2016年9月29日木曜日

長雨が呼んだカタツムリ

小さなカタツムリがいっぱいいる。
毎日ジメジメしているからね。
と、なんとなく当たり前みたいに眺めていた。

今朝、植えたばかりのハクサイの様子を見に行ったら、葉にいくつかの穴がある。
ネットを掛けてある白菜なんだけど。

何だろう?と目を近づけると、葉の上に5~6ミリの小さなカタツムリがいる。
私が食べましたと言わんばかりの状況。

そうか、あんた達なのか。
シイタケやカブが食害されているのはよくある(見る)けど、葉も食べるのか。

殻を背負っているから素手で持っても気持が悪くは無いので、すぐにむしり取って(吸盤のようなのでちょっと力が要る)遠くにポイッ。


ダイコンに追肥をしようと行くと、そこにも居た。
これは記録しておかねば、とカメラを構えた。

2~3分程の間に何回かシャッターを切っていたら、動画のような絵が撮れたので、ボケも何枚かあるけどそのまま記録。

まず1枚目


そして
オオ、速いねぇ。

と、ここまでで1分弱。
すぐに葉があるところに到着。


が、そこでふと余所見をすると傍に目的物より美味しそうなエサが・・・
じゃ、先ずこちらからとちょっと乗り移り・・


やぁ、結構でした。
犬も歩けば・・だなぁ、なんてね。


最後の1枚は近寄りすぎて使えない画像になる。

のんびり移動しているように見えるけど、結構速い。
茎の際からここまで移動し、小さな雑草の葉を一枚なから完食するまでにおよそ2分。

カタツムリ=ナメクジ 害虫という意味では、だ。
連日の雨だものねぇ。


後で調べると、そのままポイッではいけなかった。
ココロを鬼にして死んでもらわなくちゃならなかった。

命があればどんどん繁殖すると。
たかがカタツムリと高をくくっていると、幼苗などひとたまりもないこともあると。


そう言えば、農薬のラベルには対象害虫に「ナメクジ」とある。
アオムシやヨトウムシの対策はしたけれど、ナメクジは想定の外だった。

あぁ、自然と戦うなんてできないなぁ・・



2016年9月28日水曜日

2回目のキュウリもお終い

2回目のキュウリとして種から始めた「ときわ風みどり」。

6月の初旬に植えつけて、なんだかヨタヨタしながら最近まで、忘れた頃に1本ずつ実をつけていたけど、とうとうこんな状態になってしまった。


初めから成績が良くなかった。
実の形は尻すぼまりのウラナリみたいなものばかり。

肥料が足りないかと、何回も追肥(化成肥料)してみたけど改善ならず。
味も不評(苦味が強い)。

きゅうりの寿命はこんなもんかもしれないけれど、収穫の満足感がないのが寂しい。
管理人の力不足か、異常気象(乾燥の連続の後の雨の連日)が原因か。

近隣にはまだ元気なキュウリも目にするから、前者かな。


この前任者のキュウリ(購入苗からの栽培)は良好で、たった2本の木で100本の収穫だった。
今も塩漬けになって冷蔵庫や流しの下で出番を待っている。

後走者は役不足で助かった、とも言えるかな。

2016年9月27日火曜日

秋物葉菜の植え付け

暑過ぎるかと気温の下がるのを待っていたら、雨が降り続いて・・・と言い訳をすればいろいろあるけれど、ちょっと遅くなったかなぁという思いで、26日にハクサイを中心に3種類の葉物野菜を定植した。


まずハクサイ。
第1回目は1週間前に「郷秋80」を4株植えている。

これがそもそも遅くなったので、第2回の今回と日がくっついてしまった。
今回のは播種から29日目。
畝は前回と同じ場所で、その続きになる。


1月近くもポットで育ってまだこんな大きさ。



本葉の数は5枚になっているけれど全体が華奢で、大丈夫かなぁ?という感じ。
畑に移せばぐんぐん大きくなる筈だから、目を離さないよう見守ることかな。

この苗も前日にオルトランを灌注してある。
だからたぶん、植え穴への混和はいらないだろうと判断。

ここのままで4週間は無農薬で育つ筈。
でもちょっとドキドキ。


続いて別の畝に、やはりハクサイを定植する。
こちらは9月7日に蒔いた、「郷秋80」と「京都三号」。

播種後20日。
手前が京都で奥側が郷秋。
間違ってもわからないけど。


「郷秋80」

「京都三号」

日数的にはこの辺が理想ではと思うが、う~ん心細い姿。
5枚目の本葉はまだ出たばかり。
気のせいか全体にちょっと徒長気味。

これらも同様に灌注処理をしてあるので、このまま様子見とする。


次はブロッコリー。
今回は先行の4株で播種日は8月26日。


種袋にはなぜか品種名は書かれていない。
表の写真で、ごく普通の形のものと判断。

暑かったのでたっぷり一月間をポットでがまんしてもらった。
それでもこんなのも。


ブロッコリーってなんでこう茎が曲がるのだろう。
どんな必要があって?



今日の最後はキャベツ。
やはりポットで長居(1月弱)の「めぐみ早生」。

ずらして蒔く予定で、先行の4株。


たった4株が大きさ色々。
発芽が揃わず、蒔きなおしたことが原因。

この中で小さめの苗がこれ。


葉の形はきれい。

ブロッコリーもキャベツも灌注処理済み。
この方法でうまく育てばとてもラクだ。

明日からはまた雨マークが見える。
病気にならなきゃいいけど。


私の暦で、今年は若干作業が遅れたと感じているのだけれど、近隣の畑にはまだこの手の苗はほとんど見えない。
ダイコンがようやく発芽して1週間くらいかな、という状況なのだ。

それで結果がどう出るのか、よく見届けねば。


2016年9月23日金曜日

カブの間引き

よく降るねぇ~もう。

朝からの雨が3時には上がるという予報で、そのつもりで少し段取りをする。
予報どおりに3時15分前にピタッと上がった。

今日はもう降らないということなのでゆっくり始めたら、5時にはまたザァーときた。
やっぱり当てにならない。

その間に、気になっている所に追肥をし、とりあえず外しただけになっていた雨避けの資材をちゃんと片付けてからコカブの間引きをした。

まだ発芽して5日の双葉ばかりの苗。
窮屈そう。


これを間引いてこうなる。


ピンセットを使って混んでいるところや、形の悪い芽を抜く。
元々厚く蒔いてないので、極短時間で終了。

第1回目の間引きで、こんなふうな短い畝が5箇所。
本葉が2~3枚になったらまた間引く。

カブはなかなか上手く育ってくれない。
ほとんどが虫害でだめになる。

今はきれいなんだけど、いつまできれいでいられるか怪しい。
今回は少しは進歩したいものだ。

2016年9月22日木曜日

白菜の植え付け

雨の止み間を縫ってようやく白菜の植え付けができた。
本葉の数はもう6~7枚にもなっている。

気温が高すぎるのではと、下がるのを待っているうちに長雨、台風となりチャンスを逃す。
これ以上先延ばししたら結果に大きく響きそうだと、僅かな隙をねらった植え付けだった。

品種は「郷秋80」で、去年と同じ種。
今回の定植は4株。


海砂がたっぷり入って、牛糞をメインにした元肥もたっぷりの土。
夏にこの場所に植えたキャベツは、猛烈に虫にやられて収穫無しだった。

手前の草藪が気になるところ。
雑草は虫の餌場なので却っていいなんていう説もあり、自然栽培法の場合は除草せずに育てるという。

私にはその勇気はない。
いつものように適度に薬も使いながら結果を出したい。

葉の数はあるけれど、その大きさは4cm前後で全体にはまだ掌にも満たない。




今年の新しい技術は、農薬の「灌注」だ。
この効果に期待している。

その技術とは、4日前にオルトラン(殺虫剤)とダコニール(殺菌剤)をポッとの土に撒いていること。
それだけのこと。

技術というほどのことじゃないのだけれど、「灌注」の具体的な方法とその効果がわかり、絶対にやるべきだと気がついただけのことなのだけど。

殺虫剤の灌注により、植え付け前に薬の成分が土と苗の体内に浸透し、それにより一月間は殺虫剤を施す必要がないのだと言う。
薬の散布回数が減り、減農薬にもなる。

これまでは、定植時に植え穴に粒剤または粉剤を混入していた。
それだと効いてくるまでに時間がかかり、その間にやられてしまうことが多かった、ということだろうか。
植え付け後の苗にも頻繁に水溶剤をスプレーしていた。

葉菜は特に始めにぐんぐん成長しないと美味しいものが出来ない。
初期成長が大事だから、初めに虫害をクリアできれば結果に期待できると言える。


「灌注」という言葉は薬のラベルにもあるけれど、気に留めなかった。
知らないことや意味が解らない言葉って頭の中を素通りしてしまうものだ。

だから常に情報にアンテナを張っていることが大事。



これで実際に効果がでれば、私にとっては画期的。



2016年9月21日水曜日

台風は無事通過 被害は極小

台風一過。
やれやれ。

勢力を落としながら、スピードを上げて浜名湖の北を通過。
結局雨も風も強くなったのは午後4時前後の1時間くらいだったか。

今朝見回って、傷められていたのはあの長い枝を出したナスだけ。
地際からグニャッと曲がっしまったり




地面に頭をつけて、立ち上がれないもの


今年中にまた台風が来ないとも限らないし、どうやって支えたらいいかな。


ダイコンはどちらも異常なし。




あわてて設置した寒冷紗のトンネルは、支柱が抜けて役に立っていなかったけど吹っ飛んではいなかったのでホッ。


今回の台風が勢力の強い状態でこのコースで通ったなら、エライコトになっていたと思える。
解っていることの備えは、暮れぐれも「早め」にしなくては。


それにしても、市による災害情報というのか避難の呼びかけなどが、主にはどこにあるのかわからない拡声器(同報無線)だけのようだけど、これがほとんど聞こえない。

うちだけじゃないようだ。
周囲に反響してしまって、言葉が聞き取れないのだ。

本当に必要な情報が伝わらないのでは?

2016年9月20日火曜日

台風しのぎ

16号の台風がいよいよこのすぐ近くを通りそうだ。
もしかしたら通路に当るかも。

雨に飢えて入る時には台風でさえ期待したけど、今は要らない。
前線が停滞している時に台風まで来なくても間に合っているもの。

バカ言っている場合じゃない。
発芽したばかりのダイコンを被害から守らなくては。


午前中のまだ降ったり止んだりのときに、止み間にさっと2箇所のネット掛けを済ませた。
台風の進路はおよそわかっていたのだから、昨日のうちにやっておけばバタバタしなくても済んだものを・・どうしてこうも気が回らないのか。

こちらは初回に蒔いた青首ダイコンで、何回も虫にやられ様々な大きさの苗が植えられ、畝幅も50cmくらいはある。
よって寒冷紗のトンネル掛けにした。


当座の凌ぎなので、折ったり繋いだりの急ごしらえ。
でもこれで強い雨風は防げる。


こちらは後から蒔いた第2弾で、まだ本葉は1~2枚のダイコン。
畝幅が30cmでトンネル工法は難しいので、前回同様に片側開き。


予報では風は南西からだったので、東側が開いているけどいいだろうとチャチャっと設置してしまったけれど、いまは南東からの強い風が吹いている。
ちょっと心配。

先ほど和歌山県に上陸し紀伊半島を横断中。
う~ん、危ない。ここを通りそうだなぁ。

風向きは変わってくるんだろうけど、通り過ぎた後の雨がどうなるのか。
市の広報が「土砂災害危険区域にお住まいの方は、早めに避難して下さい」と呼びかけている。

この近辺には大きく崩れて建物を壊すような場所はないけれど、無事とおり過ぎて欲しい。



2016年9月17日土曜日

ハクサイ苗に殺虫剤の灌注

白菜のポット苗に殺虫剤と殺菌剤を灌注した。

灌注は初めての試み。
希釈した薬剤液を、噴霧じゃなくてそのままポットの土に掛けた。


如雨露で灌水するように。
今回はたったこれだけの苗なので、500cc用の簡易噴霧器に希釈液を入れ噴霧口を外して注ぎ込むように掛けた。

使用量は300ccくらいだったかな。
多すぎたら流れ出てしまうし、少なければ効果がでないだろう。
基準がわからないので、適当にカンでの施用になる。

この苗を2~3日後に畑に移植すれば、苗が薬剤を吸収し、且つ薬剤を含んだ土ごと植えられるので、薬の効果が1月くらいある、ということだ。


薬液の量はこれで良かったかどうかが、まだ分らない。
それに明日からは出口が見えていない雨の日の連続、それも台風に伴う雨なので予報はあてにならない。
上手く定植できるかどうかが心配。

播種から数えて今日で20日、本葉の数も5枚になってるので、雨上がりを待っていたら遅れてしまう。雨の対策をしてでも強行した方が良さそうだと判断。

白菜は適期を逃すと形にならないから、オチオチしていられない。

2016年9月15日木曜日

ナスが復活、1枝1果法の成果

秋ナスっていうのはこのことなのか。

お盆前にはこのまま枯れるのではと思えるほど元気が無かったのが、この1週間くらいで勢いを盛り返し、また毎日収穫ができるようになった。


葉の色も良くなって、花もずいぶん着いている。
たぶん雨のお陰だろうな。



ナスは乾燥ぎみの方がいいといわれるけれど、その度を超して水に飢えていたのがこのところの雨で息を吹き返したといったところでしょう。

また食べきれなくなりそうで、困ることになりそう。
喜ぶべきか、はたまた。。。


今年のナスは作付けの量も多かったのだけれど、「1枝1果法」という育て方というのか剪定の仕方というのか、その方法で収穫したのも良かった。

主枝を3本伸ばし、そこから出た側枝に生った実は1つだけ育てる。
側枝の一番下についた実を収穫することにして、それより上に着いた実や花は落とす。

そして収穫の時には、実だけを獲るのでなく実が付いている側枝全体を切り取ってしまう。
これはもう、収穫というより剪定になる。

そうすることによって、新たに出てくる側枝が育つ。
どんどん出てくる。

これを繰り返して、主枝は実の収穫はしながら放任する。
なので、主枝はどんどん成長し今や2メートル以上にもなっている。

この方法だと、株の「切り戻し」をしないので気候が良ければ初なすから秋なすまでずっと生り続ける。
切り戻しをすると、新しい枝に着果するまで一月くらい収穫が無いという。


だからこの1枝1果法は大正解なんだけれど、この長い枝が通行を妨げるのだ。
これはどうすべきか?

どこか途中で主枝の役目を他の短い側枝と交代したらどうなのだろうかとも思う。
来年はそこのところの工夫を考えなければ。





2016年9月14日水曜日

ダイコンの被害 次から次へと・・

夏に降らないままで秋の長雨になってしまった。
今朝のずいぶん降った。


小さな苗は撥ねた土で泥だらけ。
病気や虫の原因になりそうなので、洗い落としてやりたいけどあまりいじると傷を付けそうで止める。


雨ばかりだから蛾は飛んでこないかと思いきや、とんでもない。
発芽したらすぐにネットで覆うか、薬剤を使うかしなかったことが悔やまれる。

シンクイムシの害が日々進行中。
ほぼ毎朝ピンセットを手に、見つけては殺し、見つけては殺しをしているのに、毎朝新しく出現している。



こんな哀れな姿に・・・

芯に近い小さな柔らかい葉がくるっと巻かれている時は、それをそーと広げていくと居る。
土色のちいさなシンクイムシ(ハイマガラノメイガ)が。

もう素手でつぶせるほど親しく?なってしまった。

一方、後で蒔いて数日間寒冷紗を掛けてあったダイコン(吉兆)は今のところ無事に本葉が出始めた。
こちらは上記の反省もあり、始めから薬剤散布をしている。
まだ気は許せないけど。


農薬は、1種類を使い続けると効かなくなるという。
同じ効果のある他の薬を買おうと店の棚を見るが、高い。
高価なんだ。

それに量が多い。
1回に量れないほどの少量しか使わないから、1瓶を使い切るのに何年かかるか?

なんて考えると、手を出しにくい。
家庭菜園に農家用の薬は使いにくい。

2016年9月11日日曜日

白菜の播種 第2回

9月7日、白菜第2回目の種まき。
品種は、「京都三号」と前回と同じ「郷秋80」。

9日には発芽した。
これで順調なら月内に定植が出来るだろう。

ここまでの過程をメモしておこう。

先ず種まき。
夫々に7株分のポットを用意し、底に小さく切った古布(木綿)を敷く。


ポットは上側の径6cmの小さなもの。
今までは苗を買った時の空きポットをリユースしていたけれど必要以上に土が入ってしまうので、ポットを新しく買ってもその方が経済的では、と思い店頭にあった一番小さいポットを1セット=100個を購入。

これに7~8分目の種まき用土を入れたらたっぷりと水を撒き、水が全体に行き渡ったら種を入れる穴を開ける。
ボールペンとか割り箸などを使い深さ8~10mmくらいで3つずつ穴を開けていく。


その穴に種を落としたら、周りの土を寄せて指でしっかりと押さえておく。
これは忘れてはならない大事な作業。

同じポットに2種類の種を蒔いたので、わからなくならないよう整然と並べて名札を付けておこう。



最後は乾燥防止のため新聞紙を被せておく。


これで雨が直接かからない場所に置けば完了。

蒔いてから出るまでの間は台風の影響で不安定な天候。
強い雨が来たり、日が差したりで最高気温は30度前後だったと思う。

この白菜の発芽温度は「郷秋ー」が25度、「京都ー」が20~25度となっている。
じゃぁこの気温は限界だろうなぁ。

気温が下がるのを待っていると、生育が間に合わなくなりそうだ。
秋の野菜って気を揉ませるね。


この手順で無事芽が出たので、さらに順調なら、郷秋80は11月中には、京都三号は12月初旬には収穫になるというスケジュールなんだけど、予定通りの生育になるかどうかは育て方次第だね。

主には害虫対策だけど、農薬のことを調べていたらとてもいい情報がみつかった。
農薬の使い方で「灌注」という方法があり、これは良さそうだ。

水で薄めた水溶液を、定植の2~3日前の育苗ポット(トレイ)に如雨露で1回だけ掛けてやる、というもの。
ポットの土に薬を浸み込ませてから畑に植えるのだ。そうすれば薬の効き目が4週間にも亘るという。

植付けの後で苗に噴霧しただけだと、効果はせいぜい2週間なんだそうな。
(2週間も効いていたのか)

そうなのか、そんなテがあったなら今後はそれで行ってみよう。
白菜はアオムシ、コナガ、ヨトウムシなどの恰好の餌場だから、防虫、殺虫には大変な労力が必要だ。

それが植えつけてからほぼ一月は手が省けるとなると、これは嬉しい。


強い雨ニモマケズ・・みごとに発芽


種を蒔いて3日後に、みごとに揃って発芽。
これは2回目のダイコン。

条件が整えば、こんなものなんだねぇ。

台風と低気圧が天候をかく乱し、予報にはなかった強い雨が降りダメかなと不安だったが、今朝いくつも発芽しているのを確認。
やったね!

寒冷紗を張って守ってやったのが良かったようだ。
この寒冷紗は目が細かいから、雨もある程度避けることができる。
手をかけた甲斐があった。

でも大根はこれからの目かけ、手かけが肝心なんだ。
暫くはシンクイムシとの戦いが続く。

頑張らなくては!

2016年9月6日火曜日

ダイコンの種まき後に寒冷紗

5日に2回目のダイコンの種を蒔いた。
ずらし蒔きとしての第2回目、品種は吉兆と大丸聖護院。

気温が高いからどうかなぁ、と思案していたら前日から雨で地面はしっかりと水を吸ったので、雨上がりの隙を縫って蒔いた。台風12号の雨だ。

気温はスーッと下がって、昨日は30度、今日は27度。

天気予報を見ると、暫くは高温にならない。
ところが雨が続く。

「弱い雨」という表示にはなっているけど、今朝など一時はかなり強かった。
まずいなぁ。

先日の種まきで失敗したので、遮光用にと黒い寒冷紗(遮光率51%)を買ってきた。
これなら上手く日除けになりそうだと、ワクワク。

ところが急に温度が下がり、お日様も隠れてしまった。

それじゃぁ、この寒冷紗を雨避けに張ってみよう、と。
まだ2日間は雨マークが続いている。

今強い雨に打たれたら、また出ないことになりそう。
結果本当に弱い雨かもしれないけれど、害にはならないだろうと。

細長い畝なので、幅1.8m×5mのネットをいきなり3枚にカット。
よーく考えたつもりだけど、ちょっと勇気が必要だった。


この雨が治まるのを待っていたら、蒔きどきを外してしまうのではないかという不安があり、雨の合い間に蒔いたけど、こういう天気は困りもの。
結果はどう出るだろうか・・

・・・と、ここまでは5日の作業。
降ったり止んだりの後、7日にはまた晴れて気温も上昇した。
で、気がついたらこの状態では通風が無い!
おお、35度。

ネットの片側は開けておかなくてはいけない。
急いでやり直して、このように変更となった。




昨日のホームセンターのチラシに、「秋野菜の種 入荷!」となっていた。
その中にはダイコンも。

えっ、これからが本番?



2016年9月4日日曜日

真夏の種まき 

第1回目の大根が出揃わないので、蒔きなおしてみたけどやはり出ないものは出ない。
今度は水が足りなかったのか?

大きくなり本葉が出てよくわかるようになると、1回目と2回目とあわせて2/3くらいは出ている。
これくらいなら、とちょっとホッとする。


出ない、出ないと下向きのことばかりを綴るのもいやだけど、事実を書いておかなくちゃ後でまた同じ失敗をする。


ゴボウも全く出ない。これはビクともしない。
日除けのつもりで寒冷紗をフワッと、裾もトンネルの出入り口も開けて掛けてある。
大きな日傘を広げたように畝を覆った。


それで温度はどうかと測ると、40度。
寒冷紗の中も寒冷紗がないところの地温も同じ。

地温といっても地表から3~4センチ(種はこれより浅い)の深さなので、遮光率22%のネットでは、こうカンカン照りだと全く効果なし。
あらためて栽培マニュアルを覗くと「発芽温度 20~25℃」とある。

あ~、こりゃ出る訳がない。

ダイコンの発芽温度は最高35℃と。
これは40度の地温でも強い種は発芽可能ということか。
でも適温を5度も超えているから、揃うのは無理なんだろう。


白の寒冷紗(遮光率22%)では真夏の地温は下がらなかった。
遮光ネットならどうだろう?

黒い遮光ネットで、狭い範囲だけど試してみた。

1枚掛けだとほとんど変化なし。
畳んで2重にしてみると5度ほど下がった。
更に畳んで4重にしたら10度下がって30度になった。

これは測っている間にも太陽の位置が動くので正確ではないが、ここまで差が出れば違いはわかる。

この遮光ネットの遮光率は確か55%くらい。
それを4重にしたから、55×4で100%を超える、つまりネットの下は真っ暗。
発芽だけならこれでいいけど、発芽後はこれじゃ困る。

ゴボウの生育温度は発芽時と同じだ。
と言うことはネットは外せないのだから、芽はだせてもゴボウのモヤシになってしまう。

つまり、最低でも地温30℃くらいになるまではゴボウの種まきは出来ないとい結論。
まぁ、これはあわてることはない。


ここまで手間がかかったけど、良い勉強になった。

・種袋には暑い時期でも蒔けると書いてあるが、発芽適温になるよう遮光してのこと。
・遮光に使う材料はいろいろあるが、遮光率、季節等に合わせて適当な素材を選ぶ必要がある。

この強い日差しのある地に住むまでは遮光について真剣に考えたことがなかった。
遮光だけじゃなく、農薬を出来るだけ減らして元気で美味しい野菜を作るためにも、資材を上手に使いこなす必要があるんだ。

今回少し解ってきたけど、奥が深そう。


芽が出ないことに気を奪われていたら、ダイコンの若芽にもうシンクイムシが食餌を始めていた。
双葉にもう穴があきだしたので、あっと思って近づくと芯葉が巻いている。


葉を巻いているクモの糸のようなものの中にカブラヤガ(タマナヤガかな?)が居る。

遠視鏡をし、ピンセットを持って虫取り開始。
夏休みはもう終ったのに。

炎天下で数匹捕殺。
朝ならもっと居たかも。

暫くはシンクイムシとネキリムシの害を最小限にするよう注意をしなくてはならない。

2016年9月2日金曜日

蒔き直しのハクサイ発芽

やはり水遣りが多過ぎたようで、やり直したらスッと芽が出た。
当たり前だけど取り敢えず一安心。


28日に急いで追い蒔きし、2日後には揃って発芽。
写真の小さな芽がそれで、右上方の大きめの芽は初めに蒔いたもの。

もう本葉も出ている。
6日間の差がよくわかる。

もう少ししたら次のも蒔かなくては間に合わないね。
暑い暑いと言っても今朝など風はずいぶん涼しく感じる。

同時に蒔き直したキャベツ(白のポット)も全部発芽している。
四角の連結ポットはセロリでやり直しせず、その右4つはブロッコリーで30日に新しく蒔いたもの。


これを陽に当てなくてはいけないけど、まだ日中の日差しは強いから防虫を兼ねてネット(寒冷紗)を掛け、でも徒長しないように気をつけて・・・と。

前回やったことでもすぐに忘れてしまうんだけど、よく見て気を抜かないようにしなければ。
しゃべれない赤ちゃんを育てるのと一緒と言われるけど、こんなことじゃ私には赤ん坊は育てられないなぁ。