2017年10月26日木曜日

塩害

台風のような強い風の後は畑の野菜に水をかけて洗う必要がある、ここでは。
塩を被るから。

これはおそらく塩害の跡だ。




葉のフチが黒くなって死んでいる。

前に住んでいた所も台風の際は山の木の葉が黒く変色し、やがて枯れた。
そのことをすっかり忘れ、先日近所の年配者に言われ気づいた。

先日の台風は、風が収まったら半日後くらいに雨になったので、塩害もこの程度で済んだようで助かった。

うちの畑は、というかうちはというか、すぐ北側が浜名湖なので北から煽られると家も畑も塩を被ることになる。

住んで3度目の夏だけど、過去2年は台風が無かった。
それでつい忘れてしまったのだ。

また3日後くらいに22号の台風が来そうだ。
こんどはどんなことに・・・

2017年10月23日月曜日

防風目的のネットはしっかりと張ろう

台風31号は遠州灘を陸地に沿って舐めるように進み、そのためこの地方は22日夕方から23日夕方にかけて暴風警報発令。

この暴風による畑の被害は大きく、雨が上がった後もほぼ一日唸るように吹き荒れた。
人や家がなくなるような被害ではなかったことが不幸中の幸いだった。

夜が明けて外に出ると、ネットの中は大荒れ。


アーチ状の市中が倒れてトンネルがぺしゃんこ。
中の小さな苗はそのネットに揉まれて、葉が千切れたり擦り傷だらけ。

矢印の辺にあったレタスの苗がない。
左上の苗よりだいぶ大きかったのに。

そう、レタスは風にとっても弱いんだった。
1株1株に防風用の要塞を作ってやらなくてはならなかったのだ。

右上のネットも同様に支柱は倒れてネットは地面にべたっと付いている。
こちらは大根の苗。


かろうじてふんばっていたが、葉は千切れて全体が小さくなってしまった。

風除けになるかと張っておいた防虫ネットは、支柱が倒されてネットが野菜を撫で回してしまい、却って良くなかったみたいだ。

実は台風情報が入る直前に、もう防虫目的でのネットはそろそろ不要かと取り外したばかり。
そこに猛烈な台風が直撃しそうだというので、あわててまた設置。

「飛ばされない」ことを中心に考えて、ネットの裾は頑丈に止めた。
が、トンネルの柱が倒れることは想像しなかった。

北からの強風でみな同じ方向に将棋倒し。
でも風は止まないから、上に被さったネットが苗を土にズリズリと擦りつけた。

ネットを張ったことが悪かったのじゃない。
頑丈なトンネル工事が軟弱だった、ということだ。

いい加減な工事で二次災害が起き、被害を広げちゃったのだろうな。
まずかった。
いつも支柱のぐらつきは気になってはいたが、被害が出なかったのでいいことにしてしまった。

本当の土木工事なら柱の基礎はコンクリートで固めるが、これはどう固定すべきか。



ネット防風は仕様がなかったナスやサトイモもボロボロ。
サトイモはまるでモンステラのよう。


自然災害による損失というのは、悔しいねぇ。
他にも、ねぎは葉が折れたり切れたり。


ピーマンにトウガラシは、倒れないよう手は打ったけど、実がぽろぽろと落下。



まだもう少し頑張れたナスも、こう痛められたら終りかな。


まだ近隣の畑は見ていないけど、他の人はどう対処しただろうか。

2017年10月21日土曜日

キャベツの食害はやはりアオムシ

キャベツの食害(15日の書き込み)はやはりアオムシだった。
一時的に雨が止んだので早速ピンセットとめがねを持って「捕り物」に。

おお、証拠品だ。

アオムシのフン

葉を傷めないようにそうっと奥を見ていくと、いた。
左の株に1匹。

右にも1匹だった。
今回は潰す前に写真を撮ることができた。

取り出して置くと、暫くすると丸まっていたのが長くのびて動き出した。


雨で体が濡れていたので、動いた軌跡も見える。
更に探すも見つからず。

被害状況から推して、他に共犯者はいなそうだ。
ならばこれで被害は止まるだろうと、薬の散布はやめた。

私だってできるなら薬は使いたくは無い。
穴だらけになってしまったら、使い物にならないから最低限にと仕方なく使うだけ。

このアオムシ退治が18日で今朝(21日)までは被害の広がりは見えていない。
球は15センチ位に成長しているから、たぶん、大丈夫だろう。

心配は雨。
秋雨前線+台風でもう10日も降り続いている。




2017年10月15日日曜日

キャベツの巻いた葉に虫穴 

よくあることではあるけれど・・
巻いた葉が穴だらけ。


昨日まできれいだったのが、一晩で、それも雨だったのに信じられないような姿。

葉の間に緑色のフンも見える。
アオムシでは?

この状態で見える範囲には犯人(犯虫)はいない。
中を探ろうにも、ぎっちりと巻いているのでこじ開けるわけにいかず、どうしたものだろう?

そぼ降る雨の中をカメラと傘を手に見回り・・見上げた努力(笑い)の甲斐もなくこんなのを発見しても、諦めて屋内に引込むしかないではないか。

いつ止むのか分からない雨。
「秋の長雨」だと予報のおネエサンは言っていたけど、解ればいいというもんじゃない。「恨めしい雨」だ。

ゴボウの茎切りはナメクジ だった

ゴボウの本葉が展開すると地際から切ってしまうのは、どうやらナメクジの仕業だったようだ。

これが(お見苦しい画像で失礼)

ナメクジ ゴボウを食害

こんな風にしてしまったようだ。

ナメクジに切られたゴボウ

ナメクジに切られたごぼう

ナメクジの食害

ヤガだと思っていた。
ヤガの幼虫らしきものも出てきたのだから、彼らも共犯だったのだろう。

が今日はナメクジの食害現場を見てしまった。
食餌活動中が2匹、その近くにもう1匹。

その1匹が上の写真。
見つけるとすぐに「殺さねば・・」の観念がはたらくので、考える前に踏みつけてしまい無残な姿にをupすることになった。

最近(気温が下がり始めてからかな)ナメクジがあちこちで活動している。
体長2センチくらいでぶよぶよしている。

本来夜行性だといわれるが、それが日中によく見かけるのはずいぶんと図々しいヤツだ。

退治するには、見かけたらその場で捕まえて踏みつけて殺すけれど、多くは夜に捕食活動をするのだから農薬が一番効果があるとのこと。

昔からナメクジには塩、と決まっている?けどナメクジが溶けるほどの塩を撒いたら植物までだめになってしまう危険がある。

農薬の他には尿素が効くらしい。
尿素なら肥料としての効果もあるのだからいいかも。

ただしチッソ過多にならないよう考えなきゃいけない。
ゴボウにはクスリ、キャベツやハクサイには尿素という使い分けでどうだろう。


2017年10月14日土曜日

ダイコンに大量のアブラムシ

ギョッ!すごいアブラムシ。

ダイコン アブラムシの被害

一旦は手で払落としてみたものの、既に大きさが他と違いすぎているのでリタイア願うことにし、抜いた。

アブラムシ ダイコン

貧弱なはず、芯が無い。
コナガがうごめいていた。

アブラムシとコナガとに攻められていた。
こんなになるまで気が付かなかった。

このダイコンの隣のダイコンも上から見ても分からなかったが、葉の裏はアブラムシがいっぱい。
どうしようかなぁ~。

取り敢えずお手軽な方法から、「牛乳攻め」をしてみよう。
今日は日差しが弱く、湿気も多いからだめかなと弱気のままで。

アブラムシに牛乳

ダイコン アブラムシ 牛乳

ハンドスプレーでシュッ、シュッとたっぷり撒いて、翌日様子をみても変わらず。
こんなナマ優しい方法じゃだめか。

次の手はクスリ。
でももう雨が・・・

それも暫くは止みそうにない。
どこかでせめて半日くらいの晴れ間が欲しい。
それがだめなら、全滅かなぁ。

ネット掛けは、毎日剥ぐって見るのは面倒でついつい外から簡単に見て過ぎてしまう。
こんなふうに、葉裏にびっしり付いていても気が付かないもんね。

それに株間が狭かった。
袋の説明によれば20cmとあったのでそうしたけれど、葉が混んでとても風通しが悪い。

これはもうじき収穫のミニダイコンだけど、雨が止みそうにないなら早めに抜いてしまわなければ、同じ畝にある晩生のダイコンまで被害に遭いそうだ。







2017年10月12日木曜日

ゴボウはネキリムシの好物 発芽はしても育たず


地際を切られたゴボウ

葉の虫害はさておき、葉がここまでになっても地際を切られてしまう。
今回も、播種30箇所の内発芽後に7箇所も抜けてしまった。

発芽率もそう良くはないけど、本葉が出る頃になるといつの間にか無くなっていた。
この姿を見て、ネキリムシだと判る。

そうか、ネキリムシだったのか。

私の観察眼もちょっとだけ進歩したのか、真相?が解ってきた。
土を掘ってみると1匹だけみつかった、黒っぽいイモムシが。

ヤガだと思う。
発芽してすぐに殺虫剤を撒いているのだけど、効果がないみたいだ。

すぐに追い蒔きをして、大体芽は出た。

ゴボウ 発芽

ゴボウの双葉、なかなか可愛い。
本葉になるのに結構な時間がかかり、えっちらおっちらやっている内にいつのまにか消えてしまう。

この発芽確認を待つ間にも2~3箇所が又なくなっている。
10月いっぱいは蒔けるようなので、種の袋はしばらくは手元においておこう。

ゴボウは一斉に収穫しなくてもいいからずらして蒔いたと思えばいいけど、あまり手こずるとヤガに馬鹿にされているようにも思えてくる。