2016年9月27日火曜日

秋物葉菜の植え付け

暑過ぎるかと気温の下がるのを待っていたら、雨が降り続いて・・・と言い訳をすればいろいろあるけれど、ちょっと遅くなったかなぁという思いで、26日にハクサイを中心に3種類の葉物野菜を定植した。


まずハクサイ。
第1回目は1週間前に「郷秋80」を4株植えている。

これがそもそも遅くなったので、第2回の今回と日がくっついてしまった。
今回のは播種から29日目。
畝は前回と同じ場所で、その続きになる。


1月近くもポットで育ってまだこんな大きさ。



本葉の数は5枚になっているけれど全体が華奢で、大丈夫かなぁ?という感じ。
畑に移せばぐんぐん大きくなる筈だから、目を離さないよう見守ることかな。

この苗も前日にオルトランを灌注してある。
だからたぶん、植え穴への混和はいらないだろうと判断。

ここのままで4週間は無農薬で育つ筈。
でもちょっとドキドキ。


続いて別の畝に、やはりハクサイを定植する。
こちらは9月7日に蒔いた、「郷秋80」と「京都三号」。

播種後20日。
手前が京都で奥側が郷秋。
間違ってもわからないけど。


「郷秋80」

「京都三号」

日数的にはこの辺が理想ではと思うが、う~ん心細い姿。
5枚目の本葉はまだ出たばかり。
気のせいか全体にちょっと徒長気味。

これらも同様に灌注処理をしてあるので、このまま様子見とする。


次はブロッコリー。
今回は先行の4株で播種日は8月26日。


種袋にはなぜか品種名は書かれていない。
表の写真で、ごく普通の形のものと判断。

暑かったのでたっぷり一月間をポットでがまんしてもらった。
それでもこんなのも。


ブロッコリーってなんでこう茎が曲がるのだろう。
どんな必要があって?



今日の最後はキャベツ。
やはりポットで長居(1月弱)の「めぐみ早生」。

ずらして蒔く予定で、先行の4株。


たった4株が大きさ色々。
発芽が揃わず、蒔きなおしたことが原因。

この中で小さめの苗がこれ。


葉の形はきれい。

ブロッコリーもキャベツも灌注処理済み。
この方法でうまく育てばとてもラクだ。

明日からはまた雨マークが見える。
病気にならなきゃいいけど。


私の暦で、今年は若干作業が遅れたと感じているのだけれど、近隣の畑にはまだこの手の苗はほとんど見えない。
ダイコンがようやく発芽して1週間くらいかな、という状況なのだ。

それで結果がどう出るのか、よく見届けねば。


2016年9月23日金曜日

カブの間引き

よく降るねぇ~もう。

朝からの雨が3時には上がるという予報で、そのつもりで少し段取りをする。
予報どおりに3時15分前にピタッと上がった。

今日はもう降らないということなのでゆっくり始めたら、5時にはまたザァーときた。
やっぱり当てにならない。

その間に、気になっている所に追肥をし、とりあえず外しただけになっていた雨避けの資材をちゃんと片付けてからコカブの間引きをした。

まだ発芽して5日の双葉ばかりの苗。
窮屈そう。


これを間引いてこうなる。


ピンセットを使って混んでいるところや、形の悪い芽を抜く。
元々厚く蒔いてないので、極短時間で終了。

第1回目の間引きで、こんなふうな短い畝が5箇所。
本葉が2~3枚になったらまた間引く。

カブはなかなか上手く育ってくれない。
ほとんどが虫害でだめになる。

今はきれいなんだけど、いつまできれいでいられるか怪しい。
今回は少しは進歩したいものだ。

2016年9月22日木曜日

白菜の植え付け

雨の止み間を縫ってようやく白菜の植え付けができた。
本葉の数はもう6~7枚にもなっている。

気温が高すぎるのではと、下がるのを待っているうちに長雨、台風となりチャンスを逃す。
これ以上先延ばししたら結果に大きく響きそうだと、僅かな隙をねらった植え付けだった。

品種は「郷秋80」で、去年と同じ種。
今回の定植は4株。


海砂がたっぷり入って、牛糞をメインにした元肥もたっぷりの土。
夏にこの場所に植えたキャベツは、猛烈に虫にやられて収穫無しだった。

手前の草藪が気になるところ。
雑草は虫の餌場なので却っていいなんていう説もあり、自然栽培法の場合は除草せずに育てるという。

私にはその勇気はない。
いつものように適度に薬も使いながら結果を出したい。

葉の数はあるけれど、その大きさは4cm前後で全体にはまだ掌にも満たない。




今年の新しい技術は、農薬の「灌注」だ。
この効果に期待している。

その技術とは、4日前にオルトラン(殺虫剤)とダコニール(殺菌剤)をポッとの土に撒いていること。
それだけのこと。

技術というほどのことじゃないのだけれど、「灌注」の具体的な方法とその効果がわかり、絶対にやるべきだと気がついただけのことなのだけど。

殺虫剤の灌注により、植え付け前に薬の成分が土と苗の体内に浸透し、それにより一月間は殺虫剤を施す必要がないのだと言う。
薬の散布回数が減り、減農薬にもなる。

これまでは、定植時に植え穴に粒剤または粉剤を混入していた。
それだと効いてくるまでに時間がかかり、その間にやられてしまうことが多かった、ということだろうか。
植え付け後の苗にも頻繁に水溶剤をスプレーしていた。

葉菜は特に始めにぐんぐん成長しないと美味しいものが出来ない。
初期成長が大事だから、初めに虫害をクリアできれば結果に期待できると言える。


「灌注」という言葉は薬のラベルにもあるけれど、気に留めなかった。
知らないことや意味が解らない言葉って頭の中を素通りしてしまうものだ。

だから常に情報にアンテナを張っていることが大事。



これで実際に効果がでれば、私にとっては画期的。



2016年9月21日水曜日

台風は無事通過 被害は極小

台風一過。
やれやれ。

勢力を落としながら、スピードを上げて浜名湖の北を通過。
結局雨も風も強くなったのは午後4時前後の1時間くらいだったか。

今朝見回って、傷められていたのはあの長い枝を出したナスだけ。
地際からグニャッと曲がっしまったり




地面に頭をつけて、立ち上がれないもの


今年中にまた台風が来ないとも限らないし、どうやって支えたらいいかな。


ダイコンはどちらも異常なし。




あわてて設置した寒冷紗のトンネルは、支柱が抜けて役に立っていなかったけど吹っ飛んではいなかったのでホッ。


今回の台風が勢力の強い状態でこのコースで通ったなら、エライコトになっていたと思える。
解っていることの備えは、暮れぐれも「早め」にしなくては。


それにしても、市による災害情報というのか避難の呼びかけなどが、主にはどこにあるのかわからない拡声器(同報無線)だけのようだけど、これがほとんど聞こえない。

うちだけじゃないようだ。
周囲に反響してしまって、言葉が聞き取れないのだ。

本当に必要な情報が伝わらないのでは?

2016年9月20日火曜日

台風しのぎ

16号の台風がいよいよこのすぐ近くを通りそうだ。
もしかしたら通路に当るかも。

雨に飢えて入る時には台風でさえ期待したけど、今は要らない。
前線が停滞している時に台風まで来なくても間に合っているもの。

バカ言っている場合じゃない。
発芽したばかりのダイコンを被害から守らなくては。


午前中のまだ降ったり止んだりのときに、止み間にさっと2箇所のネット掛けを済ませた。
台風の進路はおよそわかっていたのだから、昨日のうちにやっておけばバタバタしなくても済んだものを・・どうしてこうも気が回らないのか。

こちらは初回に蒔いた青首ダイコンで、何回も虫にやられ様々な大きさの苗が植えられ、畝幅も50cmくらいはある。
よって寒冷紗のトンネル掛けにした。


当座の凌ぎなので、折ったり繋いだりの急ごしらえ。
でもこれで強い雨風は防げる。


こちらは後から蒔いた第2弾で、まだ本葉は1~2枚のダイコン。
畝幅が30cmでトンネル工法は難しいので、前回同様に片側開き。


予報では風は南西からだったので、東側が開いているけどいいだろうとチャチャっと設置してしまったけれど、いまは南東からの強い風が吹いている。
ちょっと心配。

先ほど和歌山県に上陸し紀伊半島を横断中。
う~ん、危ない。ここを通りそうだなぁ。

風向きは変わってくるんだろうけど、通り過ぎた後の雨がどうなるのか。
市の広報が「土砂災害危険区域にお住まいの方は、早めに避難して下さい」と呼びかけている。

この近辺には大きく崩れて建物を壊すような場所はないけれど、無事とおり過ぎて欲しい。



2016年9月17日土曜日

ハクサイ苗に殺虫剤の灌注

白菜のポット苗に殺虫剤と殺菌剤を灌注した。

灌注は初めての試み。
希釈した薬剤液を、噴霧じゃなくてそのままポットの土に掛けた。


如雨露で灌水するように。
今回はたったこれだけの苗なので、500cc用の簡易噴霧器に希釈液を入れ噴霧口を外して注ぎ込むように掛けた。

使用量は300ccくらいだったかな。
多すぎたら流れ出てしまうし、少なければ効果がでないだろう。
基準がわからないので、適当にカンでの施用になる。

この苗を2~3日後に畑に移植すれば、苗が薬剤を吸収し、且つ薬剤を含んだ土ごと植えられるので、薬の効果が1月くらいある、ということだ。


薬液の量はこれで良かったかどうかが、まだ分らない。
それに明日からは出口が見えていない雨の日の連続、それも台風に伴う雨なので予報はあてにならない。
上手く定植できるかどうかが心配。

播種から数えて今日で20日、本葉の数も5枚になってるので、雨上がりを待っていたら遅れてしまう。雨の対策をしてでも強行した方が良さそうだと判断。

白菜は適期を逃すと形にならないから、オチオチしていられない。

2016年9月15日木曜日

ナスが復活、1枝1果法の成果

秋ナスっていうのはこのことなのか。

お盆前にはこのまま枯れるのではと思えるほど元気が無かったのが、この1週間くらいで勢いを盛り返し、また毎日収穫ができるようになった。


葉の色も良くなって、花もずいぶん着いている。
たぶん雨のお陰だろうな。



ナスは乾燥ぎみの方がいいといわれるけれど、その度を超して水に飢えていたのがこのところの雨で息を吹き返したといったところでしょう。

また食べきれなくなりそうで、困ることになりそう。
喜ぶべきか、はたまた。。。


今年のナスは作付けの量も多かったのだけれど、「1枝1果法」という育て方というのか剪定の仕方というのか、その方法で収穫したのも良かった。

主枝を3本伸ばし、そこから出た側枝に生った実は1つだけ育てる。
側枝の一番下についた実を収穫することにして、それより上に着いた実や花は落とす。

そして収穫の時には、実だけを獲るのでなく実が付いている側枝全体を切り取ってしまう。
これはもう、収穫というより剪定になる。

そうすることによって、新たに出てくる側枝が育つ。
どんどん出てくる。

これを繰り返して、主枝は実の収穫はしながら放任する。
なので、主枝はどんどん成長し今や2メートル以上にもなっている。

この方法だと、株の「切り戻し」をしないので気候が良ければ初なすから秋なすまでずっと生り続ける。
切り戻しをすると、新しい枝に着果するまで一月くらい収穫が無いという。


だからこの1枝1果法は大正解なんだけれど、この長い枝が通行を妨げるのだ。
これはどうすべきか?

どこか途中で主枝の役目を他の短い側枝と交代したらどうなのだろうかとも思う。
来年はそこのところの工夫を考えなければ。