でも初生りの実はヘタから外に向かって2cmほど縦に裂けた。その時の記事はこちら
ポリマルチだけじゃだめか。
じゃ、傘も着けてみよう、気休めみたいなものだけど。
袋のとじている方もカットし、筒状にして上の口を茎に縛って止める。合羽を着せたようになる。
この画像は一昨年のもので、この方法は一昨年から試みていたがいい結果は出なかった。
今年の結果はー
6月下旬の作品↓
大玉の割れ玉は出なくなった。
ほぼ順調にいいものが出来ている。
せっせとビニール傘を差しかけ、収穫時は袋の下の口を持ち上げてそーっと実を外す。
それほど面倒じゃない。
今年はほぼ2ヶ月間毎日雨がふっていたと言っても過言じゃない。それでも大玉トマト
は裂けなかった。
トマトにとって雨除けとしてのマルチは効果があったのだ、実に掛かる雨と根が吸い上げる水とを避ける必要があるようだ。
定植から2月もすると3段目の収穫が出来るようになったが、実が小さくなってきたの
で、追肥が必要だ。
畝はポリフィルムにすっぽり被われている、どうやって?
苗が小さいうちは、植え穴から入れればよかったが、もう根はかなり遠くまで広がって
いるだろう。植えた時の穴から入れたって効果は無さそうだ。
仕方がない、ポリフィルムを剥がして畝の肩下の辺に化成肥料をパラパラと蒔いた。
軽く(と言いたいけれど土は固かった)耕してフィルムを戻したけれどそれを押さえる
土の確保が難しい。
通路を引っかいて何とかフィルムの端を押さえたけれど、畝間の幅に余裕は無い。
肥料切れが原因かどうかわからないけれど、成長の様子が変になってきた。葉の色が薄く
形も小さくて成長してこない。肥料不足の現象ではないか。
化成肥料で追肥をしているが、復活の様子は見えてこない。ここまで、か。
家庭菜園でもプロほどじゃなくても畝にマルチをしたり、屋根を掛けたりと防水対策を
している人も多い。
トマトは雨(水)に弱いのに、5月頃から露地で栽培すると色付いて大きくなってくる頃は梅雨と重なる。カラ梅雨でほとんど雨が降らなかった夏は良いとまとが出来た経験と今年のマルチから、できるだけ雨を避けることでいいトマトができることが実証された。
家庭菜園だからと言っても、植えっ放しではだめだ。収穫という結果をだして初めて遣り甲斐が生まれる。自分に向かっての言葉だけど、ある程度の努力は必要だよ。
今年は雨による裂果被害から守ることができ、一つ前進。
来年は肥切れを起こさないための技術を積みたいものだ。
今年のもう一つの成功は、オオタバコガの被害も無かったこと。
オオタバコガに入られると実が大きくならずに落ちてしまい、一旦入られたら最後で手の打ち様が無い。
今回は予防として薬(プレオ)を使った。その効果があったのだろうか。
その代わりかどうか、雨が多かったという環境の違いで寄ってくる虫も変わったのか、ワラジムシ(ダンゴムシの小型)がいっぱい湧いた。
ヘタの近くに1mmほどの穴をあけるが深くはないので、自家用ならそこを削れば食べられないことは無い。
大玉トマトに関しては今年は努力の甲斐があったと言えるのだが、中玉トマトは横に裂
け目が入ったものが多かった。当然のように味は薄く感じた。
同様の環境で同じように手をかけても結果に違いが出るのは品種のせい?