芋苗は生き生きした状態で植え付ける
市販の苗はほとんどがぐったりと萎れている。
それでもサツマイモは強いのでほとんどは根付くが、一旦萎れてしまうとそれが復活するのにはそれなりのエネルギーが必要となるはず。その中には復活できずに枯れてしまうものもある。
だからできることなら生き生きした苗を差したい。
流通を通ってきた苗はどうしても萎れてしまうが、自分で芋から芽出しができればそれが叶う。
その芽出しを床作りからやってみたのがこちら。
発根するまで
それにはコールドチェーンならぬウォーターチェーンとでも言おうか、畑に植え付けるまで切り口が常に水を吸い上げている状態に保管していくことで フレッシュな苗ができる。
具体的に説明すると
温床に伏せこんだ種芋から出た芽が本葉が5~6枚まで成長したらそれを切りとって、切り口が水につかるように平らな容器に並べる。バケツでは浮いてしまい水から出てしまうものが出る。私はプラスティックのバットと古いフェイスタオルを利用した。
バットに深さ1~2センチほど水を張りタオルを敷き、苗の切り口が水中になるよう並べ
並べ終わったら茎を覆うように上からもう1枚のタオルで覆う。水を含んだタオルが重石代わりにもなる。
このまま2~3日するとこんな風に ↓ 葉の付け根から白い根が出てくるので、根の長さが5mmくらいのときに土に差すように段取りする。長すぎる根は差したときに折れやすいので、あまり長くならないように注意。
植え付け
植え方は斜めでも垂直でも好きなように。
私は30cm間隔で斜めに差し、たっぷりと水やりをし乾燥防止用に不織布(寒冷紗でもいい)をかぶせて活着を待った。
萎れのない苗ではあったが、やはり活着するまでは不安で、数日間は毎日の水やりは欠かさなかった。
もう大丈夫と思えたのが植え付け後1週間くらいだろうか。
その2週間後、このように元気に生育中。
種芋から発芽までがうまくいけば、その後の失敗はまず無いのがサツマイモ。
でもコガネムシやヨトウムシの被害の可能性はあるので、できればその対策も考えられればもっといいね😚
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