2017年10月12日木曜日

ゴボウはネキリムシの好物 発芽はしても育たず


地際を切られたゴボウ

葉の虫害はさておき、葉がここまでになっても地際を切られてしまう。
今回も、播種30箇所の内発芽後に7箇所も抜けてしまった。

発芽率もそう良くはないけど、本葉が出る頃になるといつの間にか無くなっていた。
この姿を見て、ネキリムシだと判る。

そうか、ネキリムシだったのか。

私の観察眼もちょっとだけ進歩したのか、真相?が解ってきた。
土を掘ってみると1匹だけみつかった、黒っぽいイモムシが。

ヤガだと思う。
発芽してすぐに殺虫剤を撒いているのだけど、効果がないみたいだ。

すぐに追い蒔きをして、大体芽は出た。

ゴボウ 発芽

ゴボウの双葉、なかなか可愛い。
本葉になるのに結構な時間がかかり、えっちらおっちらやっている内にいつのまにか消えてしまう。

この発芽確認を待つ間にも2~3箇所が又なくなっている。
10月いっぱいは蒔けるようなので、種の袋はしばらくは手元においておこう。

ゴボウは一斉に収穫しなくてもいいからずらして蒔いたと思えばいいけど、あまり手こずるとヤガに馬鹿にされているようにも思えてくる。

2017年10月10日火曜日

キャベツが巻き始めた 葉は44センチ!

お日様を目いっぱい受けようと広がって、パラボラアンテナのよう。

キャベツ 巻き始め

中心の葉は立ち上がって丸く巻き始めている。
これも同じように。

巻き始めの大きな葉 キャベツ

あまりに大きな葉、計ってみたら横幅が44センチ。
私の経験では多分最大では?

キャベツは最終的に葉と同じ大きさに育つといわれる。
2kg近くになるかも。

キャベツ 揃って巻き出す

5株植えて、左から2番目の1株は途中リタイア。
そこが空いているので両端が伸び伸び育ったようだ。

右2つもそれなりに大きいが、窮屈そうだ。
マニュアル通りに40センチ感覚で植えつけたのだけれど、それじゃ狭い。

株間に余裕があればぐんぐん大きくなる、ということの見本みたいだ。
大量出荷の品を作るには、大きくすればいいというもんじゃないらしいから、それで40センチなのかな。

収穫まであと2週間くらいか。
今のところ病気や虫の被害もみられない。

植え付けが遅くなって少し気をもんだのだけれど、結果は大丈夫だった。
楽しみなキャベツだ。



2017年10月8日日曜日

ネギが変 疫病か?

根深ねぎの葉先が白くなっている。
主に葉先だけれど、中間部も変色している・・・


ネギというのは外葉は順に枯れてくるものと思っていたので、あまり気にしていなかったけど、これは生理現象では無さそう。

ネット上での知識では「べと病」か「白色疫病」か?
どっちにしても、ちょっとコトだ。


病気が広がっているし、よく見ればハモグリ(エカキムシ)の害も出ている。

病気に関してはよく解らないのと手持ちの薬剤が無いのとで、とりあえず殺菌剤のダコニール。ハモグリ対策としてはスタークル。
その2種を混合で散布しておいた。

それをもう2~3回やって様子を見たい。
ネギはサビ病にやられやすいので、その対策だけは頭にあったけどこんな病気が出るんだ。





2017年10月4日水曜日

ハクサイの植え付け 時期はどうだったか?

まだ十分に大きくはなっていないハクサイの苗を、植えてしまったほうがいいのではと思い、2日に定植。

白菜 植え付け

今回は1回目の植え付けで3品種18株。

去年作って良くできた「郷秋80」と、ちゃんとできなかったけれど原因不明なので今年もう1回と「京都3号」。
その一部をだめにしてしまったので、代替にホームセンターから入手の「黄ごころ」。

自分で育てた苗(右)は本葉が4枚、今日買ってきた苗は大きな本葉が5枚。

ハクサイ 苗 比較

ポットから抜いた時の根の状態は、自分で育てた苗の方が良く見えた。
市販苗は促成栽培?
でもポットの大きさが、1回り小さいのでそう感じたのかもしれないが。

去年は8月22日に種を蒔いたらそれは発芽せず、8月28日でようやくという状況だった。
今年の夏は異常高温と言われたので、意識的に播種時期をずらして第1回目が9月10日。

さすがにスッと揃って出た。
でもなかなか大きくならず気をもむ。

やっと本葉が4枚になったので植えることにした。
それが今回植えた苗で、播種から22日。

前日夕方に小雨の中を植え付け、一晩中の雨で不安だったが、今朝はすっかり元気になり一晩で大きくなった(ように感じた)。

様子を見ながら育ててみるしかないが、ハクサイは種蒔き、植え付け共速すぎても遅すぎても上手くできないので、敢えて遅らせた今回の植え付けが適当だったかどうかの不安がある。

プロが作った苗と私が育てた苗、都合3種類。
ヨーイ、ドン!で結果が楽しみでもある。



2017年10月1日日曜日

サトイモを収穫 いつもより早い

9月にサトイモの収穫なんて、なんて早いんだろう!

よそで掘ったと聞き、まだ味ができていないのではと思いつつも 下葉が枯れてきたから、もういいのかなと試し掘り。

里芋収穫

端の一番大きな株を1株掘り上げた。
形はできていた。

里芋 600g

不ぞろいだけど、予想より大きい。
これで600グラムの上。

芽かきをしていないので小粒かと想定していたけど、ここまで大きくなれば上出来。
敢えて芽掻きの手間をかける必要はない、よかった。

それにしても株間が混んでいる。
芽掻きを省略するなら、株間はもっととらなくてはだめだね。

そうそう、味は・・・
美味しくなっていた。

株の小さいのはまだ未熟かも。

2017年9月30日土曜日

白菜がダンゴムシにかじられた・・予備がない

今朝1番の見回りで、ミニハクサイの1株が倒れて枯れかかっているのを発見。

かろうじてまだ芯が生きてはいるが、外葉は皆ぐったりでもう風前の灯。
この状態では復活はないと、根ごと引き抜いた。

プチッと切れた音はしたが、根がかじられて既にその部分は褐色に変色していた。

ハクサイ ダンゴムシ

あ、ネキリムシだと周りを軽く掘り返したが、イモムシ状のそれは見つからずダンゴムシが2匹ソ、ソ、ソ・・と端の方へ退散。
又これだ。

植えた時(3日前)に株の周りに確かにデナポンを撒いている。今は溶けてしまったか固形物としては見えない。

融けたら効かない?

苗がしっかり成長するまでは追加で撒かなくてはいけないのかな。
これは虫を誘引して殺すのだから、溶けてもその成分が土中にあれば効く筈なのでは。

苗の多くは健全でいるのだから、たまたますり抜けた虫がいたと考えるべきで、それより問題は、補植用の予備苗を作っておかなかったこと。

これは大きなミス。
今更種を蒔いても、ハクサイはもう間に合わない。

被害が1本で止まってくれれば騒ぐ程のことじゃないが、播種時期が短い秋の葉ものは特に予備の苗を忘れちゃいけない。


2017年9月27日水曜日

ミニ白菜、キャベツの定植

初めて栽培するミニ系の白菜。


小人数家族で1回に食べきれるサイズが都合いいし、冷蔵庫への納まりも良さそうと思い、蒔いてみた。
播種から27日目。

今日は曇り空で、日付が替わる辺りから弱い雨の予報なので、今日は植付のチャンスと見て行動に移した。

ハクサイの定植

今日植えたのは20センチ間隔で18個。
まだあっちこっちと勝手な方向をむいているけど、大丈夫、そのうちみんなシャンとする。

いつものように植え穴にオルトラン粒剤(土の中にいる虫を退治&水に溶けた薬の成分をハクサイが吸うことで地上部に付いた虫も死ぬ)を混ぜて、苗を植えたら回りにデナポンベイトをパラパラと撒いておく。

定植時のハクサイ

本葉の数4~5枚で、ちょっと頼りない感じだけど畑に植えればぐんぐん大きくなる。

この苗も葉が1枚齧られているが、これはダンゴムシの仕業だ。
デナポンベイトはダンゴムシとネキリムシの対策用。
デナポンベイトはネキリムシにも効果があるようなので、1石2鳥なり。

葉が土に触っていると、その葉の下にはダンゴムシがウジャウジャ寄ってきて葉を食べるので、ダンゴムシ退治は必須。

他にも少々心配な苗が1つ、2つ混じっている。
こんなのはダンゴムシじゃない。

ハクサイ 虫害

芯に近い葉の形が変形しているのは虫害。
この写真じゃ解らないけど、シンクイムシかコナガにやられた跡がある。

かろうじて芯はある。
今はもう虫はいないし植え付け前に殺虫剤を灌注したので、この被害に関しては進行はしないと判断して植えた。

この後は防虫ネットをかけて終了。
うまくいけば11月初旬には収穫できるらしい。


キャベツの植え付けもした。
これはまだ急ぐことはなかったけれど、播種から凡そ1月たったのでそろそろいいかと、ついでにやってしまった。

品種は「めぐみ極早生」、年内には出来上がる予定。
正常に成長することを見越して、株間40cmで5本。

キャベツの定植

蒔いてから38日を経過しているけれど、先のハクサイよりもっと小さくて、本葉の数は3~4枚。

定植時のキャベツ

定植時のキャベツ

定植時のキャベツ

8月末に堆肥、苦土石灰、ケイフンを入れて、土作りをしているが、小石が多くて困った土なのだ。

この近隣の畑はほとんどどこでもこの土でそのままやっている。
去年はここにダイコンが立派にできたのだが、これで股根にならなかったのが不思議。

だから、葉菜なら病気と虫をクリアすれば結果が出るのはわかっている。
ということで、ハクサイ同様の手順で植えてしっかりとネットで被って終了。


年内に収穫できるキャベツはここまで。
この後は、発芽はするものの生育に半年かかってしまう。

なので、1~3月にはここではキャベツの収穫は無いのだ。
高冷地の野菜だけど、温度が低すぎてもだめということかな。