あまりに小さいので、もっと大きくなるかと待ったけど時間は経過しているのでここまでか、と。
この季節は茎葉が地面にビタッと張り付いたようになっているので、そのうち葉が上に伸び上がって来るのかとも思ったが、調べると播種から90~100日が収穫適期だと。
葉は風に煽られてボロボロ。
もうこれ以上頑張らせるのは無理かな。
「うまいごぼう」という品種で、30~40cmの短いごぼう、という説明。
今回の作品は長いもので30cm。
こんなもんなんだねぇ。
大根はちゃんときれいに出来る畑なのに、又根、又根。
でもこれでもゴボウ。
煮たらいい香りで柔らかく、あぁ「おいしいごぼう」だ。
ゴボウの栽培は播種適期も生育適期も地温20~25度。
越冬できると。
ということは、
真夏も真冬も常温での発芽はしない。
発芽できる温度で発芽したら20~20℃に保てば育つ、のか?
秋に蒔いたのは真冬の今こうして食べられる。
つまり適正な温度内で完成まで生育したものは、厳寒期にはそのままの状態を維持している。
寒くなる前に出来上がっていた白菜に大根は、やはりそのまま地上に立ってそれ以上に成長はしない。
畑で保存しようとそのままにしてある里芋は、地上に出ていた葉はすべて枯れたけれど土の中の芋に変化はない(凍結防止策は必要)。
ホウレンソウ、コマツナなどはどうか。
12月に蒔いた種は皆発芽した。
でも成長はほとんどしない。
そのままの大きさでじっと生きている。
そして空気が緩んで春の臭いがしてくると、ぐんぐん伸びてくる。
かと思えば、
もう菜の花を冬の青空に向かって金色に輝かせている種類もある。
キャベツやタマネギ(晩生)は・・
少しずつ、少しずつ変化しているけれど、出来上がるのは気温が上がってからだ。
冬野菜と呼ぶのだろうか、12~2月ごろに収穫したい野菜は寒くなる前に完成させることが大事なんだ。
恥ずかしいことだ、今頃こんなことに気づくとは。