2019年5月8日水曜日

500g級の早生タマネギを収穫

何とまぁ、巨大なタマネギができた。


並サイズ以下はほんの数えるくらいで、後は皆350g~500gの大物タマネギ。
球の直径は12.5cm。
スーパーなどで普通に販売されているタマネギは200gくらいに揃えられている。

40cm幅の畝に10cm間隔で3列植えは、普通の大きさなら特に狭くは無いはず。
それが今回は目いっぱいで隣同士で押し競まんじゅう。


うちのはなんでこんなに大きくなったのだろう。
やっぱり多肥?

当初の植え付けは早生の2種類で230本。
途中リタイアは10本あるかないかで既に食べてしまった数が10個まではないので、200個くらいはある。

早生なので吊るしで干してもたぶん8月いっぱいが貯蔵期限らしい。
3ヶ月くらいで腐ってしまうようだ。

無人売店ではなぜか人気が無い(泣)
タマネギって結構食べる機会が多いのだけど、とにかく大きいから食べデがあるし、
後1月以内には晩生も200個以上収穫予定。

テッテイテキに安売りしたら持って行ってもらえるかな。
息子宅に送りつけるにしても、限度があるし・・

早生は水っぽいから、炒めて冷凍というのもあまり向きじゃ無さそう。
う~ん、悩ましい。

とにかく全部掘り上げて、庭に並べた。
なんだかガーデニングの庭のようだ(笑


2019年5月7日火曜日

トマト畝にポリマルチ

なかなかうまくできないトマト栽培。
主な原因がたぶん「雨」だろうと考えている。

そこで今年は重い腰を上げ、畝に黒いポリマルチを敷いてみることにした。
雨避けの屋根をつけるのは費用がかかるので、せめて根から吸い上げる水を減らしてみたらどうかと。

先ず、ポリフィルムの4辺をうまく土で押さえることができるだろうか。
ここのところが自信が無く、今まで踏ん切りがつかなかったのだ。

いくつかのプロの畑を見様見真似で、きれいには張れなかったが何とか形にはなったようだ。
風で動いてしまうので、あちこちを仮に石などで押さえては進み、押さえを取り除いては土掛けをし、と足腰を使い時間もかかった。

70cmくらいの畝幅に、手持ちの90cm幅のポリフィルムがぴったり納まった。
何年も前に買って持ってはいたものの、具体的な使用方法がピンとこなくて物置で埃を被っていた(本当に、真っ白に)。


4辺のラインが凸凹で美しくないけど、初めてのことなのでまぁ良しとして。
言い訳をすれば、4方に邪魔があって思うような位置に体を持っていかれなかったこともあるし・・

フィルムが張れたら植え穴を開ける。


四角な穴。
普通丸く切り抜くようだけど適当な道具が無く、カッターでXに切って穴を作り、そこの土を取り出した。
その脇に主となる支柱を建てたが、これは簡単にブスッとささり助かった。

この穴にオルトラン粒剤を混ぜ、水をたっぷり入れて、浸みこんだら植え付ける。

大玉の桃太郎を2箇所。
こんな風で。


穴を作った土が余ってしまうので、穴の中にきれいに納まらない。



何とかまとめて、その上から水遣りをすれば


これまたフィルムの上に流れてしまい何とも・・・
こういうことまでは想像していなかった。
プロの畑では畝の下に散水管が敷設されているとのこと、そうだろうねぇ。

プロと言えば、フィルムを張るときも機械なんだ。当たり前か。

耕運機のような形の機械をゆっくりバックさせていくと、脇の土掛けまで自動でされてきれいにぴったりと出来上がった。

畝が結構なカーブになっていても皺や緩みは見えず、ヘェ~と立ち止まって見入ってしまった。


それから、2~3本のことなのでどうでもいいのだけれど、一応花房の向きを手前(収穫し易い位置)に向けた。

成長点のすぐ下に蕾の房が1つついているんだけど、わかるかな。




同様にして桃太郎をもう1本と中玉を1本植えた。


最後にトマトの茎と支柱とをタコ糸で8の字型に結んで植え付け終了。


今まで風対策はアンドンでやってきたけど、畝にポリマルチを張ったのでアンドン囲いはできない。いえ、出来ないことはないだろうけど、フィルムが穴だらけになってしまいよくないのでは。

風が強い場所なので、ちょっと心配。
それに、水遣り。

マルチで雨水の浸入を防ぐのはいいけど、水遣りが不便になった。
痛し痒しだねぇ。

トマトは根付きさえすれば水にはそんなに神経を使わなくてもいいらしいから、しっかり根付かせるまでが大事ということか。

わが家はどうしても「大玉」に拘る。
ミニ系にすればもう少し楽だと思うけど、ミニのただ甘いだけの味はいただけない。

あれじゃ野菜じゃなくてフルーツだ、それも深みの無い味の。
一昔、いや二昔前になるかな、そんな頃はトマトが嫌いな子が多かった。

独特の香り(嫌いな人からしたら、ニオイだろうか)とテクスチュアがダメだったようだ。そういうところに媚びた商業主義が今の甘いだけのトマトを作り出したんだろう。

それが一年中同じ値段で売られているから、トマトの旬がいつなのかわからなくなる。
かつて町中に「八百屋」がいくつもあった頃は、地物のとまとやきゅうりが出盛りになると店先には一盛りで100円なんていうものが並んだものだ。

今は八百屋さんそのものが姿を消してしまい、そんなことでも野菜の旬がいつなのかがわからなくなっている。子どもに限らず大の大人でも旬を知らない、気にしない人は少なくない。

そんな風潮に抗するかのように、トマトの大玉栽培を目指すけれど、なかなか成功しない。たまに雨が少なく晴天が続いた熱い夏などはいいものができたこともあった。

今年はどんな夏になるだろうか。










2019年5月5日日曜日

カラスの暇つぶし活動は進化している?

あれー、ウッソウ~!

トウモロコシが無い!

近くに千切られたり抜き取られたりして散らばっている。
そんなぁ・・

大きな苗は15cmになっていた。
発芽し始めたのもあってちょっと不安もあった。
でも10cmくらいのが殆どだった。

これくらいになっていればもういいだろうと、畝を覆っていたベタ掛けの不織布を昨日外したのだった。頭が閊えていたものが多かった。

シートを外してみたら全部の箇所で発芽していることがわかり、モヤモヤしていた頭もスッキリし、さぁ今年はいいものを・・と気合を入れていた。

今朝、見回りに行くとこんなことに・・・何ということか(泣)

食べるためにしたのじゃなく、ただ遊んだだけ。
余計に腹立たしいではないか。

その前にも、ダイコンの種を蒔いたらこれも次の日に掘り返されていた。
これは私が蒔いたのを見ていた、としか思えない行動。

ゴンベェが種蒔きゃカラスが穿る・・ってね。

インゲンやエダマメを蒔いて発芽しかけたころ、ずるずるっと抜き取ることは彼らの遊びの常套手段。それが10cmにもなったものを抜いたり、1ミリにも満たない種を掘り出したり・・どんどん高じているみたいだ。

毎日澄ました顔をして庭をフラフラと散歩しているカラスが1羽いる。
たぶんアレだろう。
黒光りするボディを見せて、我が物顔に歩き回るのをボーっと見ていた私は甘かった。

こんなことをして人に迷惑をかけることでヒマツブシするしかないのか。
良いと言われている頭をもっと別の方向に使ったらどうなのか(怒)

すぐに新たな種を購入し、全部蒔き直した。
パラパラと数本残っていたのは抜いてしまった。

成長が違うものを残しておいても、開花時がずれてしまうので使えないだろう。
全く、迷惑な話だ。

想定外の様子にあわてて残骸を片付けてしまい、写真はなにも無い。

2019年4月29日月曜日

ジャガイモの徒長 肥料か日当たりか

今年のじゃが芋はキタアカリとメイクィン。
3月12日に植えつけて凡そ1月半。

近所の人に、他所と比べて木が大きいねぇと言われ、褒められたと思っていた。
そうじゃない、徒長しているんだと後から気付く。
恥かしい勘違い!

奥の畝のジャガイモが徒長している

この写真で奥の畝の高さが手前と違っているのがわかる、かな?
茎の長さが奥50cmと手前30cmで、20cmもの差が付いている。
ツルボケになっている。

長くなった方(キタアカリ)は強い風が吹くと、将棋倒し状態になる。
なんでこんなことに?

いつもと同様に肥料を入れて植えた筈・・・
確かに、今年の肥料は通常の計算で施した。

このような計算をした、あくまでもきほんのキの考えかたとは思うけど。
標準的なじゃが芋栽培に必要な元肥量は
1㎡あたりN(チッソ)=8g、P(リン)=11g、K(カリ)=11g。(タキイ種苗)

この数字も教科書や参考にするサイトによっていろいろなんだけど、何かを拠所にしなくちゃ前に進めない。

当該の畝の面積は2.4㎡なので、上記をそれぞれ2.4倍すればN=19.2g P=26.4g K=26.4g

これを手持ちの発酵鶏糞(N=4、P=3.1、K=2.5)に換算して必要量を出すと
Nを19g含む鶏糞の重量は480gとなり、480gの鶏糞を施肥したように記録されている。

この鶏糞だけではP,Kが不足しているがそれは別に考える。P,Kの不足で徒長するとは考え難い。

植え付け前の「必要施肥量」の計算は合っている。
こんな状態を見て、多分去年の肥料がかなり残っていたのではないか?と気付く。

ジャガイモを植えつける前、ここにはハクサイがあった。
そのハクサイには元肥として鶏糞を標準量の2倍入れている。
そしてそのハクサイの殆どが病気になり、葉の数も少なく巻くこともせずに終った。

そういうことだったので、ハクサイに入れた肥料はあまり使われていなかったと思える。
そこに又標準量の鶏糞を入れたのだから肥料分が多すぎて徒長してしまった、多分。

そう考えて、過去の記録を再検討。
去年のジャガイモは、比較のため鶏糞を基準量施したじゃがいも(A)と、10倍近い鶏糞を入れたもの(B)とを作ってみた。

その結果は10倍近いBの収量が1割くらい少なかったが、徒長はしなかった。
その程度の違いだった。

そうなると、今年のツルボケの原因は別?
他にもちょっと気になっている条件の違いがある。

日当りが悪くなっている。
西側に家が建ち、春のこの時期は半日陰になるようになってしまった。
これも原因の一つでは?
両方の複合かも。

どうしたの?とじゃが芋に聞いてみたい。

残肥を量る道具もあるらしいが、高価でもあるしたかが家庭菜園でそこまでは・・
それなら尚のこと土や苗の関しての諸々の条件を考えた上で栽培する必要がある。
肌理細かな気配りが要る。

私の極粗い脳の肌理で、今更埋めることができるかな?
間に合わない可能性は高いが、埋めるべく努力は放棄してはならないよね。
人生いくつになってもボーっとしてはいられない、アー疲れる。

取りあえず、この畝からの収穫は少ないだろうと覚悟しなければ。










2019年4月23日火曜日

里芋の親芋を植える

里芋を植える際に親芋を種にするといい芋ができる、との情報を得て早速やってみた。

これは裏ワザよう。
親芋は店では売られていないので、去年できた里芋を2月になってから小芋と親芋を離さずに株ごと畑に埋めておいたものを使った。

それが先日来土の表面に芽を出し始めた。

里芋の芽だし
ちゃんと定植する前に予め芽を出させる、芽だしというのに当るんだろう。
あぁもうこれは掘り上げてちゃんと植えつけなくてはいけない時期だ。
だけど予定の場所にはまだキヌサヤとグリンピースがいる。

他の空いている畝を利用できないかと、あれをこうして、これはああしてと入れ替えを考えてみたが連作になってしまいどうにもうまくいかない。

キヌサヤの方はもう花は無く、ほぼ全体がうどん粉病で真っ白。
そこでこれはもう退場させて、ちょっと狭いけど予定通りにそこにサトイモを植えようということに行き着いた。

年間の作付け計画を作ってみても、こんな風に早めに前作を撤去させたり、間に合わなくて全く別の場所にしたりで予定は飽くまでも予定でしかないなんてことがよくある。
作付けってほんとに難しい。

場所が決まったら、埋めてある種用の株を掘り起こしてみる。
こんな様子だった。

掘り上げた時に見えた状態(根がある方)。
品種は「土垂れ」、形のいい大き目の芋ができる。

土中から掘り出した保存した里芋(上側)

上下が逆さになっていたのだから、この根は水を吸う役には立っていない筈。

よいしょっと、上下をひっくり返すと

土中から掘り出した保存した里芋(下側)

白い芽がいっぱい。

株をひっくり返して頭を下にして埋めていたので、出た芽が一旦下に向かってから上に方向転換するので全部曲がっている。この発芽のエネルギーは芋本体からのものということでしょう。

それはどうでもいいけれど、種として使うのは親芋だけ。

これを子、孫を引き離し親芋だけの状態にして

株から切り離した親芋

親芋から切り離した小芋、孫芋、ひ孫芋

親芋だけを植え付けた。
今ある芽はたぶんここまでで、別に新しい芽がでてくると思うけど、一応今の芽が真上に伸びられるような角度で植えてみた。

里芋(親芋)の定植


2枚目の写真は↑まだ子芋が2つくっついたままなんだけど、無理に取ると親芋が大怪我をしそうなのでそのまま埋める。子芋からも発芽して結果に大きな問題はたぶん無いでしょう。

狭い場所に無理やり3つの芋を植えて、とりあえず植えつけ完了。

さぁ、この沢山の子、孫、ひ孫たちはどうしよう?
保存用として埋める時に当然こうなるだろうとの予測はしたが、そのまま保存するように書かれていたのでそうした。

それを3株もやってしまったので、秋から冬に食べるはずだった小芋がうんと減ってしまった。
初めてのことで試しなのだから、種にする親芋はうち程度の畑では1個でよかった、と今更思う。他のは小芋を使って今まで同様でやれば比較にもなったのに。

でもやってみて、そうっかとなるものだから今回は仕方ない。

萌芽した小芋、孫芋だって食べられるだろうけれど、順に食べるための保存はどうしたらいいものか?

湿気に合わせなければ大丈夫では、と紙袋に入れて物置へ。
梅雨前に食べなくちゃいけないね。

また植え付けの話しに戻ると、親から子達を離してしまって腐らずに芽が出るものだろうか?
里芋は切り口から腐るので、小芋を切り離すと切り口がいっぱいできてくる。

親芋を種にすると良質の里芋が・・という理屈は、親芋は大きいのでその栄養分も沢山貯蔵されているからというもの。
それならば親だけを植えればいい筈で、やり方は間違っていないとは思うけど。

これでうまくいけば、種代600~700円が節約できたことになる。
切り離した子や孫たちも残さず胃に収まれば、だけど。


こうして定植した里芋、2日後にはこんな風に双葉が開き始めていた。
もう!

定植2日後に発芽した里芋


ちょっと見えにくいかな、これでどう。

上の写真のup
まだ白いままでも明らかに里芋の双葉。
これを眺めてまた思う。

この芽はやはり土中に埋めておくべきだったのかな、と。
種が動き出すには、先ず根を出して吸水活動を始めてから芽が出るのが原則だから、先に芽を出させたら先に地上の成長に栄養をとられて根は思うように伸びない、ということになりはしないか。

わからないことだらけで、揺れますねぇ、情けない。

表面的な情報を浅はかな知識のままで鵜呑みにして、大失敗になるのかも。

この後の追跡投稿はこちら


2019年4月15日月曜日

キヌサヤのリン酸欠乏症

キヌサヤが旬、収穫真っ盛りです。
収穫した中には、莢の表面が紫色のアザになっているものが幾つかありました。

変色した莢

裏面

真冬などの寒い時期には、葉物が紫に変色するのをたまに目にします。
そんな時期なら気にならないのですが、今は4月の中旬。桜も終ったのです。

ぽかぽか陽気の日もある季節、低温による変化とは思えない。
突然毒素ができたとも思えないので、収穫したサヤを調理しようと熱湯にいれたら・・

あらっ、紫色がすーっと消えて本来のきれいな緑色に。
もちろん味に異状はない。
何だろう?

少し調べたけれどわからずそのままに。

偶然に行き着いたのは、これ。

暇をみてちゃんと基礎を勉強しようと、最近わかり易い教科書を買った。
「畑と野菜のしくみ」(家庭菜園検定委員会 編)

役に立つ手引書「畑と野菜のしくみ」

分野ごとに理論的に、かつ優しく説明されて楽しく読める。

その肥料に関する項に「五要素の欠乏症」の表にあった。
リン酸欠乏症「症状は下の葉から現れ、緑が濃くなったり、紫色を帯びたりする。・・・」

これを読んでキヌサヤの症状が浮かび、更にインターネットで幾つか検索していく。
「リン欠乏によってアントシアニンが生成される」という説明に遭遇し、あ、これ!
答えはこれでした。

状況が全く一致。
以前キャベツ苗でも同様のことがあり、わからぬままになっていたけれど、キャベツもリン欠乏で同様になることがあると。
その時のキャベツの様子がこれ

アントシアニンは水溶性なので、茹でれば元の色になってしまうのだと。
茹でたナス、水洗いした赤シソの葉を思えば納得。

解決!
リン酸(P)が欠乏したのだ。

リン酸(P)欠乏→アントシアニン生成→莢が色に→茹でたら色は消えた
ということのよう。

マメ科だから肥料は控えめに、と単純に考えていた。
控えるのはチッソ(N)肥料であって、実を生らせるにはリン(P)は多めに必要なのだ。

この症状が蔓延しているほどじゃないけれど、Pが足りていればもっと大きな莢になっていたのかもしれない。

今年はもう収穫が終盤になってきているのでここで追肥は止めておくけど、来年は元肥で熔リンを、実が付き始めたら過リン酸石灰を追加すればいいと、これもついでに?得た情報。

知ってみるととてもわかり易い欠乏症状だ。
なんて、知ったから言うけれどわからない時はわからないのだ。

読んだり聞いたりした基礎的な理屈は、その時には理解したようでも現実に対処できないのが現実。こうして一致できてはじめて、これがそうなのかと納得。

手取り足取りで教えてもらえないならば、本でも、ネットでも信頼できそうな資料を何度も読み、対象物などをよ~く見ることで深めることだろうか。

ところで謎解決のきっかけになったこの教科書は、図書館でたまたま手にし、ぱらぱらと見て、これは自分でもっているべきだとオークションで購入。1円だった(送料は別)。

家庭菜園検定なるものがあるらしいことは、どこかで見た記憶があったのでその解説書なんだと思えた。
その検定試験の問題を基に、関連事項の解説が載っていた。

設問文で何を問われているのかが良く解らないものあったけれど、受験するつもりは無いのでそれはまず置いて、関連の解説はよく解った。

ネット記事にばかり頼ると、なかなかパシッとした解決には行き着かず(私には理解できない難解理論・文が多い)時間ばかりかかってしまうのが常。

この本を基に、不足があればネットで補うようにすればずいぶんと理解が深くなるように思い、いい物を得た。




2019年4月11日木曜日

発芽が揃わないじゃがいも

植物には体内時計があると聞いたことがあるが、なるほどと思えるのがジャガイモ。
毎年1~2日ほどの違いで同じように発芽する。
と思っていたけれど、今年はちょっと様子が違う。

今年も3月12日に植えた芋は26日から芽が顔を出し始めたので、去年一昨年とほとんど一緒。
が、これは丸ごと埋めたキタアカリのこと。


同じ日に植えた半切りのメークィンはまだ2~3個。
そしてその10日後にはキタアカリは全箇所で発芽したが、メークィンは1番走者が4日遅れで顔を出してから12日経つも全員が揃わない。


上の写真で右から2畝がキタアカリ、全部青くなっている。
その左が仰向け植えのメークィンで4列目がうつ伏せ植えのメークィン。

どちらも見た目は健全な種芋を使い、小粒のキタアカリは丸ごと、大きかったメークは半切りで植えた。

半切りのメークは、切り口を上に向けたのと下向きに伏せたのとをやってみた。
上向きのほうがやや発芽が早かった。

切り口を下に(うつ伏せ)すると、芽はいったんは下に向かってからUターンして地上に出るためちょっと時間がかかるが、その方がより強い芽になるんだという(根拠不明)。

たぶんいずれ全部が発芽すると思うけど、こんなに発芽時期がずれてしまっては収穫の時期に差支えが出そうだ。
いっぺんに全部掘り上げられないとなると、一人でたらたらとやることになりそう。

体内時計は環境の変化で狂ってしまったか。
今頃になって関東地方で雪が積もった(4月10日)とニュースが騒いでいた。

桜が満開になったので、さぁトウモロコシを蒔こうかと思っていた矢先の寒波。
この地も最高気温が12~13度くらいなので、凍るようなことは無いがトウモロコシには酷な気温と思い、予定は来週に延期。