2017年1月23日月曜日

干し芋作り

いやぁ~、冬がこんなに寒いなんて予想していなかったナァ。
うっかり薄着、手袋なしで外出し、震えるような寒さだった。
晴れていても風がとっても冷たい。

このところ雪はよく舞い、積もることもあったり・・・
2回目の冬になるけれど、去年はこんなに寒かったかなぁ?



北の方では鈍より曇って雪に降り込められているこの時期は、太平洋側の地方では晴れて北風がビュービューというパターン。

こんな時は「天日干し」の絶好のチャンス。

少し前には切干し大根を作り、よくできた。
今度は「干し芋」。

腰を上げてしまえばどうと言うことない作業なんだけど、初経験。
こういうのはルンルン♪のノリでやれる。

先ず芋の選定。
作業能率を考えて、よく太った大き目のイモにした。

干し網の面積と芋の大きさとから、1回に干せる数を割り出し6本にした。
計算上はもう1本できたが、初めてでもあり、残り数が心細くなるのでここまでとした。

よく洗って1回に3本を弱火で蒸すこと50分。


単に火を通すだけなら電子レンジとか圧力ナベならあっという間だけど、その方法では美味しくはならないので面倒でも普通に蒸す。
タイマーをセットすれば安心してその場を離れられるから、ひと手間かけよう。

蒸しあがって粗熱が取れたら冷えないうちに皮を剥く。


皮の下は必ずしもつるりといい色をしているとは限らないが、気にしない。

芋が常温にまで冷めたら縦にスライスする。


絶対に横に切ってはならない。

なぜか?
やってみればわかる。

これを1枚ずつ離して干し網に広げる。
今回はこんな風になった。


南向きの濡れ縁で、鳥避けも兼ねて網を2枚使う。


昼間はこうして夜は屋根の下に取り込み、連続5日の天日干し。
干しあがると厚みは半分くらいになる。

中の1日は怪しげな天気だったので、出したり引っ込めたりと忙しかった。

それが無ければ4日で出来上がっていた。
思っていたのより硬めの仕上がりになり、常温での保存もできるかも。

味は・・もちろんgood!
太りそう。




2017年1月18日水曜日

小鳥は葉を、私は花蕾で共生?

ブロッコリーを収穫した後を片付けないでそのまま畑に残しておいた。
前に、季節は忘れたけれど、普通のブロッコリーをそうしておいたら脇芽が成長してまたいくつかの花蕾が収穫できたので。

柳の下のドジョウはいなかった、のではなくこの時期はそんなことは望めない。
ちょっと考えりゃ解ることを・・・ハハ

で、どうなったか。

こうなった。


みごとに食べ尽くされて、残るは葉脈だけ。
ヒヨドリのヒーヨちゃんたちだよ。

私の食料にはならないところだから、特に追うこともしなかったら、う~ん見事なもんだ!。
今はムシもほとんどいないから、専ら主食だね。

もう仕様がないから、スジだけの株を片付けたらスッキリと現れたのは


これはわたしのエサもある。
でもやはり葉が食べられている。

そしてブロッコリーの株が無くなったら隣のホウレンソウを狙いだした。

やっぱり何か対策をしなくちゃいけないかな。

近所の畑は鳥避けらしい装置(?)は見かけないのに被害も見えない。
私の目に映らないだけ?



先日の雪は、ピーマン、シシトウを完全に枯らしていった。
暮れからこっちはすっかり忘れていたけれど、今日見回ったら枯死していた。

同じ仲間と思われるトウガラシ(タカノツメ)は、葉はすっかりなくなっていたけど生きている。


これは強いんだねぇ!

2017年1月15日日曜日

まさかの積雪

天気予報の天気図では雪が来ることになっていた、けど。
昨夜から積もりだした雪が、今朝起きたら1cmほども積もっていた。

新聞を取り込むため外に出ると、雪の下は氷っていた。
長靴でソロソロと注意して進む。

寒い。
温度計は0度丁度を表示。

これはそれから2時間後の様子。
この時はすでにお日様が出て空は晴れ。


舗装された道路などはすぐに融けてしまったけれど、土の上はまだ残って


このアンドンの中はソラマメ。
葉は下を向いていたけれど、これは大丈夫、すぐに元気になれます。

ダイコン、ハクサイ、ホウレンソウ・・・みんな一時は雪で被われたけどこの後すぐに融けてしまったので特に問題なし。

さすがに マリーゴールドの花はちょっと立ち直れそうにない様子。


外のスピーカーでは警察署が「事故が多発しています。急ぎの用ない場合は外出を控えましょう」と注意を呼びかけていた。

暖かい地方はこんな程度の雪で大騒ぎになってしまう。
一冬中雪に埋もれる地方の生活は、今の私には想像を絶するものだろう。

2017年1月11日水曜日

ソラマメ、ハクサイの冬作業

寒期対策って何を今頃、なんだけど。

3~4日前に霜が降りて、変化を見るためにあえて植えっぱなしにしてあったサツマイモがみごとに枯れた。さすがにこれは耐えられなかったようだ。

前から少しずつ黄ばんでいたハクサイの外葉も、痛みが広がったように思う。


寒さに対する抵抗力の違いなのか、手前の「京都三号」はみごとに黄化している。
奥の「郷秋80」は何の変化もない。

「京都三号」はすでに収穫期を過ぎている?
でも、巻きがまだ甘い。


近隣のハクサイは皆しっかりとハチマキをしているから、それに倣わなくてはいけないかとも思ったけど、この違いを見ると品種を選べば寒さ対策はいらないような。

来年は「京都三号」は止めよう。


こちらはソラマメ。


去年は早く育ちすぎたので、播種を約1ヶ月遅らせたらまだこんなもの。
大苗は霜にあうと弱いのでこれでいいのでは、と思っているが結果が出なくては正解もわからないか。

元気で育っているので、この辺で摘心を。
中心から出ている茎の成長点をチョキンとやる。

こんな風になる。


もっと下から切っても用は足りるんだけど、全体の葉の量がまだ少ないので下からきってしまうと工場が小さくなってしまって成長に障るという訳。

こうしておけば、脇芽の成長が旺盛になって株も大きくなる。
少し暖かくなって、どんどん枝が伸びてきたところで改めて整枝をする、予定。

2016年12月21日水曜日

ショウガを収穫して、佃煮に

ショウガは地上部が枯れ落ちる寸前となった。


何回か植え付けに失敗し、結局生育できたのは小ショウガだった。

柔らかい夏の新ショウガ(大株)を酢漬けにしたかったけれど、小ショウガを育てることになった。
この時期まで地中に置くとヒネっぽくなってしまい、薄くスライスしても生では辛味が強くて酢漬けでは食べられない。

佃煮にした。


美味しいけれど、やはり辛味は強い。

薬味以外で食べたければもっと若いうちに使わなくちゃだめなんだね。
浸けるにしても煮るにしてもね。

う~ん、生姜って最初から最後まで難しい。
また、また来年の宿題に残ってしまった。

まだ収穫してない生姜は、薬味用にまわすことにする。
それでも大助かりなんだけどね。

掘り上げたらポキポキと小さく折って、土を洗ったらそのまま冷凍庫へ。
こうしておけばいつでも使えるので、とても具合がいい。

2016年12月20日火曜日

切干大根を作ってみる

大根はどれもこれも2kgを超える大きさになって、春までに全部は消費し切れそうにない。

今までには抜いて葉をつけたままの丸干し大根を作ったけれど、丸のままだと戻すのに大変な時間がかかり調理が億劫になるので、今年は切干で行ってみようかと。

経験がないので、とりあえず1本だけで試作。
やはり2キロを超した太い大根で。

千切りは夫が積極的に担ってくれ、手動だけれどスライサーを出してきて瞬く間に出来上がる。
皮ごと細く切って、それを網カゴに広げて


天日に当てながら干すこと4日。
風とお日様の力で短期間でよく乾いた。


2キロ以上あった大根がこうなったら85グラム。
なんと!大根というのはほとんどが水分なんだ。

近づくと、あの大根干し独特の香り。
これを俗に「ひなた臭い」なんて言うけれど、これは方言?

日光浴でビタミンDが増えたかと、食品成分表で調べると変化なし。
もともとビタミンDなんて含まれていない。

天日干しでビタミンDが作られるのは、どうもシイタケだけのよう。
だいこんを干す目的は専ら「保存」なんだ。

こんなにコンパクトになっちゃうし、水分がほとんどなくなっちゃうから腐ることもない。
乾燥って保存にはもってこいなんだ。

ただし、この後の調理に手間が掛からなければだけど。
この状態に乾燥させれば、水戻しは30分で大丈夫。

私は煮たものが好きだ。

2016年12月16日金曜日

落花生の乾燥から保存へ

11月の初旬から4回に分けての収穫、乾燥がやっと終り、吊るし保存の段階になった。

収穫前の茂っている時には、こんなにいっぱい作ってどうしよう!と思っていたものが、収穫してみるとそれほどじゃなかった。

病気も出ず虫害も目立つほどは無く、特に出来が悪かったとは思えない。

プロ風に言えば「反当りの収量」は少ない作物。
それゆえに高価なんだ。


籠に広げて1週間~10日程で、殻を持って振るとカラカラと中でピーナッツが躍っている音がしてくる。
これで第1次乾燥を終了させ、後は保存を兼ねて日陰干しとした。

第1次乾燥が終ったものを品質別に分けて、保存価値のあるものだけをネットに入れて雨がかからない風通しのいい場所に吊るして完了。


このネット入りが全部で20個できた。
自家用と、息子達と2~3の親戚とに分けるつもり。
その時はちょっと自慢げに言葉を添えるかも(汗)。

そう、この他に来年の種用として第1次乾燥過程を抜いたものを保存している。


この後食べるための加熱方法をいろいろと試している。
フライパンか、電子レンジか、オーブンか・・?

この結果を出さないとひと様には差し上げられない。
種蒔きから食料になるまでのうちで、これが一番難しい。