2019年8月23日金曜日

カラスはテグス糸を恐れなかった

カラスにテグス糸を無視されてしまった。

今年の出来はどんなかなと様子を見に来たので、あわてて対策をした。

地面から10センチの位置と20センチの位置に平行に2本の緑色の釣り糸を張って入れないようにした(つもり)。ホバーリングしながらの搾餌はできないと思っていたから。


それが翌日の朝には数個の莢が散らばっていた。

糸を張ってある脇からではなく、どんな体勢でやったのか畝のド真ん中からラッカセイを掘り出していた。恐るべし!

が、殻はできているものの中はまだほとんど豆になっていないので結果は2~3粒の試し採りとなったようだ。放っておけば時々来てはもういいか?もういいか?と試してみるのだろう。

テグス糸にこだわるなら、横糸だけじゃなく天にも間隔を詰めて何本も張ることでカラス被害を防げるかもしれないが、かなり大変そう。

それならネットで全面的に被ってしまえば、さすがのカラスも嘴も足も出せないだろう。
そこで糸張り用の支柱をそのまま使って、防虫ネットをふわっと掛けた。


防虫ネットは目が細かいので、通風と採光を考えて裾は場所によって5センチほど開けた。
またこれが原因でやられる?

いくら何でも頭にネットを被った状態での盗みはできないのでは。
ネットの設えはごく簡単なので、カラスがどこまで度胸があるか試してみよう。

カラス対策はこれでいけると、ネット上に落ちていた方法がカラスの習性を利用したもののように思えたが、15センチの法則はどうも違うようだ。

糸が縦横に張られているネット状のものには寄り付かないけれど。一方向にだけ張られた糸なら、それと判ればうまく掻い潜ることはできるようだ。
美味しい餌にありつけるなら少々大変でも良く考えて目的を達成させるさ、と言っているように思える。

昨年も、一昨年もやってきた方法を忘れている私なんかは軽く負かされてしまう。

来年はこんなに繁茂する前に対策をしたいものだが、覚えていられるかな(泣)

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