2017年9月18日月曜日

台風#18は被害微小 備えに見落とし

大きな予報円を伴った台風なので、風邪対策、雨対策を可能なかぎりやった。
つもりだったけど、見落としはあった。

まだ小苗のブロッコリー、少し前から茎が伸び始めてちゃんと支えなくちゃと思いつつも肝心なときにチェック漏れ。

台風で倒れたブロッコリー

防虫用でも一応ネットに守られていて、9本中2本が倒伏。
植えた時の割り箸支柱じゃね。

見落としと言うより、これはどうしようもなかったキュウリ。
雨にたたかれて濡れ傷みになった。破れてはいない。

台風で損傷したキュウリ

傷付いた葉が復活はできないだろう。

強い風雨に打たれたキュウリの葉

2日前から収穫が始まったところだった。
上方の葉は生きているから本体の復活の可能性もありそうだけど、初めて3回目の栽培に成功しそうだったものだけに悔しい。

ツルものはこんな時には被害を防ぐ措置は、ない。
だからプロは何でもハウス、になるんだろう。生活がかかっていれば直接の被害は防がざるを得ない。

他にもピーマンの根が持ち上がった。
枝、葉、実がいっぱい着いて上が重いので、風邪に煽られて30度くらい傾がってしまった。

ここは夜中に2~3時間ほど強い風雨があったが、この程度の極微細な被害で済み取り敢えず良かった。

台風18号の中心は列島を貫通してはいないが、暴風雨の被害がほぼ日本中に及んだ。
九州地方は度重なる気象災害に、本当に大変なことと思います。

高度成長の最中を生きてきた私たちが、先のことを深く考えずに今が、あるいは自分の近未来が快適なようにと都度の選択をしてきた結果がこのようなことに・・と思うのは短絡的?


2017年9月14日木曜日

ポット苗がダンゴムシにやられた

本葉が出始めたミニ白菜のポット苗に、穴があいた。
こんなにも・・

ハクサイ ポット苗に穴 ダンゴムシ

昨日の朝、穴を見つけてアレ?と思いポットを持ち上げてあちこち眺め回したけれど犯人が見つからず、ちょっと様子をみようととりあえず放置した時は上の画像。

そして一夜明けたら、一晩で3~4箇所も増えていた。

ダンゴムシ ハクサイ ポット苗

こりゃ一大事、とポットの位置を動かしながら調べていると、ダンゴムシが2,3匹ウロウロ。

ポットを入れているトレーを持ち上げると、いる、いる、ウジャウジャと右往左往している。
場所が悪かった、うっかりしていた。

土に接するように苗ポットを置けば乾燥防止になるかと考えたのだけれど、土の上に物を置けば、その隙間や周りはダンゴムシの棲家になるんだった。

ダンゴムシは小さな柔らかい植物を食べる。
体を縦にして、伸び上がって双葉を食べる。

苗がダンゴムシの背丈より大きくなってしまえば、まず大丈夫なんだけど。
何度も現場を目撃していながら、だ。反省、反省。

すぐに移動。
白菜苗の脇には、もう一つトレーを重ねてキャベツ苗が置いてある。

こちらは異常なし。
入れ物を重ねれば、彼らは侵入できないようだ。

間引きを兼ねて、痛んだ苗を整理。
まぁまぁの恰好になったような気がする。

2017年9月13日水曜日

白菜が発芽

10日にポット蒔きしたハクサイがほぼ全部発芽した。

白菜の発芽

上の2列9ポットが「郷秋80日」で、カメラを近づけると

白菜(郷秋80日)の発芽

朝の状態でこんな感じ。

もう1種は「京都3号」

白菜(京都3号)発芽

同じようなものだ。
この品種、去年はあまりよい結果ではなかったけれど、原因などに納得いかなかった(というか原因は不明)ので再挑戦。

ちゃんとできれば3~4kgになるというので、捨てがたい。
去年は巻きが上手くいかなかったのだが、原因がわからないのでまた同様に始めた。

今年はいつもより温度が高いと言われるので、8月中の播種は控えてどちらも10日も遅らせた。今月中に定植できれば問題ないので、これからの育苗がカギだね。

今朝は日当たりのいい場所に移動して、防虫用を兼ねて寒冷紗を描けておいた。

2017年9月12日火曜日

ダイコンにカブ発芽 すぐに防虫ネット

9月に入ってすぐに蒔いたダイコン(吉兆)は発芽しなかったが、9日に蒔いたミニダイコンは3日目に揃って出た。

ダイコン 発芽

何の野菜でもほぼ揃って芽をだした時って感動的だ。

ダイコンの発芽

近くにあるピンクの粒は、根切り虫用の粒剤。
土の中の虫対策は、種を蒔く時にオルトラン粒剤を蒔き穴に混ぜた。

この畝からはコガネムシの幼虫がいっぱい出てきたので、それ用の殺虫剤(ダイアジノン)も畝全体に鋤きこんでいる。

他から飛んでくる蛾の類は防虫ネットで対策。
今年はベタ掛けにしてみた。

ダイコン発芽 防虫ネット

蒔いた箇所をちょうど被うサイズのがあったので、ベタ掛けにし、端はステンレスのピン(手製)で止めた。
苗が少し大きくなって立ち上がってきたらトンネルに変える。


ダイコンは、蒔きっ放しだと双葉のうちからシンクイクシ(ハイマダラノメイガ)、コナガに必ず食害される。
ここまでやってもだめになることもある。

同じ日に蒔いたカブも揃って出た。
これは中カブを点蒔きしたもの。

カブの発芽

こちらはコカブの条蒔き。

カブの発芽

おっと、この写真をみて気づいた・・ネキリエースを撒くのを忘れていた。
すぐにやらねば。
土中の虫対策はミニダイコンと同じ。

この後は防虫ネットを、こちらはトンネルで設置。

防虫ネット カブ

大根の方はベタ掛けで、カブはトンネル掛けにしたのは単に手持ち資材の都合。
とにかく幼苗を害虫から守らねば。

夏野菜の残骸が取り払われて、様子は秋口となる。
小さな苗がいっぱいに見えて・・じゃなくて、畑中がネットだらけ。

鳥避け、虫除けネット

奥の大掛かりなネットの中はラッカセイで、カラス対策。


2017年9月2日土曜日

干しねぎで苗作り 干し過ぎ

九条(太)ねぎは、畑にあるネギを抜いてきて干しておけば次の苗が出来上がる。
そうなんだ、とやってみた。

これが7月中頃に畑から抜いてきて、約1ヶ月日陰で干したもの。

完成した干し苗 九条ネギ

こういう状態のネギ苗がホームセンターで売られているのを見たときは驚いた。
買って来て植えたら、ちゃんと普通のネギになった。

今年は自分でやってみたという訳。
写真の状態の時にすぐに植えればよかったものを、どうしてグズグズと引きずってしまったのか、植えようと腰を上げたのが9月になってしまった。

枯葉を取ってみたら、ほとんどがスカ!
ようやく何とか5~6本が生きていたのが、これ。

枯葉を取った干し苗

乾燥の期限があるんだ!
20本近くあったのが、これだけになってしまった。

これを予定地に植えてみた。

干し苗の植付

寂しい風景。
まぁ、これだけでも活着してくれれば増やしていくことは可能。

左端に見えているのは、今回の干し苗の元ネギ。
今はまだ硬くて利用できないが、気温が下がってくれば柔らかくなり、株ごと抜いたり葉だけ刈り取ったりして使う。

刈り取るとそこからまた伸びてくるので、繰り返して使える。
硬くなってきたら収穫をやめて干し苗用にとっておき、7月ごろ抜いて干す。

こうして繰り返していくことで、種を蒔いたり苗を買ったりしなくても九条ネギは永遠に栽培できるらしい不思議なネギなり。



サツマイモに花

さつま芋に花が咲いた。
さつま芋の栽培は毎年のようにするけれど、花は初めて見る。


伸びた蔓の整理をしていて見つかったもの。
茂った葉の陰になるようにして咲いている。


近くにツボミもあり、形はアサガオそっくり。
花の数は少ない。

芋の株全体で25本くらいの中で、花の数は蕾を含めて10輪あるかどうか。
このあと次々に咲けば別だけれど。

第1印象は、「ヒルガオ」の花。
色、形はアサガオというよりヒルガオ。

ちょっと調べると、花が咲くのは珍しいことのようだ。
今まで見たことがなかったのは、私がぼーっとしていただけでもなかった。

やはり暑かったからかも知れない。
貴重なものをこの目で見たことになるが、気象のせいだとしたら他にもこんな記事がそこら辺に落ちているかもね。


サツマイモはサトイモ科だから、里芋も花が見られるとしたらこんな感じかな。
でも、やはり見たことはない。


暑かったこの夏だけど、さすがに9月ともなれば早朝の日が差してくる前は涼しく感じる。
それはほんの1時で、日中はまだ焼け付くような暑さが続いている。

秋物の種蒔きをどうしたらいいものか迷う毎日だ。

2017年8月27日日曜日

ナスのアバタ 原因は風だった

ナスの葉が風に揺れて実に触っていた。

ナス 実に葉が触れている

これは、もしかして・・・
触っている葉を除けてみたら。

なす 葉が擦れてできたアバタ

位置がぴったり合っている。

もう1箇所。
同じように葉が触っている。

ナス 実と葉が触っている

葉を除けると・・

ナス 葉の接触でできたアバタ

やはりその位置にカサブタのようなアバタのようなものができて、皮が茶色に変色している。

あぁこれだったのか、とようやく原因がわかった。

信頼できそうなサイトには記載がなく、Q&Aのサイトで「風では?」というのを見ていたが、葉が擦れて傷になったとは思い難く今まで確認まではしなかった。

今日は体に余裕ができたのと湿度が下がり風があって外が気持が良かったのとで、きちんと確かめてみる気になった。こんな日和見は感心しできない(笑)

そうだったのか。
ならば、これからの収穫品だけでも改良できるはずだ。

実の近くにある葉は取ってしまえば・・それじゃ工場機能を低下させることになるから、あまり良くはないか。

じゃぁ、これでどうだろ。


キッチン用のポリ袋を被せた。
酸素不足にならないように、袋の口は緩く止めて。

時々目にする畑で、こういう情景を見たことを思い出した。
その時は何を目的にこんなことをしているのかと思ったが、そこの畑の管理人は判っていたんだ、葉づれの被害を。

そうだ、なすの葉って大人の男の顔みたいにチクチクと痛い。
たかが葉が触れただけだけど、このヤスリのような葉はナスの実を傷めていたのか。

ふと思ったことだけど、家庭菜園程度の量ならこんなママゴトみたいな方法で被害を避けられるかもしれないけど、農家ではどうしているのだろうか。

皆がみんなハウス栽培とは限らないし・・