適当に使って「対処した」こととしていた。
結果は、推して知るべし。

野菜の病気に対処するには殺菌剤を使います。
種類はいっぱいあって、おおいに迷います。

家庭菜園での農薬使用は結構高価に感じます。
従って選定基準の一つに比較的安価なものを入れていたのですが、治療剤に比べれば予防剤のほうが安いのだそうです。

だから結果として私の手持ち品は、殆どが予防剤でした。

病気になって発熱しているのに予防注射をしたって、治りませんよね。
薬代、診察料、エネルギーの無駄使いです。

例えば、これ。
ジャガイモに疫病らしき症状が出て、この薬を指示通りの希釈で散布。
ダコニール1000
やはりこれは予防薬でした。

このダコニールを、もっと早くに(病気になる前に)使っていれば疫病には罹らなかった。そうだったのか!

でも、予防の時と治療の時とを使い分けすべきなら、薬品の使用説明書になぜ書かれていないのでしょう?

病気に罹ってしまったらその治療はできない、又はとても難しい。
「ウィルスに感染したら直らない」ということは聞いてはいたけど、こういうことでしたか。

幸いなことに病気の経験はいっぱい。
病名は推定でしかないけれど、過去の記録を見ながら虫害か病気かぐらいの区別はできそうだから、今後はこの予防剤を使えばいい。

結果次第ではあるけれど、無駄使いではなく、宝の持ち腐れであった、と。

知らないことがいっぱいで、次から次へと「あぁ、そうなんだ!」が出てくる。
これが出てくると俄然やる気も起きる。

楽しくなります。


インターネット上で見つけたページは、とても興味深いものでした。
殺菌剤の使い方が解りやすく書かれていました。

ふと見つけたこのサイトですが、家庭菜園で農薬を使用中の方には一読をお勧めです。
参考記事

読めばわかりますが、プロ向けの解説ページなのですが私のような素人でも理解できるよう解説され、具体性もあります。


残念なことにサイトの運営者が表示されないのですが、内容を見る限りいい加減なものではないでしょう。




2017年5月17日水曜日

生姜を植えた

生姜のタネを買ってきてからチェックしたら、植時は5月上旬までとなっていた。
遅かったかな。


上旬が中旬になったからって、これくらいの差は芽が出ないとか育たないとかは無いだろう。今ここの地温は20~25度ある。
早過ぎて目が出ずに腐っちゃったことはあったが。

1袋/450gで638円。これで値下げ品。
正価は700~800円というところかな。
生姜って高いね。

高知県の太平洋側の地方や宮崎県が産地であるように、ごく限られた一年中暖かい場所を必要とするので、この辺だって限界かも知れない。

植え方は、1片を50gくらいに割って芽がでているところを上側にして植えるようにと書かれている。


こんな風に芽が出始めていたら、芽が下になたならないように寝かせて置く。

芽がまったく見えない塊もあって(あ、値下げの訳はこれ?)、それはどこで割ったらいいかわからないのでその大きな塊のまま、たぶんこの辺から出そうと思うとことを上にして植える。


結果6株分にして埋めることになった。

450gを6個にしたのだから、1個当たりが大きい。
種が大きいのだから大きな株になるかな?


生姜は「直射日光が苦手」と書かれたサイトもあれば、種に添えられた説明書には「日当たりのいい場所に植える」とある。
「乾燥させない」というのはあちこちにある。

土の中じゃないけれど、冷蔵庫に入れた生姜はちょっと忘れているとカビたり腐ったりしているか、はたまたミイラになっているか・・・

「取り扱い要注意」の神経質な品ナリ。

で私的な総合判断?では、土から上にある部分は工場なので日当たりが欲しいが、ショウガとなる根は乾燥させてはいけない、ということではないだろうか。

ということでこんな風でどうだろうか。