2018年9月5日水曜日

ポット苗に追肥

発芽して2週間のはくさいに液肥をやった。


今までポット苗は何でも、発芽からおよそ30日くらいを水の管理をするだけでそのまま育苗していた。

最近、このような育苗中も追肥の必要があると知った。今頃、なのだ。
そのせいか、苗がなかなか定植できる十分な大きさにならなかった。

種を蒔く土は市販の種蒔き培土を使うが、改めて袋を見たが今使用している品には「PH調整済み」としか表示されていない。肥料らしきものは何も入っていないと解釈すべきか。

それだとしたら水だけではしっかり太れる筈はない。
定植までに週に1回程度の液肥を使うのだという。

そうだったのか。
これを実行すればいい苗ができるかな。

本葉が出ている白菜の他は、同数で別品種のはくさい、追加で蒔いたキャベツ、カリフラワー、ブロッコリーで、どれも発芽して5~6日を経過。
ひょろひょろだけど、今から数回の追肥でしっかりしてくれることを期待。


昨日の台風21号は、当地では幸い被害らしいものはなかった。
予報が早期の時にはスワッ、直撃かと思ったけど日ごとに西へ西へと反れて関西方面で大被害。
年々災害が大きくなるような気がする・・



2018年9月3日月曜日

ニンニクは冷凍保存がお勧め

5月半ばに収穫して、乾燥しながら消費してきたニンニクはもうそろそろ芽がうごく時期だ。人の感覚ではまだ真夏だと思っても、植物は敏感に温度の低下を感じているようで毎年9月半ばには緑色の芽がみえてくる。

そうなる前に、この先来年の収穫までの8ヶ月分を家庭で保存するには「冷凍」しかない。
店にはいつも乾燥したものが並んでいる(どうやって保存しているのか?)のを買って使う分には何の問題もないけど、家庭菜園でできたものを来春まで使っていくにはこの方法だ。

どうやって冷凍するのか、その手順をご紹介します。

今の状態はこれ。店で売られている状態のものだ。


まずは全体を包んでいる白い薄皮を剥がします。4~5枚重なっていてちょっと面倒だが、ちょっと乱暴に2~3枚を一緒に剥がしても問題ない。
すると、こうなる。


ユリ根みたいだね。
そしてこれを1粒ずつパチッパチッとばらして、こう。


ここまで解体したら、冷凍庫へ。
別にどうってことなかったね^^

「冷凍」ってどうやって?という方もおいでなので、こうして凍らせるのだよとの説明です。
しっかり凍ったらチャック付きのポリ袋にでも入れて保存し、必要なときに出してくればいい。

冷凍庫から出してすぐに包丁が入ることと、最後の1枚の皮は乾いている状態の時より剥き易いので使いやすく、ニンニクの冷凍保存はお勧めです。

最後の皮まで剥いてから冷凍すれば、使うときにもっと楽ですけど、乾燥状態での最後の皮むきがとても大変で、沢山あると途中で投げ出したくなります。

<蛇足>
今年の秋もまたニンニクを植えようと思っている人は、この冷凍作業の時に種の分を取りおくことをお忘れなく。
全部冷凍しちゃったら植えつけの時になって、あらっなんてことにならないようにね。

・・経験者語る

2018年9月2日日曜日

エダマメに実が入らない原因はカメムシ

マメ科の根には根粒菌がつく、というのは常識と思っていたのですが・・
今年のエダマメにはそれが無い。


すっきりときれいな根だ。


今年のエダマメは全滅だった。
1回目に蒔いた中早生の黒豆は、7月末の台風で枯れた。

ずらして蒔いた茶豆は、いくら待っても実が入らなかった。
莢はびっしり着いているのに膨らまずに枯れていく。


チッソ肥料が多すぎてツルボケしたなら、マメサヤがここまで着かないのでは?
肥料はチッソ系は少なめにし、リン骨球を加えている。

莢はできているのに、その中のマメが成長しないのだからたぶん根粒菌とは関係ないでしょう。


カメムシがいっぱいいたので、2回ほどスミチオンで退治した(これは良く効いた)。
横道だけど、カメムシっていろんな形があるのだねぇ。
緑色、茶色くて小豆粒みたいなもの、褐色、細長く足の長い大きなアリのような形のもの・・どれもあのニオイは共通。

汁を吸うのだろう、穴のあいたサヤや変形した莢もいっぱいあったが、全部やられる前に退治しているから膨らむサヤがあってもいいのに、なんて手前勝手な言い分。

答えがあった。
種屋さんのページだから間違いないでしょう。
実が膨らまない原因はカメムシだった。

カメムシへの対処が遅すぎて、実が成長しなかったということで、根粒が着いていなかったことは、生育には関係なかったようだ。


2018年8月31日金曜日

30度超でも大根は発芽した

寒冷紗の効果が納得。

種袋の説明では8月下旬から蒔けるとされている大根(吉兆)だけど、高温が続いていたのでダメかも知れないと思いながらおそるおそる蒔いたが(8/29投稿)、3日でほぼ揃って発芽。


蒔いた後すぐに寒冷紗で全体を覆った。
この寒冷紗の遮光率は22%。

これが効果を上げた。
気温も地温も34度のところにこうして日除けをすることで発芽条件ができたということか。

この寒冷紗の長さが少し足りず、全部は覆いきれていなかった。
仕方なく北側に当るこの位置からみて左端は日除けなしだった。
その結果はこういうことに。


黄色の破線で囲ったところは8日経っても出てこない。
その手前2箇所は6日後にこれだけ出たがそれぞれ4粒ずつ蒔いてこれだけ。

寒冷紗有るか無いかで如実に違いが出たわけだ。
これは勉強になった。

必要な措置をさぼっちゃいけない。
野菜を快適状態で成長させるには、人間が頭と体を動かさなくては。

2018年8月29日水曜日

大根の種蒔き

気温が高すぎるかな?

カレンダーは既に8月末。品種的には播種適期とされているけれど、気温はまだ真夏並みの34度。

地温は、地面下数センチで気温と同じ(午前11時)。
袋の説明では、発芽適温が15℃~30℃。

ダイコンて適応範囲が広いんだ。
30℃までは「適温」なら、この気温でも発芽の可能性はあるかも。

28日に31本分を蒔いて、寒冷紗(遮光率22%・白)を掛けた。

生育適温は幼苗期で28度、限界が36度だという。
36℃は、いくらなんでも今更無いだろうから発芽さえすれば大丈夫かも。

11月には収穫したいから、何とかこの時期を乗り越えたい。

長野に住む妹は「少し前に芽がでたよ」と。
1週間程前までの気温は、長野もここも変わらないか日によっては向こうの方が高かったのだから、たぶん出ることは出るのでは。

・・と、いろんなゴタクを並べてみても3日もすれば結果は出るのだけれど。
その結果はこちらで。

この日に定植したキャベツ、グロッコリー、カリフラワーは寒冷紗の下でぐったり。
いくつかがダウンするかも。



2018年8月24日金曜日

甘味不足のスイカは未熟だったのか

収穫して8日も経ってしまった小玉スイカ。
期待半分、不安半分で包丁を入れた。

ジャ~~ン!


外皮と白い部分をあわせても3ミリくらい。
バッチリ完熟・・

期待を込めて口に・・
?あまり甘くない。
まずいという程でもないので、まぁこんなもんか。

記録を辿ってみれば
授粉日と思われる日付けラベルは7/26。
収穫したのは8/16でその日数は21日。

授粉日と思われる日が大きく違わなければ、明らかに早すぎた。
それは計算した筈。
なぜ、そんなに早く採ってしまったか。

収穫前に軽くたたいてみて、ボン、ボンという低く響く音を確認。
さらに他の未熟果をたたいてみて、明らかな音の違いを感じた。

本当かな?と何度も叩き尻の形もわからないながらもチェックして、たぶん大丈夫と。
300円(値下げして200円)販売してみたが売れずに1週間経過。売れなくて良かった><

そろそろ次のが完成しそうなので、この辺で消費しようということに。
収穫時の目方は2kgちょうどで、理想的な大きさになっていた。


糖度が低いのはやはり収穫が早過ぎたのか、肥料が足りなかったのか?
授粉後30~35日というのがマニュアルだから、先走ってしまったというのが答えかな。

収穫適期の判断は「日数+音」ということで、そのどちらか一方だけじゃ完全じゃないということのよう。

収穫前にチェックできるような糖度計が欲しいな~。


2018年8月21日火曜日

保存中のジャガイモが発芽 気温はまだ真夏なのに

8月も20日を過ぎ暦の上では「処暑」だというが、まだどこからも「残暑」の言葉は聞こえてこない。
まだ熱射病対策が呼びかけられている毎日なのだ。

それでも・・
あぁ~、ジャガイモに芽が。


人間の感覚ではまだ盛夏なんだけど、芋は気温が下がったと感じているのだろうか?
それも、常時一定の温度にしてある屋内で、何に感じて芽を出すのか?

それとも完熟後の日数のようなものがあるのだろうか・・

今年の在庫量は多くないので、それほど困らずに消費できそうだけど家庭で長期(せめて年内いっぱい)保存する方法がないものだろうか。