私には正常とは思えなかったので、写真に収めた。
こういうのもいっぱい。
メジベ(のような白いヒゲ)を持った穂の周りを雄穂が取り囲むように出ている。
言い方が違うかな。
わき芽には雄穂が付くのは普通らしい。
そこに雌穂も一緒に出ている、と言ったほうがいいのか。
何、これ?
「スィートコーンおおものF1」という品種のトウモロコシ。
主茎の周りにわき芽がでた。
わき芽は掻かない方がいいらしいので放ったらかしで放任した。
3本も4本も出て、ニョキニョキ伸びた。
主茎の先端に雄穂が出て、そのうち雌穂も出て全体が鬱蒼としてきた。
よく見ないとどれとどれが1株なのか判らないくらいになった。
1株1株を見ていくと、わき芽(側枝)3本のうち1本は先に穂が付いている。
雄穂であったり、だらりとヒゲが下がっていたり。
知らなかったのだけど、側枝はそのままにすれば先端に雄穂が出てくるものらしい。
でも今回はそこに雌穂らしいものが同居しているから、納得がいかない。
いくらググってもそれらしい書き込みには出会わない。
1つの実で雌雄一体という種類の植物はあるけれど、トウモロコシは違う。
正常ではないならば、考えられるのは肥料過多。
美味しい実を採りたいから、畝作りのときに「ドカン、ドカン鶏糞を入れておいた」とうちの作男が申していた。
関連で思うのは、トマトの多肥現象だ。
果房の先から葉が生えてくることがある。
これは何度も経験済み。胸を張って言うことじゃないけど。
これと似ている。
トマトの方は生殖現象で、トウモロコシの方は成長現象だから全く違う、かな?
収穫を目指す正常な実は、この後虫害から逃れられれば多分育つだろうから、今回の現象はこの辺で。
そのうちに何かわかるかもしれない。
とにかく伸びすぎたわき芽と2本目以降の雌穂をは除去することで、全体がさっぱりした。
これで簡単に本数が数えられるようになった。
44本。
余分な雌穂の皮を剥いて出てきたヤングコーンは、10センチ。
150cmもある幼稚園児のよう。