2017年9月25日月曜日

保存したタマネギの腐敗 大玉ほど腐敗進行

想定外の大玉に育ってしまった今年収穫のタマネギ。
タマネギの大きすぎたのは喜べない、その上に乾燥用の場所がないという受難の重複。

貯蔵環境が良くないのは承知の場所での乾燥保存。
家の北側の軒下で、コンクリートの地面から低いもので50cm、高くて120cm。

風通しは東西方向だけで、南北は閉鎖されている。
夏の朝日、夕日が差し込んでくるので、早朝夕方には遮光ネットを使用。
という状況で、いわゆる「軒下」ではない。

どうしたことかタマネギそのものが巨大球になってしまい、これも腐りやすいという情報も入っていたが大きくなってしまったものはどうしようもない。

発芽を心配したが、それより先に腐敗し始めた。
やはり大玉から腐る。

吊るしてあって、徐々にこうなってくる。

タマネギ 腐敗 カビ

これの外皮1~2枚を剥ぎ取ると

タマネギ 腐敗・カビ

カビ、そしてもろ腐敗。
外見は異常なくても、触ってちょっと柔らかいかなと思えるものはOUT。

毎日1個、2個と腐り、吊るした糸から抜けて落ちる。
外側の1~2枚を取れば何とか食べられるものは、腐敗部分を捨てて冷蔵庫へ。

言い訳しながら嫁さんたちに持って行ってもらったり、少しは販売したりもしながら減らして、ようやく残りは30個くらいになった。
せっかく自家菜園で育てても、楽しんで使えないのじゃつまらない。

大きくすると腐りやすいと言われているが、なるほど大きな球になったものは鱗片の1枚がとても厚い。これじゃ乾くのに時間がかかる。

そろそろ今年の種蒔きをしなくてはいけないのだけど、量を決めかねている。


ちょっと横道だけど、今スーパーではタマネギが安い。
小玉ではあるが、1個9円なんていう日もある(これは客寄せ)が、通常でもかなり安くなっている。

そろそろ発芽する頃だから、と余計な推測をする。
プロが貯蔵しても発芽をセーブするのは難しいのだろうか。

それにやはり腐るからだろうか、比較的小玉で揃っていて大きなタマネギなど見たことはない。ここにも農家さんの苦労が偲ばれる。

2017年9月24日日曜日

ハクサイ苗にコナジラミ、シンクイムシ

ミニハクサイ苗がずいぶん大きくなってきた。
そろそろ植付期かと気分を良くしていた。

が、一部がヘン。
近づいて良く見ると、中心の芽の当たりが見覚えのある様子に。

あ、これはと探ると・・やはりいた。
ハイマダラノメイガだ。この状況で?だ。

ハクサイ シンクイムシ

芯のところをupすれば(ピンボケだけど)

ハクサイ シンクイムシ被害

芯が無くなりかけている。

被害ポットは1個だけ。
全体に茶色まだらで頭が黒い現行犯は死刑にし、キャベツ用に作ったプレオフロアブルの希釈液を拝借して全体に噴霧。

アブナイ、アブナイ。

その時に他のハクサイの苗を持ち上げたら、けし粒ほどの真っ白なものが葉の上にいて、ちょっと触るとフワッと飛び去った。

見たこともなく、想定もしてなかったので「エッ、何?」。
あ、こんな虫をネット画像では見たような気がする。

「コナ。。。」を連想したので当てずっぽうで検索すると「コナジラミ」。
これだ。
小さすぎて、私のカメラには収まらない。

改めて全部のポットをチェックした。
白く見えるものはまだ数匹いたが、それらは退治。でも卵が産み付けられているかもしれない。

眼鏡をしても、成虫で1ミリの虫の卵までは見えない。
コナジラミなるもの、現物は初めて見たが、こんな風にして育てていてどうやって入り込んだのか?

育苗箱

ミニハクサイなんだけど、数日後には植付しようと思っている。
卵がついていればまた成虫が出現するだろう。

コナジラミそのものの食害は大したことは無いらしいが、アブラムシ同様に病気を運んでくるそうだ。
撒いた薬液には殺菌剤(トップジンM)も混ざっているが、果たしてピタリとはまるかどうか。

先日ダンゴムシの食害が見つかって、お引越しで対処したばかり。
次から次へとお客様の到来。
毎日よくチェックしよう。

キャベツが急成長、ネットが邪魔になる

苗を老化させてしまったキャベツだが、順調に成長。
外葉が大きく展開してきている。


葉の数はまだこんなものだけど、この数日で外葉はの急成長したように思う。
5株全体を見ると・・


右の3株が押しくら饅頭をしている。

左から2番目が変なのは、芯がないから。
虫にやられたような様子じゃなく、初めから無かった(そんなこと無い?)様な姿。

これは待っていても仕方ないので、退散願うことに。
6株分を蒔いたのに、何だかんだで4株になってしまった。

残った健全な株は、外葉の成長と共に芯が立ち上がってもきた。
こんな風に。



葉の裏側が見えるようになった。
こうなったら追肥だ。

即効性のある化成肥料を株と株の間にパラパラと撒いてやった。
今立ち上がっている葉の内側に新しい葉がどんどんできて、重なりながら丸くなっていくのだ。

大きくなった外葉は防虫ネットに接触し、折れたり破れたりもしている。
幸い今のところ虫害は見えないけれど、ネットに触っているところにチョウやガが産卵する危険性があるので、この狭いところでいつまでもネット内に閉じこめるのはまずい。

ということで、今日は防虫ネットからの解禁。
防護資材を外して丸裸にしてしまうのはとても危険なので、すぐに予防としての薬剤散布だ。

可能性の高い害虫は、芯を攻撃するハイマダラノメイガと柔らかい葉に食らいつくコナガ。
手持ちの薬剤ではプレオフロアブルが適当。

病気も予防したい。
病気についてはよく解らないので、軟腐病あたりに当たりをつけてトップジンMとした。

この2種を混合散布。
500mlの希釈液を作り、キャベツ4本とブロッコリー6本に対して今回と2~3日後とで都合2回の散布をする。

まだ9月、虫が元気な季節だ。
暫くは観察と防虫に頑張らなくてはならない。


同じように狭い場所でネット内に閉じ込められているブロッコリーも開放してやった。


キャベツほど窮屈そうではなかったが、こちらは高さが限界。
はやり葉がネットに触っていたので、外すことにした。

今がとても綺麗で元気。
このまますくすく育ってほしい。

キャベツと同様に、同時に管理すればいいので手間が増えるわけじゃないが、管理人の手のかけ方次第。

2017年9月23日土曜日

直播き秋物ピーク

昨日は夕方から夜半まで、やさしく且つたっぷりとという感じで雨。
予定していた今日の種蒔きには最適。

雨の後の種蒔きはダイコン、カブ、ホウレンソウ、葉ネギと大忙し。
せっかくちょうど良く湿った土が乾かないうちにと、午前中からフル回転。
ダイコンは9月中に1種類を蒔きたかったので、この雨の後を狙っていたのだ。

今年の目玉はこれ。


特別どうってことない品種だろうけれど、なんせ普段はほとんど使わない(使えない)タ○イの種。
最近近くのホームセンターで売られるようになって、値段だけで判断し、以外に安いと飛びついた。

今日43本分を蒔いたら、残りは10粒ほど。
予定数は43本だったからちょうど良かった、と言えばそれまで。

まぁ、3年も5年も持っているようでも良くないから、ちょうどいいと言えないこともないけど・・
それから、蒔き時が9月中~下旬となっているのは嬉しい。

今までのはだいたい8月下旬頃~だったけど、これならゆっくり準備できるし、気温(地温)も適度になりハラハラしなくてもいい。
さすが、高価なだけあるねぇ。

粒剤の殺虫剤を土と混ぜて、種を蒔いて、うすく土を被せて軽く抑え、上にネキリエースをパラパラっと置いて、ふわっと水遣りして、すぐに防虫ネットをセットして完了。


一番手前の畝がダイコンで、小苗が見えているのは9日に蒔いたミニダイコンで今は10~15cm程になっている。
今日はその右の空き地に「聖護院」、奥側に1列13本分を「くらま」を蒔いた。


カブ2種類は、2回目の播種になるけどちょうどこんな時期かなと。
小カブと中カブ?の2種。栽培期間が短いから少しずつずらして何回も収穫するのが目当て。

初回に蒔いたのは、今ここまでになっている。
この左の続きに今回の種を蒔いた。

やり方はダイコンと同じ。



葉ねぎも適期のようだ。
これは苗を作るための種蒔きだ。


熱さまシートを貼り付けたような絵だけど、蒔いた部分に不織布のベタ掛けをしてある。
ここで20センチ位になるまで育てたら移植して生育するんだけど、ネギの類ってこのところが実に面倒。

発芽率も低めで、生育期間も長い。
だからちゃんとできれば、とても嬉しい。

ホウレンソウは気持ちの上ではもっと早く蒔きたかったが、気温が高すぎた。
数日前から下がり始めたので、じゃぁこの雨の後だと。

予定の種蒔きを全部終ってからの撮影だったので、どれもネットの画像ばかりになってしまったが、さて何がどのように姿を見せてくれるか・・。

蒔くだけだからそんなに時間は掛からないつもりだったのが、たっぷり2時間半もかかってしまった。
害虫が怖いから殺虫剤に防虫ネットにと、これでもか、これでもかの重装備。
道具を考えて運んだつもりでも、作業が進むたびに忘れ物に気づき畑と物置とを行ったり来たり・・・。

小足を使うっていうのは、エネルギーの消費にはなっても体力をつけるという意味での運動にはあまり役立たないとか。
あ~、疲れた。

今日は種蒔きの条件としては良好だったけど、作業している私には蒸し暑くてたまらなかった。気温は27~28度だったか。

2017年9月20日水曜日

芽が出てきたニンニクは冷凍して保存

5月に収穫したニンニクは、乾燥しながらの保存は限界にきた。
9月20日ともなると、もうつぎのニンニクを植える時期だものね。

白い皮の上からもうっすらと青みがかってくるので、皮をとって見るとこんな風になっている。


まだ発芽はしていないけど、もう時間の問題。
このまま乾燥させておくと、緑色の芽がにょきにょきと伸びてきてややこしいことになる。

こうなったら冷凍保存に切り替え。
球から1片ずつに切り離して、ポリ袋に入れて冷凍室へ。


このときに皮は剥いても剥かなくてもいい。
皮付きで凍結した方が、皮剥きの手間はらくなような気がする。

生のニンニクは皮剥きに結構時間がかかるものだけど、凍結することによって、皮と身が剥がれやすくなって作業が楽になる。

始めから皮を剥いて冷凍しておけば、使う時にはそのまま使えるからそれもいい。
皮があっても無くても質の違いはない(ように思える)ので、どっちでもok。

冷凍したニンニクは冷凍室から出して2~3分で切れるし、急ぐなら流水に当てれば数秒で包丁が使える。

丸ごと焼く時などは速くて具合がいい反面、すぐに柔らかくなるので、摩り下ろしの場合はグズグズしているとグニャグニャになってしまってちょっとね。

その辺は慣れることで順に要領が分かってくるものだ。
生のニンニクを包丁の腹で潰した時の「バリッ!」という音が聞けないのは寂しい(笑)。

国産ニンニクは高価なので、冷凍であっても、いつでも手元にあり気軽に使えるニンニクは便利な品だ。



2017年9月18日月曜日

台風#18は被害微小 備えに見落とし

大きな予報円を伴った台風なので、風邪対策、雨対策を可能なかぎりやった。
つもりだったけど、見落としはあった。

まだ小苗のブロッコリー、少し前から茎が伸び始めてちゃんと支えなくちゃと思いつつも肝心なときにチェック漏れ。

台風で倒れたブロッコリー

防虫用でも一応ネットに守られていて、9本中2本が倒伏。
植えた時の割り箸支柱じゃね。

見落としと言うより、これはどうしようもなかったキュウリ。
雨にたたかれて濡れ傷みになった。破れてはいない。

台風で損傷したキュウリ

傷付いた葉が復活はできないだろう。

強い風雨に打たれたキュウリの葉

2日前から収穫が始まったところだった。
上方の葉は生きているから本体の復活の可能性もありそうだけど、初めて3回目の栽培に成功しそうだったものだけに悔しい。

ツルものはこんな時には被害を防ぐ措置は、ない。
だからプロは何でもハウス、になるんだろう。生活がかかっていれば直接の被害は防がざるを得ない。

他にもピーマンの根が持ち上がった。
枝、葉、実がいっぱい着いて上が重いので、風邪に煽られて30度くらい傾がってしまった。

ここは夜中に2~3時間ほど強い風雨があったが、この程度の極微細な被害で済み取り敢えず良かった。

台風18号の中心は列島を貫通してはいないが、暴風雨の被害がほぼ日本中に及んだ。
九州地方は度重なる気象災害に、本当に大変なことと思います。

高度成長の最中を生きてきた私たちが、先のことを深く考えずに今が、あるいは自分の近未来が快適なようにと都度の選択をしてきた結果がこのようなことに・・と思うのは短絡的?


2017年9月14日木曜日

ポット苗がダンゴムシにやられた

本葉が出始めたミニ白菜のポット苗に、穴があいた。
こんなにも・・

ハクサイ ポット苗に穴 ダンゴムシ

昨日の朝、穴を見つけてアレ?と思いポットを持ち上げてあちこち眺め回したけれど犯人が見つからず、ちょっと様子をみようととりあえず放置した時は上の画像。

そして一夜明けたら、一晩で3~4箇所も増えていた。

ダンゴムシ ハクサイ ポット苗

こりゃ一大事、とポットの位置を動かしながら調べていると、ダンゴムシが2,3匹ウロウロ。

ポットを入れているトレーを持ち上げると、いる、いる、ウジャウジャと右往左往している。
場所が悪かった、うっかりしていた。

土に接するように苗ポットを置けば乾燥防止になるかと考えたのだけれど、土の上に物を置けば、その隙間や周りはダンゴムシの棲家になるんだった。

ダンゴムシは小さな柔らかい植物を食べる。
体を縦にして、伸び上がって双葉を食べる。

苗がダンゴムシの背丈より大きくなってしまえば、まず大丈夫なんだけど。
何度も現場を目撃していながら、だ。反省、反省。

すぐに移動。
白菜苗の脇には、もう一つトレーを重ねてキャベツ苗が置いてある。

こちらは異常なし。
入れ物を重ねれば、彼らは侵入できないようだ。

間引きを兼ねて、痛んだ苗を整理。
まぁまぁの恰好になったような気がする。