2018年3月6日火曜日

室内育苗 徒長に悩む

発芽後12日、こんな泣きたい様な姿の徒長苗になってしまった。

徒長したブロッコリーの苗

クネクネ勝手な方向に伸びているのは普通のブロッコリー7ポット。
その左の4ポットの、曲がってはいないけど結構長いのはスティクブロッコリー。
その2種に比べればいくらかいいのはキャベツだけど、これだって結構ヒョロッと徒長している。

加温しての育苗をしてみたくて、2月16日にキャベツ、ブロッコリーの種をポットに蒔いて22度の室内に置いた。

4日後に一斉に発芽。


4粒ずつ蒔いた種が殆ど全部みごとに揃った。
購入後3年経った種だけど、なんの遜色も無くいい気分だった。

がよく見ると・・

発芽 徒長

ん?徒長・・
もう!

どれもみんな茎が長いように見える。
発芽と同時に徒長している、こんなことがあるのだ。

この場所は玄関のタタキだから、光はほとんど入らない。
無理もないか、それじゃ南の陽が差し込むガラスの窓際へお引越ししよう。
室温23~24度、日当り良好(のように見える)。

これで文句があるか・・。
文句があるようで、徒長は止まらず伸びる伸びる。
葉の色は緑色に変わって、光合成はできているみたい。

徒長の原因は何?
これ、と決めきれないままに怪しい条件をあげれば
1、窓ガラスが遮光しているのか。
2、空気が動かないからか。
3、給水しすぎたか。

給水については、種を蒔く前にポットの土に撒いた水が足りなかったので、後で下から吸わせた水が多かったような気がしなくも無い。
それに気づいてからは、土の表面が完全に乾くまで水は切った。

室内は無風なので、それも良くないのだという意見も。

刺激が欲しいらしいので、風が当ったように掌でたまになでてみた。
ヘアードライヤーで弱い風を送ってもみた。
いずれにしても、こんなことで満足できるのかなぁ。

一番疑わしいのは窓ガラス。
ガラスが二重構造になっていて、そのガラスが遮光性のあるものなのかどうかが不明。

ちょっと調べると「遮熱ガラス」というのはよくあるようだけど、ガラスその物が遮光になっているという説明には行き当たらない。

そんなこんなで原因がわからないままウダウダしているうちに、ますますニョキニョキと・・。

いっそ外に出してみよう。
いつものミニ温室を使って。

ミニ温室

基礎部分のポリカーボネイト板(薄い茶色)が、これまた遮光しているのではという疑いもあるのを、苗をいれたバットのを持ち上げることでいくらか改良できたように思う。

被ってあるビニールの裾を上げると、ポリカの壁なっている。


この中は、ちょっとした台を置いて高さを出して苗箱を置いている。

底上げで徒長防止

という具合。
台を置いて苗箱を底上げしたところが今回の工夫。
どうってことないのだけれど、今までここに気づかなかった。

それで数日前から、昼間のお日様に当て始めた。
朝10時ごろから夕方4時半ぐらいの間で温室内の温度は10℃位~34℃位。

大体生育温度(適温は15~20℃)の範疇にあると思うのは甘いだろうか。
温度差が結構あるけれど、今のところこれ以上の方法はないので目を瞑ろう。

屋内と野外とを入れたり出したりで、暫く様子を見ることにする。
ブロッコリー苗の徒長ブログ続偏1 続偏2



過去にはキュウリの徒長の経験がある。
去年の8月のキュウリ苗。

この時は駐車場のポリカ(半透明)の屋根の下で、直射日光は入らなかった。

どちらも何かで日光を遮っているのだけれど、プロの農業者はビニール温室内で育苗をしているらしい。
ビニールなら、遮光率はそうは高くないのだろうか。

もう本葉が2枚できている。早くしっかりさせなくちゃ・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿