2017年6月25日日曜日

夏野菜の畑

入梅後、1回だけ風雨に見舞われただけの雨なし。
今朝は熟睡中にそれなりに(でもおとなしく)降って、これからは毎日グズグズということのよう。

日常生活での雨続きはありがたくないが、植物にとっては「梅雨」は必要だ。
雨上がりを見計らって、カメラを持って畑を一回りしてみた。

良し悪しは別にして、一度全体を記録しておこう。

まず、期待のメロンから。


サンライズメロン、プリンスメロン、マクワウリ、スイカが絡み合ってしまっている。
一番成績の良いサンライズメロンは葉の間からいくつか見える。


葉を除けてよく見れば、小さくヒビワレができ始めてもいる。


もうじきメロンの網目模様が現れそうだ。

その辺の葉を掻き分け掻き分けて探し出したプリンスメロン(ニューメロン)。
生育具合はサンライズと同じくらいかな。


マクワウリと西瓜は播種時期を上の2種よりだいぶ遅らせたので、今このジャングルから実の姿を見つけ出すのは難しい。
もしかしたら日照不足と茂った葉で虫が飛んでこなくて、まともには育たないかも。

はい、次。
ラッカセイ・・数は少ないけど、順調。
写すのを忘れた(陽が出ていなかったので開いていなかった)が、昨日は黄色い花が2輪着いていた。


次はレタス。
このまま順調に生育してくれれば、10日~2週間後位から収穫開始になりそう。


ずく病んで(方言、ズボラして)ネットの上からの撮影

次に、チンゲンサイ。
苗を植えて5日。根付いたようだ。


そして夏野菜の代表、ナス。
全部で6本。


先頭を走るのはミズナス。
これまでに3個が私の胃袋に。懐かしく美味しかった。


先日の荒天で太い枝が折れてしまって、片足立ちみたいな恰好の千両。


収穫ラッシュはこれからだ。

次に九条太ネギ。
サビ病が治まってきて、その株の脇に新しい株ができている。


隣のニンジンは・・
播種から90日。少し枯れてきたのはなぜ?


・・で、あまり触りたくないサツマイモ。
現存はベニアズマが25本。


それから、ブロッコリー。
これは、もしかしたら茎ブロッコリーでは?と疑念を抱いている。


3cmほどの頂花蕾から葉がいっぱい、変だねぇ。


さて、植えっぱなしのサトイモ。
時間がかかる野菜であることは承知だけど、2ヶ月もかかってようやくこの姿とは。


生きているのは判ったから、気長に待って、その甲斐あって3日程前から動き出した。
収穫は11月以降だから、何とかなるのではないかな。

順調に生育しているものはこんなに立派なっている。



トウモロコシは、昨日サプライズ!を書いたので省略。

次に、ピーマン。
大きさはこんなもん。


ゆっくりと実をつけていく。


一度にどっと生られると本当に困るから、こういうの好きだよ。

親戚のシシトウとトウガラシは・・。


トウガラシが色づくのは秋口から。まだ実の形もない。

シシトウは2日に1本。
生り出したら止め処なくなるので、栽培は1本だけにした。

では夏の家庭菜園の定番、トマト。
先ずは中玉


根元にダイコンの葉が覗いているので、全体の姿がわかり難いがあまり褒められた容姿ではない。
2段の実が着いていてピンポン玉くらい。

ゴルフボールの大きさになるというから、大きさとしてはこんな程度だろう。
雨よけ対策が間に合わずに雨にかかってしまったが・・

大玉は・・


葉がグシャグシャに巻いて、上方への伸びも止まっている。
鳥の巣みたいだ。

ウィルスでは?と思うけど、他の症状は見えないのでまだ静観。
実も2段着いて、健全に見える。


このトマトの根元にダイコンがある。


やっと、インゲン。
可も無く不可もなく、5株から日々淡々と50~70gの収穫。


2番手はこんなふう。発芽率が良くなく、まばら。


ちょっと困りだしたキュウリ。
今朝朝一の収穫。
この木は苗(北進)を買って植えつけたもの。


場所が悪くて木全体の写真は上手く撮れず。
葉の風傷みは結構になるが、うどん粉病などの害は今のところなし。

2番手は、5月末に種を蒔いた「ときわ風みどり」。北進の収穫が始まって(6/25)から植えたもの。


生姜 里芋よりもっとのんびりしている。
まだ、なのかこれだけなのか。



6個の種を植えたのだけど、顔を出しているのはこの2本だけ。

畑の最後は、根だけ畑にいるカボチャ。


とても元気。

そして、まだ畑デビューしていないものがここに。

手前の苗はキャベツ。
その左はセロリ、まだ芽が出ていない。

奥の右はやはりキャベツ。
左はトマトの差し芽。

左端はアサガオ。

もう1箱は、ねぎ(根深)苗。
もう1週間もしたら植え付けになりそう。


手前は落花生。
どうにも行き先も引き取り手も無く、ただ生きている。

安楽死させたくはない。
どこか無理にでも空き地を探さねばねぇ。

以上、何種類あったかなぁ?
もう数える気力もない。

こうして全体を見てくると、(多分品種改良で)今まで作れなかった季節でも作れます、なんていう説明に乗ってやっても、やっぱり無理やりの生育みたいでうまくできないというのが、最近の感想。

無理やり作付けするのはやめよう、と以前にも思ったが空いた畝を埋めようとすると不自然な作り方になっていくようだ。
家庭菜園はなるべく無理なく、収穫を喜べるようやった方がいい。

あぁ、疲れた~。

2017年6月24日土曜日

トウモロコシ わき芽に雌花?

この状態は、正常なのか異常なのか。


私には正常とは思えなかったので、写真に収めた。
こういうのもいっぱい。


メジベ(のような白いヒゲ)を持った穂の周りを雄穂が取り囲むように出ている。

言い方が違うかな。

わき芽には雄穂が付くのは普通らしい。
そこに雌穂も一緒に出ている、と言ったほうがいいのか。

何、これ?


「スィートコーンおおものF1」という品種のトウモロコシ。
主茎の周りにわき芽がでた。

わき芽は掻かない方がいいらしいので放ったらかしで放任した。
3本も4本も出て、ニョキニョキ伸びた。

主茎の先端に雄穂が出て、そのうち雌穂も出て全体が鬱蒼としてきた。
よく見ないとどれとどれが1株なのか判らないくらいになった。


1株1株を見ていくと、わき芽(側枝)3本のうち1本は先に穂が付いている。
雄穂であったり、だらりとヒゲが下がっていたり。



知らなかったのだけど、側枝はそのままにすれば先端に雄穂が出てくるものらしい。
でも今回はそこに雌穂らしいものが同居しているから、納得がいかない。

いくらググってもそれらしい書き込みには出会わない。
1つの実で雌雄一体という種類の植物はあるけれど、トウモロコシは違う。

正常ではないならば、考えられるのは肥料過多。
美味しい実を採りたいから、畝作りのときに「ドカン、ドカン鶏糞を入れておいた」とうちの作男が申していた。

関連で思うのは、トマトの多肥現象だ。
果房の先から葉が生えてくることがある。

これは何度も経験済み。胸を張って言うことじゃないけど。
これと似ている。

トマトの方は生殖現象で、トウモロコシの方は成長現象だから全く違う、かな?

収穫を目指す正常な実は、この後虫害から逃れられれば多分育つだろうから、今回の現象はこの辺で。
そのうちに何かわかるかもしれない。

とにかく伸びすぎたわき芽と2本目以降の雌穂をは除去することで、全体がさっぱりした。


これで簡単に本数が数えられるようになった。
44本。

余分な雌穂の皮を剥いて出てきたヤングコーンは、10センチ。


150cmもある幼稚園児のよう。




2017年6月23日金曜日

チンゲンサイを蒔いてみる

チンゲンサイ。
みなさん上手にやっているのを見かけるけど、私はうまくできたことが無い。

チンゲンサイはもうやるまい、と決めていたのだけれど、コマツナはもう蒔けないしホウレンソウも夏はダメ。

そうなると夏場の青菜はこれしかない。
ナスとキュウリばかりじゃメニューにならないもの。

で、まぁちょっとだけ奮起してみた。
もう一度挑戦してみたい。

実は20日ほど前にポットに種をまいておいたのだ。
今ここまで成長した。

チンゲンサイ ポット苗

1ポットに3~4本。
どれもビョロヒョロで頼りない。

定植にはまだおぼつかないようにも思うけど、チンゲンサイの生育期間て短いからそろそろ植えた方がいいようにも思う。

ということで植えた。


そもそもは直播きで育てる野菜だから、ポットに10個ばかり蒔いたのじゃ植えつけたらこんなもの。

じゃぁ後は直播きでと同じ畝に種を蒔いた。
蒔いてみた。

チンゲンサイって、発芽と同時にムシにやられてしまうのだ。
この野菜の栽培適期は、虫たちが一番活発に食餌活動をする時期。

それもあってポット蒔きをしたけれど、こんな少しじゃねぇ。
成功したことがないもんで、無意識にしり込みした結果だね。

手がかかるという意味での困難さがわかっていてやるのだから、しっかり殺虫剤を混和してから蒔き、植えた苗も一緒に防虫ネットの中に収めた。

チンゲンサイの栽培

面倒だけど、毎日よ~く観察し虫(カブラハバチ、アブラムシ、キスジノミハムシ、ハスモンヨトウなど等なんでもアリ)を見逃さないよう頑張ってみよう!

なんだか今日はやる気になったけど、このテンションがどこまで保持できるか自信はない。


2017年6月22日木曜日

土がしっかり湿ったので、あっちこっちに追肥

昨日の豪雨で畑はしっかりと潤って、野菜たちは嬉しそうだ。
改めて細部に目をやれば、そこここで葉がなくなっていた。

防ぎようがなかった。
自然災害はある程度は仕方ない、と自己防衛はしっかりしてしまう私。

さて本論、気を取り直して・・・
土はしっかり湿っている、追肥のチャンス。

基本的に実ものがぶら下がるようになったら、追肥だよ。

先ずキュウリとインゲンの同居する畝。
畝と通路の境目くらいのところに浅く溝を掘って

追肥 畝の肩を削る

そこに化成肥料をパラパラと置いていき

追肥か化成肥料

上に土を戻す。
それだけのこと。

この時期はもう根がだいぶ伸びているから、茎の地際に撒くのでなく少し離して撒く事で根の先端から栄養を吸い上げられるのだ。

トマトも同じようにやって、次はナス。
ここは狭い畝に間隔を空けて植えてあるので、撒く位置は株間とする。

追肥 株間

やり方は基本は一緒。
浅く掘ったら化成肥料を撒いて、土を戻しておく。

よく見えるようにすると、こんな感じね。


まだ左右が繋がるほどには根が伸びていないだろうけど、こうしておいた方が効率がいい。

それからレタス。
6月初旬に植付けたグレートレーク。

取りあえず元気に育っているけど、記録を見たら植付け時には元肥として牛糞、その時に化成肥料を入れただけ。

レタスは短期間に出来上がるからということでそうしたのだけれど、短期間だからと言って肥料が少なくて言い訳じゃないから、もっと早くに追加すべきだったと反省。

そんなことをぼんやり考えながら手を動かしていたら、撒く位置を間違えて畝の肩にやってしまった。
この大きさじゃまだ根は通路近くまで来てはいないと思う。

株間にするべきと思い、改めてそこにも。

レタスの追肥

ここには防虫ネットをしてあるので、ちょっと面倒だ。
が、頑張ってやった。

結果的に広範囲に撒いたことになったので、暫くは大丈夫かな。

水気を帯びていても、柔らかい土は楽だ。
サクサクと鍬が入って気持がいい。

そうそう、土が軟らかいといえばこの間のゴボウ。
ナンダコレハ?という形で出来上がって?いた。

たまたま見たNHKの「ためしてガッテン!」
ここでなぞが解けた。

土が硬いとあのような股根になるのだそうだ。
この土、硬かったもんねぇ~。
この記事

野生のゴボウはみんな5本も6本もの股根が当たり前で、それを野菜として常食している
国もあるとか。

野生じゃないんだから、次の作付けまでにはしっかりと堆肥を入れなきゃね。

余談。


追肥は他に、ピーマン、シシトウにも簡単に施し、エダマメにも。
エダマメには不要というのが基本だけど、結果はいつも肥料不足状態なので今回は施肥してみた。

追肥を、今日みたいにこんなに丁寧にやったことなかったような気がする。

今日はメロンの覆い(カラスよけ)もした。
大きいものはモウ10センチ近くになり、葉の間からよく見えている。

まだ味は乗っていないけど、カラスは突いて遊ぶから油断しない方がいい。
今日は6個ほどにプラスチックの籠をかぶせた。

今のところいい成績に見えるけど、食べごろに食べて欲しい人が居てくれるかが問題。

2017年6月21日水曜日

台風並みの荒天

ずいぶん荒れた。

朝から雨風が強く、昼過ぎは風速8mで(ヤフー予報)横殴りの雨はまるで台風。
ガチャン!という金属音に窓から外を見ると、庭の物干しからステンレスのポールが吹き飛ばされて地面に落ちていた。

単に飛ばされて落ちただけで、二次被害は見当たらずそのまま辺りに目をやると、1mほどの琵琶の木が斜めになっている。

ビワ 強風で倒れる

折れたという感じじゃなかった。

そしてこちら。


これは遠くで見ても、骨折。

一番危ないトウモロコシは・・


風圧に懸命に耐えている感じ。
倒れ防止の紐は張ってあったけど、かぜの方向が違う。

2時ごろ、雨はピタッと止み風も弱まった。
空も明るくなり、これで雨は終ったようなので長靴を履いてスコップを持ち外へ。

琵琶は根が持ち上がってしまったのを直し、支柱をして踏み固め終了。

ナスは案の定完全に折れていた。

強風で折れたナスの枝

2本仕立てにするつもりでいたうちの主枝の1本だ。
もう少し伸びたら方向付けも兼ねた支柱を追加しようと思っていたのだけど、風を甘く見た。

この枝は諦めて、これからの枝の伸びを見ていこう。

トウモロコシは、傾いた株を起こして根元を踏み固めればいいだろう。
そして、蔓ものはというと・・

ドロ汚れがひどい。

泥で汚れたメロンの葉

土の上を這っているのだから、どうしようもない。
こっちも。

強い雨で汚れたメロンの葉

ここも。

メロン 強い雨で汚れた葉

これも。
ドロで汚れたメロンの葉

ポリフィルムや稲藁などでマルチをすれば、こんなことにはならない。
そもそもスペースの無いところで無理に栽培しているから、十分な設備はできない。

泥だらけになったのをそのままにはできないから、如雨露で水をかけながら洗えるところは洗った。
先端が主で、若い芽や花が複雑に付いているのできれいに落すことはできなかった。

キュウリやナスのように立ち上がっているものは、常に下の葉は除去するように気をつけていたのでドロ撥ねの害はなかった。

気温や風、雨などの変化には、もっと気を使ってやらなくちゃいけないね。