2017年6月24日土曜日

トウモロコシ わき芽に雌花?

この状態は、正常なのか異常なのか。


私には正常とは思えなかったので、写真に収めた。
こういうのもいっぱい。


メジベ(のような白いヒゲ)を持った穂の周りを雄穂が取り囲むように出ている。

言い方が違うかな。

わき芽には雄穂が付くのは普通らしい。
そこに雌穂も一緒に出ている、と言ったほうがいいのか。

何、これ?


「スィートコーンおおものF1」という品種のトウモロコシ。
主茎の周りにわき芽がでた。

わき芽は掻かない方がいいらしいので放ったらかしで放任した。
3本も4本も出て、ニョキニョキ伸びた。

主茎の先端に雄穂が出て、そのうち雌穂も出て全体が鬱蒼としてきた。
よく見ないとどれとどれが1株なのか判らないくらいになった。


1株1株を見ていくと、わき芽(側枝)3本のうち1本は先に穂が付いている。
雄穂であったり、だらりとヒゲが下がっていたり。



知らなかったのだけど、側枝はそのままにすれば先端に雄穂が出てくるものらしい。
でも今回はそこに雌穂らしいものが同居しているから、納得がいかない。

いくらググってもそれらしい書き込みには出会わない。
1つの実で雌雄一体という種類の植物はあるけれど、トウモロコシは違う。

正常ではないならば、考えられるのは肥料過多。
美味しい実を採りたいから、畝作りのときに「ドカン、ドカン鶏糞を入れておいた」とうちの作男が申していた。

関連で思うのは、トマトの多肥現象だ。
果房の先から葉が生えてくることがある。

これは何度も経験済み。胸を張って言うことじゃないけど。
これと似ている。

トマトの方は生殖現象で、トウモロコシの方は成長現象だから全く違う、かな?

収穫を目指す正常な実は、この後虫害から逃れられれば多分育つだろうから、今回の現象はこの辺で。
そのうちに何かわかるかもしれない。

とにかく伸びすぎたわき芽と2本目以降の雌穂をは除去することで、全体がさっぱりした。


これで簡単に本数が数えられるようになった。
44本。

余分な雌穂の皮を剥いて出てきたヤングコーンは、10センチ。


150cmもある幼稚園児のよう。




2017年6月23日金曜日

チンゲンサイを蒔いてみる

チンゲンサイ。
みなさん上手にやっているのを見かけるけど、私はうまくできたことが無い。

チンゲンサイはもうやるまい、と決めていたのだけれど、コマツナはもう蒔けないしホウレンソウも夏はダメ。

そうなると夏場の青菜はこれしかない。
ナスとキュウリばかりじゃメニューにならないもの。

で、まぁちょっとだけ奮起してみた。
もう一度挑戦してみたい。

実は20日ほど前にポットに種をまいておいたのだ。
今ここまで成長した。

チンゲンサイ ポット苗

1ポットに3~4本。
どれもビョロヒョロで頼りない。

定植にはまだおぼつかないようにも思うけど、チンゲンサイの生育期間て短いからそろそろ植えた方がいいようにも思う。

ということで植えた。


そもそもは直播きで育てる野菜だから、ポットに10個ばかり蒔いたのじゃ植えつけたらこんなもの。

じゃぁ後は直播きでと同じ畝に種を蒔いた。
蒔いてみた。

チンゲンサイって、発芽と同時にムシにやられてしまうのだ。
この野菜の栽培適期は、虫たちが一番活発に食餌活動をする時期。

それもあってポット蒔きをしたけれど、こんな少しじゃねぇ。
成功したことがないもんで、無意識にしり込みした結果だね。

手がかかるという意味での困難さがわかっていてやるのだから、しっかり殺虫剤を混和してから蒔き、植えた苗も一緒に防虫ネットの中に収めた。

チンゲンサイの栽培

面倒だけど、毎日よ~く観察し虫(カブラハバチ、アブラムシ、キスジノミハムシ、ハスモンヨトウなど等なんでもアリ)を見逃さないよう頑張ってみよう!

なんだか今日はやる気になったけど、このテンションがどこまで保持できるか自信はない。


2017年6月22日木曜日

土がしっかり湿ったので、あっちこっちに追肥

昨日の豪雨で畑はしっかりと潤って、野菜たちは嬉しそうだ。
改めて細部に目をやれば、そこここで葉がなくなっていた。

防ぎようがなかった。
自然災害はある程度は仕方ない、と自己防衛はしっかりしてしまう私。

さて本論、気を取り直して・・・
土はしっかり湿っている、追肥のチャンス。

基本的に実ものがぶら下がるようになったら、追肥だよ。

先ずキュウリとインゲンの同居する畝。
畝と通路の境目くらいのところに浅く溝を掘って

追肥 畝の肩を削る

そこに化成肥料をパラパラと置いていき

追肥か化成肥料

上に土を戻す。
それだけのこと。

この時期はもう根がだいぶ伸びているから、茎の地際に撒くのでなく少し離して撒く事で根の先端から栄養を吸い上げられるのだ。

トマトも同じようにやって、次はナス。
ここは狭い畝に間隔を空けて植えてあるので、撒く位置は株間とする。

追肥 株間

やり方は基本は一緒。
浅く掘ったら化成肥料を撒いて、土を戻しておく。

よく見えるようにすると、こんな感じね。


まだ左右が繋がるほどには根が伸びていないだろうけど、こうしておいた方が効率がいい。

それからレタス。
6月初旬に植付けたグレートレーク。

取りあえず元気に育っているけど、記録を見たら植付け時には元肥として牛糞、その時に化成肥料を入れただけ。

レタスは短期間に出来上がるからということでそうしたのだけれど、短期間だからと言って肥料が少なくて言い訳じゃないから、もっと早くに追加すべきだったと反省。

そんなことをぼんやり考えながら手を動かしていたら、撒く位置を間違えて畝の肩にやってしまった。
この大きさじゃまだ根は通路近くまで来てはいないと思う。

株間にするべきと思い、改めてそこにも。

レタスの追肥

ここには防虫ネットをしてあるので、ちょっと面倒だ。
が、頑張ってやった。

結果的に広範囲に撒いたことになったので、暫くは大丈夫かな。

水気を帯びていても、柔らかい土は楽だ。
サクサクと鍬が入って気持がいい。

そうそう、土が軟らかいといえばこの間のゴボウ。
ナンダコレハ?という形で出来上がって?いた。

たまたま見たNHKの「ためしてガッテン!」
ここでなぞが解けた。

土が硬いとあのような股根になるのだそうだ。
この土、硬かったもんねぇ~。
この記事

野生のゴボウはみんな5本も6本もの股根が当たり前で、それを野菜として常食している
国もあるとか。

野生じゃないんだから、次の作付けまでにはしっかりと堆肥を入れなきゃね。

余談。


追肥は他に、ピーマン、シシトウにも簡単に施し、エダマメにも。
エダマメには不要というのが基本だけど、結果はいつも肥料不足状態なので今回は施肥してみた。

追肥を、今日みたいにこんなに丁寧にやったことなかったような気がする。

今日はメロンの覆い(カラスよけ)もした。
大きいものはモウ10センチ近くになり、葉の間からよく見えている。

まだ味は乗っていないけど、カラスは突いて遊ぶから油断しない方がいい。
今日は6個ほどにプラスチックの籠をかぶせた。

今のところいい成績に見えるけど、食べごろに食べて欲しい人が居てくれるかが問題。

2017年6月21日水曜日

台風並みの荒天

ずいぶん荒れた。

朝から雨風が強く、昼過ぎは風速8mで(ヤフー予報)横殴りの雨はまるで台風。
ガチャン!という金属音に窓から外を見ると、庭の物干しからステンレスのポールが吹き飛ばされて地面に落ちていた。

単に飛ばされて落ちただけで、二次被害は見当たらずそのまま辺りに目をやると、1mほどの琵琶の木が斜めになっている。

ビワ 強風で倒れる

折れたという感じじゃなかった。

そしてこちら。


これは遠くで見ても、骨折。

一番危ないトウモロコシは・・


風圧に懸命に耐えている感じ。
倒れ防止の紐は張ってあったけど、かぜの方向が違う。

2時ごろ、雨はピタッと止み風も弱まった。
空も明るくなり、これで雨は終ったようなので長靴を履いてスコップを持ち外へ。

琵琶は根が持ち上がってしまったのを直し、支柱をして踏み固め終了。

ナスは案の定完全に折れていた。

強風で折れたナスの枝

2本仕立てにするつもりでいたうちの主枝の1本だ。
もう少し伸びたら方向付けも兼ねた支柱を追加しようと思っていたのだけど、風を甘く見た。

この枝は諦めて、これからの枝の伸びを見ていこう。

トウモロコシは、傾いた株を起こして根元を踏み固めればいいだろう。
そして、蔓ものはというと・・

ドロ汚れがひどい。

泥で汚れたメロンの葉

土の上を這っているのだから、どうしようもない。
こっちも。

強い雨で汚れたメロンの葉

ここも。

メロン 強い雨で汚れた葉

これも。
ドロで汚れたメロンの葉

ポリフィルムや稲藁などでマルチをすれば、こんなことにはならない。
そもそもスペースの無いところで無理に栽培しているから、十分な設備はできない。

泥だらけになったのをそのままにはできないから、如雨露で水をかけながら洗えるところは洗った。
先端が主で、若い芽や花が複雑に付いているのできれいに落すことはできなかった。

キュウリやナスのように立ち上がっているものは、常に下の葉は除去するように気をつけていたのでドロ撥ねの害はなかった。

気温や風、雨などの変化には、もっと気を使ってやらなくちゃいけないね。

2017年6月20日火曜日

キュウリの2番手を植える

きゅうり2回目の植え付けをした。


1番手のキュウリの収穫が始まった頃に植えつけようと、5月末に種を蒔いておいた。
ジャスト ピッタンコ!

今はポットから移したままの2本植え。
ちゃんと根付いたら1本に減らすつもりで。

1番手君は10日ほど前から収穫が始まって、昨日からはド、ド、ド、ドッと生り出した。
今日は朝から8本。


たった2本の木なのに、今こうして1方向から見えているのだけでも7本。
大きさは様々だけど、これが日々刻々と成長するのだ。

ご近所の畑は一斉にこうなるので、どこの家もキュウリだらけになる。
さぁ、困った。

と言いつつも次のを植える。
キュウリは一斉に生って、短期間でサーっと終る。

だから次々とずらして蒔いておけば、長期に新鮮なキュウリが食べられるとなる。
漬け物もいいけど、夏にしか味わえないパリッと音のするキュウリは魅力的だもの。

明日未明からは雨。
今度は期待できそうだ。
期待の度を越して、迷惑になるかもしれない雨量(250ミリだと)予想。

まったく、どうしてもっと均等に降ってくれないのか・・

ま、とにかく降るというのでじゃぁ植えようということになった。
強い雨だというので、ドロの跳ね返りで病気の原因になるといけないので根元に枯草をしいた。

それから、おきまりのウドンコ病予防に殺菌剤も蒔いた。
去年は2回目のキュウリはなぜか全滅だったけど、今年は引き続いて生らせたい。

あまり成績が良くても困るのに、やっぱり植えたからには収穫したいもの。
実に勝手なことだ。

2017年6月19日月曜日

大ニンニクを収穫

ジャガイモを掘った時についでにこれも。
ジャンボニンニクともいうらしいけど、大きいねぇ!

大ニンニク

これじゃよく判らないか。
これでどう?

大ニンニク ジャンボにんにく

ちょっとのんびりし過ぎたようで分離しているけど、普通のニンニクとは形も違う。
1片がクリの実くらいある。

1片だけでも大量の料理ができそう。
1片の皮を向いて冷蔵庫に保存すれば、何回も使えそう。

頻繁に使う場合は便利かも。

根元に豆粒みたいなものがくっついている。
このまま食べられるかどうかはわからないが、種としては使えるようだ。

根と葉を切ってぶら下げて、タマネギと一緒に乾燥させている。

種の入手はスーパーの野菜売り場。
今回収穫した内の一部も、味や使い勝手を吟味した後来年用の種になる予定。


ところで、梅雨はまだのようだ。
昨日は期待したのに、ショボショボと土の表面が湿っただけ。

降り始めた小雨の中で畑に水遣りをしていた人もいて、遠くから見て笑ってしまった。
この人も雨をアテにできないんだね。

今日はお日様ニコニコで30度を超えた。
明日も晴れだって。

2017年6月18日日曜日

穴だらけのジャガイモ 「ケラ」の餌になったようだ

17日に「男爵」の収穫をした。
もう1種の「はるか」に遅れること12日。

3mと4mとの2畝なので、掘り起こす作業は極短時間で済んだが出てきた芋はかつてないものだったので、がっかりしてしまい作業の足は重かった。

こちらがその1畝分


左から、傷がない芋、虫穴が1つだけの芋、穴だらけの芋の順。
右端の箱をアップにすると


トンネル状態のものもあり、丁寧に傷を避ければ食べられるだろうけど量は1/4位になってしまいそう。

他のもう一つの畝の芋は


まぁいつも並かな、といったところ。

被害の大きかった畝は、木が小さいままで掘り上げるとまだ種芋が大きいまま残っていたものもあった。


持てるエネルギーを使い切っていなかった。
日数は他と同じなのに、なぜ?

種が大きかったということもあるかもしれないが、それなら十分な栄養があるのだからもっと繁茂してもいいのに。

掘る前はこんな様子で


まだ半分まで枯れていなかった。
明日からはシメジメしてくるという予報なので、掘り上げてしまった。

結果としてこんな状態では少々遅くしても良くはならなかった。
その意味では正解。


芋を食べた虫は、たぶん「ケラ」。
土の中なから何匹か出てきて、逃げ回った。

もちろん追いかけて踏み潰したけれど、カメラに納まるような動きじゃない。
今年は良く見かける。

モグラみたいに土の中で生活し、土の中の根や塊茎を食害するという生態とのこと。
これに違いない。

何でこんなに発生したのだろう?
砂地栽培に原因するだろうか?

ケラは別として、ジャガイモを砂地で栽培している例はいくらでもある。
普通の畑の土よりきれいにできるとも言われる。




一つ歩を進めるたびに新しいトラブルに出会う。
それまで良くても、同じように首尾よく出来上がることはあまり無い。

ため息をつきたくなるほど、自然とのお付き合いは難しい。