2016年3月16日水曜日

タマネギに追肥をすべきかどうか?

今この辺りで耕作をしている畑では、どこも一面にタマネギ、タマネギ、タマネギ・・・
店頭では白い新タマが2月の頭から並んでいましたよ。

生育中、収穫中(抜かれたタマネギが畑にそのまま置かれている)、既に収穫を終ったもの(残骸や掘り返した土の色が変わっている)といろんな段階でとにかくタマネギだらけといっても言い過ぎではない。

一枚の畑が大きく、たぶん元は田んぼだったのかな?
プロの農家が多いのかな。
ふ~ん、ここはタマネギの産地なんだ。



産地であるかどうかには関係なく、わが家でも昨年11月に新しい土に植えました。
今までも毎年作っていました。


一昨年までは苗を買っていましたが、今回は種からの挑戦です。
蒔き時と定植時期が極短期だと教科書などでは書いているので、時期選びは緊張ものでした。



その時期を外すことなく無事に?育ちましたが、今肥料を追加しようかこのままで行こうかと迷っています。
苗から育てても同じなので、経験はあるからと気楽に構えていましたが、オットドッコイ!経過状況が違うじゃない。

植えつけたのは凡そ150本で、途中抜けたのもあるから120~130本かな。
それが全体でこんな様子です。

タマネギ 生育




近寄ってよく見ると
こんなに立派なところもあれば

タマネギ 追肥


こんな貧弱なところも

たまねぎ 追肥



追肥は年明けに2~3回だけというのが一般的なセオリーです。

これには訳があって
1、タマネギは栽培期間が長く、かつ肥料食いなので肥料を絶やしてはいけない
のですが
2、球が太ってくる春先には肥料を止めて水を絞らなくてはいけない
のです。

大食いだからと肥料を与え続けると、球は大きくなりますが水っぽくて保存が出来なくなるのです。
つまりこれは保存を前提とした晩生種の作り方。


うちのは明らかな晩生種(泉州中高黄)ですが、初期の育ちが思わしくなかったので12月のうちに少しずつ3回も施肥をしました。他の畝同様に元肥としての肥料が明らかに不足していたとの見方で。

その後も1月と2月に各1回ずつ。
これで回数だけは超過なのですが、成長不良の苗はこのままじゃたぶん一人前の球にはならないのでは、と思案中です。



こうして書いているうちに頭が整理できてきました。
成長不良の苗にだけ追加で施肥しよう。

もうすでに間に合わなくて水っぽいボカボカの小玉タマネギなるものも出来るかもしれない。
そうなったらそれから順に食べればいいのでは?



なんだ、簡単なコトじゃない。






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