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2020年12月9日水曜日

コロナの恩恵!?野菜が安い

 新聞の折り込みチラシに近所の食品スーパーの広告が入っていた。
野菜の値段を見てビックリ!



キャベツ1個77円、ブロッコリー1個77円、大根1本77円、ホウレンソウ袋77円・・

広告商品だから赤字の特売かな、それにしてはあれもこれもだねぇ?位に思っていた。
ネットニュースを拾っていると、「野菜安値、50%値下、47%値下」の見出しが目に入った。


新型コロナの影響で飲食店からの引き合いが無くなり、出来上がった野菜は小売店に大量に出回っているため、こんな現象になったらしい。
極端な例ではレタスが0円、つまりただというケースも出ているとか。傷みの早い繊細な野菜はタダでも持って行ってもらわないと処分料がかかる、からだろう。

私は消費者でもあるがささやかながら生産者でもあり、出品物の値付けに毎日悩み、結局もうこれ以下にはできないという値段なる。

大根50円、キャベツ80円、かぶ50円、レタス30円・・・
計算なんかできない、これ以下の値にしたらお客さんに失礼になるのではと危惧する。

プロのようないい物じゃなくても、一応手間暇かけてできた野菜だから食べきれない分は誰かに手伝っていただこうと、細やかな無人店を張っている。プロじゃないので、市販品以上の値付けはできないと考えている。

でも変だねぇ。
新型コロナという感染症が人間の生活の仕方を少し変えてしまってはいるが、人口が極端減った訳ではなく、生きていればどこかで必要量を食べているはず。

それが食べる場所が飲食店から家庭に変わっただけで、何で同じように生産されたものが余るの?