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2024年2月24日土曜日

無農薬のハッサクでおいしいマーマレード

 今季(2024年早春)は八朔の実がたくさん付きました。


生のままのハッサクもおいしく、食後のデザートとして毎日のように食べています。
でも腐らせずに食べきるには多いので、マーマレードにして長い間食べることに。

先ずは自然落果したハッサク3個で作りました。



仕上がりの量は、300mℓくらいの保存ビンに2本と少し。

甘味とさわやかな酸味にスパイスとしての苦みがいい。
それに何といっても無農薬の果実と上白糖だけで作られた安全なマーマレード。

小さな子供には向かないけれど、大人が毎日口にする甘味ものとしては満足です。

以下に簡単なレシピを添えますので、よかったら参考に。

『ハッサクのマーマレード』
材料:ハッサク 350gくらいを2.5個
   上白糖 580g(ハッサクの60%)
手順:
①はっさくは皮を厚く剥き(実と皮の間の白い部分が皮の側にくるよう)、1.5cm位に細くスライスし、目方を計って、水を張ったボールに入れる
細かく刻むので皮のキズは気になりません

②皮の苦みを和らげるために①の水を繰り返し取り替えて
今回は5~6回水替えした後でもまだかなり苦みが残ったので、1晩浸漬してまぁまぁの味になった
苦みの加減は好みがあるので、何回か作ってみて自分の好みに合うよう水さらしをしましょう

③実はホロを付けたまま1cm幅くらいの輪切りにし、ミキサーで細かくし目方を計る

④ハッサクの合計量の60%の上白糖を用意する

⑤②と③を合わせて鍋に入れ、少量の水を合わせ弱火にかける

⑥皮が好みの加減に柔らかくなるまで煮る、途中必要なら水を加える

⑦全体の1/3の砂糖を入れる

⑧数分後に残りの砂糖を更に2回に分けて入れるが、最後の1/3は味をみながら加減して入れ焦げないように煮詰めていく
食べてみて皮が硬くなく、全体にとろみがついてきたら完成(冷めると硬くなるのでやや緩めで止める)

加熱を始めてから火を止めるまでで1時間30分
出来上がり量=1300g (300ccの保存ビン2本強)


2020年4月26日日曜日

えんどう豆の収穫

キヌサヤを採り終えた後、えんどう豆を収穫。

サヤ付きえんどう豆

えんどう豆

えんどう豆とは何か。
何と呼ぶのが正しいのかは知らないが、キヌサヤとは膨らんだ豆が入っていない若莢を言い、そのキヌサヤを採らずに放っておくと中の豆が成長して莢はパチンパチンになり、さらに放っておくと莢は黄色味を帯びてしわが寄ってくる。

その、丸く膨らんだマメを「えんどう豆」と言うのだと私は思っている。
今回は莢の色が変わる前の、緑色の丸い豆が膨らみ切ったところを収穫して食べようという話。

グリンピースという名称で売られている豆はえんどう豆とは別のもの。もしかしたらえんどう豆が遠い昔に変異してできたものかもしれないけれど、今は別物。

えんどう豆とグリンピースは味が違う、最終的に出来上がった際の莢の大きさも違う。栽培途中の草姿は全く同じで、グリンピースの幼実はキヌサヤ(えんどう豆)と間違えても責められないほど似ている。血筋がごく濃い縁戚関係と見える。

それと、グリンピースというものは冷凍では通年、生鮮野菜としては春一時的に店頭に出ているが、えんどう豆というものは私は店頭で見た記憶がない。

私のここまでの知識は子供の頃の生活体験からだ。
住まいから離れた場所にある畑で作っていたエンド(当時の呼び名)は、若いキヌサヤとして食べることはほとんどなく、莢の中の豆が膨らんだものを莢ごと味噌汁に入ったり煮物になったり。若莢(キヌサヤ)として食べることは知らなかった。
若莢の採り時は瞬間なので、家から遠い畑で若い莢だけを毎日収穫することは難しく、当時その味は知らず、小さな豆がはいった野菜としていただいていたけど、子供の舌には美味しいものじゃなかった。
その豆を乾燥させたエンドウ豆は保存食になり、戻した後煮たり漉したりして甘いアンコに変身して小麦粉の饅頭のようなもの(おやき)になり、餓児のおやつになった。

採り遅れて膨らんでしまったキヌサヤを見るたびにそんな記憶がよみがえり、今年はこれを食べてみたいと考えた。

うっそうと茂ってしまったキヌサヤのツルは、どうしても見落としの莢が残ってしまうので、徹底的に探さず見逃し果はあえてそのまま残し、目いっぱい育ててから豆を採った。

上の写真のように。

グリンピースは茹でるだけでも美味しく食べられるが、このエンドウマメはいまいち。
甘みの質が違うというのだろうか、甘みそのものは薄くちょっと独特の風味がある。

食べ方をググッてみたが、多くはグリンピースのレシピになっていて参考にならない。
無い頭をひねってようやく出たのが、ペーストにすること。

幼少時の「アンコ」だ。
茹でて柔らかくし(アンコはその後布漉ししていたけれど)他の何かと混ぜてミキサーで攪拌したらどうだろう。

ということで取り敢えずできたのが、これ。

※写真を撮り忘れたのでネット上(料理サイト)のどなたかのを
お借りしました。古いもので管理者の検索はできませんでした。
出来上がりの見かけは同じです。

えんどう豆に豆乳を混ぜ寒天で固めて、味付けは塩だけでプレーンにしてみた。
見た目はいいが豆臭が飛び出してしまい、美味しいとは言えなかった。

豆を主材料に豆乳と合わせたのは、なかなかgoodと思ったがちょっと考えが浅かったか。

後日、白ごまと味噌、砂糖を合わせたものをトッピングし味付けとしたら和風の「寄せ」になりこれはこれで出来上がり。

洋風の味付けも考えたい。








2019年11月5日火曜日

これは美味しい、かぼちゃのコロッケ

《突然の番外編》

怪我の功名というのか、失敗が思わぬものを産んだのでした。

事の顛末は・・・
先日長野へ救援に行った帰りに休憩したなぐら道の駅で、ちょっと珍しい白いカボチャを買いました。


850g 84円也。
「どんな味ですか?」「ホクホクとして美味しいです」

で、これがこうなったのです。


こうして見れば、どうっていうことのないカボチャのコロッケですが、素直にコロッケになった訳じゃなかったのです。調理に失敗し、う~ん、これどうしよう・・と悩んだ結果の産物でした。

事の顛末は・・・

普通に煮るつもりで調理を始めたのですが、このカボチャ、水を吸うこと、吸うこと。
煮汁を何度も追加し、当初ちゃんと計算して始めたはずが何が何やらわからなくなり、出来上がったことにした時には形はほとんど無くなり、味はとてもしょっぱくなっていました。

※カボチャを醤油味で煮る時には、先ず煮汁を作り火を通した鍋に切ったカボチャをいれて煮るというのがセオリーです。

しょっぱいことを除いて目をつむって食べればカボチャ本体はほくほくと美味しい。
どうやって塩気を薄めたらいいか。

おでんのようなたっぷり煮汁があるものなら、お湯を足しながら薄めていくこともできますが、煮切って崩れてしまったカボチャはどうやって直したらいいのか。
もうカボチャの煮物としては食卓に出せないし。目的があって1個全部を煮たので、捨てるなんてことはとんでもない。

一晩はほったらかして頭を冷やしているうちに、ポッとアイディアが浮かんだのです。
そうだ、水以外のものを足すことで塩分率を下げればいいんだ、と。

野菜や肉を加え、芋を潰した状態になっているから、そうだコロッケだ。
ここに衣も付ければかなり塩分率も下がる筈。


カボチャは既に柔らかくなっているのだから、この先は速い。
調理手順は、
1、皮を含めて既に形がないカボチャをマッシャーでさらに潰す
2、多めのタマネギをみじん切りにしてしんなりするくらいに炒める
3、カボチャにタマネギ、ひき肉(豚でも、牛との合びき、ベーコンでも)を混ぜ込んで、コショウとナツメグも入れて小さ目の卵大(40gくらい)に丸める。
4、衣(小麦粉+卵+牛乳+パン粉)を着せて、180度の油でおよそ2分揚げる。
※熱いうちに、ソーズは使わずそのままいただきます。

このアイディアが浮かんだら落ち込んでいた気持は、るんるんに上向きました。

結果はGood!
このコロッケの特徴は味がしっかり付いていること。醤油味のコロッケです。
かぼちゃ自体も美味しかったので、おおっ!ということに。

「カボチャのコロッケ」は特に珍しいものじゃなく、じゃが芋をカボチャに換えただけの品で、料理を厭わない人ならどうってことなく作る料理だと思います。

でも私はじゃが芋のコロッケにしてもあまり頻繁には作りません。難しくはないのですがそれなりに面倒ですから。
でもカボチャを煮るということはよくするので、その時に少し多めに煮ておけばすぐにできるのです。

そういえば「肉じゃがコロッケ」はネット上でゴロゴロしています。
同じことなんですね。


2019年6月27日木曜日

摩り下ろした生ニンニクが緑色に

昨夜薬味用に摩り下ろして、食べきれずに残ったニンニクが今朝は緑色になっていた。


これはどうしたのか?
食べても大丈夫?

結果は、成分の化学変化であり食べられるとわかった。

以前も緑色やコバルトブルーに変色したニンニクを見た記憶はあり、その時に調べた筈が答えを忘れてしまっていた。
アリシンという言葉だけが頭の片隅にあるだけ、情けないことだ・・・

嘆いていてもしょうがないので、またググッてみた。
アリイン、アリシン、鉄分という言葉が出てきた。
まだ他にも数個のカタカナ成分が出てきた(覚えていられないのでポイントになる2語だけにする)。

そう、そう、そうだった。
簡単に答えを言えば

ニンニクにはアリインという成分があり、それが刻み、すりおろしなど傷をつけられることでアリシンに変化する。同時にやはり成分の1つで微量の鉄と反応し青く変色する、というものだ。

ニンニクのあの独特の匂いは、アリシンなのだそうだ。
丸ごとのニンニクは無臭なのに、切ったり加熱したりすると臭うのはそのため。
なるほどネェ。

そうやって発色した緑(青)色は、加熱すれば消えてしまうそうだ。

〔余談〕
このアリシンはニンニクを攻撃しようとする敵に対しては強力な武器になるとのこと。
害虫に襲われて齧られると、その傷口からあの臭いを出して虫を撃退するのだ。殺菌作用も強く単に追い払うのみならず虫にとっては毒にもなる、と。
殺菌作用は人が食品にする時にも利用する機能だ。

そしてこの殺菌機能を野菜の生産時の殺虫や防虫にも利用でき、農薬を使わない人は利用するという。
すりおろしたにんにくを漉して、そのエキスを利用するのだけれど、布で漉した位ではスプレーの穴に詰まってしまいスプレーが使えなくなる。そこのところをクリアできない私はこんな良い材料を使えないでいる〔余談終〕


私はニンニクを料理によく使うのだけど、普段変色にはお目にかからない。
どうしてかと思ったら、冷凍保存しているためだった。

5月に収穫して夏を越し気温が下がり出した9月頃になると青い芽がでてきて質が落ちてしまうので、夏を過ぎたら全部冷凍してしまい、それを普段使っている。

そのメカニズムまでは調べていないけれど、とにかく現実の冷凍品には変色は起きない。

〔また余談〕
冷凍ニンニクはとても便利です。
私は家庭菜園で1年分を作るので、発芽を抑えるために保存冷凍しますが、冷凍のニンニクは使い勝手も良くとても便利。

ちょっと手間が要るのは冷凍品を作るときですが、冷凍室に納まってしまえば後は殆ど手間要らず。

こうして冷凍ニンニクを作ります。
1、乾燥を終了した(芽が出る前)時又は店頭での状態


2、この全体を包んでいる乾燥した皮を剥くとこんなふうになりますね。


3、これを1球ずつにばらせばこうなります。


ここまでしたら、この状態で冷凍します。
1球1球を包んでいる皮1枚は剥かずにそのまま凍らせます。

この皮は調理する時に除去する訳ですが、その作業は生の時に時するより簡単。
お尻の方に包丁を入れて持ち上げればサラッと剥がれます。

ニンニク本体は凍っていますが乾燥した皮は凍らないので、剥がれやすいのです。
冷凍庫から出した直後は硬く包丁の歯が立たないのですが、2~3分で柔らかくなり簡単に切ったり潰したりできます。

生ニンニクはこの皮むきがイラツクので使わない、という若い主婦に冷凍でやって見せると「アーッ」と感動。
その後どうしているか、尋ねるのは止していますが。



2018年11月29日木曜日

1株だけのショウガの収穫

自慢できる成果じゃないけど、ショウガが1株が出来上がった。
たった1株だけ。


上手にできれば、たぶんこの2培位のボリュームになるのだろうが、先ずは1株形になったという意味では嬉しい。

気合を入れて発芽環境をつくり、8個の種を植えて収穫になったのはこの1株のみ。
8分の1というのはとてもショックなんだけど、発芽さえすればできるということは分かった。

それでは発芽しなかったのはなぜか?

植える予定地に1月前からフィルムを張って土を温めることをやってみた。


透明の厚手のフィルムをぴったりと張ることで保温できるかと試したが、たまに地温を測ると露出しているところとの差は1~2度。

黒のフィルムならもっと上がったのか?
それともこんな狭い場所で覆ってみたところで効果がないのか?

このままで一月後に8個の種を埋めた。
4月中頃だ。


植えた後もフィルムで覆い、保温に勤めた。
芽が出るのを待った。
発芽すればフィルムを持ち上げるのでわかる筈。

待つこと一月、ようやく1芽顔を出す。
・・これだけだった。
後の7個は腐ってしまった。

今回腐ってしまったのは、矛盾する考え方だがポリフィルムの下で蒸れてしまったのでは、とも疑っている。

真冬にも霜柱を見ることが無いこの地方で、4月中旬以降に凍って腐ってしまうことは考えられないのと、去年、一昨年は植付け後に極簡単に枯草などで覆ってやっただけで半数くらいは生育した。
それにかつてここよりも気温が低い地方で2~3回ある程度の収穫ができていたので。

プロも、本やネットでも土を温めろと教える。
でも日当りが悪い地温の低い土地でもできた経験があるならば、地温を上げてやる必要はない、ということになる。

私の経験や薄っぺらな理屈では説明しきれない、その時々の条件があっての結果なのだろうけど、とにかく生姜は気難しい。


さてこの株だけど、反対側にタネがくっついている。


植えた時の形がまだしっかり残っている。
つまりまだ生産するエネルギーを持っていると思える。今掘り揚げたのはちょっともったいなかったかな、と思う。

それにしても美味しそうだ。
贅沢に甘酢漬けにしてみようか。

根と葉の境の赤い部分をいっしょに酢に入れれば、全体に薄ピンクの酢生姜ができるという。
その辺は期待せずに作った今回の「新生姜の甘酢漬け」。

少し前にカリフラワーの甘酢漬けを作り、その甘酢が残っていたのでそれを利用した。
カリフラワーの時にはちょっと酢の量が多く、すっぱかったのでそれを直さずに使った。

①生姜の皮を剥いて、赤い茎が入るように繊維に沿ってスライスする。包丁では余り薄くはできないのでスライサーを利用。かなり危険な作業なので慎重に。
②1~2分水に放し(アク抜きが目的)
③ザルに上げたら塩をふって冷ます(塩はしんなりさせるため)
その間に鍋にお湯を沸かす
④生姜をお湯にくぐらせ、水気がきれたら甘酢に入れる

湯から上げると、きれいな黄色になった。


赤くならなくてもこの色のままでいてくれたら、これでいい。
しかしこれも時間の経過と共に黄色は薄くなった。

今回はお湯にくぐらせた生姜を冷めてから甘酢と合わせたが、生姜が熱いうちに酢に入れれば赤く発色したのかも。

美味しい甘酢生姜は、掘りたての新生姜でなくてはできない贅沢な品。
これで暫くは楽しめる。
よし、としよう。



2018年5月7日月曜日

倒れ始めてから1月以上のタマネギ(中晩生)を収穫

タマネギの中晩生?を収穫したが、中晩生のたまねぎってこういうものなのか。

この種のものは収穫は5月に入ってからと思っていたのが、葉はまだ青々としっかりしていた3月20日頃にはもう倒れはじめたのだ。

中晩生のはずがもう倒れ始めた 3月23日

風のせいかなとも思っていたが、日を追うごとにどんどん倒れたので完成のサインだった。
葉は枯れてこないし球の半分は土の中なので、急いで掘り取ることもないかとそのままにした。

こんなふうになるまで、使いながら畑に置いていた。

倒伏後40日 まだ全部が土の上に出ない

葉が生きている限界だ。これ以上置いたら葉は全部枯れて吊り下げができなくなる。
倒れはじめてから40日以上経って、さすがにもう畑では限界のようだ。

それでもまだ球全体が土の上に出ては来ない。

比較で、晩生の品種はまだ未熟でも球全体が地上に出ている。

晩生たまねぎ 収穫まであと1月ほど 根元まで地上に出た

晩生以外のタマネギは今年初めての経験、品種でずいぶんと姿が違うんだねぇ。


とにかく掘り上げ、なるべく日当りのいい場所に2日間広げ

堀り上げ直後陽に干すタマネギ

その後は4~5個ずつ束ねて軒下に吊るす。

軒下に吊るしたタマネギ

200本植えて栽培中のオチは殆どなかった筈だけど、結果保存量はこれだけ。
倒れ始めてからこれまでに結構な数を消費(販売も少々あるが)したようだ。

中晩生と表示して売られていたけれど、3月に収穫できるのは早生種だったのではと疑念がある。そうなら保存期間が極短期になるからたくさんあっても腐らせてしまうだろう。

中晩生にしたってやはり保存性は似たようなもの。
この後の晩生種が200本くらい採れるはずだから、量的にはこの調子でいい。

施肥の仕方にムラがあったのか、大きさ、形が様々だった。
ピンポン玉からゴルフボール大くらいのは、吊るし乾燥はせずきれいにして冷蔵庫行き。
早めに食べてしまう予定で。

形も平たく出来上がっているものと、中高でコロンとしたものと混じっていた。


一皮剥くと真っ白でかわいい「新タマ」を見ていて、「マリネにしよう」と思い立ちすぐに実行。
簡単にできておいしくて保存がきく・・とてもいい。

新タマのマリネ


***「新たまねぎのマリネ」作り方***

1、外側の茶色い皮は取り除き、葉が付いていたところも青い部分は取る(色として使いたいこと炉だが、硬いので)。
根は、タマネギがばらばらにならない程度に深く切り取る。
2、縦に半分に切ってから、繊維を切る方向に薄くスライスする。(スライサーを使うと速い)。
3、塩、酢、サラダ油又はオリーブ油で調味する。
※塩、酢は好みで調整。油は最後に加える。
先に油を混ぜてしまうと他の調味料が浸み込まなくなるので順番には注意。
4、緑色野菜は酢や空気で変色するので保存する場合はタマネギだけにしたほうが良い。食べる時にパセリなどをトッピングすると見栄えがする。

2017年12月23日土曜日

今年も干し芋作り

太り過ぎでカボチャのような形のサツマイモがいっぱいあるので、味見を兼ねて今日はその1個を加工。

品種は「紅あずま」でこれは約1kgあった。
洗って土を落すとみごとな紅色が現れ、その名の由来を納得。

紅あずま 

このままだと火を通すのに時間がかかるから、先ずは半分に切る。
それにしても今年も派手に虫食い跡がある。

紅あずま 虫害箇所は変色

蔓に繋がっていたところの被害箇所は、変色、変質していた。
こういうところはざっくりと切り捨てないと味も変わっている。

切落とした後は湯気のあがった蒸し鍋に入れ、弱火で蒸すこと1時間。
鍋はパスタ鍋を使用した。
この鍋は容積がたっぷりあり、内鍋に穴があるのでこんな時にはとても便利。

蒸しあがった芋は良く冷ましたら、繊維に沿って7~8ミリの厚さでスライス。
切りながら失敗した切りくずを口に入れると、甘味はたいしたことはなかった。

干し網に並べて広げ、日の当る場所で干す。
カラスに盗まれないようにこの上にもう1枚網を載せておく。

干し芋作り

広げてみると、なんだこれだけ・・・
今日の大きさの芋なら、この網1枚で3個くらい干せそうだ。

少々甘味が薄い芋でも、こうやって加工すればとても美味しくなり且つすぐに食べられるという便利さも加わり、とてもいい。

張り切ってここまでやったのに、午後から曇ってきた。
明日は曇りのち雨。

やれやれ。
続きは2~3日後になりそう。


2017年6月6日火曜日

乾豆そら豆を作ろう

あまり多くの莢はできなかったものの、熟しだすと一斉なので食べるのが間に合わず、美味しい瞬間はあっという間に通り過ぎて、ぱさついた味になる。

このままじゃしょうがないので乾燥させることにした。
乾燥させて、来年のタネに。

種でもこんなにはいらない。
長野県の伊那地方に「お多福豆」という、惣菜なのかお菓子なのか、いや今時ならスィーツでしょうという豆の加工品がある。

これはたしかそら豆が原料だった。
これ作ってみよう。

こんな風に莢が黒くなるまで木に生らせたままに。

乾燥ソラマメ


ここまでになったら取り入れ、更に日にあててカラカラになるまで干す。

ソラマメ サヤごと乾燥

幸い好天続きだったので、3日くらいでカラカラの真っ黒になった。
そこで種用と豆で食べるものとを選別し、乾燥豆は殻から取り出す。

乾燥ソラマメ そら豆の種

種になる方は良質にしたいので、なるべく大きな種になるよう1つの莢の中に1個か2個入っているものを主に選んだ。

完全に乾いたらあとは湿気ないよう風通しのいい場所で保存すればいい。
お多福豆風の煮物は暇になったら、じっくりと戻してゆっくり煮ることにしよう。

ところでここまでの乾燥の仕方なんだけど、この方法で良かったかどうか?
乾くことは乾いたけれど、これで種として大丈夫かどうか自信はない。

ググッてみても信頼して良さそうな情報に巡り会えず、結局テキトーになってしまった。
サヤのまま乾燥させたのだから、死んでしまってはいないと思うけど。

2016年12月21日水曜日

ショウガを収穫して、佃煮に

ショウガは地上部が枯れ落ちる寸前となった。


何回か植え付けに失敗し、結局生育できたのは小ショウガだった。

柔らかい夏の新ショウガ(大株)を酢漬けにしたかったけれど、小ショウガを育てることになった。
この時期まで地中に置くとヒネっぽくなってしまい、薄くスライスしても生では辛味が強くて酢漬けでは食べられない。

佃煮にした。


美味しいけれど、やはり辛味は強い。

薬味以外で食べたければもっと若いうちに使わなくちゃだめなんだね。
浸けるにしても煮るにしてもね。

う~ん、生姜って最初から最後まで難しい。
また、また来年の宿題に残ってしまった。

まだ収穫してない生姜は、薬味用にまわすことにする。
それでも大助かりなんだけどね。

掘り上げたらポキポキと小さく折って、土を洗ったらそのまま冷凍庫へ。
こうしておけばいつでも使えるので、とても具合がいい。

2016年10月12日水曜日

落花生の試し掘り

近隣の畑を見ると、ラッカセイの収穫が始まっている。
どこも一斉に収穫しているのでなく、順に収穫しているといった様子で畝の途中で作業が止まっている。

うちのはどうだろう。
80センチの畝幅をいっぱいに使い更に両端に10センチも20センチも伸びて、お隣にお邪魔している枝もある。


「半立ち性」のはずが、立ち上がってくる様子は無くひたすら横に広がっている。
品種違いでは?

地上部を見る限り虫害も病気も無く、健康にスクスクお育ちになった。
葉はまだ青々として枯れてくる様子は無い。

一般的な収穫の目安は「種を蒔いてから凡そ4ヶ月」あるいは「第1花が咲いてから95日」なのだそうだ。
そうするとちょうど今くらいになる。

端をすこしめくり上げて覗いてみた。
う~ん、どうかなぁ・・


姿からするとまだ早いように思うけど、日数計算上は収穫適期になる。
試しに1株だけ抜いてみることに。


いっぱいぶら下がっている。
豊作だ。

が、やはり未熟果もいっぱいある。
まだ最低1週間くらいは置かなくちゃいけないかな。



胎児のへその緒みたいだね。
みたい、じゃなくて役割的にはそのものなんじゃないかな。

でもなんで地面に潜るんだろう。



このへその緒を外して食べられそうな莢だけを収穫した。
今回の1株で500g超だった。


水洗いして茹でて、とっても贅沢なオツマミになったが、形の悪いサヤは未熟で豆になってなかった。

株全体が緑一色でまだ盛んに生産中であり、枯葉の1枚もないこと、未熟果が多い・・という状況から結果は、収穫時期としては早かった。

本格的な収穫は木が勢いを落としてくるのを待って、そうだねぇ10日から2週間くらい先になるのかな。


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(茹で落花生の調理レシピ)

1 収穫した落花生は水でよく洗う
2 鍋に水を張り、その量の3%の塩を入れて沸騰させる
3 落花生を入れ、普通の鍋の場合凡そ40分(圧力鍋の場合は12分加圧で後自然に圧が下がるまで放置)茹でる




2016年6月2日木曜日

ニンニクのオイル漬けを作る

ニンニクがうまくできなかったことのショックが少しずつ薄れ、今日は一粒一粒の保存作業ができた。

醤油漬け、オイル漬け、そのまま凍結、少しだけそのまま冷蔵と4種類で保存することに。

A 醤油漬け
皮を取ってつるんとなった粒を一旦ビンに詰め、そこに被るくらいに水を注いだらニンニクを取り出し、入った水量を測る。
その水量と同量の{醤油+みりん(醤油の約15%)}を一度沸騰させてから冷まして注ぐ。

1週間くらい常温で、その後は冷蔵庫で保存。1ヶ月くらいしたらニンニクも醤油もチャーハンなどに利用予定。


このニンニクをそのままで生っぽくなく美味しく食べたいのだけれど、その方法がわからない。

この状態だといつまでたっても生で、臭い。
蒸してから漬けてみたこともあるけど、そうするとグニャッとなってしまい美味しくない。

いろいろなレシピを覗いてみても、どれも「そのまま」漬け込むとある。
しかも1週間後くらいから食べられるなんて書いてあったり。

そんなのを食べたらお腹を壊すよぉ。


B オイル漬け
まな板の上に皮を取ってつるんとなった粒を置き、粒の上に包丁を寝せて置きその上から押さえつけて潰す。バリバリッと小気味のいい音がする。こうすれば粗みじんに切ったのとおなじこと。作業も切るよりずっと速い。

必要量を潰したらビンに詰め、そこに被るくらいにオリーブオオイルを注いで完了。


これはパスタなど洋風の料理に。

凍結保存はポリ袋で出来るだけ空気を抜いて。


ここまでやったらちょっと気が楽になった。
あとは忘れずに使うだけ。