店頭の苗が豊富にあるGW前に手に入れておこうと、29日に買いに行った。
いつもの¥70の苗を目指して売り場へ。
どれもこれも見逃してしまうほどの小さな苗だった。
さんざ迷って、結局これら(箱の中にある苗)を購入。
右のトマトは私が種蒔きから育てた苗
このうちのナスとキュウリを翌日(4/30)には植えた。
地温は30度以上になっているし、近所の皆さんも植えているから大丈夫だろうと。
今年は元肥の施し方を変えて、「溝施肥」にしてみた。
先ず堆肥としての牛糞と石灰は事前に鋤き込んでおいた畝の真ん中に、鍬で溝を深めに掘る。
その溝に元肥のケイフンを置いていく。
次に苗を植える位置に油かすを置いて、そこに割り箸を立てて印をする。
今年は苗の間隔を1mにした。2本仕立てにしたいのでこのくらいは必要になる。
そこまでやったら、印の割り箸を倒さないように気をつけて土を2~3センチ埋め戻す。
このう埋め戻しの作業は、肥料が苗の根に直接触れないために行うもの。
この後は植え付けになる。
ポットから外した時に、十分ではないけど白い値が外側に見えて、根鉢が崩れることもなかった。
鉢にある苗には事前に防虫剤や殺菌剤の薬液を灌注しておいた。
今回はサンヨールという殺菌剤と殺虫剤を混合した薬剤にした。
割り箸が立っている位置にオルトラン粒剤(殺虫剤)をパラパラと蒔き、土を寄せて水鉢を作り水を入れる。
水が浸み込んだら苗を置いて土を掛け、手で押さえておく。
後は苗の支柱とアンドン用の支柱を立てアンドン(風除け)をすれば終了。
少々わずらわしかったけれど、この方法だと植え付け時に有機肥料の施肥ができるので、バタバタせずに済むし、肥料も上穴の分だけでいい。
だからケイフンも「穴」で良かったのだ。余計なことをしたようだ。
この溝施肥や穴施肥は、予定通りに畝が空かなかった時や急に予定が変わって準備できていない時にはとても便利だ。
それに元肥を畝全体に鋤きこむ方法よりも肥料効果が高い、とする説も見える。
今後は基本的にこれでやろうかと、いまのところの胸算用なり。
今回の「苗が小さい」件は、思うに値段との折り合いでは。
いつものように70円(税込み)で売ろうとしたら、こうなったのだ、多分。
燃料代、手間賃、資材費などの値上がりでここまでしか育てられなかった、か?
売価を上げたら売り上げが落ちる、という販売側の判断の結果ではないだろうか。
いつもの大きさにまで育てたらいくらの値になるのかは知る立場じゃないけれど、景気は良くないんだよね。
考えすぎ?
単に気温が低かったからかも。