2018年4月24日火曜日

半年待って10月蒔きのキャベツを収穫

去年の10月に蒔いたキャベツがようやく出来上がった。

10月蒔きのキャベツ完成 

大きな葉だねぇ。
覗いてみると、ほら!

秋蒔きキャベツ

球になっているでしょう。
押さえるとしっかり硬いから、もう大丈夫。

本当はもう数日おいた方が良かったけれど、必要があって早めに収穫することにした。

6ヵ月後の収穫は1キログラム

1kgちょうど。
やはり目方はこんなものだけど、十分食べられそうだ。

この外葉のようすではまだまだ大きくなりそうだね。
まだ巻きが甘くて十分な目方がでないようだ。

でも6個もあるから早めに使い始めたほうがいいし、ここまでできているのに無いからと買ってくると後が大変。

栽培期間6ヶ月超。

以前これに気が付いたときにはびっくりしたけれど、本当に寒くなる前に発芽さえしてしまえば、後は頑張れる野菜なのだ。

10月に種を蒔いて11月に土に植えたらその後はどんどん気温が下がるから、水を飲んで息をしてじっと春を待っている。

3月頃に店頭に並ぶキャベツはどこで作られるのか・・ハウス栽培で出荷する人もいるのかな?それにしては安いように思う。

3月の声を聞き少しずつ暖かくなると、さぁ~と成長を始める。
3月上旬から目に見えて大きくなり、下旬頃からはそれこそ日々大きくなる。

こんな時期の栽培だから、害虫や病気の心配も不要で成長を始めたら2回ほど追肥をするだけで、ひたすら見守ってやるだけ。
時間はかかるけど手は掛からない。

それでこんないいものができるのだから長く待つくらいは我慢しなきゃね。

下から水を揚げて、お日様の光で栄養を作っている筈だけど温度がないと成長はできないんだ。低温期は栄養はしっかり貯めておいて暖かくなったらそれを使う、ということなのかな。

栽培野菜に限らない、回りの雑草も4月になると恐ろしいほどの勢いで伸びるものねぇ。
カラスノエンドウ、スギナなどはどうにも邪魔になり先日除草剤を撒いた。

栽培しているものに掛からないように風の無い早朝に。
気を惹くような綺麗な花を着けている草も避けたりして^^;

アカバナハンゲショウ

アカバナハンゲショウっていうんだって。





2018年4月23日月曜日

ジャガイモに蕾 

3月11日に植えつけたのだから、今日で43日。
もう蕾ができた。

これは早生種のキタアカリ。

ほら。

ここにも。

キタアカリとメークィンを植えて、キタアカリは早生種でメークィンは中生種だからこれはたぶんキタアカリ。

一応規則性をもたせて植えてあって、蕾を着けたのはどちらか一方の品種だけというのは間違いないが、どっちがどうだったのか?

芋の形が違うから結果を間違えることはない、と高を括った。
どうでもいいけど、成長記録途中で必要が出ることは考えなかった。
オソマツ^^;

ジャガイモの発芽はみごとなほどに時期がバラバラ。
蕾を着けるまで成長したものがあるかと思うと、まだ顔を出さないものもある。

こんな風に抜けている場所が2~3箇所ある。


つい2~3日前に見たホームセンターの店頭にはまだ種芋が並んでいた。
これから植えても大丈夫ということだろうから、うちのもまだ出てくる可能性もありだね。

大器晩成種かな^^。

2018年4月22日日曜日

さといもを植える

ホームセンターで買った里芋の種


全体に乾燥し過ぎた感じでひどい状態だ。
右端の2つは完全に干からびてしまって、中身が無かった。

こんなもので芽が出るのかなぁ?
これもショウガと同じように中国産で598円(500g)

里芋はこれまで何年も食用を買って植えていたが、結果に問題は無かったものの品種がわからなかったので今年はちゃんとした?種を買ってみた。

それがこれで、品種は「どたれ」。
私には聞き覚えのない品種だけど、調べたらごく普通にあるもののよう。

芽が出掛かっているものもあり、大丈夫そうなのを選んで6個、3mの畝に植えた。
生姜同様に深い穴を掘り、オルトラン粒剤を混ぜ、芋を芽の出る先の方を上にして落とし込み、厚く土を掛けた。

これで種に問題が無ければ1月以内には発芽するでしょう。
去年は29日目、おととしは18日目に出ている。

品種なのか、その年の気候なのかずい分と差があるものだ。
その時に「安物買い」の結果がどうでるか・・



イチゴ熟す

おお、赤くなった!


今日か、明日かと心待ちにしていたイチゴの初生り。
時期が来れば熟して当たり前だけど、やはり1つ目というのは感動するのもか。

まだたった1個だけど、ほら隣のも薄く色づき始めているし。
2日後には2歳10ヶ月の孫が来ることになっている。

前回には「今度来たときには赤くなっているかな」と期待させておいたから、暫くは「ば~ばのイチゴ」が頻発しそうだ^^

そうだ、カラス対策!

2018年4月21日土曜日

オオショウガを植えた 今年こそは・・

何年やっても上手くできないのだけど、また今年も植えてみた。
小さい形のショウガのほうが作り易いみたいだけど、金時のような生姜は生で食べるのが主なのでもったいないなぁと。

で、オオショウガ。
種はホームセンターで中国産500g入りを498円で購入。

腐ったりしていなければ国産である必要はない。値段がずいぶん違う。
国産は同じ量で700円くらいだった。

去年は腐りかけた国産の特売品を買って失敗したのだった。

用意してあった畑に穴を掘って、殺虫剤を混ぜ、埋め込んだ。
畝のサイズの都合で株間は35cm、チドリで2列。
畝幅は80センチ。


色んな形と大きさになったけど、1片がおよそ50~60gになるように手で割る(基本は手で折る。形的に折れない部分はちょっとカッターをいれてからポキッとやる)と8個分になった。


これは小さな塊りが3つくっついたまま植えた。分けると小さ過ぎるので。↑
これは↓80g位あったかな、分けられないのでこのまま。


こちらもちょっと大き目。

カッターを使ったのはこんな具合だね↓


生姜は深く植えるんだね、穴の深さ10cmが基本だって。
種が大きいからね。

ここは1月くらい前から地温を上げるために厚手の透明なビニールで覆っておいた。
途中で測ってみると裸の地温とビニールの下では2度(早朝)の違いがあった。

生姜は高知県が産地であることからもわかるが、うんと温度を要求するのだ。
だからこの辺りでも何の対策も無しでは、いいものはできない。

これは満足できる違いかそうでないかは今の私には判断できないが、違いはあった。
なので、引き続きポリマルチをすることにした。

全部植えつけたら土を掛けた上からたっぷり水をやって、剥がしたビニールを戻ししっかり押さえておいた。


芽が出ればフィルムが持ち上がるし、透明なので見ることもできるというわけだ。
この程度の量ならお役御免になれば、剥がしたフィルムは洗ってしまっておける。

今日は日差しがきつかった。
風があったためか、温度はそれほど高くは感じなかったがそれでも24度だったと。
国内の各地で30度を超したという。

今年の気温がどう係ってくるのかわからないけど、今頃植えた生姜は普通なら発芽まで1ヶ月くらいかかるらしい。
ビニールマルチの結果に期待したい。




2018年4月20日金曜日

低温で変色したブロッコリー 生育にも影響

もうどうでもいのだけど、納得できずに気になってならない。
これ程寒かった?

紫色に変色したブロッコリーの葉 3月

ブロッコリーの葉がみごとに紫色に変色してしまった。
3月17日に種を蒔いて、発芽後から戸外で育てた。
もうそろそろいいのでは、と。

3月25にはこの辺のサクラは満開だった。

それが双葉は変色し、その後に出た本葉は緑色。
でも大きくならないのだ。

本葉は出たのだから成長していないわけではない。
これの1週間後に蒔いたのと比べると、変であることがよく解る。

成長が遅れ後の苗に追い越されたブロッコリー

あ、この真ん中のは・・・


これ、左の苗グループの中から発掘したもの。
どうも元々は右のグループの仲間だったようだ。

そうか、じゃやっぱり17日に蒔いたのはどこかで強烈な低温に遭ったのだ。
中央のはその時どこかで保護されていた・・と。

で、苗の成長が遅れているのは蒔いた時期と育った環境がよくなかった、ということになりそうだ。
発芽温度は20℃となっているので、それなりの場所で発芽させたが、生育温度が足りなかったか。

こうして書きながら整理してみると、わかってくることがあるんだねぇ。


ところで徒長してくねくねと茎が曲がったブロッコリーをそのまま植えたのだけど、その様子はというと・・

全体にこんなに成長した。


2月16日播で、育苗中に徒長したがそのまま植えつけたものだ。
植付から27日。

今茎はどんな状況かというと・・
こんな。

順調に生育中の徒長苗

こんな。

順調に生育中の徒長ブロッコリー

曲がって、一旦土に寝そべってから立ち上がった。
途中から根が出て上手く支えてくれるかもしれないと、「寝かせ植え」をしてみたが、茎からの発根はしていないようだ。

でも、まっすぐ立っていたら今はこの防虫ネットを持ち上げているだろう。

この辺で止まってくれればネットを張ったままでいい。
で、首尾よく花蕾がつけば「怪我の功名」なんてね。

ブロッコリーって大抵茎が曲がって伸び、フラダンスをしているよね。
だからこのまま育ってもちゃんと花蕾は付けるのでは、と楽観している。


2018年4月18日水曜日

イチゴをアリと土から守る工夫

10株ものイチゴ苗を買って、去年秋に植えた。
今は小さな青い実をつけて元気に育っている。

この後どんどん実が育ち、赤く色づき新鮮ないちごが食べられる・・はずが結果泥だらけになったり、蟻の餌になってしまったりというのが過去の常。

ああじゃない、こうでもないと思案の末こうしてみた。


わかるかな?


これでどうかな。


材料はこれ。


割り箸と結束バンドだ。

割り箸の繋がっている部分に小さな穴を開けて、そこに結束バンドを通し、イチゴの茎(実がぶら下がる細い茎)を抱え込んで留める。

バンドには強い張りがあるので、実の重さでぐぐっと垂れ下がってしまうことはない。
房の大きさや箸との距離でバンドを2本繋げる場合もある。

これで実が土に直接着いていないので、アリに食べられたり跳ねた泥が付いたりはしない筈。アリは地際から茎を伝わって取り付くこともままあるから、完全じゃないけど今年はこれでいってみよう。

綺麗な実をつけさせるには、ポリマルチを敷いて植えるのがいいことは承知だった。
でもポリマルチは追肥など都度の作業がとても面倒だと思うのと、あのボリュームの石油製品の後始末を考えるととても抵抗があって実行できない。

ポリマルチじゃなくて何とかしたい。

枯草マルチが私としては理想なんだけど、風に飛んでしまう。
枯草の向きや押さえる方法を考えてみたけれど、これだという方法が思いつかない。

手元にいっぱい保存している肥料袋を開いて敷き詰めたらどうか?

これも押さえる手段がすっきりとせず、ぴったりと敷き詰めることは今更不可能となり断念。

ハウス内での高く持ち上げた栽培施設とか、石垣イチゴが考えられた過程がわかるような気がする。
苦労して実らせても、さぁという時に商品価値が落ちてしまったのでは元も子もないものねぇ。お金に替えられる作物を作るって大変なことなんだ。

そうだ、ついでに今年やった春の作業をメモっておこう。
・ランナーの除去
2月ごろからもうランナーが延びてくる。これは結実のためには邪魔なので取る。
ランナーを育てるのは実の収穫が済んでから。
・株元の小さな葉、枯葉を取り除く。

こうしてこんな風に、株元がすっきりした。