2017年7月9日日曜日

エダマメの根に根粒がない

木が小さく、莢の膨らみ具合も7割くらい。
大きく膨らんでいる莢もあるので、全莢が膨らむのを待つと先に膨らんだ豆は硬くなりまずくなるので2本ほど抜いてみた。

これが抜いた株の全容
草丈がとても短いが、莢はまぁまぁか。

エダマメ 収穫

わかり難いので、ヌードにすると

根粒菌が付かなかったエダマメ

1本当たりの莢の数はそんなに貧しくはないのでは・・
ただ膨らみ方が揃っていないから、豆のボリュームは小さい。

木の成長が良くないこと意外はそれほど何って思わなかったが、
茹でようと、根を切り莢を外していて気づいたのは「根粒が付いていない」。

この写真は土の上なので良くわからない(撮り直そうと、捨てた根を探しに行ったけど見つからず)が、普通は(たぶん)付いているはずの小豆粒大の根粒が全く無かった。

ふ~ん、こんなこともあるんだね。

根粒というのは、豆類の根に寄生している根粒菌の集まりで、その粒の中に固定しているチッソを宿主に送るという仕事をしている。

それが無いのだから、このエダマメは肥料として与えられた養分だけでここまで来たということか。

根粒菌の存在を信頼して、元肥も追肥も化成肥料をほんの少し施しただけだった。
だからの結果というのはわかる。

でも、「根粒菌は空気中のチッソを固定」すると言われるけれどこのエダマメの周りの空気にはチッソが無かった?

茹で上がったマメの味は、甘味も旨味にも欠けていた。

2017年7月6日木曜日

実割れしたナス

コンスタントに収穫するようになってきた、と思うと、こんな現象が。
これは昨日収穫したもの。


実割れ(裂果)。

皮が裂けて中身が出、それが変色(空気に触れたから)している。
これは大怪我。




こちらは傷は浅いけど同じことで、裂け目をよく見ればタネが露出している。


原因は
肥料過多、温度や湿度の急変、猛暑、急な豪雨などによる生理障害。
虫害もあるが可能性は低い。

温度や湿度の急変は、この実が生るようになってからはなかったように思う。
入梅以来雨は降ったような降らないようなで蒸し暑く、このところの数日は猛暑だ。
急な豪雨はあった。

そういえば、去年も突然の大雨の後でこんなことがあったように覚えている。
その時も原因を調べたはずなのにすっかり忘却。

気候によるものなら、それは手の施しようがない。
言い換えれば、「私のせいじゃないよ」という家庭菜園ならではの無責任や気楽さだ。

ちなみに肥料はどうかと花の状態を見てみると


ちょっとピンボケだけど、真ん中のメシベが周りのオシベより外に出ているのは判る。
これは肥料が足りている状態。

葉の大きさを見るとそれほど大きくはないので、過多では無さそうだ。

3種類のナスを栽培しているけれど、実割れは今のところ千両2号だけ。
割れやすい品種なんだろうか。

夏のナスは家庭菜園の定番だけど、初めから終るまできれいに生らせるのは簡単じゃない。

2017年7月4日火曜日

この暑さはレタスには厳しい

グレートレークという品種の結球レタス。
4月下旬に蒔いてからおよそ60日超。

この数日で巻き始めた。
巻くべきものは。

巻き始めたレタス

が、全くその気がないものも半数くらいある。

巻く気配のないレタス

こうなっているのは、今更巻きはしない。
このまま食べて食べられないこともないが、まずい。

このところ日の出から日没までずっと30℃以上なので、低温を好むレタスには相当きついのだろう。
これはオーバーだけど、実際は10時頃から4時ごろまでは30度を下回らない。

プロなら遮光ネットを使うのかな。
防虫ネット(写真に写っている)じゃ、その役には立たない。

今まで虫害についてはかなり気をつけてきたけど、これからは野菜にとっての快適温度ということにももっと気をつけねば。

無理やり育ててもいいものはできないと、遅ればせながら思い始めた。

キアゲハはニンジンが大好き

いた、いた。
艶やかな衣装がよく目立つ。

キアゲハ幼虫 ニンジン

キアゲハの幼虫だ。
ニンジンには必ず寄ってくるから、驚かない。

やっぱり来たね、ぐらいの反応だ。
それにしてもこの色柄は目立ち過ぎて危なくはないのだろうか。

動きもとっても鈍いし。
羽化して飛び立つまでには相当の数が間引かれるんだろうなぁ。

虫を乗せたまま葉を折り取ってコンクリートの上に放っておいたら、いつのまにかいなくなっていた。
小鳥が「いただきま~す」と片付けてくれたのだろう。

ニンジンは蒔いてから凡そ100日。
ようやく根の大きさがそれらしくなったら、うどんこ病が出た。

うどんこ病 ニンジン


根は出来上がったということにして、うどんこは今更止まらないだろうから放置しよう。
ニンジンの数は大したことがないから、上が終ったら掘り上げて保存するということにしようか。

2017年7月3日月曜日

トマト色づき 初収穫

中玉とまとに色が着いてきた。


1房に6球
1球はゴルフボール大。

上の2球が真っ赤になったので、今日は初収穫。


あ、やっぱり割れている。
雨除けが遅かったのと、下から吸い上げたからかもしれない。

完全なものを作るなら、屋根を建てなくちゃだめなのかな。
これは今夜の私の夕食の一品  楽しみ~♪。

さといもにセスジスズメ

サトイモの地上部にこんなイキモノが・・

セスジスズメ サトイモ

捕らえて、シゲシゲ見てみると(ちょっとバッチィものも写してしまたったが)


セスジスズメ

例によって、「さといも 害虫」で検索するとバシッと命中し「セスジスズメ」だと教えられた。

スズメガの幼虫だと。
お初にお目にかかります。

特に珍しいわけじゃなさそうなので、私の目には見えていなかっただけだろう。
サトイモの葉の虫害は気にしていなかったから。

今回1匹、2匹じゃなく都合7匹ほどいたかな。
集団でかかられると、大きな葉もこんな姿になる。

セスジスズメの食害

微力でもコツコツと積み重ねると、結果は大きくなるものだ。


2017年7月2日日曜日

トウモロコシの雄穂は全部除去 

トウモロコシの雄穂は、ようやく全部の花粉が無くなってお役御免になったことがよくわかったので、すっきりと1本残らず切り取った。


雌穂の授粉が済めば頂部の雄穂は不要なので取ってしまった方が防虫の意味でもいい、という理屈はわかったけれど、授粉したかどうかの確認は実が太ってこないとわからないよね。

どうすれば・・と思案しながら時間が経過。
そのうちに雄穂の花粉が順になくなってくるのを見て、あぁそうか、と気づいた。

花粉がなくなったら取ればいいのだ。
そんな簡単なことだった。

それで、順に切り取っていって今日は最後の作業。
全部きれいになくなった。

前に一度わき芽も掻いたのだけれど、残しておいたわき芽にも絹のような毛が出るので、どうにも気になって、思い切ってそれも全部取り去って本当にスッキリ。


それで、肝心の実の方だけど。
授粉はできたようで日々太ってはいるように見えるけど、こんなペースでいいのかな?


改めて袋の説明を見直すと、「おおもの」という品種のトウモロコシは「長さで目方を稼ぐ」とあった。
そういうことなんだ。

長さは(大体揃っているけど)平均的な実で30cm。
普通のスィートコーンと比べて長いような気もする。

太さはおよそ5・5~6cmくらい。
ちょっと皮を剥いて覗いてみたところ、実はまだ小粒で真っ白。

説明によると収穫適期は、「絹糸抽出後20~25日」とある。
じゃあ、あと1週間から10日くらいかな。

これは一斉収穫。
悩ましいことよ。


今日は今までに最高の暑さだった。
朝7時で30℃、正午ごろは37℃、2時過ぎは32℃で夕方6時でもまだ30℃。

梅雨前線が上がって、太平洋高気圧の影響をモロに受けたということかな。
明日もまた似たような予報。

室内で冷房を使うと足が冷えるのと外に出た時に辛いので、扇風機だけにしていた。
室内の空気を動かすだけでも体感温度がずいぶん違うものだ。