2018年1月22日月曜日

頂花蕾収穫後の側花蕾が成長

厳しく冷え込んだ後1週間程春めいた日が続いた。
その影響だろうか、ブロッコリーの側花蕾(脇芽)がぐんと成長した。


頂花蕾を収穫後の株をそのまま育てて、こうなるのを待った。
そろそろまた収穫できそうだ。

このような株が5本あるので、それなりの量が期待できる。
この時期のブロッコリーはお得だ。

2~3日前からすこし下がってきたが、12月から今まで冬野菜はすべて大変な高値だった。
ブロッコリーもアメリカ産で(市内で一番安い店で)1本298円だった。

すべてこの調子だったので、なんでも買って暮らす人にはさぞ大変だったと思う。


2018年1月15日月曜日

サツマイモ栽培 収穫遅れによる失敗

今更サツマイモ、なんだけど秋に収穫した芋は今どんどん消費中なので。
「紅アズマ」なんだけど、どうもあまり美味しくない。

11月末の収穫なので年内ではまだデンプンがのらないかと、すこし長めに貯蔵。
勿論年内にも食べての感想だ。

収穫時の状況はここで↓
https://syukakusaien.blogspot.jp/2017/11/blog-post_28.html

色々と気になり調べたら、「明らかに収穫時期の遅れ」が原因だった。
大きいと喜んでいる場合じゃなかったのだ。

・異常に大きくなった
・割れている
・スジが強い
・甘味が不足している
これらは収穫の遅れによるものと判った。

相互作用で、結果が「美味しくない」となった。

取り時の目安の正解は「植付後4ヶ月」。
ここで試し掘りをして様子を見る。

この時には十分甘くはなっていなくて当たり前で、甘味がのるのは収穫後すこし貯蔵してから。
だからその分を差っ引いて判断するのがいい。

それと、葉の勢いが強くいつまでもバリッと青々していたので弱ってくるのを待っていたが、葉の状態も日照時間により異なるのでこの判断は絶対的ではない。

うちのはとっても陽当たりがよかったので、いつまでも元気、元気だったということのよう。デンプンの生成は無限ではないようだ。

ということで
できるだけ長期間育てた方が美味しくなるものと思っていたのは、大いに違っていた。



2018年1月14日日曜日

厳寒期の畑 低温が続くこの冬で

新しい年になって、気温は一層厳しくなった。

3年目にして朝6時半ごろの気温は連日マイナスとなり、毎朝のように結氷を見ている。
暮れには防草シートが凍っているのに気が付かず、すべって尻餅をつき未だに尾骶骨に痛みが残る。骨折してるかな?

今朝も早朝は-2度。
9時を過ぎてもこの通り。


白く見えているのは薄い氷。
日当たりの良くない近くの畑では、大根の葉が凍みている。

うちの野菜たちは・・・
一番気になるタマネギ。

これは中晩生(なかて)。


さすがに成長はできないけどしっかり生きている。
大丈夫。

一番心配な晩生種(おくて)は・・



種から育てたものでひょろひょろした危なっかしい苗だったけど、よく頑張っている。
この時期にこの様子なら、暖かくなればぐんぐん伸びるだろう。よかった。

寒さでかなりダメージを受けているのはニンニク。


外葉の枯れがすごい。
芯に近い数枚はしっかりとして色も濃い緑だけど、他所の畑と比べると茶色の外葉がとても多い。

砂地のせい?
命に別状はなさそうだけど、何がそう違うのか。


みごとに失敗したのはハクサイ。
ほんの僅か期待してみたけど、やっぱり巻かなかった。


まるで巻く気なし。

少しだけ期待してみたけど、う~ん残念。力及ばず・・の姿がこれ。
巻きかけていても、ここまでか。
春のトウ立ちを待とう。


ミニ白菜だけは形になって、大切に利用中。
普通の白菜が1/4株で150円もしているので、助かっている。


この大きさで1株が500gくらい。
300g位から食べられるそうだけど、ここまで待って良かったなぁ!

次、キャベツ。3段階で生育中。
まずは年内に出来上がって今収穫中の残り2個(700~800g)。


次に控えているのは、もう食べられそうだけどちょっと小さ目のが5個。
5個全部はファインダーに収まらなかったので、そのうちの3個。
残り2個も同様の大きさ。


その後は12月に植えつけたばかりの、まだ小苗状態のがこちら。


アンドンの中でじっと寒さに耐えている。
出来上がるのは暖かくなってから。

寒さには強く日々成長しているのが、このエンドウ。


大きな株でも高さがおよそ15cm。
霜にやられない適度の大きさのようで、どれも生き生きしてるように見える。

やはり晩秋に蒔いたソラマメ。
これも問題なし。
これも大きくなってから低温にあうと成長に障りが出るといわれる。



こちらは今が旬のホウレンソウ。
寒さには強いのだけれど、べたっと地面に張り付いて立ち上がろうとしないまま葉は大きくなっている。


使用上の問題はないけど、袋に入れて販売するにはちょっと困る。

そしてやはり旬のダイコン。
品種は「YRくらま」で、今回初挑戦。
遅く蒔いたのでまだ十分の大きさにならないが、寒くなって成長が良くなってきた。


今日から収穫開始。


左側の大根の長さが28cmで葉が付いた状態でおよそ1kg。
市販品は30cmくらいで1本300円也。

ちょっと遅れたけれど作っていて良かった~。

これらが今生育中、収穫中の品々。
大根は1畝そっくり虫害でだめになり、白菜は巻かず・・で一時は落ち込んだけれど、何とか自分の食糧分は確保できそう。

この経験は今後の勉強材料にしなくては。


















2017年12月23日土曜日

今年も干し芋作り

太り過ぎでカボチャのような形のサツマイモがいっぱいあるので、味見を兼ねて今日はその1個を加工。

品種は「紅あずま」でこれは約1kgあった。
洗って土を落すとみごとな紅色が現れ、その名の由来を納得。

紅あずま 

このままだと火を通すのに時間がかかるから、先ずは半分に切る。
それにしても今年も派手に虫食い跡がある。

紅あずま 虫害箇所は変色

蔓に繋がっていたところの被害箇所は、変色、変質していた。
こういうところはざっくりと切り捨てないと味も変わっている。

切落とした後は湯気のあがった蒸し鍋に入れ、弱火で蒸すこと1時間。
鍋はパスタ鍋を使用した。
この鍋は容積がたっぷりあり、内鍋に穴があるのでこんな時にはとても便利。

蒸しあがった芋は良く冷ましたら、繊維に沿って7~8ミリの厚さでスライス。
切りながら失敗した切りくずを口に入れると、甘味はたいしたことはなかった。

干し網に並べて広げ、日の当る場所で干す。
カラスに盗まれないようにこの上にもう1枚網を載せておく。

干し芋作り

広げてみると、なんだこれだけ・・・
今日の大きさの芋なら、この網1枚で3個くらい干せそうだ。

少々甘味が薄い芋でも、こうやって加工すればとても美味しくなり且つすぐに食べられるという便利さも加わり、とてもいい。

張り切ってここまでやったのに、午後から曇ってきた。
明日は曇りのち雨。

やれやれ。
続きは2~3日後になりそう。


2017年12月19日火曜日

春どりキャベツ 2ヶ月育苗するも葉は4枚

やっぱり今年のこの時期の気温は異常のようだ。
ポット蒔きのキャベツ苗が2ヶ月以上経っても、定植に適する大きさにならない。

待っていたらこの大きさのまま年越ししそうなので、もう植えてしまおう。
2月も前に用意しておいたベッドで、保温対策をして冬越ししてもらうことにした。

40センチ間隔で6本、一夜明けてどれも元気。


予めバーク堆肥、石灰、鶏糞、木灰を鋤きこんで2月前に耕しておいた畝だ。
ベッドの用意が万端整っている時には苗が間に合わない、というのは私によくあるパターン。
どっちも都合よく準備できるのはなかなか難しい(笑

定植した苗1つ1つはこんな感じで丈は6~7センチ。




どれもみんな揃って本葉は4枚。
この時期は畑に移したからってぐんぐん成長するというもんじゃないけど、狭いポットで育てるよりいいだろう。

ほとんどこのままでも大丈夫の筈だけど、強い風に振り回されたらダメージが大きいので、保温も兼ねて一つ一つを厚いビニールでアンドン囲いをした。


ここまでやってから去年の記録を見ると、同じ頃蒔いて1と月で今年の苗より大きくなっていた。葉は同じく4枚だけど大きさが全然違っている。

このところ連日朝は2~3度、昼でも10~11度だからねぇ。
この低温に耐えて、収穫できるのは4月。

春蒔きに比べて生育期間が長い。
キャベツは冷涼な気候が好きな野菜だと思っていたけど、そうでもないみたい。

2017年12月18日月曜日

白菜の種蒔きは遅かったか?成長が間に合わない

近隣の畑ではもう収穫が始まっているのに、うちのはまだこんな状態だ。

まだ巻かないハクサイ

10月1日に定植した「黄ごころ」で定植から79日、まだこんな状態は正常じゃない。
奥の1つだけが巻いてきたので外葉で包んで防寒対策をしたが、他はまだまったく巻いていない。

種から育てた苗が、間に合わないか?と思って急遽買った苗。
種からの苗は、こんな状況。

巻いてこないハクサイ
ほとんど一緒に見える。

播種から数えて99日、80日で出来上がるという説明だけど
これから巻いてくるのだろうか?

今秋はいつもの年よりずっと寒いのだという。
今朝はバケツに薄氷が張っていた。

気温2度。
多分この数日、いやもっと早くから毎朝氷は張ったと思う。

ハボタンみたいできれいだ、な~んて言ってられない。
これらの白菜はみんなはるにトウを食べることになるのか?

幸いミニハクサイだけはできてきた。
播種が8/31なので109日。長すぎた。

ミニ白菜 完成

これを収穫して

ミニ白菜収穫

目方を計ると600g。
中の具合を見ると

ミニ白菜 巻き具合

ぎゅっと硬く巻いている。
これは一番先にできた一番大きなミニ白菜。

収穫時が説明されていなかったので、まだかまだかと待ってしまった。
食べてみて・・ちょっと大きくし過ぎたか、やや硬い。

まだ全部ができているわけじゃないので、残りを全部外葉で巻いておいた。
2個目からはもっと早めに収穫だ。

でも日数は経っているから、やはり硬いかな。
取り時を逸するって、自分の責任故に悔しい。


2017年12月16日土曜日

小さかったタマネギ苗が元気 保温対策が奏功

こんな小さくて、果たして根付くだろうかととても心配だったタマネギが、元気に息をしている。

マニュアル通りに播種から育苗したけれど、5~6センチ位にまでしかならず、そのまま定植したタマネギ苗が、ほぼ全部根付いている。

定職後20日の晩生タマネギ

丈は20cmに届くかどうか、といった具合だが緑色が濃くピンとして元気がいい。
植えつけた当初の苗がこれ。


現状と比べると、丈はほとんど同じで色は薄くひょろひょろしている。
これを、とにかく根付かせなくてはと不織布で保温・保湿し、頻繁に水遣りをして元気になった。

植え付け時の元肥はほとんど無いに等しいので、今日はケイフンと溶リンで施肥をしてみた。

タマネギ追肥 イレギュラーな対応

根を傷めないよう、株間に置き肥。
本来はこんな時期の施肥はやってはいけないのだけれど、苗があまりに小さいのでイレギュラーでの栄養補給をした。

これで後は水切れを起こさないように、春先まで引き続き散水に気をつけて管理。

さて、同時に植えた「保管に失敗した」苗はどうかというと・・・


よ~く見ないと見つからない。
保温材にしている枯草を動かすと切れてしまうので、掻き分けてみることができないから数も不明。生きているのは多分もう1/3くらいではないかな。

いくら何でも3センチあるか無いかの苗じゃ無理だった。
管理は続けるけれど、望みは無い。

もう1種、中晩生(なかて)の様子は・・

タマネギ 定職後1月半

遠くから見ると枯葉が目立ち、気になるけれど、よく見れば外葉だけが枯れ新しく3本目が出てきているので、これも多分大丈夫だろうと思う。


今年の主な作業はこれで終ったけど、450本ものタマネギ苗を無駄にした年だった。
金額にして2800円ほど。

タマネギとサツマイモを交互に作ろうとすれば、これからもぶつかる問題なのだ。
タマネギ苗が販売されるのは極限られた期間で、さつま芋の収穫時期と上手く合わない。

これをクリアするにはタマネギ苗はどうしても自作しなければならない。
マニュアル通りに9月末に播種しても、11月末までには植えられる十分な大きさにならない。

今年の秋は気温が低かったこともあるが、私の育苗は大抵遅れる、残念ながら。
去年の例から見れば今年はだいぶ良くなったのだ、これでも。

気温が足りないと思ったら、保温すべきだったか。
そんなこと書かれていないからと、手をこまねいて見ているのではなく臨機応変に対応しなくちゃいけなかった。

考えて、不織布で覆った苗は上手く活着したではないか。

収穫結果の記事はこちら