九条ねぎの種が採れた。
ゴマ粒より小さい種。
これだけあれば十分。
去年の夏に乾燥ねぎを買って植えつけてこれで一回りしたことになる。
試行錯誤の一周だった。
結局この品種は「九条太ねぎ」だったけど、そのあたりすらわからないまま闇雲の進行状態だった。これで良かったのかも未だに疑問。
何がかというと、柔らかく美味しく食べられたのはほんの一時だったことが腑に落ちない。
ネギってそんなものなのかなぁ。
この種を採った後のネギは、邪魔にならない場所に移して栽培続行中。
ネギボウズを作りながら新しいネギを分けつし、更新している。
頻繁に分けつを繰り返して、どこで止まるのだろう。
だけど分けした新しいネギも、この季節はすぐに硬くなってしまう。
まったく、せつなくなる。
ところで種採りだったっけ。
できた種がこぼれてしまわないようにと、kのアイディアでボウズの頭をストッキング地で覆面して採取をしようとしたのが4月半ば。(4月18日のブログ参照)
ネギボウズができればすぐにでも種になるものと思っていたら、まん丸のボウズが開いてからタネを持った苞のようなものができて、そこからタネがこぼれるのだった。
ボウズの上に飛び出している部分にタネが入っていた。
ボウズ誕生からこうなるまでに40日以上かかっている。
ストッキングに包まれたまま置かれたので、大方がかびていた。
種ってネギボウズの外にできるんだ!
解ったところでストッキングの覆面を外して、青い芯を20センチほど付けて切り取り紙箱に入れて乾燥させながら採種。
この方法はネット上のどこかで目にしていたので、真似た。
切り取ってきてしばらく日にあてて乾燥させてから、箱の中で軽くボウズをたたいて落としたのがゴマ粒のような九条ネギの種。
これでいいんだ。
ねぎ栽培そのものは今一よく解らないけど、種の採取はできた。
これを封のできる紙封筒に入れて、蒔く時期(いつ?)が来るまで冷蔵庫でお休み。
ドロナワ生活はいい加減に卒業し、次期はちゃんと美味しく食べられるよう、勉強して置かなくちゃ。