2017年5月27日土曜日

中玉トマトにホルモン剤

丸二日間の雨、よく降った。
室内は蒸して不快だったけど、野菜たちはみんな生き生きしている。

根が上がってしまって倒れかけたトウモロコシも、原因不明で萎れかけてたナスも生き返った。
多すぎてもだめだけど、水は大事だねぇ。

今朝はちょっと肌寒かったけど、ギンギラギの快晴。
そうだ、トマトにホルモン剤のチャンス。

中玉トマトの花の具合はこんなふうに1房に3~4つの花が咲いている。



背の低い湯飲み茶碗のような容器に、50倍に希釈したトマトトーンの液を作り、そこに花の部分をポチャッと浸してやるだけのこと。

生育全体を通じてこの時期に1回だけの作業だけど、これをすることで実着きがよくなるのだ。実に簡単なことだけど、プロの(プロから教えてもらった)ワザ。


この花は実は2段目の花。
第1花は取ってしまった。

この順序がいまひとつわかっていない。
第1花の摘除は、開花したときなのか実着きを確認してからなのか・・

どちらかによって、ホルモン処理の効果が違ってくるかもしれない。


トマトトーンはホルモン剤で、いわゆる農薬ではないし価格も安い。
ホームセンターで買えるので、使うといい。

今日はこの中玉種2本だけの処理。うちの大玉(2段目)はまだ開花しない。



2017年5月26日金曜日

カラスに遊ばれて

あ、ラッカセイの苗が。
・・カラスだ。

完全に土から出ている。


これも。


これなんか移動している。


これも。


ここまで大きくなったものを、やるか。
顔を出し始めたマメ類の芽はやられ易いのだけれど。

犯人は、彼らだ。
直前に、やはり悪戯されたというブログを見ていたのでピンときた。
(他人事で笑いながら見ていた)

ちょっと用足しをして外から戻った時に、私の姿を見て飛び立った2羽。
ツヤツヤと黒光りした大物だった。

雨の止み間に遊びに来たんだ。
何時間か降り込められて退屈して、止んだのを機にちょっと体を動かしてこようとイタズラをしに来たんだろう。

こんなものは食べられないことは承知で。


被害にあってすぐ気づき、しかも雨上がりだったこともありすぐに植え直してとりあえず事なきを得たように思うけど、全く困ったものだ。

以上は昨日の事件。
今朝も目覚めると雨。

ほぼ一日中シトシト振っていた。
もうすぐ本格的な雨の季節。

このところは晴れて高温の日が続いたので、植物にとっては嬉しい雨。
畑管理人としても、久しぶりに家の中でおとなしく体を休めることができた。


2017年5月25日木曜日

ソラマメ不作 栄養不足かアブラムシか

今年のソラマメは、丈はやっと1メートルで下半分くらいまでしか実が着かなかった。
上には未熟な莢すら着いていない。


花はいっぱい付いた。
それが実にならなかったということは、栄養不足だったんでしょうかねぇ。

豆類は自分の根でチッソを作るから、肥料は少なめでというのだ基本だけれど、少なすぎたのか。
ここのところが難しい。

もう一つ心当たりは、アブラムシ。
今年は尋常じゃなかった。

去年は手で払い落としただけで除去できたのに、今年と来たら牛乳で窒息はその時だけ。
3日後には収穫できる程度の農薬でも効き目なし。

仕方なくマラソン乳剤(かなり強い)を散布してようやくいなくなった。
その後、気のせいかなんだか木に勢いがなくなったように見えた。

実際に弱っていたようだ。
そして弱ってくると弱り目に祟り目で害虫や有害菌や虫のエサになるようで、こうなる。

ソラマメ 虫害

生き物の世界は厳しい。


そして・・・テーマが変わるけど
好みの違いと思えばそれまでなんだけど、とり時をいつにするかで舌触りが変わる。

甘味と柔らかさ(ねっとり感)を好むなら早めの収穫、ホクホクとした歯応えを好むなら
ちょっと遅め。

家族の好みに合えば、少々の失敗も笑いとばせるもの。
収穫時期は大事だ。

でもいずれにしても収穫末期にはどうしても硬くなるので、食欲が涌かない。
それならいっそのこと「乾燥まめ」にしてはどうか。

と思いついて木はまだそのままにしてある。
木の命がある間は生らせたままミイラにし、木が終った後はもぎ取って更に乾燥させることにしようかと。

ソラマメ 熟成中

カチカチの茶色いソラマメを炒ってもらって食べたのは、遠い昔。
今も乾燥ソラマメって、小売されているのだろうか。





2017年5月24日水曜日

キュウリとナスに一番花

昨日のブログに「まだ着花の様子は見えない」なんて書いたのに、今朝は花が咲いていた。

キュウリ 一番花

アンドンを外したから花が着いた・・訳じゃなく、開花寸前まで生育していたけれど、全体が緑色で気が付かなかっただけ。

雌花だ。
このままなら多分1週間もすれば収穫になるだろう。

でもこの1番花は惜しいけれど摘み取るつもり。
そうすることで後の実着きがよくなるということだから。


ナス(水なす)も3日くらい前からきれいな花を着けている。

ナスの花 下向き

きれいな紫色。
ナスの花は奥ゆかしく、みんな下を向いて咲く。

顔も見たいので、失礼して下から一枚。


健全な姿。

今年も美味しい水ナスがふんだんに食べられそうかな。


キュウリやナスの花のブログは掃いて捨てるほどあるだろうけど、一番花が咲くとついカメラを向けてしまう。

2017年5月23日火曜日

キュウリの独り立ち

キュウリの成長は速い。

4月末に、買った苗を植えつけて1月弱でもうこんなに大きくなった。

キュウリ 定植後1ヶ月

身長70cm。
ケガなし、病気なし。

蔓も複数伸ばしてネットに絡みつき始め、強い風の日も減ったので、もうアンドンは要らないかと昨日外した。
あぁ清々した、と言っているようだ。

今のところとってもいい成績に見える。
うどん粉病が怖いので、予防に気をつけている。

ウリハムシを時々見かけるので、捕らえて潰す。
今の内ならテデトールで間に合う。

まだ着花の様子は見えないけど、付きだしたら速い。
まだ5月だけど、着果が待ち遠しい。

2017年5月22日月曜日

ニンニクの収穫

ちょっと壮観!(笑)

ニンニクの収穫

普通の品種100本と芽といわれているトウを採るための品種が160本で、2種類合わせて260本。

昨年は全滅だったので、今年こんなにできるなんて想像していなかったからちょっとびっくり。

平均の大きさは普通球の方が5センチくらいで、芽採り用の方はそれより一回り異常小さくてゴルフボールほどだろうか。

にんにく 収穫

この写真じゃあまり明確にはわからないけど、左列が普通球で右が芽採り用。
いくらかの違いは判るかな。

普通球の方は私にしてはいい出来だ。
採り時がジャストだった。

一日前に試し取りして形を見ていいだろうと。
調べると、トウが出てから10日~2週間という説もあり、これにも合致。

さび病が発生しかけていたけど、もうここまで来たら逃げ切ったも同然。
こんな風に鱗片が離れかけた球は2個だけだったので、それから推しても丁度良かったかと。

ニンニク 鱗片の分離

それに対し、芽採り用の方は・・・

目的の「にんにくの芽」は全体で10本ちょっとしかできなかった。

ニンニクの芽 にんにくのトウ

トウが立つ前にサビ病が蔓延し、全体的に黄色っぽくなってしまったので、これ以上の成長は期待できないので諦めて、球の方を使うことにした。

店頭で売られている「ニンニクの芽」というのは、それ用に栽培されたものだと知り一度作ってみたいと思った。

何が違ったのか、こんなことに。
まぁ、ニンニクとして利用はできるから無駄ではない。

乾かして保存し、家族の1年間の食料(それにしてもこんなに食べられる?)になる、少しずつ販売しながら。

昨日抜いたものをすぐに使ってみた。

皮が厚く剥くのに手間がかかり、味は薄い。
やはりこれは乾燥させてようやく出来上がりのようだ。

で、丸2日外で干したら1球ずつ根と葉を切って、ネットに入れて雨のかからない風が通るところに吊るして保存。

にんにく 吊るし乾燥

今回は陽に干してからになってしまったが、根の切り離しは掘ったらすぐにした方が楽に出来そう。
根は乾燥すると硬くなるので。

260個のこの作業はちょっとホネだったね。

2017年5月21日日曜日

サンライズメロンが着花

定植後すぐに保温と防風を兼ねて薄いビニールでテント掛けをしておいたサンライズメロン。

スクスク成長し、テントが窮屈になった。
そろそろ外にだしてやってもいいかな。

サンライズメロン 花

何の痛みもなく、きれいで生き生きしている。

そして、おぉ!花。
こっちにも。


昨日も今日も真夏並みの気温だった。
いいタイミングだったようだ。

4本植えて3本に花が着いた。

あとの1本はどうしたのか、ちょっと遅れているのでテントもそのまま。
この気温ならおそらくじきに追いつくだろう。

覆いを外したら、今度は虫が気になる。
だけどこの品種(たぶんメロンはどれも)は、交配の媒介は虫。

アオムやシヨトウが媒介するんじゃなくて、ハチのようなムシたち。
なので、農薬は使えない。

害虫はすべて手で捕殺しなくてはいけない。
他には何もお世話する必要がないらしいので、専ら虫獲りに力を注ぐことになる。

蔓を整理するという大変面倒な作業がいらなくて、ネットメロンができるなんて素晴らしい。
ネットメロンは大きなハウスの中で作られる高価な果物、という常識は破られた?

同様のメロンが様々な名前で、家庭菜園用に改良されている。
家庭でできるメロンといえばプリンスメロンしか知らなかった昔人には、種の世界の進歩は愕く程だ。