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2024年10月23日水曜日

ネギの葉の中に潜むヨトウムシ

2024.10.23

 いい感じに育っている、とばかりに見えていた九条ネギ。

近くに来て葉に異変を発見。



子細に観察してみると喰い破られてボロボロになった葉をいくつも発見。

ネギアザミの場合は斑点のようになり、ハモグリバエは線状に絵を画く。
こんなに派手に食い破るのは何?

こんな形に食害するのはアブラムシやハムシの類ではない。
かなり大き目のムシの仕業。

敗れた穴から葉の中を見ると黒っぽい何かがあるの見える。
葉を切り取って開いてみれば


こういうコトでした。

全部をこんな風に切って調べることはしませんでしたが、噛み切られている葉はかなりあったので、少なくない数のヨトウがいる可能性は高い。

嚙み切られた葉だけを切りとれば、今いるヨトウは除去できるとも思いましたが、見落としやお絵描きされた葉もあったのでクスリにしました。

ヨトウは冬ごもりの準備に入り、ネギの葉の中で産卵、羽化?
ネギはこれから柔らかく美味しくなっていくはずなので、葉を傷つけられるのは悔しい。

まだ”夏日”の予報が出ることもある10月末だけど、秋の葉物が順調で楽しみ。











2020年5月3日日曜日

植替えたネギに新葉

先のことがわからないままに、とにかく鬱蒼となった九条ネギを1本ずつに植え替えて1か月。

植え替えた時の様子はこちら。
ようやく新しい葉が見えてきた。

これが本日の「初めまして!」状態。更新後の第1葉。


こちらはもうだいぶ伸びて、地際で枝分かれ(分岐)していることがわかる。


3月末に植えてたっぷりひと月待った。
元の葉は伸びているけれど新しい葉が見えず、いつになったら・・と待ち遠しかった。

古い葉の様子から、枯れてしまったとは考えられなかったので、肥料を与え、土寄せをして、水やりもして(それぞれ1回ずつだけど)・・と応援して。

これでまたしばらくはエンドレスで新鮮なネギが食べられる。
あると1年中重宝するのがネギ。その都度買っていたら結構な金額になるだらろう。

2020年3月31日火曜日

九条ネギの移植

九条ネギの植替えをした。
何度も移植をしながら増やしていって、もう食べきれない量に増えている。

スコップを入れて1株を掘り上げると、こんな風にすごい量の根が絡み合っていた。


元はたぶん2本だったのが、分岐を繰り返しているうちにこんなに増え、根はお互いに絡み合ってしまったのだろう。
これを1本ずつに解すのはけっこう大変で、根の上から切れてしまったネギもいくつかできてしまった。

新しく植え付けるにしても根の量はこんなにはいらないであろうと、長さを10cmくらいにカット。根付くまでの全体の負担を減らすために葉の青い部分もバッサリと切ってボウズも取り、株間は6~7cmで植えてみた。


また分岐を繰り返すことを考えると間隔はもっと欲しかったが、場所が足りずにこうなった。

1本ネギは1度掘りあげたらそれはなくなってしまうけど、九条ネギのような葉ネギは株元で次々と分岐しながら増えるのでどんどん増える。。無限!。

実は植替えの適期がいつなのか私はよくわかっていないのだけど、春はねぎ坊主ができると下の白い部分が固くなってくるので、この時期にやってみようと思い立った。

今回の作業は移植が必要な分の1/3くらい。
掘り上げたネギの半分は今は行き場がなく、仮植え状態になっている。
取り敢えずどんどん食べて、それでも余ってしまったらキュウリやナスのコンパニオンとして使ったらどうかと思案中。

今日は午前中は小雨、午後はあがったけれど肌寒い。
このあたりのヨシノザクラは1~2部咲きで止まっている。

我が家の桃(早生種)はほぼ去年同様に咲き始め、いまはこんな状況で4部か5部か。まだ木が小さい、今年はいくつ収穫できるだろうか。




2019年5月25日土曜日

ネギの葉が白くなるのは虫害

葉ねぎが若葉を抱きながら、ぐんぐん伸びている。
が、いつのまにか薬を吹きかけたように葉に白い小さな点々が広がってきた。


全体が白くなったように見えるが、よく見るとダンダラにペンキでも吹きかけたように総模様になっている。


これはネギアザミウマの食害跡なんだって。

アザミウマは黄色っぽい体色の羽を持った長身の昆虫。
とはネット上で見る姿で、実際に肉眼でネギアザミウマを見つけるのは難しそう。

成虫の体長は1mmだという。
それを知って探すのは止めたが、いつの間にこんなに広がったのだろう。

虫害で穴があいたコマツナが食べられるように、この虫害葉も普通に食べることができるのだけど、売り物にしている身にはちょっと辛い。

農薬は使っていません、の言い訳にはなるけれど。


^^^^^^^^ちょっと一休み^^^^^^^^^

堅苦しいことばかりで疲れるので、ここでちょっと休憩。
きれいな花を眺めて。


つるなしインゲン(デンターグリーン)

2018年12月7日金曜日

葉ねぎの植え付け

九条太ねぎの定植。
10月初旬に小さなプラスティックトレーに種を蒔いて、およそ60日。


2ヶ月の間、3回か4回液肥をやり水を切らさないよう気をつけた。
茎の太さは3ミリくらいで、葉は3枚位。良い苗になったと自己満足している。

これを1.5mの畝に定植。



全部で100本あたので、この1.5mに納めるためにこんな風に3本ずつ一まとめで植えた。
太ネギなので1箇所1本にすべきのようなので、成長にしたがって間引きながら最終的に1本にしようか、と。

根元には土を掛ける前にイネ科の枯草(ワラの代替品)を置いて、その上に薄く土を掛けたけど、この枯草と土の順番は違っているかも。

藁を置く目的は根元の空気の確保。
それならどっちが下でも構わないように思うけど、違うのかな?

最後に水やりをした。
が、これは余計なことのよう。
ネギは乾燥に強いからか、植付け時の水は不要と種屋さんのHPにあった。

また、足が先になり「調べる」が後になっている。

2018年10月10日水曜日

台風被害からの復旧

台風24号の最接近から10日。
枯れるべきものは枯れ、生きるべきものはちゃんと復旧できた。

すぐに水をかけて塩を洗い流したものはほぼ元どおり。ハクサイにキャベツそれと早蒔きのダイコンはこれがだめになるとやり直しが効かないので、必死に救出。思いが通じて!元気になった。

ハクサイの、これは「郷秋」でみんな斜めに倒れたのだけれど、傷跡はもう何もない。


葉の数もこんなに増えて、今は虫害もほとんど見られない。


もう1種類は10日遅れで蒔いた「京都3号」で、やはり順調。これは小苗だったので塩を被った以外の傷害はなかった。


残暑が続いているように思えても、ここで10日の違いははっきり出るもんだ。


キャベツも後遺症らしき様子は無く、順調。虫害が見えるがこの程度はさほどの影響は多分無いだろう。


これは直後に追加した株、定植後8日のもの。元々予定していた。


重かったせいで大袈裟に倒れちゃたのはカリフラワー。
根が持ち上がったかな、と思いながら起こして根元の土をしっかり踏んでおいたらこれも復活。


角度が良くなくて見にくいけど、これで3本。
ところが台風の害からは復活したけれど、その後1本がちょっと様子が変。


外葉がへなへなっとなってしまう。水をやった時にはしゃんとするのだがそれが1日持たないのだ。自分で水を吸い上げることが満足にできないみたいだ。これは青枯れ病?
やな予感。。。

ちょっと被害が大きかったのはダイコン。
セーノ!テで全部45度?の角度で倒れていたのを、無理にならない程度に起こして塩を洗いながしてここまで復旧できた。


ほぼ垂直に立っているように見える。が、果たしてまっすぐなダイコンになっているかは疑わしい。葉は枯葉が目立つ。どんなものが出来上がるかな。

ブロッコリー以外は品種を変えればまだ蒔くことはできるのだけれど、収穫が来年になってしまう。そうはしたくないのだ。できれば11月から収穫し2月中頃まで順次利用できるようになるのが今年の理想だ。

水を掛けなかったので何とも可愛そうなコトになったのが、サトイモにサツマイモ。


まだ掘ってみていない。もうおよそ出来上がっているのではと思うので明日にでも掘ってみよう。


伸びた蔓をフェンスを跨いで外側に下ろしながら伸ばそうと持ち上げてあったのがいけなかった。下を這っている葉はそれほどじゃないのに


里芋同様、高いところの葉が濃く塩を受けたようだ。
さつま芋は収穫にはまだ半月程早いのだ。可愛そうなことしちゃったがもう少し頑張ってもらわなくちゃね。


地表に1センチほどになっていたカブは全滅だったので、蒔き直した。余りに小さく、あの強風と塩に耐えられなかったのだ。カブは1回目は虫で全滅し、2回目は台風。美味しいから作りたいのだが、実に育てずらい野菜だ。

塩害に強いのがネギだった。



少し倒れ、葉が途中で折れてしまっていたが、そのまま成長している。ありがたい。

今年の台風はもうないと希望的に思うが、来年からは台風の後はとにかく真水で洗うことだ。葉がついていればこれで助かる、忘れないようにしよう。

小作業の連日  

収穫を切らさないため、少量ずつずらして蒔く。秋の作物は蒔ける適期は短いために逃してはならじ、だがくっついてしまうのも困ると緊張する。その結果毎日のように30分から1時間くらいの作業をする。それだけのために着替えて、作業後はシャワーを浴びて・・作業時間より準備や後始末に時間がかかってしまう。
月初めの台風が去ったらようやく連日の晴れ。もう10月半ば、さすがに朝夕の気温は下がってきたが、日中の気温はまだ28度、日差しはまだ強く、長袖長ズボン、帽子に汗拭きタオルの重装備、薄いが化粧も。
それでも顔のシミは増える一方。単なる日焼けだけなら戻ろうがシミの肌は復旧しない。。。

どこから見ても「農家さんですか?」になった。農業者に失礼かな、今の農業従事者は日焼けなんかしていないようだ。え?それは若い人のことだろうって?


2018年10月4日木曜日

台風一禍 まずは塩抜き、傷跡は殺菌剤で病気予防

当地にとっては近年覚えが無いほどのすごい台風だった。
中心はだいぶ北に逸れたけれど、台風の際は通り道の南側が風の被害を受けやすいようだ。

風雨のピークは30日夜10時40分ごろから1日1時くらいまで。
ここで電灯は消えた。
ゴーゴーという風の音とたまにピシッと何かが壁や窓にぶつかる音が、短時間だったが実に恐ろしかった。

明るくなった時には雨は止んで風もだいぶ弱まってはいたものの、平常時並にはならない。外に出ると家の周りはわが家の所有物ではないゴミがいっぱい。

とりあえず住まいに異状はなく、畑の様子を見る。
さっと全体を見たときには全滅か!と思った。

いつもよりかなり力を入れて対策をしたつもりだった防風ネットは、全部壊されて支柱が野菜に覆い被さっていた。もっとひどいのは完全に剥がされしまった。

これはダイコン。蒔いてから1月余り、根はもう1センチ程の太さになっている。


南西からの風にやられたのか、皆同じ角度でバッタリ。
この時は倒れて外葉が千切れていただけに見えていたので少し起こして(完全に起こすには抵抗があった)、土をよせて経過を見る。

3日後。


傷められた葉は白くなり、黒くなって枯れた。
でも何とかなりそうなので引き続き様子を見ることに。

ブロッコリーは、倒れたネットの下敷きになっていた。


うまく育たずにたった2本だけになりながらも、ここまでくれば大丈夫のところまでいっていたのが、葉を全部むしりとられて無残なことになりthe end.

第2弾がちょうど移植できるまで育っていたので、すぐに定植。
たった4本だけど、有ってよかった。
ブロッコリーは今年はもう蒔けないので、これに期待したい。

ダイコンと隣り合った雑居畝。
やはりみんな同方向に寝て、葉は折れている。


カブは双葉のままで引きちぎられて、3日後には枯れてしまった。
だいぶ大きくなってきたコマツナにチンゲンサイも、葉の縁が黒くなって茎が折れている。

カブは蒔きなおし、コマツナにチンゲンサイはこのままでも食べられるからとりあえずこのまま。ネギも葉が折れて、折れところから枯れかかっている。

里芋は


ボロボロの葉だけしかない。
これはどうしようもないけど、そろそろ収穫できる時期なのでもう暫くこのままで頑張ってもらおう。

ハクサイ、キャベツは丈が低かったためか被害は軽くて済んだ。
と今は思っているが・・

ナスはこの台風がなければあと1月はぼちぼち収穫があったはず。
今回のことで葉が全部枯れ、枝が引き裂かれたので、思い切って終了とした。

一巡した後、壊れた防虫(防風)ネットを除去して倒れた野菜をそっと起こしたら塩抜きだ。シャワー口をつけたホースを引っ張って水道水で弱めの水圧で全部洗った。
ここでは強風の後はこれが必須作業だと、近所の人から教わった。

その後は、殺菌剤の散布だ。
傷がついた植物は病気になりやすいのでこれも必須作業。
ついでに殺虫剤も混ぜて噴霧。

最後にまた防虫ネットを設置しなおして片付け作業の終了。
丸1日かかった。












2018年6月18日月曜日

九条ねぎ 刈り取り収穫で新葉を更新

九条ネギを根元から抜き取って、残った株が分げつして新しい葉に更新されることがこの間わかった。

そうやってどんどん消費していたら、分げつが間に合わず残りが心もとなくなってきた。
なので今度は葉を刈り取ることにした。

この方法でも新葉を更新できるのだ。
鉛筆ぐらいの細いコネギなどは、そうやって収穫するのが普通のようだ。

刈り取り後の成長はめざましい


刈り取って3日後のネギの伸びがわかるのがこの写真。

ネギの生命力

左端のが刈ってすぐ、右側の株は3日前に刈り取ったもの。
3日でこんなにも伸びたのだ。

伸びながらも更に分げつした新芽も覗いているのがわかる。


とても柔らかそうなネギ。
白く甘い部分は無いけれど、こうすれば夏に柔らかいネギを食べることができるのだ。

今スーパーで売られているネギは北の地方で作られたものだろうか、それでも硬そうな葉をつけた根深ネギ。
近隣で最も安い店でそれが1本100円。

店頭で鉛筆サイズのコネギはたまに見ても、なぜかこのような九条ネギは見ない。
私が利用する店にはないけれど、他の店では置いているのかな?
理解に苦しむ現象だ。

うちの無人販売ではお役に立っているようだ。

 


2018年6月1日金曜日

九条ネギの分げつの仕方

次々と根元から新しい葉を出しながら分かれて(分げつ)増えていくネギ。
まるで無尽蔵。

この仕組みがわかったときにも記事にしたけど、今日は増えたネギを分解?してどうなっているのかを写真にしてみた。

先ず、前回の写真では鬱蒼となっていたネギを次々収穫していき、ずいぶんすっきりした今の様子。


モデルとなる1株は右から3番目のこれ。

分げつで増える九条ネギ

近づいてみる。


1箇所からグシャグシャといっぱい出ているうちの手前の1本を抜いたのがこれ。
根深ねぎと違って、白い部分は本の少しですぐに根が出ている。


根元から2本でているように見えるのを根元から分ける。
全体を包んでいる古い葉を取ると簡単に2つに別れる。


そして、枯れた葉と一番手前の途中で切れている葉(これがネギボウズが付いていたトウで、触ると枝かと思うようにカチカチ)を取り去る。
と、柔らかそうなねぎが2本現れた。


更にもっと、外側の色が変わっている葉を1枚採ると、また分かれている。


それを根元から切り離すと3本なった。


ここまで。
ほっそりとした葉ネギになった。

どんどん葉を剥いていくので何だかもったいないような気がするけれど、その結果柔らかな細い美人が現れると、元の何倍もの価値を感じ嬉しくなる。

これで白い部分の太さは1センチくらい。
全身が美味しく食べられる。

どんどん増えるので二人暮らしではとても消費しきれず、10本くらいを1束にして50円にて販売中。他の品に比べればよく売れる。
とても「稼ぎ」にはならないが、使って下さる方があることがとても励みになっている。


2018年5月10日木曜日

九条ネギって便利 2世(脇芽)を収穫 

ああ、これなんだ。
3月に植え替えた九条ネギから、新しい葉が出てきている。


1箇所に2~3本ずつ植えておいたネギが今こんなに増えた。


根元を見れば、こんなふうに増えているのがわかる。


古い葉の脇に新しい若い葉(芽)が窮屈そうに伸びてきているのだ。
専門用語でネギの「分げつ」というようだ。

トウ立ちした硬い葉(芯のような葉)が付いているので、それを取り除き更に古く変色した葉も取ると柔らかな葉だけになる。


ほら、美味しそうだ。

増えていく仕組みがわかるようにこちらの記事で詳しく説明あり。

株のボリュームは小さくなるけれどこれで食用のねぎになる。
小口に刻んで、納豆や味噌汁の薬味にバッチリ。
ご飯のお供には、刻んだだけでお醤油とオカカをかけたら・・う~ん、懐かしい味。

こうするんだったのか!

脇芽が次々にできてくる(分げつを繰り返す)ので、それを次々と収穫していれば種も苗も買う必要が無いと言われ、なるほどと理屈はわかったけれど収穫のタイミングがわからずに殆ど食べられなかった(><)恥かしい。

真夏はできないかもしれないが、それで枯れることは無い。これは経験している。
九条ネギって便利だ!

ここまで来ればあとは繰り返し収穫していくだけのよう。
種を蒔いたのが去年の9月。
苗になるまで凡そ半年掛かっている。


画像の手前にバンソウコウを貼り付けたようになっているところが種を蒔いた場所。
育苗期間が長いので、直蒔きの方が手間が省けるだろうとこうした。

発芽するまでは乾燥防止に被覆しておく。私はベタ掛けシートを使った。
箱蒔きのときは新聞紙でもできるが、直に蒔いたときには新聞紙では雨にたえられないだろう。
発芽までは水遣りは控えること。今回は6日で発芽した。

発芽したら覆いをとって、水枯れしないよう管理する。

冬越しし、暖かくなって生育はじまったらちゃんとした場所に移植する。
そんなに大きくなるネギじゃないので、1箇所に2~3本ずつ植えておく。

今回は定植とほぼ同時に抽苔(ボウズ発生)したので、もっと早くに植えても良かったのかもしれない。この辺の要領がよくわからず、だった。

2~3年はこのネギを収穫できるようだ。
その後は苗を更新した方がいいらしいが、その時もこのネギを使う。

種を採取して蒔きなおすこともできるが、また収穫まで半年以上掛かってしまう。
そこのところをジャンプするテもあるのだ。

夏前(7月ごろか?)に硬くなったネギを抜き取って陰干ししておく。
約ひと月。

これを「干し苗」という。
夏になるとホームセンターで見かける。

芯まで枯れることが無いよう見ていて、外葉が枯れて新葉は生きている状態で畑に植える。また2~3本ずつ。

これで3月の状態に戻り、またすぐに収穫ができる。
今回は3月に移植したのですぐに抽苔したけど、夏の終わりに植えればそのネギも食べることができる筈。

これが上手く回れば実に効率的で面白い。
ネギは嫌地現象がないということも条件の一つかと気づいた。


ついでに。
ベタ掛けシートもとても便利でいい。

その名のとおりに地面にべたっと掛けて置けるので、持ち上げるための支柱を設置する必要は無い。
どう使うかというと・・

・保温、保湿  低温期の種蒔き(ニンジンなど、別の場所で保温育苗ができないとき)
・雨よけ    種蒔き直後の強い雨から守りたい時
・カラスよけ  豆類を直播きした後、発芽が揃うまでベタ掛けシートで保護
・幼苗の虫避け アブラナ科など発芽と同時に虫避けが必要なとき。
など、設置が簡単なので工夫で色々と。

それほど高価なものでもないので使い捨てもできないこともないけれど、必要に応じて適当にカットして使い、且つ使用後は、汚れをざっと洗い落としてしまっておけば繰り返してかなり長期に使える。

2017年10月8日日曜日

ネギが変 疫病か?

根深ねぎの葉先が白くなっている。
主に葉先だけれど、中間部も変色している・・・


ネギというのは外葉は順に枯れてくるものと思っていたので、あまり気にしていなかったけど、これは生理現象では無さそう。

ネット上での知識では「べと病」か「白色疫病」か?
どっちにしても、ちょっとコトだ。


病気が広がっているし、よく見ればハモグリ(エカキムシ)の害も出ている。

病気に関してはよく解らないのと手持ちの薬剤が無いのとで、とりあえず殺菌剤のダコニール。ハモグリ対策としてはスタークル。
その2種を混合で散布しておいた。

それをもう2~3回やって様子を見たい。
ネギはサビ病にやられやすいので、その対策だけは頭にあったけどこんな病気が出るんだ。





2017年9月23日土曜日

直播き秋物ピーク

昨日は夕方から夜半まで、やさしく且つたっぷりとという感じで雨。
予定していた今日の種蒔きには最適。

雨の後の種蒔きはダイコン、カブ、ホウレンソウ、葉ネギと大忙し。
せっかくちょうど良く湿った土が乾かないうちにと、午前中からフル回転。
ダイコンは9月中に1種類を蒔きたかったので、この雨の後を狙っていたのだ。

今年の目玉はこれ。


特別どうってことない品種だろうけれど、なんせ普段はほとんど使わない(使えない)タ○イの種。
最近近くのホームセンターで売られるようになって、値段だけで判断し、以外に安いと飛びついた。

今日43本分を蒔いたら、残りは10粒ほど。
予定数は43本だったからちょうど良かった、と言えばそれまで。

まぁ、3年も5年も持っているようでも良くないから、ちょうどいいと言えないこともないけど・・
それから、蒔き時が9月中~下旬となっているのは嬉しい。

今までのはだいたい8月下旬頃~だったけど、これならゆっくり準備できるし、気温(地温)も適度になりハラハラしなくてもいい。
さすが、高価なだけあるねぇ。

粒剤の殺虫剤を土と混ぜて、種を蒔いて、うすく土を被せて軽く抑え、上にネキリエースをパラパラっと置いて、ふわっと水遣りして、すぐに防虫ネットをセットして完了。


一番手前の畝がダイコンで、小苗が見えているのは9日に蒔いたミニダイコンで今は10~15cm程になっている。
今日はその右の空き地に「聖護院」、奥側に1列13本分を「くらま」を蒔いた。


カブ2種類は、2回目の播種になるけどちょうどこんな時期かなと。
小カブと中カブ?の2種。栽培期間が短いから少しずつずらして何回も収穫するのが目当て。

初回に蒔いたのは、今ここまでになっている。
この左の続きに今回の種を蒔いた。

やり方はダイコンと同じ。



葉ねぎも適期のようだ。
これは苗を作るための種蒔きだ。


熱さまシートを貼り付けたような絵だけど、蒔いた部分に不織布のベタ掛けをしてある。
ここで20センチ位になるまで育てたら移植して生育するんだけど、ネギの類ってこのところが実に面倒。

発芽率も低めで、生育期間も長い。
だからちゃんとできれば、とても嬉しい。

ホウレンソウは気持ちの上ではもっと早く蒔きたかったが、気温が高すぎた。
数日前から下がり始めたので、じゃぁこの雨の後だと。

予定の種蒔きを全部終ってからの撮影だったので、どれもネットの画像ばかりになってしまったが、さて何がどのように姿を見せてくれるか・・。

蒔くだけだからそんなに時間は掛からないつもりだったのが、たっぷり2時間半もかかってしまった。
害虫が怖いから殺虫剤に防虫ネットにと、これでもか、これでもかの重装備。
道具を考えて運んだつもりでも、作業が進むたびに忘れ物に気づき畑と物置とを行ったり来たり・・・。

小足を使うっていうのは、エネルギーの消費にはなっても体力をつけるという意味での運動にはあまり役立たないとか。
あ~、疲れた。

今日は種蒔きの条件としては良好だったけど、作業している私には蒸し暑くてたまらなかった。気温は27~28度だったか。