2016年7月17日日曜日

トマトの虫害 オオタバコガ

鈴生りに実ったミニトマト。


が、ポロポロと落ちてくる。


変だなぁと実房をよく見ると、うん?実に穴があいている。


もぎ取ってみると



中にいる虫が見える!
これは大変なことに!

どんなふうになっているかと、切ってみれば・・ジャーン!


これはひどい!

虫を掘り出して地面に落とすと、くるんと丸まった。


しばらく放置し熱いコンクリートの上でぐったりするかと思ったら、そのうち体を長く伸ばして移動を始めた。動きは結構な速さだ。

ワッワッとあわててトドメを刺す(これが勇気がいるんだ)。


オオタバコガのようだ。
大群。

畝の端から端までよーく見ていくと、実だけじゃなく茎の途中にも穴があいて成長点が噛み切られているものもある。
こんなこと初めてだ。

オオタバコガという活字は見たことはあったけれど、自分の作物への被害は経験が無い。
あってもごく僅かで気がつかなかったのかも知れない。

調べると、トウモロコシやトマトに被害が出、実に入られたらその実を除去するしか手は無いと。

トウモロコシとトマトは畝が隣合っていた。
被害時期がほぼ一緒。
もしかしたら同じ虫だったのかも。

いずれにしても、観察が粗っぽかったなぁ。
大いに反省。

食害された実を取り去ったら、ほとんど何も残らなかった。
悔しい。

その後殺虫剤を散布し、今後の収穫を待つことに。
3日後の今日、また実房がぶら下がり始めたので取り合えず安堵。


オオタバコガの大発生。
来年からは早くから注意しなければ。



2016年7月13日水曜日

トウモロコシの収穫 まぁ食べられないことはないけど・・

毛がこげ茶色に変わった実の先端をちょっと裂いてみて、粒が黄色くなっていたので良さそうだなと9日に収穫。

ダメージは覚悟していたけれど、やはりこんな感じ。



先端は例外なくやられ、お腹あたりの皮に異常があるものはこんな風だった。
中には芯が茶色く変色しているものもあった。

幸いだったのは、受粉が成功していたこと。
人口受粉したのも、自然受粉のも。

だからこんなふうに虫にやられたけれど、汚い部分を切り捨てれば食べられる。

早速茹でて食べました。
あぁ、スイートコーンだ、美味しい!

虫害さえなければ売り物になるほどの出来だった(その虫害が肝心なんだけど)。
来年は完璧に作るゾー!



他人には差し上げられないオソマツなトウモロコシだけど、身内ならと送りました。チルド便で。
そのうちに笑顔でかぶりついている孫の写真がメールとともに届くことだろう。

2016年6月30日木曜日

アワノメイガ その2

昨日はダメ押しで、被害にあったトウモロコシに殺虫剤を撒いて、撒き終ったとたんに激しい雨。

もう踏まれたり蹴られたりで凹んでいたんだけど、一夜明けて気を取り直し、もう一度仔細に被害のチェック。


茎の侵入部分から上を徹底的に除去したら、雄穂をつけたまま残ったのは数本になってしまった。
受粉が完了しているかどうかわからないけど、未了だとしても虫に入られたらやはり実入りはないのだから、どちらにしても結果は同じと気づきバッサリと。

実に直接入ることはないのではと、淡い期待をしたのだけれど、甘い、アマイ。
しっかりと脱糞の跡と小さな穴がありました。


葉やネットの糸が邪魔して上手く撮れていないけど、穴が開いています。

穴をほじくって、虫をつまみだした。
まだ実までは行き着いていなかったように見えたけど、さてどうか。


雌穂が付いているすぐ上で切ってしまったので、これでこの先の生育がどうなるのか疑問だけど仕方がない。

アワノメイガという蛾がどこかから飛んできて、てっぺんの穂に卵を産みつけ、卵が幼虫になって穂の付け根や茎から入り込むという。

雄穂から実となる雌穂までは相当な距離(今回の場合で1メートルくらい)があるけれど、そこを5ミリ位の幼虫がトットットと移動していくらしい。

今回のチェックの作業中にも1匹がポロッと落ちたけど、その時の逃げ足の速いこと・・
その点でアオムシやコナガなどとは行動力が全く違う。
驚異的破壊力があると言えるのかな。



今年のトウモロコシの失敗は「いい教訓」という事にしよう。
キャベツや白菜が農薬なしでは作れないのと同様に、トウモロコシも薬無しでは作れない。

雄穂には蛾を呼び寄せる甘い?匂いのようなものでもあるのだろう、きっと。
としたら、穂が出かかったらすぐに第1回の散布をすることが大事ということかと気づく。

2016年6月29日水曜日

アワノメイガの被害

トウモロコシの実が日々に膨らんできて、あと何日かと期待していた矢先だった。
茎のそこここに黄色っぽいアワ粒の塊りのようなものが。。。

あ、やられた!。



茎を切ってみると


空洞。
間違いなくアワノメイガの侵入。
ここから中に侵入してるんだ。

膨らんだ実は外見は何にもないように見えるけど、やられている可能性大。


怖くて剥いてみる気に生れない。

ほぼ全部にフン(アワ粒みたいなもの)がついて、穂が枯れたり茎に穴があいたり。
大挙して来襲したのだろう。


発見した時点で侵入口の下を切って、切り取った側は畑から出した。
それからあわてて殺虫剤をまいたら、すぐに雨が降ってきた(泣きっつらにハチ、いや雨)


雄穂が出てすぐに防除用の殺虫剤(オルトラン水和剤)を撒いておいたのに、効果がなかった。

と言うより、予防対策をしたからと油断しその後3週間もそのままだったので、薬の効果は完全に切れていたと思うべきかな。

薬を信頼しすぎのようだ。
1回、2回じゃだめで、収穫まで何回も撒かなくちゃいけなかったみたいだ。

農薬の使い方の勉強不足なり。


2016年6月21日火曜日

トウモロコシの雌穂が出てきた

雄穂が隆々と出ているのに雌穂が見えない、とぼやいて3日後くらいに出てきた!


雄穂が出始めてからおよそ2週間遅れ。
今日はほとんど全部に1本づつ出ている。


昨日は風が吹いて雄穂の花(粉)があちこちに舞っていたけど。
今日は朝の強い雨が上がり、夏至の強い陽が差している。

雌しべはまだ出きっていないように見える。
梅雨の真ただ中に雌雄の花が咲いている、としたら・・・

う~~ん、またまた不安材料となってしまった。
近く折りを見て、人工授粉をした方が良さそうだ。


これが全部受粉に成功したら、ちょっとオオゴトかな・・
要らぬ心配か(笑)。



2016年6月16日木曜日

ナスの初収穫

昨日ナスを初収穫。

千両2号の2株から3本


と、水ナスが1本


黒光りして形もいい。

今年はたぶん風(台風)にやられないからだろうけど、木と葉がとても立派で自慢したくなるほど。
でも、どこでもきれいにできているようなので私の技術じゃなさそう。

次々と実が膨らんできていて、楽しみ。


中に花の着き方が、いくつかであれっというものがある。

普通は1本の枝に1つの花が下向きに着く、このように。


それがこんなふうに、1箇所から花が2つとか3つに枝分かれしてぶら下がっている。


原因はたぶん摘芯を間違えたからだろう。
全部が実になったら、こりゃいい、なんて訳にはいかないだろうなぁ。

トウモロコシ 雌穂の出が遅い

雄穂が出てもう10日以上経ち、その穂は今黄色い花を着け始めた。
茎がずんぐりと(丈は1m足らず)太く、栄養が回っているなぁといった感じ。

なんだけど、雌穂が出る雰囲気がない。
結局出なかったという書き込みも目にしないから、出ることは出るのだろうけれど、受粉が間に合うのか?



地際から出る脇芽は、取ったり取らなかったりして、
今はあえて取らない。

取っても取らなくてもどっちでもいいらしいい。
取ることによって傷が付くという説もあるので、取らないことにした。

茎の上部に側枝のように出ているものが、そのうちに膨らんで実(雌穂)になるみたいだ。
今はまだ枝状で、大きな葉がついているからそれと気が付きにくい。
これが実ったら、さぞかし大きなものができそう。

小さい苗の時に2~3本がネキリムシに倒され、成長したものが1本アワノメイガにやられて除去したけど、以後は順調に(たぶん)育った。

2畝で作ったので、雌穂が成長したら風媒による受粉と人口受粉との双方を試してみようかと思っている。



首尾よく受粉ができてゴールまで走れたら、自分に表彰状をだせそうだけど・・
トウモロコシが旨くできた経験が無いので不安が大きいけれど、試してみることができるのは楽しい。