九条(太)ねぎは、畑にあるネギを抜いてきて干しておけば次の苗が出来上がる。
そうなんだ、とやってみた。
これが7月中頃に畑から抜いてきて、約1ヶ月日陰で干したもの。
こういう状態のネギ苗がホームセンターで売られているのを見たときは驚いた。
買って来て植えたら、ちゃんと普通のネギになった。
今年は自分でやってみたという訳。
写真の状態の時にすぐに植えればよかったものを、どうしてグズグズと引きずってしまったのか、植えようと腰を上げたのが9月になってしまった。
枯葉を取ってみたら、ほとんどがスカ!
ようやく何とか5~6本が生きていたのが、これ。
乾燥の期限があるんだ!
20本近くあったのが、これだけになってしまった。
これを予定地に植えてみた。
寂しい風景。
まぁ、これだけでも活着してくれれば増やしていくことは可能。
左端に見えているのは、今回の干し苗の元ネギ。
今はまだ硬くて利用できないが、気温が下がってくれば柔らかくなり、株ごと抜いたり葉だけ刈り取ったりして使う。
刈り取るとそこからまた伸びてくるので、繰り返して使える。
硬くなってきたら収穫をやめて干し苗用にとっておき、7月ごろ抜いて干す。
こうして繰り返していくことで、種を蒔いたり苗を買ったりしなくても九条ネギは永遠に栽培できるらしい不思議なネギなり。
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