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2022年1月23日日曜日

春一番の開花はキヌサヤ

 うちの畑の開花一番バッターはキヌサヤエンドウ。


赤花絹さやえんどうの開花です。
第1花が開花してからもう半月ほどで3部咲き、枯れ花がない今は「見ごろ」かな。

白い花を咲かせる品種もありますが、春一番はちょっと華やか目がいいのでいつもこれ。
葉が白く見えているのはキヌサヤ本来のもので、まだうどん粉病ではありません。

なかなか思うようには育たない菜園での、一服の清涼剤のよう。
そのうちにハクサイなどの黄色い菜花が咲き始めて、菜園では世間のお花見より一足早めのお花見も楽しみの一つです。


2021年3月15日月曜日

石灰でうどん粉病が消えた

 エンドウに発生したうどん粉病がきれいに消えた。

春一番に必ず出てくるのがエンドウのうどん粉病。
今年もやってきた。

病気が出始めたころのキヌサヤエンドウがこれ。
病気が出た箇所に消石灰を撒いてみた。


恐る恐るで散布して、しばらく撒いたことを忘れていたが、6日後に「あ、そう言えば・・」と確認。

うっすらと灰白色になっていた2か所に撒いておいたが、6日後の結果はこの通り。

ここも↓

ここも↓

きれいだ!

散布後に1回か2回雨が降っているから、石灰はそこで流されているだろうから、散布してすぐに効き始めたのではないか。

消石灰がうどん粉病のようなカビには効くことがよくわかった。
カビだけかどうか、イチゴにも撒いてみた。

散布前には症状は出ていなかったが、今の状態はこれ。


やっぱりきれいで、とても生き生きしている。
イチゴに撒いたのは、病気予防が目的。
やはりうどん粉病に罹るし、褐斑病のような病気にもなりやすいので、もろもろの予防を期して。

石灰の働きを教えてくれたのはこの本
病気だけじゃなく、害虫にも効果があるようだ。


いままでは苦土石灰を土壌改良としての使用しかしていなかった。
石灰の種類はいくつかあって、扱いを間違えると逆効果にもなるとのことなので、良くよく理解しないといけないが、正しく利用すれば効果絶大。
その後のイチゴとエンドウはー
イチゴは実が終わるまで虫も病気もなく、葉は生き生き。

収穫物は多くがアリなどに持っていかれましたが、実ったのは石灰をまいてから2か月も経ってからなのでこれは石灰とは無関係。

収穫が始まってからの散布はまずいので、アリには目をつぶってしまった。
来年はポリマルチを考えたい。

エンドウは、一旦はうどん粉病が消滅しきれいになったものの10日後には再び始まったので、今度は苦土石灰を散布。
これは効果が出ませんでした。

消石灰はアルカリ度が高いので頻繁に散布するのはためらわれ、苦土石灰も効果があるとの記事も目にしたので苦土にしたのですが、読み方が違った?








2021年2月1日月曜日

きぬさやえんどうを1月から収穫開始

 1月初旬には霜にやられたのかぐったりしていたエンドウも、今は復活してサヤを付け始めた。


花の数はまだごくわずかで、実も5日で3~4枚だけどすでに3回収穫している。


きれいな姿。
もっと数が増えてから取ったら、なんて思っていると鞘が固くなってくるので、たった3枚だけど収穫し、汁の実に。
2枚のお椀と1枚だけのお椀になるけど、仲良く分ける。

今年は収穫開始が早かったように思う。
種を蒔いたのもいつもより1~2週間早かったのだが、収穫開始は(正確じゃない)20日~1月早い。

種は同じものなので時々の気候で生育が違ってくるのだろうか。
これで、収量や終了時期も同じようにずれるかというと、これがわからない。
「生き物」なのだ。

人間に都合のいいように結果を出そうとするので、もったいない終わらせ方をしたり次の作物の適期がずれてしまったり。
結果に順じて次を栽培していければ無理が無いと思うが、そうはいかないのが「栽培」。



2020年4月26日日曜日

えんどう豆の収穫

キヌサヤを採り終えた後、えんどう豆を収穫。

サヤ付きえんどう豆

えんどう豆

えんどう豆とは何か。
何と呼ぶのが正しいのかは知らないが、キヌサヤとは膨らんだ豆が入っていない若莢を言い、そのキヌサヤを採らずに放っておくと中の豆が成長して莢はパチンパチンになり、さらに放っておくと莢は黄色味を帯びてしわが寄ってくる。

その、丸く膨らんだマメを「えんどう豆」と言うのだと私は思っている。
今回は莢の色が変わる前の、緑色の丸い豆が膨らみ切ったところを収穫して食べようという話。

グリンピースという名称で売られている豆はえんどう豆とは別のもの。もしかしたらえんどう豆が遠い昔に変異してできたものかもしれないけれど、今は別物。

えんどう豆とグリンピースは味が違う、最終的に出来上がった際の莢の大きさも違う。栽培途中の草姿は全く同じで、グリンピースの幼実はキヌサヤ(えんどう豆)と間違えても責められないほど似ている。血筋がごく濃い縁戚関係と見える。

それと、グリンピースというものは冷凍では通年、生鮮野菜としては春一時的に店頭に出ているが、えんどう豆というものは私は店頭で見た記憶がない。

私のここまでの知識は子供の頃の生活体験からだ。
住まいから離れた場所にある畑で作っていたエンド(当時の呼び名)は、若いキヌサヤとして食べることはほとんどなく、莢の中の豆が膨らんだものを莢ごと味噌汁に入ったり煮物になったり。若莢(キヌサヤ)として食べることは知らなかった。
若莢の採り時は瞬間なので、家から遠い畑で若い莢だけを毎日収穫することは難しく、当時その味は知らず、小さな豆がはいった野菜としていただいていたけど、子供の舌には美味しいものじゃなかった。
その豆を乾燥させたエンドウ豆は保存食になり、戻した後煮たり漉したりして甘いアンコに変身して小麦粉の饅頭のようなもの(おやき)になり、餓児のおやつになった。

採り遅れて膨らんでしまったキヌサヤを見るたびにそんな記憶がよみがえり、今年はこれを食べてみたいと考えた。

うっそうと茂ってしまったキヌサヤのツルは、どうしても見落としの莢が残ってしまうので、徹底的に探さず見逃し果はあえてそのまま残し、目いっぱい育ててから豆を採った。

上の写真のように。

グリンピースは茹でるだけでも美味しく食べられるが、このエンドウマメはいまいち。
甘みの質が違うというのだろうか、甘みそのものは薄くちょっと独特の風味がある。

食べ方をググッてみたが、多くはグリンピースのレシピになっていて参考にならない。
無い頭をひねってようやく出たのが、ペーストにすること。

幼少時の「アンコ」だ。
茹でて柔らかくし(アンコはその後布漉ししていたけれど)他の何かと混ぜてミキサーで攪拌したらどうだろう。

ということで取り敢えずできたのが、これ。

※写真を撮り忘れたのでネット上(料理サイト)のどなたかのを
お借りしました。古いもので管理者の検索はできませんでした。
出来上がりの見かけは同じです。

えんどう豆に豆乳を混ぜ寒天で固めて、味付けは塩だけでプレーンにしてみた。
見た目はいいが豆臭が飛び出してしまい、美味しいとは言えなかった。

豆を主材料に豆乳と合わせたのは、なかなかgoodと思ったがちょっと考えが浅かったか。

後日、白ごまと味噌、砂糖を合わせたものをトッピングし味付けとしたら和風の「寄せ」になりこれはこれで出来上がり。

洋風の味付けも考えたい。








2019年4月15日月曜日

キヌサヤのリン酸欠乏症

キヌサヤが旬、収穫真っ盛りです。
収穫した中には、莢の表面が紫色のアザになっているものが幾つかありました。

変色した莢

裏面

真冬などの寒い時期には、葉物が紫に変色するのをたまに目にします。
そんな時期なら気にならないのですが、今は4月の中旬。桜も終ったのです。

ぽかぽか陽気の日もある季節、低温による変化とは思えない。
突然毒素ができたとも思えないので、収穫したサヤを調理しようと熱湯にいれたら・・

あらっ、紫色がすーっと消えて本来のきれいな緑色に。
もちろん味に異状はない。
何だろう?

少し調べたけれどわからずそのままに。

偶然に行き着いたのは、これ。

暇をみてちゃんと基礎を勉強しようと、最近わかり易い教科書を買った。
「畑と野菜のしくみ」(家庭菜園検定委員会 編)

役に立つ手引書「畑と野菜のしくみ」

分野ごとに理論的に、かつ優しく説明されて楽しく読める。

その肥料に関する項に「五要素の欠乏症」の表にあった。
リン酸欠乏症「症状は下の葉から現れ、緑が濃くなったり、紫色を帯びたりする。・・・」

これを読んでキヌサヤの症状が浮かび、更にインターネットで幾つか検索していく。
「リン欠乏によってアントシアニンが生成される」という説明に遭遇し、あ、これ!
答えはこれでした。

状況が全く一致。
以前キャベツ苗でも同様のことがあり、わからぬままになっていたけれど、キャベツもリン欠乏で同様になることがあると。
その時のキャベツの様子がこれ

アントシアニンは水溶性なので、茹でれば元の色になってしまうのだと。
茹でたナス、水洗いした赤シソの葉を思えば納得。

解決!
リン酸(P)が欠乏したのだ。

リン酸(P)欠乏→アントシアニン生成→莢が色に→茹でたら色は消えた
ということのよう。

マメ科だから肥料は控えめに、と単純に考えていた。
控えるのはチッソ(N)肥料であって、実を生らせるにはリン(P)は多めに必要なのだ。

この症状が蔓延しているほどじゃないけれど、Pが足りていればもっと大きな莢になっていたのかもしれない。

今年はもう収穫が終盤になってきているのでここで追肥は止めておくけど、来年は元肥で熔リンを、実が付き始めたら過リン酸石灰を追加すればいいと、これもついでに?得た情報。

知ってみるととてもわかり易い欠乏症状だ。
なんて、知ったから言うけれどわからない時はわからないのだ。

読んだり聞いたりした基礎的な理屈は、その時には理解したようでも現実に対処できないのが現実。こうして一致できてはじめて、これがそうなのかと納得。

手取り足取りで教えてもらえないならば、本でも、ネットでも信頼できそうな資料を何度も読み、対象物などをよ~く見ることで深めることだろうか。

ところで謎解決のきっかけになったこの教科書は、図書館でたまたま手にし、ぱらぱらと見て、これは自分でもっているべきだとオークションで購入。1円だった(送料は別)。

家庭菜園検定なるものがあるらしいことは、どこかで見た記憶があったのでその解説書なんだと思えた。
その検定試験の問題を基に、関連事項の解説が載っていた。

設問文で何を問われているのかが良く解らないものあったけれど、受験するつもりは無いのでそれはまず置いて、関連の解説はよく解った。

ネット記事にばかり頼ると、なかなかパシッとした解決には行き着かず(私には理解できない難解理論・文が多い)時間ばかりかかってしまうのが常。

この本を基に、不足があればネットで補うようにすればずいぶんと理解が深くなるように思い、いい物を得た。




2018年4月2日月曜日

エンドウにエカキムシ発見 侵入の痕跡くっきり

発見!
今年最初のエカキムシ被害だ。

キヌサヤに出たエカキムシの被害跡

葉の裏をひっくり返すと、いた、いた。

葉の裏にいたナモグリバエ

へぇ~、こんなにはっきりと居ることがわかるなんて・・ちょっと感動!
感動している場合じゃないけど 笑 

被害が進んで絵がぐちゃぐちゃになってからでは始点がどこなのかはわからなくなってしまうけど、早期発見で葉の縁から入って中のほうに進んだ跡が良く分かる。

エカキムシの被害の図解

昨日勉強したばかりなので発見が新鮮で、被害の発見なのになんだか嬉しくなった。
エカキムシというほうがわかり易いけど、本名はナモグリバエらしい。これも実態そのままの名だけど。

今のところ被害はこれだけみたいだ。
被害が少ない場合は、虫のいるところをギュッと押さえて潰してしまえばいいが、蔓延してからではとてもやっていられない。そうなると薬もあまり効果がない。

うどんこと共にこれからが繁殖の季節だから、よく見ていなくちゃね。


2018年1月14日日曜日

厳寒期の畑 低温が続くこの冬で

新しい年になって、気温は一層厳しくなった。

3年目にして朝6時半ごろの気温は連日マイナスとなり、毎朝のように結氷を見ている。
暮れには防草シートが凍っているのに気が付かず、すべって尻餅をつき未だに尾骶骨に痛みが残る。骨折してるかな?

今朝も早朝は-2度。
9時を過ぎてもこの通り。


白く見えているのは薄い氷。
日当たりの良くない近くの畑では、大根の葉が凍みている。

うちの野菜たちは・・・
一番気になるタマネギ。

これは中晩生(なかて)。


さすがに成長はできないけどしっかり生きている。
大丈夫。

一番心配な晩生種(おくて)は・・



種から育てたものでひょろひょろした危なっかしい苗だったけど、よく頑張っている。
この時期にこの様子なら、暖かくなればぐんぐん伸びるだろう。よかった。

寒さでかなりダメージを受けているのはニンニク。


外葉の枯れがすごい。
芯に近い数枚はしっかりとして色も濃い緑だけど、他所の畑と比べると茶色の外葉がとても多い。

砂地のせい?
命に別状はなさそうだけど、何がそう違うのか。


みごとに失敗したのはハクサイ。
ほんの僅か期待してみたけど、やっぱり巻かなかった。


まるで巻く気なし。

少しだけ期待してみたけど、う~ん残念。力及ばず・・の姿がこれ。
巻きかけていても、ここまでか。
春のトウ立ちを待とう。


ミニ白菜だけは形になって、大切に利用中。
普通の白菜が1/4株で150円もしているので、助かっている。


この大きさで1株が500gくらい。
300g位から食べられるそうだけど、ここまで待って良かったなぁ!

次、キャベツ。3段階で生育中。
まずは年内に出来上がって今収穫中の残り2個(700~800g)。


次に控えているのは、もう食べられそうだけどちょっと小さ目のが5個。
5個全部はファインダーに収まらなかったので、そのうちの3個。
残り2個も同様の大きさ。


その後は12月に植えつけたばかりの、まだ小苗状態のがこちら。


アンドンの中でじっと寒さに耐えている。
出来上がるのは暖かくなってから。

寒さには強く日々成長しているのが、このエンドウ。


大きな株でも高さがおよそ15cm。
霜にやられない適度の大きさのようで、どれも生き生きしてるように見える。

やはり晩秋に蒔いたソラマメ。
これも問題なし。
これも大きくなってから低温にあうと成長に障りが出るといわれる。



こちらは今が旬のホウレンソウ。
寒さには強いのだけれど、べたっと地面に張り付いて立ち上がろうとしないまま葉は大きくなっている。


使用上の問題はないけど、袋に入れて販売するにはちょっと困る。

そしてやはり旬のダイコン。
品種は「YRくらま」で、今回初挑戦。
遅く蒔いたのでまだ十分の大きさにならないが、寒くなって成長が良くなってきた。


今日から収穫開始。


左側の大根の長さが28cmで葉が付いた状態でおよそ1kg。
市販品は30cmくらいで1本300円也。

ちょっと遅れたけれど作っていて良かった~。

これらが今生育中、収穫中の品々。
大根は1畝そっくり虫害でだめになり、白菜は巻かず・・で一時は落ち込んだけれど、何とか自分の食糧分は確保できそう。

この経験は今後の勉強材料にしなくては。


















2017年5月9日火曜日

グリンピース収穫開始

5月の、初夏の味、グリンピース。


ぎっしりと実が入っていい感じ。
白いご飯に炊き込んだ豆の鮮やかな緑色がとてもきれいで、しかも甘く美味しい。

畑では鈴生り状態。


種を蒔いてから6ヶ月、伸びていく蔓を持ち上げてやっただけで特に手はかからなかったけどこんなに長くかかるんだ。

今はまだウドンコ病も全く出ていないが、隣にある終ったキヌサヤが白くなってきた。
早く撤収しなくては。

去年の経験からすると収穫期間は2週間くらいなので、熟すのも枯れるのも急速だ。
今年も冷凍保存になりそうだ。


蛇足だけれど、グリンピース=実ったエンドウマメと思っている人もいるようだ。
地域的な現象かもしれないけど。

目こぼしでエンドウマメになってしまったキヌサヤの豆をゆでて「塩豆」で食べてみた。
違う。

しっかり実ったエンドウマメは、茹でてもなかなか柔らかくならず湯から揚げるとシワシワになる。

一方グリンピースはさっと茹でれば柔らかくなり、空気に当ててもパリッとしている。
私の幼少の頃はグリンピースなるものは無かった(知らなかった)。

2017年4月29日土曜日

エンドウの冷凍保存 これもゼイタクのうち

毎年のように冷凍保存。


1日1回の収穫では大きくなり過ぎてしまうキヌサヤ。
その都度食べきることはできない。

で最盛期には収穫したらその日のうちにさっ熱湯を通して冷凍。
これはこれで長期間使えて便利。

炒め物なら、解凍せずにこのままフライパンに入れればいい。
汁の身で使うには、やはり凍ったまま厚い煮汁に入れて1分ほどそのままで。
飾りの色としてなら、やはり凍ったままもう一度さっと茹でる。


スナックエンドウも同様に冷凍してみた。
やはりさっと熱湯に通して、水切りしながら冷ましたら冷凍に。

ブランチングしたスナップエンドウ

スナップエンドウは、解凍後に茹で直してどの程度になるのかはわからない。
今年は試作段階。

あと1回の収穫を残すだけで、これは終了。
今年初めて作ってみた野菜で、作りやすく調理も簡単で、さっと茹でただけでお酒のつまみなんかには便利で美味しい。

野菜の無人販売所でささやかに安く売っているのだけれど、キヌサヤもスナックエンドウも売れない。

原因はわからないけれど、食べたことがないという人も少なからず居るみたいだ。
食べたことがないものは興味も無く、その値段が安いのか高いのかも判らないよね。

スーパーの棚を見ると、高いところに少量並べられていて、1パック10枚前後で100円強(スナップの場合)。

キヌサヤだってとても高い。
キヌサヤと玉子の取り合わせなんて、これ以上無いほど美味しいんだけど・・

これじゃ気楽には手が出せず、「口に入れたことない」のは珍しくはないか。
やはり自分で作ることはとてもゼイタクなんだね。

スナックは収穫が始まってから2週間で終ってしまった。
収穫期間が非常に短いのも高価な原因かな。

2017年4月20日木曜日

エンドウにはうどん粉病の予防薬

今朝はキヌサヤエンドウとグリンピースに、うどん粉病の予防薬を散布。
使ったのはこれ。

うどん粉病予防に使ったサンヨール

まだ出現していないうどん粉病だけど、必ず出る。
はびこってしまってからではどうしようもないので、カビが見えていないうちに手を打たなくては。

実はこれも昨年その実績を作って、納得した。
「予防だよ、予防が大事だよ」と言われていても、白くなった葉を見るまではなかなか動けず、発生してから「しまった!」というのが今までだった。

虫の害と違って、牛乳でというわけにはいかないんだよね。


今朝も目が覚めたときには既に風が出ていたけれど、止む瞬間もあったので思い切って実行。突然吹かれて逆流した液体が腕にかかってしまうこともあったけど、とりあえず一通り終了。

野菜の病虫害の予防は、人間の予防接種のように1回やればいいというわけにはいかず、危険のある期間は繰り返し手をかけなくてはならない。

そういう手間暇をかけて作る野菜だと考えると、店に並んでいる野菜の値段は高くはないんだね。

そうそう、薬剤散布前に必ずしなければならない大事なことは、収穫中の野菜は少々未熟でも散布前に収穫しておくこと。

農薬が掛かった野菜は3~4日は食べられないからね。
このサンヨールは撒いたその日だけ避ければ、翌日から収穫できる。


かって私も農薬を忌み嫌っていて無農薬を旨としていた頃はロクな野菜ができなかった。
師匠に使い方を教わり、正確に希釈して撒かれた薬は数日(薬によって違う)で分解し人に影響は出ないとわかり、最低限で使うようになった。

自然農法では、病害虫に強い野菜を作って無農薬でというけれど、並大抵の努力じゃできない。
家庭菜園程度の備えである程度の形にまでしようとしたら、農薬も止むを得ないと思う。

2017年4月12日水曜日

スナップエンドウ収穫開始

おいしそうに膨らんだスナップエンドウ

今年初のスナップエンドウ。

4株全体でこれだけの収穫。
2人で1回分のオツマミにちょうど良し。

花柄と筋を取ってサッと塩茹でして食卓へ。
シャキシャキした食感が美味しい。

昨年の11月初旬に蒔いて5ヶ月。
冬越しなので時間がかかる。

莢の長さがちょっと短いね。肥料不足かな。
これでいつまで収穫が続くのか、初めての栽培みたいなものなので様子見もある。
キヌサヤエンドウもぼつぼつ出来ている。

2日続きの雨とその後の気温上昇で、ジャガイモ、タマネギ、九条ネギが急に大きくなってきた。

ソメイヨシノもこの辺では今日は満開のようだ。
風が強いので、終るのが早そうだ。

2017年3月31日金曜日

メロンが発芽、グリンピース開花、ネギはボーズ発生、・・どんどん進む

今日で3月が終る。
明日から、もう4月かまだ4月か?

昨日京都に行った。
例年ならサクラが見られるというので、少し期待したけど全くなかった。

今日は午後から雨だけど、暖かい。春の雨だ。
そういえば、一昨日はウグイスの声がしていた。

今年は季節の進行が遅いと言われながらも、後退じゃなくて確実に前に進んでいる。
一昨日2~3芽顔を出したメロンが、今朝は11芽。
温室育ち。


しっかりと存在感を感じる。

同時に蒔いた
キヌサヤやスナップエンドウに比べて遅れていたグリンピースにも花が見えた。
同じエンドウの仲間でも、こんなにずれるとは知らなかった。


こちらも「花」のツボミ。

秋からそのままそだてていた九条ねぎ

2月に一旦株分けし、植え替えた九条ねぎ
そのままでも、植替えしてもこの時期には花芽(ネギボウズ)が出来てしまうことが判明。

ボウズは摘み取りながら食べるが、やはり硬くなっていく。
柔らかいのは冬だけなのかな。


更に、花から実へ。
キヌサヤができはじめた。


開花から20日。
ずいぶん待たせてくれるもんだ。

2017年3月13日月曜日

「つるなし」スナップエンドウにツルが出て

さっと茹でて塩かマヨネーズで食べるスナップエンドウの莢の食感とあの甘味がたまらない。

「つるなし」となっているので、空き地に気楽に植えた。
?、?、つるが出てきた。


風に煽られてフラフラし、地際が危なげだ。


袋の説明もろくに見ずに気楽に始めたけど、普通のサヤエンドウなどのように背が高くはならないというだけで、支柱は要るようだ。

急いで工作。これでどうよ。


バックにいろいろあってわかり難いね。
短い支柱を5本立て、その支柱に対して横に麻紐を20センチくらいの間隔で4本張った。

こんな小さなネットはないので、急ごしらえの「紐ねっと」というわけ。
前に教わったアイディアなり。

支柱が春風に倒れないことを願う。




2016年12月8日木曜日

エンドウを定植し、アンドンを作って風除け

キヌサヤ、グリンピース、スナックエンドウのエンドウマメ3種類を定植。
ポットに蒔いてからおよそ一月、苗の大きさ(成長具合)的にはもう地に下ろしても良さそう。

畝がまだ完全には空いていないので、その分2株だけは後にすることにして畑に定植。
ネットを設置してあるところにグリンピース5とキヌサヤ2(あと2株はカブの収穫が済んだら)を植える。

こんな感じで。



ポットから抜いてそのままだから、2~3本のままだ。
いずれ1本にするかどうかは未定、1本にする理由がわかっていないから。

それからここにはいわゆる元肥は入っていない。
苦土石灰と化成肥料(8-8-8)を鋤きこんですぐに定植。

堆肥としての牛糞の在庫がなく、今から1袋買っても次に使うまで時間がありすぎて困るから何もなしでいくことにした。
マメだからそうきちんとしなくれも、後で様子をみながらとズボラを決め込む。

それより、風が強いのでツルを伸ばして自分でネットに絡みつくまでは保護してやらなくてはまずいので、簡単にアンドン掛けをした。


四隅に割り箸で柱を建ててキッチン用のポリ袋を被せ、洗濯バサミで止める。
柱は短すぎてちょっと頼りないのだけれど、代わる適当な材料が思いつかずにこうなった。

自力で風に耐えられるまで持たせるのは無理だろうか・・
長さ30センチ位の適当な材料がないものだろうか?


ソラマメにもアンドンをした。
これの支柱はまた長すぎるなぁ。

豆類にアンドンは始めてだけど風の対策をしてやらないと、レタスの二の舞になってしまう。


今年はアンドンや防虫ネット、ベタ掛けシーといった保護材の出番が多かった。
その代わり農薬の使用が減ったように感じる。