2017年10月4日水曜日

ハクサイの植え付け 時期はどうだったか?

まだ十分に大きくはなっていないハクサイの苗を、植えてしまったほうがいいのではと思い、2日に定植。

白菜 植え付け

今回は1回目の植え付けで3品種18株。

去年作って良くできた「郷秋80」と、ちゃんとできなかったけれど原因不明なので今年もう1回と「京都3号」。
その一部をだめにしてしまったので、代替にホームセンターから入手の「黄ごころ」。

自分で育てた苗(右)は本葉が4枚、今日買ってきた苗は大きな本葉が5枚。

ハクサイ 苗 比較

ポットから抜いた時の根の状態は、自分で育てた苗の方が良く見えた。
市販苗は促成栽培?
でもポットの大きさが、1回り小さいのでそう感じたのかもしれないが。

去年は8月22日に種を蒔いたらそれは発芽せず、8月28日でようやくという状況だった。
今年の夏は異常高温と言われたので、意識的に播種時期をずらして第1回目が9月10日。

さすがにスッと揃って出た。
でもなかなか大きくならず気をもむ。

やっと本葉が4枚になったので植えることにした。
それが今回植えた苗で、播種から22日。

前日夕方に小雨の中を植え付け、一晩中の雨で不安だったが、今朝はすっかり元気になり一晩で大きくなった(ように感じた)。

様子を見ながら育ててみるしかないが、ハクサイは種蒔き、植え付け共速すぎても遅すぎても上手くできないので、敢えて遅らせた今回の植え付けが適当だったかどうかの不安がある。

プロが作った苗と私が育てた苗、都合3種類。
ヨーイ、ドン!で結果が楽しみでもある。



2017年10月1日日曜日

サトイモを収穫 いつもより早い

9月にサトイモの収穫なんて、なんて早いんだろう!

よそで掘ったと聞き、まだ味ができていないのではと思いつつも 下葉が枯れてきたから、もういいのかなと試し掘り。

里芋収穫

端の一番大きな株を1株掘り上げた。
形はできていた。

里芋 600g

不ぞろいだけど、予想より大きい。
これで600グラムの上。

芽かきをしていないので小粒かと想定していたけど、ここまで大きくなれば上出来。
敢えて芽掻きの手間をかける必要はない、よかった。

それにしても株間が混んでいる。
芽掻きを省略するなら、株間はもっととらなくてはだめだね。

そうそう、味は・・・
美味しくなっていた。

株の小さいのはまだ未熟かも。

2017年9月30日土曜日

白菜がダンゴムシにかじられた・・予備がない

今朝1番の見回りで、ミニハクサイの1株が倒れて枯れかかっているのを発見。

かろうじてまだ芯が生きてはいるが、外葉は皆ぐったりでもう風前の灯。
この状態では復活はないと、根ごと引き抜いた。

プチッと切れた音はしたが、根がかじられて既にその部分は褐色に変色していた。

ハクサイ ダンゴムシ

あ、ネキリムシだと周りを軽く掘り返したが、イモムシ状のそれは見つからずダンゴムシが2匹ソ、ソ、ソ・・と端の方へ退散。
又これだ。

植えた時(3日前)に株の周りに確かにデナポンを撒いている。今は溶けてしまったか固形物としては見えない。

融けたら効かない?

苗がしっかり成長するまでは追加で撒かなくてはいけないのかな。
これは虫を誘引して殺すのだから、溶けてもその成分が土中にあれば効く筈なのでは。

苗の多くは健全でいるのだから、たまたますり抜けた虫がいたと考えるべきで、それより問題は、補植用の予備苗を作っておかなかったこと。

これは大きなミス。
今更種を蒔いても、ハクサイはもう間に合わない。

被害が1本で止まってくれれば騒ぐ程のことじゃないが、播種時期が短い秋の葉ものは特に予備の苗を忘れちゃいけない。


2017年9月27日水曜日

ミニ白菜、キャベツの定植

初めて栽培するミニ系の白菜。


小人数家族で1回に食べきれるサイズが都合いいし、冷蔵庫への納まりも良さそうと思い、蒔いてみた。
播種から27日目。

今日は曇り空で、日付が替わる辺りから弱い雨の予報なので、今日は植付のチャンスと見て行動に移した。

ハクサイの定植

今日植えたのは20センチ間隔で18個。
まだあっちこっちと勝手な方向をむいているけど、大丈夫、そのうちみんなシャンとする。

いつものように植え穴にオルトラン粒剤(土の中にいる虫を退治&水に溶けた薬の成分をハクサイが吸うことで地上部に付いた虫も死ぬ)を混ぜて、苗を植えたら回りにデナポンベイトをパラパラと撒いておく。

定植時のハクサイ

本葉の数4~5枚で、ちょっと頼りない感じだけど畑に植えればぐんぐん大きくなる。

この苗も葉が1枚齧られているが、これはダンゴムシの仕業だ。
デナポンベイトはダンゴムシとネキリムシの対策用。
デナポンベイトはネキリムシにも効果があるようなので、1石2鳥なり。

葉が土に触っていると、その葉の下にはダンゴムシがウジャウジャ寄ってきて葉を食べるので、ダンゴムシ退治は必須。

他にも少々心配な苗が1つ、2つ混じっている。
こんなのはダンゴムシじゃない。

ハクサイ 虫害

芯に近い葉の形が変形しているのは虫害。
この写真じゃ解らないけど、シンクイムシかコナガにやられた跡がある。

かろうじて芯はある。
今はもう虫はいないし植え付け前に殺虫剤を灌注したので、この被害に関しては進行はしないと判断して植えた。

この後は防虫ネットをかけて終了。
うまくいけば11月初旬には収穫できるらしい。


キャベツの植え付けもした。
これはまだ急ぐことはなかったけれど、播種から凡そ1月たったのでそろそろいいかと、ついでにやってしまった。

品種は「めぐみ極早生」、年内には出来上がる予定。
正常に成長することを見越して、株間40cmで5本。

キャベツの定植

蒔いてから38日を経過しているけれど、先のハクサイよりもっと小さくて、本葉の数は3~4枚。

定植時のキャベツ

定植時のキャベツ

定植時のキャベツ

8月末に堆肥、苦土石灰、ケイフンを入れて、土作りをしているが、小石が多くて困った土なのだ。

この近隣の畑はほとんどどこでもこの土でそのままやっている。
去年はここにダイコンが立派にできたのだが、これで股根にならなかったのが不思議。

だから、葉菜なら病気と虫をクリアすれば結果が出るのはわかっている。
ということで、ハクサイ同様の手順で植えてしっかりとネットで被って終了。


年内に収穫できるキャベツはここまで。
この後は、発芽はするものの生育に半年かかってしまう。

なので、1~3月にはここではキャベツの収穫は無いのだ。
高冷地の野菜だけど、温度が低すぎてもだめということかな。



2017年9月25日月曜日

保存したタマネギの腐敗 大玉ほど腐敗進行

想定外の大玉に育ってしまった今年収穫のタマネギ。
タマネギの大きすぎたのは喜べない、その上に乾燥用の場所がないという受難の重複。

貯蔵環境が良くないのは承知の場所での乾燥保存。
家の北側の軒下で、コンクリートの地面から低いもので50cm、高くて120cm。

風通しは東西方向だけで、南北は閉鎖されている。
夏の朝日、夕日が差し込んでくるので、早朝夕方には遮光ネットを使用。
という状況で、いわゆる「軒下」ではない。

どうしたことかタマネギそのものが巨大球になってしまい、これも腐りやすいという情報も入っていたが大きくなってしまったものはどうしようもない。

発芽を心配したが、それより先に腐敗し始めた。
やはり大玉から腐る。

吊るしてあって、徐々にこうなってくる。

タマネギ 腐敗 カビ

これの外皮1~2枚を剥ぎ取ると

タマネギ 腐敗・カビ

カビ、そしてもろ腐敗。
外見は異常なくても、触ってちょっと柔らかいかなと思えるものはOUT。

毎日1個、2個と腐り、吊るした糸から抜けて落ちる。
外側の1~2枚を取れば何とか食べられるものは、腐敗部分を捨てて冷蔵庫へ。

言い訳しながら嫁さんたちに持って行ってもらったり、少しは販売したりもしながら減らして、ようやく残りは30個くらいになった。
せっかく自家菜園で育てても、楽しんで使えないのじゃつまらない。

大きくすると腐りやすいと言われているが、なるほど大きな球になったものは鱗片の1枚がとても厚い。これじゃ乾くのに時間がかかる。

そろそろ今年の種蒔きをしなくてはいけないのだけど、量を決めかねている。


ちょっと横道だけど、今スーパーではタマネギが安い。
小玉ではあるが、1個9円なんていう日もある(これは客寄せ)が、通常でもかなり安くなっている。

そろそろ発芽する頃だから、と余計な推測をする。
プロが貯蔵しても発芽をセーブするのは難しいのだろうか。

それにやはり腐るからだろうか、比較的小玉で揃っていて大きなタマネギなど見たことはない。ここにも農家さんの苦労が偲ばれる。

2017年9月24日日曜日

ハクサイ苗にコナジラミ、シンクイムシ

ミニハクサイ苗がずいぶん大きくなってきた。
そろそろ植付期かと気分を良くしていた。

が、一部がヘン。
近づいて良く見ると、中心の芽の当たりが見覚えのある様子に。

あ、これはと探ると・・やはりいた。
ハイマダラノメイガだ。この状況で?だ。

ハクサイ シンクイムシ

芯のところをupすれば(ピンボケだけど)

ハクサイ シンクイムシ被害

芯が無くなりかけている。

被害ポットは1個だけ。
全体に茶色まだらで頭が黒い現行犯は死刑にし、キャベツ用に作ったプレオフロアブルの希釈液を拝借して全体に噴霧。

アブナイ、アブナイ。

その時に他のハクサイの苗を持ち上げたら、けし粒ほどの真っ白なものが葉の上にいて、ちょっと触るとフワッと飛び去った。

見たこともなく、想定もしてなかったので「エッ、何?」。
あ、こんな虫をネット画像では見たような気がする。

「コナ。。。」を連想したので当てずっぽうで検索すると「コナジラミ」。
これだ。
小さすぎて、私のカメラには収まらない。

改めて全部のポットをチェックした。
白く見えるものはまだ数匹いたが、それらは退治。でも卵が産み付けられているかもしれない。

眼鏡をしても、成虫で1ミリの虫の卵までは見えない。
コナジラミなるもの、現物は初めて見たが、こんな風にして育てていてどうやって入り込んだのか?

育苗箱

ミニハクサイなんだけど、数日後には植付しようと思っている。
卵がついていればまた成虫が出現するだろう。

コナジラミそのものの食害は大したことは無いらしいが、アブラムシ同様に病気を運んでくるそうだ。
撒いた薬液には殺菌剤(トップジンM)も混ざっているが、果たしてピタリとはまるかどうか。

先日ダンゴムシの食害が見つかって、お引越しで対処したばかり。
次から次へとお客様の到来。
毎日よくチェックしよう。

キャベツが急成長、ネットが邪魔になる

苗を老化させてしまったキャベツだが、順調に成長。
外葉が大きく展開してきている。


葉の数はまだこんなものだけど、この数日で外葉はの急成長したように思う。
5株全体を見ると・・


右の3株が押しくら饅頭をしている。

左から2番目が変なのは、芯がないから。
虫にやられたような様子じゃなく、初めから無かった(そんなこと無い?)様な姿。

これは待っていても仕方ないので、退散願うことに。
6株分を蒔いたのに、何だかんだで4株になってしまった。

残った健全な株は、外葉の成長と共に芯が立ち上がってもきた。
こんな風に。



葉の裏側が見えるようになった。
こうなったら追肥だ。

即効性のある化成肥料を株と株の間にパラパラと撒いてやった。
今立ち上がっている葉の内側に新しい葉がどんどんできて、重なりながら丸くなっていくのだ。

大きくなった外葉は防虫ネットに接触し、折れたり破れたりもしている。
幸い今のところ虫害は見えないけれど、ネットに触っているところにチョウやガが産卵する危険性があるので、この狭いところでいつまでもネット内に閉じこめるのはまずい。

ということで、今日は防虫ネットからの解禁。
防護資材を外して丸裸にしてしまうのはとても危険なので、すぐに予防としての薬剤散布だ。

可能性の高い害虫は、芯を攻撃するハイマダラノメイガと柔らかい葉に食らいつくコナガ。
手持ちの薬剤ではプレオフロアブルが適当。

病気も予防したい。
病気についてはよく解らないので、軟腐病あたりに当たりをつけてトップジンMとした。

この2種を混合散布。
500mlの希釈液を作り、キャベツ4本とブロッコリー6本に対して今回と2~3日後とで都合2回の散布をする。

まだ9月、虫が元気な季節だ。
暫くは観察と防虫に頑張らなくてはならない。


同じように狭い場所でネット内に閉じ込められているブロッコリーも開放してやった。


キャベツほど窮屈そうではなかったが、こちらは高さが限界。
はやり葉がネットに触っていたので、外すことにした。

今がとても綺麗で元気。
このまますくすく育ってほしい。

キャベツと同様に、同時に管理すればいいので手間が増えるわけじゃないが、管理人の手のかけ方次第。