2017年6月20日火曜日

キュウリの2番手を植える

きゅうり2回目の植え付けをした。


1番手のキュウリの収穫が始まった頃に植えつけようと、5月末に種を蒔いておいた。
ジャスト ピッタンコ!

今はポットから移したままの2本植え。
ちゃんと根付いたら1本に減らすつもりで。

1番手君は10日ほど前から収穫が始まって、昨日からはド、ド、ド、ドッと生り出した。
今日は朝から8本。


たった2本の木なのに、今こうして1方向から見えているのだけでも7本。
大きさは様々だけど、これが日々刻々と成長するのだ。

ご近所の畑は一斉にこうなるので、どこの家もキュウリだらけになる。
さぁ、困った。

と言いつつも次のを植える。
キュウリは一斉に生って、短期間でサーっと終る。

だから次々とずらして蒔いておけば、長期に新鮮なキュウリが食べられるとなる。
漬け物もいいけど、夏にしか味わえないパリッと音のするキュウリは魅力的だもの。

明日未明からは雨。
今度は期待できそうだ。
期待の度を越して、迷惑になるかもしれない雨量(250ミリだと)予想。

まったく、どうしてもっと均等に降ってくれないのか・・

ま、とにかく降るというのでじゃぁ植えようということになった。
強い雨だというので、ドロの跳ね返りで病気の原因になるといけないので根元に枯草をしいた。

それから、おきまりのウドンコ病予防に殺菌剤も蒔いた。
去年は2回目のキュウリはなぜか全滅だったけど、今年は引き続いて生らせたい。

あまり成績が良くても困るのに、やっぱり植えたからには収穫したいもの。
実に勝手なことだ。

2017年6月19日月曜日

大ニンニクを収穫

ジャガイモを掘った時についでにこれも。
ジャンボニンニクともいうらしいけど、大きいねぇ!

大ニンニク

これじゃよく判らないか。
これでどう?

大ニンニク ジャンボにんにく

ちょっとのんびりし過ぎたようで分離しているけど、普通のニンニクとは形も違う。
1片がクリの実くらいある。

1片だけでも大量の料理ができそう。
1片の皮を向いて冷蔵庫に保存すれば、何回も使えそう。

頻繁に使う場合は便利かも。

根元に豆粒みたいなものがくっついている。
このまま食べられるかどうかはわからないが、種としては使えるようだ。

根と葉を切ってぶら下げて、タマネギと一緒に乾燥させている。

種の入手はスーパーの野菜売り場。
今回収穫した内の一部も、味や使い勝手を吟味した後来年用の種になる予定。


ところで、梅雨はまだのようだ。
昨日は期待したのに、ショボショボと土の表面が湿っただけ。

降り始めた小雨の中で畑に水遣りをしていた人もいて、遠くから見て笑ってしまった。
この人も雨をアテにできないんだね。

今日はお日様ニコニコで30度を超えた。
明日も晴れだって。

2017年6月18日日曜日

穴だらけのジャガイモ 「ケラ」の餌になったようだ

17日に「男爵」の収穫をした。
もう1種の「はるか」に遅れること12日。

3mと4mとの2畝なので、掘り起こす作業は極短時間で済んだが出てきた芋はかつてないものだったので、がっかりしてしまい作業の足は重かった。

こちらがその1畝分


左から、傷がない芋、虫穴が1つだけの芋、穴だらけの芋の順。
右端の箱をアップにすると


トンネル状態のものもあり、丁寧に傷を避ければ食べられるだろうけど量は1/4位になってしまいそう。

他のもう一つの畝の芋は


まぁいつも並かな、といったところ。

被害の大きかった畝は、木が小さいままで掘り上げるとまだ種芋が大きいまま残っていたものもあった。


持てるエネルギーを使い切っていなかった。
日数は他と同じなのに、なぜ?

種が大きかったということもあるかもしれないが、それなら十分な栄養があるのだからもっと繁茂してもいいのに。

掘る前はこんな様子で


まだ半分まで枯れていなかった。
明日からはシメジメしてくるという予報なので、掘り上げてしまった。

結果としてこんな状態では少々遅くしても良くはならなかった。
その意味では正解。


芋を食べた虫は、たぶん「ケラ」。
土の中なから何匹か出てきて、逃げ回った。

もちろん追いかけて踏み潰したけれど、カメラに納まるような動きじゃない。
今年は良く見かける。

モグラみたいに土の中で生活し、土の中の根や塊茎を食害するという生態とのこと。
これに違いない。

何でこんなに発生したのだろう?
砂地栽培に原因するだろうか?

ケラは別として、ジャガイモを砂地で栽培している例はいくらでもある。
普通の畑の土よりきれいにできるとも言われる。




一つ歩を進めるたびに新しいトラブルに出会う。
それまで良くても、同じように首尾よく出来上がることはあまり無い。

ため息をつきたくなるほど、自然とのお付き合いは難しい。


トウモロコシの人工授粉 1回目

雄花から遅れること2週間、雌花が出始める。
今のところ1日に1本か2本。

トウモロコシ 雄花と雌花

目標どおりのいい実ができることを願って、順に人工授粉してみよう。
そんなことしなくてもたぶん実は付くだろうけど、20本の2列程度の畑ならした方が確率が高くなる筈。

難しいことじゃない。
先ず花粉がいっぱい付いている雄花を選び


舞妓さんの簪みたいに、小さい短冊のようにゆらゆらしているのが花粉。
これが付いている穂が雄花なので、この穂を先ず1本折り取って


取った穂を手に持って、開いている白い雌花の頭(白い毛のような部分)を撫でるようにしながら花粉を付けて行く。


この雌穂についている糸のような物1本1本が、授粉することで「実」に生るのだ。
ふ~ん、という世界だね。

今回は開いた雌穂は4つだけだったので、折り取った雄穂は1本だけ。
チャンスを逃さないように、何度かこの作業をする予定でいる。

全部授粉し終わったら雄の役割は終了なので、使わなかった穂も全部取ってしまうといいという。
そのままにしておいてもいいが、トウモロコシにとって大敵のアワノメイガが入りやすいので無いほうがいい。

アワノメイガにやられたらせっかくここまで育てた甲斐なく、哀れなことになってしまう。

でも、確実に授粉できたかどうかの不安があって全部切って取ってしまうのは勇気が要る。
虫害の心配もあるけど、少しは残しておいた方がいいのではとも思う。

どうしたものか・・・



2017年6月17日土曜日

ごぼうの収穫 股根なんてもんじゃない

これは何という野菜ですか?と問われそうな姿。


股根なんて生やさしい状態じゃない。
まるで箒(ほうき)のよう。新種の野菜かと思われそう。

まっすぐにできているゴボウを求めて次々に掘りあげてみて、結局全部抜いてしまった。

ゴボウの種の袋には種を蒔いてから90~100日で収穫だと書かれ、現在86日なんだけれど、これ以上置いてもこの状態が改良されるとは思い難い。

まさかこんな結果になろうとは・・・

この畝にゴボウは合わなかったのだ。
石は抜いたつもりだったけど、とてもゴボウさんにすくすくと育ってもらえるようにはなっていなかった。

確かに、掘ってみると多くのゴボウが根と根の間に石を抱いて現れた。
それに土がとっても固く、その意味でも根は伸びられなかったのではないだろうか。

2センチも掘っただけでもうこんなふうになっていた。


ここの土を「欲目」で見ていたのだねぇ。
昨年秋にはここでとっても太いダイコンが沢山できたんだけどねぇ・・

次回は砂地でやってみようか。

砂地なら素直に伸びるのではと思うけど、直播きの種を砂地でどうやって発根させるのかが問題だ。

葉はこんなに立派なので、つい下に期待したけれど


地上の様子からは根の状態は全くわからないものだ。
マイッタ、マイッタ。


ちょっと(いや、だいぶ)がっかりのゴボウだった。
それにしてもゴボウって細根というのか枝根というのか、途中からの根の数がすごい。


これだもの簡単には抜けないんだねぇ。
どれも途中で切れてしまった、というか抜けないので諦めて切ってしまった。
勿論手で力任せに引っ張ったのじゃなく、スコップを逆向きにして掘り進めた。

ほんの数本のまっすぐに出来ていたゴボウは、太いところで2センチにもなっている。
そうなるともうス入りだろうね。

と不安を抱きながら太い方の1本を切ってみた。
ジャ~~ン!

ゴボウ 播種後85日 ス入り始め

おお、思ったほどじゃない、良かったぁ。

これはもちろん食べるけど、箒のようなゴボウもちゃんと食べるのだ♪
大根と違って根の先も他と同じ味の筈で、割ったり削いだりしなくてもいい分楽だし。

2017年6月16日金曜日

砂地のさつま芋苗は枯れた

さつまいもを見くびっていた。
どんな土でも、誰が育てても芋ができると。

苗は萎れていてもそのうちに活着して、ぐんぐん蔓を伸ばして11月ごろにはそれなりの収穫ができると思っていた。

培養土と堆肥が混じった砂地30cmの下は石混じりの痩せた普通の土。
ここで去年はさつま芋がとれた。

同じ場所に今年も苗を植えつけた。
購入した苗は青い葉は4~5本で枯葉が数本くっついていた。

それだけしか無かったので仕方なく買ってきた。
根出しは購入後におよそ10日湿った状態にしておき、1センチほどの根がいくつか出た。

入梅の報を聞き、小雨の中を植えた。これなら間違いなし、と。
その日の夜は雨。

以降一滴も降らずに今日に至り・・枯れた。


植えつけて3日後、しんなりしたままの苗に不安になり水遣り。
以後毎日水遣り。

その甲斐なく脱落者続出し、とうとう・・・

根が付いてしまえば砂地でも育ち収穫まで行くけれど、そうでなければこんな結果になる。

苗質も良くなかったけれど、「砂地」ならば事前の根出しで根をもっと長くしておけばよかったのかも知れない。

一般的には事前の根は長すぎると折れるので良くない、とのことだったのでこれでいいと判断したが、間違ったようだ。

2種類買って、もう1種類の苗はやはり砂地で別の畝に植えた。植付前の苗の状態はどちらもほぼ同じ。
こちらはぎりぎり7割くらい活着したようだ。

そうなると根の長さじゃない。


よくわからないけれど、解ったことはサツマイモはどこででも誰にでもできるわけじゃない、こと。





2017年6月14日水曜日

トマトは寸詰まり、葉が巻き込んで・・肥料過多かウィルスか

大玉トマトの木の姿が気になる。
去年と同じくウィルス病に罹っているのだろうか?

大玉トマト 肥料過多か

葉が鬱蒼として全体にずんぐりして、上部の葉は葉脈がぐるんと巻いている。
茎は頂部で急に細くなっている。

大玉とまと 葉の巻き込み

トマト 茎先端が細い

ウィルスだとしたら一大事。

トマトの「黄化葉巻き病」の特徴は 
(発病初期)
・新葉が葉縁から退緑しながら表側に葉巻症状となる。
・後に葉脈間 が黄化して縮葉症状となる。
(症状が進むと)
・生長点付近で節間が短縮し、株全体が 萎縮する。
・開花しても結実しないことが多い
情報元はここ
・ウィルスを持ち込んだとされるコナジラミ(白い小さな蛾)の姿は見ていない。


それに対して現状は
・新葉の色は少々薄い緑色で、新芽ならまぁこんなもの、という程度。巻いてはいない。
巻いているのはその下の葉。
隣り合って2本植えてあるうちの1本が、支柱に葉がくるりと巻きついているのだ。

・葉脈間の異常も見えない。
・生長点付近で節間が短縮している→これが気になる。
・実は1房だけ着いている。これも時期的にはこんなもの。

こうして見ていくと、黄化葉巻き病である可能性は低いようだ。

では、肥料過多だろうか?
茎は先端以外は太く、葉の量多く、色は濃い目これらは肥料過多の形状。
では茎の先端が急に細く成っているのはどう見るのか。

元肥に牛糞、米ぬか、カキガラ石灰を施し、その後1度だけ化成肥料を追肥している。
元肥の量はどうかわからないけど、追肥の化成肥料は余計だったかな。

どうもこちらの方がクサイように思えてきた。
が、念のため今日にでも殺虫剤を撒いてもう少し様子を見よう。

なぜ殺虫剤?
この病気を媒介する虫(タバココナジラミ)を退治することで病気の拡大を防げるという理屈のようだ。