2018年9月18日火曜日

病名不明のイチゴ苗に石灰をかけてみる

秋植えつけるための苗(春のランナーから取ったもの)が、私には原因がわからない病気でどんどん無くなっていくイチゴ苗。
7月半ばにポットに苗を20鉢くらい採取したのが、今は10鉢強までになってしまった。

下の写真が特徴的な症状で輪紋病か炭そ病ではないか?
イチゴの病虫害は他の野菜とは系統が違うようで、対応できる農薬が手元になかった(この言い訳は無責任のそしりを免れない)。


病名がわからないので薬を選べずに手をこまねいていた。
手持ちの参考書の背表紙をぼんやり眺めていて、「石灰で防ぐ病気と害虫」を目に留め見てみようかと開いた。


使う石灰は消石灰、生石灰、炭カル(苦土石灰)とさまざまで、使い方もそのまま散布、水に溶いて上澄み液を散布・かん注、土から根に吸わせるなど、対象植物は主にイネだが、キュウリ、ハクサイ、トマトなど人によって様々。イチゴの例もあった。

要するに工夫でどのようにでも、と読めたので、自分の条件を当てはめてカキガラ石灰を葉の上に振りかけてみた。
有機なので大きく間違うことはないだろうが、効果が弱いかな。

イチゴの病気 石灰

昨日そうしたばかりなので、結果はまだ先のことだけど、石灰は土に混ぜ込むだけでなく野菜に直接使うことで病害虫の予防防除の力があることを知り試してみる。


この本は、全国各地の農業者や研究者の、これをこうしたらこうなったという経験や工夫を寄せ集めたものだから、これが絶対という教えではない。

でも石灰は菌に侵された土を殺菌する方法として昔から使われていたようなので、殺菌力は確かで、それをどう使うかの例として参考になる。

最近は何でもネットで調べてしまうが、ちょっと系統的に調べたい、深めてみたい時には本はいい。ネットと併用して調べればもっと深まり、役立つのだろう。



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