2020年12月12日土曜日

たまねぎ種まき~植え付け

 これまでは、玉ねぎの種を蒔いてもうまく育たず、あわてて買った苗は時季外れの売れ残りで死にかかっていたりと、なかなか思うようにできなかったタマネギ栽培の初段階。

今年は苗作りから始めて植え付けまで、初めてトラブル無く進行でき植え付けまではほぼ完璧(と自賛)。たまたまではなく一つひとつをよく考えて進めたことの成果と思い、貴重な経験なので詳しくまとめておこう。

種まきから発芽まで

タマネギの種まきは適期が僅か数日に限られるので、ここが一番緊張するところ。
9月26日に種袋2袋分(合計10㎖)使って、およそ150㎡の畝に全部蒔いた。
残暑がまだまだ厳しく蒔いても育つかと不安だったが、種の袋に書かれている時期を守ることがタマネギ栽培の鉄則と肝に銘じ、実行。
今年選んだ品種は「泉州中高黄」で中晩生。ごく普通に売られている品種。



播種適期は9月末。蒔いた日は9月26日。

播種の2週間ほど前に元肥(鶏糞と熔リン)をすき込んで、播種当日は蒔き溝を付けたらしっかり水を撒いておく。畝の縁は崩れないようしっかりとジョレンで押さえておく。
落ち着いたら種を蒔き、乾燥防止にべた掛けシートを掛けて更に強い日差しを避けるため寒冷紗(黒)を張った。

今年は特別に暑かったので念のための処置だったが、そもそも平年でも適期とされる9月下旬は適温の20度前後にはなっていないので、地蒔きするには必要な措置なんだろう。

プロの畑と思われるところで、8月だったけれど、地面から10cmほどの位置に広くヨシズが張ってあったのをチラと見かけたことがあった。車で通りすぎたので葦簀の下に何があったのかを確認まではできなかったが、時期と場所(浜松市雄踏)から推測して早生のタマネギだったと思える。
あの光景がヒントになった。

これは↓今回私がやったこと。



この後適量の雨が降り、種にとっても私にとってもラッキー。

5日目から発芽開始で7日目にはほぼそろった♪
ヘアピンのような形の細いねぎが土を割っている。


この段階でべた掛けシートだけを外した。
発芽までは水が必要だが、発芽後は乾燥ぎみがいいのでもう不要。

上手く発芽でき、まずは最初のポイントをクリアできた。
この頃もまた数日の雨、まるで頼んだかのようないいタイミングだった。


定植までの管理

間引きは、結果として1回だけ、あとは2~3回の追肥をしながら植替えできる大きさになるのを待った。
いつの間にか大きくなっているけれど、よくみればまだ十分な大きさにはならず、まだかな?もうちょっとかなと落ち着かない。

10月末、長さは十分あるように思うが、まだ太り足りない。あと一息。
それに説明によれば、種まきから55日くらいが定植の目安とある。それならまだまだ。


11月中頃から葉先が少し枯れてきて、適期かなと思う。でも〈鉛筆より若干細いくらい〉の太さにはちょっと足りない。
苗を大きくし過ぎると、トウ立ちしたりそれが基で腐ったり・・と後で問題が起きることは経験済み。小さくてもそれなりの大きさでできるらしいので、じゃ、そろそろ定植にしよう。

蒔いた種は1本の落ちもなく(数えてはないけど)きれいにできた。素晴らしい!
これで第2段階のポイントもクリアした。

いよいよ植え付け

11月16日だった。いつもよりやや早い。
これはサイズ別に抜いてみたサンプル。
(背景のコンクリートブロックの縁の長さは40cm)


良しということで、苗を全部移植ゴテで丁寧に抜き取って浅く水を張ったバケツに入れる。


根をバケツの水で降り洗いしながら絡みをほぐし、50本ずつの束にしていった。数えたら定植にちょうどいい太さの苗が650本、ちょっと小さ目が約200本、全部で850本だった。

私がこの作業をしている間に夫が予定の畝に水やりをしてくれた。
ホースの先に穴の開いた塩ビ管が付いたものを畝の中を移動しながら水を入れていくのに結構な時間がかかり、一人で抜き取りと水やりとを兼ねるのは難しかったので、助かった。

土が落ち着いたところで、細長い竹竿などを使って列を決め擁壁のブロックも利用して間隔を測りながら40cm幅の畝に10cm間隔で4列植えた。
が、その前に根と葉の処理方法で少々もめた。


根と葉の始末

植えるにあたり根をどう始末したらいいか?
a 根をまっすぐに伸ばして植えた方が根にとって負担が少なく、より早く活着できるという考え方が一つ。
b 長い根は切って植えることで新しい根が出てくるので苗にとってその方がいい、という理屈。

新しい根がでてそれが活動し始めるには時間がかかるような気がするので、aを採用したい。
が、10cm以上もある根をまっすぐ伸ばして埋められる穴を作るのは不可能。
粘性のある土なら可能かもしれないが、この畑は砂地。土(砂)が思うようにならない。穴をあけたり畝を立てようとしてもすぐに崩れてしまって作った形を維持できないのだ。
従って可能なやりかたとしては、できるだけ深く穴をあけて、根は切らずに折りたたむか中でグルグルとトグロを巻かせるかして、葉の分岐部に土が掛からない深さで、白い部分だけを埋める。

崩れる分も考慮して、鎌の柄を使って直径2cm位で深さは3~4cmの穴を作り植えていった。

葉の始末は・・
c これもより早く新しい葉を出させるには古い葉は切った方がいいとする説。
d プロはそんなことしていない。余計な手間だ。

と二手に分かれた。
植え付け後そのままなら、dにしたかった。もう日が落ちかけてきたし・・

気温が高い上に水保ちの悪い砂地なので、植え放しは危険だから日よけ(兼風よけ)工作はした方がいいとなると、現状の場所ではまたべた掛けシートになる。葉に触れないように高く持ち上げるような工作はできないので、じゃぁ砂地の畑に植える分はネット下で閊えてしまう分だけ葉を切ろうとなった。

はい、これが葉を切って植えた苗。


ここに不織布で覆いをして完了。


葉を切らずに植えたのはこちら。
よく見る姿です。


なるべく理に沿った方法を採りたいが、そうすっきりとは渡っていけないのが現実。
〈家庭菜園なんだから〉で落ち着かせてしまう。

これを書いている時点ではもうすっかり根付いている。
根付くまでは3~4日置きに水やりをして枯らさないよう気を配った。その後は何日も雨が無くカラカラ陽気が続いているが、タマネギは根付いてからは乾燥には強いのであまり心配はしていない。

後はこのままじっと春を待つだけ。


2020年12月9日水曜日

コロナの恩恵!?野菜が安い

 新聞の折り込みチラシに近所の食品スーパーの広告が入っていた。
野菜の値段を見てビックリ!



キャベツ1個77円、ブロッコリー1個77円、大根1本77円、ホウレンソウ袋77円・・

広告商品だから赤字の特売かな、それにしてはあれもこれもだねぇ?位に思っていた。
ネットニュースを拾っていると、「野菜安値、50%値下、47%値下」の見出しが目に入った。


新型コロナの影響で飲食店からの引き合いが無くなり、出来上がった野菜は小売店に大量に出回っているため、こんな現象になったらしい。
極端な例ではレタスが0円、つまりただというケースも出ているとか。傷みの早い繊細な野菜はタダでも持って行ってもらわないと処分料がかかる、からだろう。

私は消費者でもあるがささやかながら生産者でもあり、出品物の値付けに毎日悩み、結局もうこれ以下にはできないという値段なる。

大根50円、キャベツ80円、かぶ50円、レタス30円・・・
計算なんかできない、これ以下の値にしたらお客さんに失礼になるのではと危惧する。

プロのようないい物じゃなくても、一応手間暇かけてできた野菜だから食べきれない分は誰かに手伝っていただこうと、細やかな無人店を張っている。プロじゃないので、市販品以上の値付けはできないと考えている。

でも変だねぇ。
新型コロナという感染症が人間の生活の仕方を少し変えてしまってはいるが、人口が極端減った訳ではなく、生きていればどこかで必要量を食べているはず。

それが食べる場所が飲食店から家庭に変わっただけで、何で同じように生産されたものが余るの?




2020年12月1日火曜日

素知らぬ顔して・・キミの名は?

 かわいかったねぇ、あのしらばっくれた態度は。

・・オバサン土をかきまわしているぞ。
出てくるよ、絶対に。出たらボクのものだからからね・・

というのがバレバレだよ、キミ(笑

土を耕す私の4~5m向こう、フェンスの縁に乗ってちらちらとこっちを窺うように見る。
時々よそを見ながら、あたかも他の何かを探してでもいるように、でも
私の足元が気になってしょうがない。

時々飛び立って家の屋根の上に移動。
でもまたすぐに元の位置にもどって、こちらの様子を見ている。

待ってて、たぶん出てくるからね。
フェンスの縁と屋根の上とを行ったり来たりしていて、遠くには行かないからやっぱりまってるんだね。

ほらいた、いたよ、2匹。

目の前に投げたらきっとびっくりして逃げちゃうでしょう。

屋根に移動したときにフェンスの地際に投げておいたら、来た、来た。
地面におりた。

わかっているくせに、直接採りにはこない。
見えていないよ、知らないよ~という素振りでよそ見しながら少しずつ近寄る。
ふ、ふ、ふ かわいい・・

ついばんだ。
咥えてすぐに屋根に上り、そこで食べている。
ゲットしたその場では食べない、私に怒られるかと思ってるんだ。

2つ目も咥えて持って行った。
よかったね、今夜の夕飯はごちそうだったね。

黒い背で茶色のお腹、カラスより2周り位小さくスズメよりは2周り位大きい。
切れ長の目をしたイケメン。(イソヒヨドリかな?)

少し調べたけれどわからなかった、キミの名は?


2020年11月26日木曜日

白菜 水不足での芯腐れ症

 過乾燥で葉が腐る・・?

雨が無く乾燥状態なのに腐っていくことってあるんだ。

ちょっと時間がかかったけれど、ようやく2.5キロに太った今年の白菜。
この球だけが特大だったものだけれど、それでも心弾ませて包丁を入れた。


あれ?
中の黄色い葉の先が少し茶色に変質している。

ほら。

何の病気だろうかとがっかりしながらも調べると、水不足からくるカルシュウム不足によって陥った生理障害らしい。
水気が足らず、土の中のカルシュウムを吸い上げることができなくて障害が出てしまった、というメカニズムのよう。

白菜は芯が立ちあがって巻き始めると芯に向かってどんどん新しい葉ができていく。
つまり芯の中の葉ほど新しいということ。
あ、これは白菜だけじゃなく植物なら当たり前だった。

11月下旬ごろからおよそ1か月くらい全く雨が無かった。
芯腐れを起こしている葉のがちょうどそんな頃にあたるということだが、12月始めに触ってみたときにはまだフカフカだった覚えがあるけど・・

チッソ過多(肥料が多すぎ)によっても芯腐り病は起きるが、上のような説明で納得できるので今回の場合は「水」。

植え付けてから1月ほどの(砂地)タマネギは心配になって3回の散水をしたが、外見はすっかり出来上がっていた白菜がその後の水不足によって害が出ることは想像しなかった。

この頃の水不足はひどく、タマネギ農家のあちこちで大規模に散水しているのを見かけた。
この地方は極早生タマネギの産地なので、ひやひやものだろう。玉ねぎは乾燥気味に育てるのがセオリーなのに、水撒きが必要になったということは相当な過乾燥。

他に収穫した白菜3個の内の1個も同様の状態だった。
大きさはどれも1.5キロ前後。
畑にあるのはこの後まだ大きくなるだろうか?

今市場に出ている白菜は安い。品種によって栽培期間が変わるので、秋の過乾燥が市場の値に響くことは無い?



2020年11月25日水曜日

ポリマルチの効果はー生姜栽培で過去との比較

 生姜ってなかなか思うようには育ってくれない。
ほぼ毎年作ってみるけど、立派に出来上がることはあまりない。

発芽率がすごく悪かったり、途中で消滅したり、大きくならなかったりで胃によくない。食べる分には胃にはとってもいいのに。

それでも諦めきれずに、今年も、いえ今年こそはとまた生姜の栽培に挑戦した結果がこのような出来上がり。

いい香り!

掘り上げたままの状態がこれ↓


こうして土から掘り上げただけであの爽やかな香りが辺り一面に。
これだけでも感動もの。

葉と根を落とし、土も落としてみると↓


これが500gの種を約7か月育て収穫できた生姜。
総重量で1.7kg。虫害跡などはない。

土を払い落す際にばらけてしまったが、500g野種生姜を5個に分球してこのようになった。
過去4年分の(不完全だけど)記録を見る限り、いくらか良くなったように思える。

今年はこれまでとは一部やり方を変えてみたので、その効果が出たかどうか検証を兼ねて植え付け準備から収穫までの管理状況をたどってみた。

種の素性

先ず、3月22日に近所のホームセンターで購入した種の素性。
これまでは国産の種生姜しか目にしなかったのが、今年は「中国産」の表示が目にはいった。


中国産の500gを購入(3月22日)。見目形は国産となんら変わりはないが値段は(記録は無いけど)かなり安かった。
野菜の種は大部分が外国産なのに、生姜に限って今までは国産ばかりだったのが不思議なので、「中国」だって問題ないだろうと格安の種を選んだ。

植え付けまでの間は室温25℃の玄関たたきに置いた。
今までは意識しすぎていろんなテを講じて却って腐らせることもあったので、腐ったり凍ったりがないと思える私の住居と同じ環境に置いた。

地温を上げる土作り(植え付け準備)

3月上旬に堆肥として、バーク堆肥、米ぬか、石灰、木灰をすきこみ、その10日後に鶏糞を150g混入した。某有名種屋さんの指導(ホームページ)による計算だけど、植え付け予定面積は180㎡に対しての鶏糞はこれだけ?

根を育てるものだから、こんなものなのかな。
チッソ分を控えてカリ肥料(木灰)を入れるのはわかる。

肥料を全部すき込んで、土中に潜む害虫を防除すくための薬剤(今回はダイアジノン)も混ぜ込んで、最後に土の温度が上がるよう畝全体を黒いポリフィルムで包み込んで事前の土作り作業は落着。
生姜の産地は宮崎県や高知県の太平洋側で暖かい土地。「高温」がポイントのようだ。


植え付け-4月9日

いつもより早めに種を買った。暖かくなるのを待っていると種が腐ってくるので、植えるにはまだ温度は全然不足だけどここでは土が凍ったり霜が降りたりということはない。だったら土の中で待たせた方がいいのではと判断。

この種を、出かかっている小さい目がなるべく等分になるよう5個に分割。


上手くいかなくても、腐らせさえしなければそのうち気温が上がればあちこちから出てくるなずなのであまり神経質にならなくてもいいけど、見えている芽は配分を考えた。

そして外の日陰で3日ほど風に当てて干した。これは今までやったことのない作業だった。

そうしてからいよいよ植え付け。
張ってあったポリフィルムの3辺を持ち上げ、芽が下側にならないよう考えて50センチほどの間隔で、まだ地温が低いので深めに埋め、フィルムを戻し四辺をしっかりと押さえておく。

生姜の発芽開始 5月20日

5月になると気候が安定し、地温も30℃を超すようになった。
5月20日、1つ目が発芽。
張ってあったフィルが生姜の芽に押し上げられ、その場所が尖ってくるのでその周りを破って顔を出させる。


いよいよ発芽開始、植えてから40日程。
スムーズだ。
わくわくしてくる。

6月下旬に5か所の芽が揃い、全部発芽できたことを確認。

中間管理

何ということか!何もしなかったではないか。
途中数回の追肥と1度土寄せをしなければいかなかったのに・・・

気が付いて追肥をしたのは11月に入ってから。収穫直前、これじゃ効果は出なかっただろうね。
マルチをして、見た目には何の異常もなかったのですっかり忘れてしまった。

生姜の収穫 11月18日

後にくるものに席を追われて11月18日には収穫することになった。
地上の葉が枯れ始めたので、早すぎることはなさそうと判断し掘り上げることに。

その結果は一番上の画像のようになった。

結果から推測されること

「昨年までと比べて良くできた」とすれば、違いはなにか?
1、ポリマルチしようで地温を上げることができた
植え付け前に数回計った限りでは裸地との明らかな違いは見られなかったが、植え付けて以降(5月から)に上昇したと思われる。

2、植え付け前に、切り分けた種を干したのは地中での腐敗を防いだのでは?
過去には早めにそのまま植え付けて腐らせたこともあった。

3、今年は夏が暑かったので、その辺にも原因はありそうだ。

これで追肥によって肥料も必要十分に施されていれば、もっと良い生姜ができたということになりそう。
このくらいに出来上がると励みになって、また来年も、もっと上手にと欲が出てくる。

一方、まだまだ課題も残る。
・フィルムの張り方の改良でもっと地温を上げられる。
端を土で押さえれば空気の侵入を完全に抑えて中の温度が上がるのだろうけれど、それがままならず鉄パイプでの固定じゃ隙間だらけで地温は上がり難いのだろう。
それから、フィルムの表面が私のは凸凹。鏡のようにピカピカになるよう張らないと効果が出難いらしいが、またその技術がない。



2020年11月8日日曜日

芽が出ない原因ー種の保存環境

 芽が出ない原因?
・発芽の適期を大きく外れている
・過湿又は過乾燥など水分異常
・種が古い
・発芽まで特に時間をようする野菜

ざっと考えられる原因はこんなところだろうか。

キャベツの芽が7月以降全く出なくて、なぜだろう、なぜだろうと蒔き直すこと7月下旬以降7回。私ってしつこいねぇ~、ここまでやる?普通。納得するまでは頭から離れなくて・・
使った種はこの3種。いずれもポリポットに3~4粒ずつ蒔いた。が、1芽も出なかった。




どれも発芽適期に大差はなし。
発芽適温は15度~30℃で、他の野菜と比べて適用範囲が広い。扱い易いはずなんだけど。

それでも若干の差があるので、9月中に蒔いたのは「時なし」で、10月に入ってからは他の2種を蒔いている。

今年の夏は異常高温で、発芽適温は15度~30℃ではあっても40度近くまで上がる日も少なくはなかったので、原因はここにあるのではと最初は単純に考えた。
で、家の北側の直射日光は入らない場所で新聞紙や不織布で覆ったり(保湿目的)の管理をした。
今までの経験から、この環境で全く発芽しないなんてことはなかった。

新聞紙や不織布で覆うことでかえって地温を上げてしまったかとも考えられたが、夏がすぎて9月末、10月になってから蒔いた種もダメだった。

それじゃ水の管理が間違ったか?
7回のやり直しをしながら、水の調整にも神経を配ってみたが出ず。

種が古い筈はないがと、何度も購入日(種の有効期限)もチェック。今までは有効期限を4年、5年も過ぎても使っていたので、これも当たらず。

蒔き方が違った?
ほうれん草のように事前に浸漬が必要とか、土掛けを特に薄くとか厚めにという注意も不要の種。ごぼうのように発芽まで2週間も掛るというものでもない。

・・・一体何が気に入らないの?

更に「基本のキ」をチェックしていてアッと気づいた。
この種袋いつからこの場所に・・・

蒔き終わった春物の種を冷蔵庫に戻し、秋物の種をまとめて冷蔵庫から室内の当座用保存箱に入れ替えた覚えがあるから、春~秋まで蒔けるキャベツは春からずっとここ、室内
夏の間冷房は入っていたと言っても26~27度、湿度60~70%が通常の屋内。

出ないはずだ、死んじゃったんだ。

春に新しく買ったのに・・安くはないものもあったし。。(泣)

種は基本的に戸外に据えている冷蔵庫のひと隅を使って保存しているのだが、キャベツは頻繁に使うからと、春からずっと手近な室内に置きっぱなしだった。大失敗。

こういうことはズボラしてはならない、面倒でもその都度きちんとマメに管理しないとこんなことになる。
あきれられるほどマニュアルに沿ってやっているように思っても、肝心なところで自分の都合に合わせていたのだった。







2020年10月20日火曜日

ラディッシュの発芽 きれいに揃う

 種まきから5日、ラディッシュ(さくらんぼ)がきれいに揃って発芽、この間の私の頭の中のもやもやが大分晴れた。

画像をクリック(またはタップ)して拡大して見れば明快、感心するほどきれいに出ているのがわかる。

ようやく、適温になったんだ。
朝の地温が15度くらい(気温は13~14度)、昼は20~23度くらいでバシッと発芽した。
蕪も出始めた。

ゴボウもようやく出てきた。3度目の正直で。それでも間ばら。



ゴボウ(短根種)の発芽適温は20~25℃ということになっているのに、その頃に蒔いても出ず今出はじめた。寒さには強いので出れば育つだろう。

ラディッシュに関してはこれが1回目の播種だけど、とにかくこの秋口はゴボウをはじめとして発芽に難渋した。

キャベツにレタスなどいつもなら少し時間がかかっても発芽はしたのに、今年は何度蒔いてみてもだめで、いろいろと予定が狂ってしまった。

ポットに蒔いたものが皆ダメだった。
管理の仕方が間違ったのだろうねぇ。