2024.11.24
スが入った原因
9月初旬に種を蒔き育てておよそ80日。
時間的にはそろそろ収穫しても良さそうな時期だったので使い始めた。
1本目は根茎がおよそ450gでアンコ型。
大きさとしてはまぁこんなもの。
3本目くらいにスが入っていた。
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この時期で取り遅れであるはずはない。
どうしたの?
ダイコンがス入りする条件は
・収穫の遅れ
・植付けの間隔が広すぎ
・土壌が湿っている
・チッソ肥料が多すぎる
などだと。
当てはまるとしたら「チッソ過多」。
うちの場合主なチッソ肥料は鶏糞でやっている。
記録を見返して驚いた。
計算ミスに気付かず桁違いの量を入れた、、のだった。
う~ん、いよいよ始まったかなぁ。
毎年のことだから、覚えていなくともチラと過去の記録を見て?と思わなかったのかな。
こうなってしまったら、どうしたらいいか・・
対処
ー煮物用ダイコン①ー
煮物用の「おでんダイコン」
美味しくないと思いながら仕方なく家庭で食べはじめ、畑に残っていたのは2本。
調べた結果
そのまま食べるなら、おろしで。
つまり加熱より生ならなんとか、ということ。
それもたぶん味は良くないだろうけどね。
保存は、いっぱいあるなら一旦抜いてから(たぶん)葉は取って畑に寝かせて埋める。
(適期に収穫したあと春まで保存する場合と同じ)
今回のような量なら、冷蔵庫でなるべく乾燥しないように新聞紙とポリ袋で包装しておけばとりあえず使える、らしい。
ー漬け物用ダイコンー
今年はタクアンを作ろうと思い立ち「つけものダイコン」を蒔いてみた。
10本分蒔いて9本がまだ細いけど見た目健全に育っていた。
が、これも「おでん」と同じ計算で元肥を使っていた。
1本を抜いてカットしてみた。
完全に出来上がった大きさではない。
やはり穴があくまでにはいたらなかったが、状態は同じだった。
ということで原因は施肥量であると確認できた。
ダイコンとしての味は完成してはいないだろうけれど、放っておけばアナだらけになる。
という推測で、すぐにタクアン作りを始めることにした。
抜き取っていきなり吊るすだけの簡単な作業。
吊るしの装置や材料はタマネギ用設備が使えるので取り敢えず短時間で済んだ。
葉がバリッバリッで大根が見えないが、振り分けで吊るした8本です。
干した後の仕事内容はこれからゆっくり勉強する予定。
(余談)
この時ダイコンは土付きのままだ。洗うことで腐りやすくなるから。
タクアンて、食べる直前まで洗わないのだねぇ。
ー煮物用ダイコン②ー
もう1種類、年明け以降に収穫予定の晩生種もある
上記2種と同じ畑に作っている。
違いは種を蒔いた時期。
元肥を混ぜ込んでから40日後と50日後に種まきをしているので、蒔いた時には既に肥効は減少していたのでは、と(都合よく)考えている。
今はまだ10枚ほどの葉がロゼット状に広がっている状態。
当初は、時間経過で流れたと思われる肥料分は発芽後に追肥で補おうと考えていた。
で、これについてはしばらく放任して見守ることにする。
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