3月23日
いざ!サバイバル
となれば糧の一つになろうか?
勝手に生えてうっそうとなってくるカラスノエンドウ。
これが食べられるとの情報を目にし、ほう知らなかった試してみようと、正に我が世とばかりに勝手にはびこっているカラスノエンドウを、摘んできて食べてみた。
味見なので単に熱湯で茹でただけの料理の「お浸し」。
先ずは結論・・
本当になにも食べるものが無いサバイバル状況ならば食べるでしょう。
紫っぽいピンクの可愛い花をつけたカラスノエンドウ。
莢はまだ数が少なく、そして極小さかったのでとりあえず無視。
まだ花が見えない若そうな株から、その葉枝だけを摘んで調理してみました。
こんな感じのところを。
一口噛んだ時に瞬間にふわっと野のセリのような香りが立ち、おおっ!
が、生の時はぺらぺらの葉なのに加熱した葉を噛むと、なかなか嚙み切れないではないですか。むしろ葉柄の方が柔らかいくらい。
結局味と言えるものは何もなし。苦みすらも。
ひたすら筋っぽく、歯の隙間に入ってしまう。
それにごく薄い葉ものだから、加熱すればボリュウムがぐんと減って大勢で食料にできるものじゃなさそう。
今の我が家の菜園にはほとんど何もない状態だから、少しでも美味しく食べられたら使いたいところでしたが、残念。
ペンペングサ(ナズナ)は美味しいということだけど、これも量を採取するのは大変です。
こんなことを言えば、実際サバイバルのような暮らしを強いられている国の人々から袋叩きにされるかな。
天井知らずのような物価の高騰と実質減額の年金生活では、すべて最低価格のものを買っての生活をしながら本当に雑草に頼ることになりかねない不安。
戦後数年の貧しい生活の経験があることを自慢してちゃいけない。
どこにいくのかこのグローバル社会。
気温が上がってきてソメイヨシノの開花と共に根元の雑草も日毎に繁茂しはじめた3月中旬の経験でした。