2017年12月16日土曜日

小さかったタマネギ苗が元気 保温対策が奏功

こんな小さくて、果たして根付くだろうかととても心配だったタマネギが、元気に息をしている。

マニュアル通りに播種から育苗したけれど、5~6センチ位にまでしかならず、そのまま定植したタマネギ苗が、ほぼ全部根付いている。

定職後20日の晩生タマネギ

丈は20cmに届くかどうか、といった具合だが緑色が濃くピンとして元気がいい。
植えつけた当初の苗がこれ。


現状と比べると、丈はほとんど同じで色は薄くひょろひょろしている。
これを、とにかく根付かせなくてはと不織布で保温・保湿し、頻繁に水遣りをして元気になった。

植え付け時の元肥はほとんど無いに等しいので、今日はケイフンと溶リンで施肥をしてみた。

タマネギ追肥 イレギュラーな対応

根を傷めないよう、株間に置き肥。
本来はこんな時期の施肥はやってはいけないのだけれど、苗があまりに小さいのでイレギュラーでの栄養補給をした。

これで後は水切れを起こさないように、春先まで引き続き散水に気をつけて管理。

さて、同時に植えた「保管に失敗した」苗はどうかというと・・・


よ~く見ないと見つからない。
保温材にしている枯草を動かすと切れてしまうので、掻き分けてみることができないから数も不明。生きているのは多分もう1/3くらいではないかな。

いくら何でも3センチあるか無いかの苗じゃ無理だった。
管理は続けるけれど、望みは無い。

もう1種、中晩生(なかて)の様子は・・

タマネギ 定職後1月半

遠くから見ると枯葉が目立ち、気になるけれど、よく見れば外葉だけが枯れ新しく3本目が出てきているので、これも多分大丈夫だろうと思う。


今年の主な作業はこれで終ったけど、450本ものタマネギ苗を無駄にした年だった。
金額にして2800円ほど。

タマネギとサツマイモを交互に作ろうとすれば、これからもぶつかる問題なのだ。
タマネギ苗が販売されるのは極限られた期間で、さつま芋の収穫時期と上手く合わない。

これをクリアするにはタマネギ苗はどうしても自作しなければならない。
マニュアル通りに9月末に播種しても、11月末までには植えられる十分な大きさにならない。

今年の秋は気温が低かったこともあるが、私の育苗は大抵遅れる、残念ながら。
去年の例から見れば今年はだいぶ良くなったのだ、これでも。

気温が足りないと思ったら、保温すべきだったか。
そんなこと書かれていないからと、手をこまねいて見ているのではなく臨機応変に対応しなくちゃいけなかった。

考えて、不織布で覆った苗は上手く活着したではないか。

収穫結果の記事はこちら





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