2016年3月31日木曜日

セロリに脇芽 本体はス上がり

セロリが立派になっています。


まだ食べられそうなので折り取ってみました。
こんな出来具合です。


店の品と見かけは大体一緒です。
でも切ってみると葉が付いている第2節は中が白くなって小さな穴が空いていました。


ようやく一人前の大きさになった時には既に採り遅れ。
マタ、ヤッテシマッタ・・・
寒い頃が収穫の時期だったんですね。

過去に3回ほど栽培したのですが、これほどの株になったのは始めて。
この株は8月に苗を2鉢買ってきて植えたもので、かつて無くよく成長しました。

一生懸命育てたんですよ。
多肥で栽培するのだというので肥切れにならないよう気を使い、白くしたいと覆いもし、太く柔らかくなるのを待っていたら、どうも収穫の時期を逸してしまったという情けないことに。


収穫のついでに黒い覆いを取り外してみると


あれま、株の外側に新しい株がいっぱい。

こんなふうになるもんですか!

柔らかいのでは、と千切ってみると意外と筋っぽい。
若くても時期は時期、ですかねぇ。

茎の外側が茶色くなっているけど、病気かムシか。


今年もまたセロリのお花見をすることになりそうだけど、まだ食べられる茎と子株を何とか考えなくちゃ。


ここまで育つなら今年も苗を買ってこよう。
4度めの正直、こんどこそ美味しいセロリを食べるぞ。




根元に近い

2016年3月30日水曜日

レタスとブロッコリーの苗を買って植える

レタスもブロッコリーも本葉が出掛かっている育苗中の苗がありますが、その収穫はレタスで早くて5月。

売られていた苗は私のより1月以上は進んでいると見て、4月から食べられそう。
ブロッコリーも同様で1月以上はずれそう。

だいたい今までは3月に保温せずに種を蒔いても育たなかったので、不安と疑念を抱きながら蒔いたら出たので、ちょっと予定が違ってしまった。

こんなことならもっと早くに苗を買って育てるべきでした。


今更そんなことを愚痴ってもしょうがないので、買ってきて植えました。
4株で210円のお買い得苗です。


ブロッコリーの品種は「緑嶺」となっていますが、レタスは「玉レタス」、以上。
玉レタスって品種名?
ま、どうでもいいか。どっちみちこれしかなかったし。


帰宅後すぐに植えました。
畝の準備は出来ていたので、早速植付け作業開始。

必要な道具は
軍手、移植ゴテ、殺虫剤、スケール、水を入れたジョウロ

植付け手順は
1、畝に植付け用の穴をあける
今回は1つの畝にレタスとブロッコリーを昆植します。
うまく目的通りになるかどうかは結果を見ないとわかりませんが、コンパニオンプランツです。

レタスを近くに植えると害虫避けになるとの情報が、あちこちに散見されます。
実際に経験上からレタスには虫は寄ってきません。
そしてブロッコリーはとても虫に好かれるので、想像上この組合せは適当と思えます。

ちょっと疑問はコンパニオンプランツとして使われるレタスは、その実例画像は非結球レタスです。
でもその理由は見当たらず、玉レタスでは役に立たないとも書かれてはいないので、これでやってみることにします。

突っ張らずに非結球レタスにしたらと思うでしょうが、味の好みが合わないんです。
このコンパニオンが必ず目的を達するならそうしますが、まだ半信半疑なのでね。
虫もしたたかですから。


そういうことでレタスとブロッコリーを交互に植えつけます。
株の間隔は35センチにしました。

レタスは25センチ、ブロッコリーは40センチにとの説明なんですが、そんな難しいことはできないので大体こんなもんでいってみよう、と35センチ。



スケールで計りながら印をつけていきます。
目見当でも構わないのですが、穴数が足りなくなったり土が余ったり足りなくなったりして結果の見栄えも悪くなるので面倒でもスケールを使い、苗の根鉢がスポッと入る大きさの穴を開けます。


2、穴の底に殺虫剤を入れます。
私の場合「オルトラン粒剤」

浸透移行性で、野菜の根から吸収された薬成分が寄ってきた虫(主にネキリムシやアブラムシ)を殺すという機能のある、ずっと長く使用されている農薬。


こんな具合です。



3、苗を植えます。
傷めないように静かにポットから外し、穴に埋めたら周りの土をかけて根の周りを両手でぎゅっと押さえ根鉢と畝の土を密着させます。

苗の周りに再度、念押しのオルトランをパラパラと蒔いておきましたが、あまり意味がないように思います。

最後にしっかり水をやって作業終了。
道具の忘れ物が無いように片付けます。


苗ポットに付いていた栽培説明があります。


はっきり読み取れないかもしれませんが、下の方にやや小な字で書いてあるものを読むと
「収穫前の種苗であり栽培後に食してください」と書かれています。

何のことか?としばし考えました・・・

2016年3月29日火曜日

ソラマの摘花は?

ソラマメの花ってきれいですね。
花の数(量)もいっぱいで。

その花をチラと見ながら「これって、こんなにいっぱい花を着けてていいの?」と夫クン。

あ、そうだ摘花。
花に見とれている場合じゃなかった。



ソラマメには多すぎる花を摘除するという作業もあったっけ。
いつ?
どんなふうに?

莢ってどんな風に付くのかと問われても、「さぁ?」と頼りない。
何年やってんだか。

詳しい知識はなにもないので急いで検索。
http://www.pref.ehime.jp/h35118/6296/hukyujoho/nogyojoho/joho17/soramame18-3.html
ここでとても良くわかりました。


多くのエネルギーを使って花を着けるので、そのままだと一粒一粒の豆が小さくなってしまう。摘花しなくてもある程度は自ら落としてしまうが、摘花で無駄なエネルギーを使わせなくて済むのだと。

一々なるほど~ですが、もう一度現場を良く見てみよう。
それからネット上の情報っていつまであるかわからないので、ここでも簡単に記録しておこう。


こんなふうに5~6個の花を付けた花房が節ごとに1本ずつ付いています。


その花房の元に近い方の花2つを残してあとの花を摘み取ってしまうと。
このように寂しくなります。


しかしです。
気が付かない内に根元に近いところはもう莢が出来ているではないですか。
そのほとんどは勝手に2本ずつ。


まだ黒い花殻を被ったままのがほとんどですが、勝手に理想の数になっているじゃない。
「ある程度は自ら落としてしまう」と書かれているけど、自分で数の調整をしているではないですか。

わざわざ摘花の作業をする必要はないと判断します。
茎の上の方についた花は摘むとしても、とりあえずこのまま見守り、1箇所に沢山の莢が着くようならそのときは間引きましょう。


それにしても何のためにこんなに沢山の花を咲かすのだろうか?
人間に見せる為? まさか。
何かそれなりの理由があるんでしょうねぇ。




2016年3月28日月曜日

ホウレンソウの種蒔きのコツ

ホウレンソウは発芽率が悪くて・・とか、うまく芽が出せなくてといったことをよく耳にします。
私もかつてはそうでした。それが当たり前とも思っていました。


それが、発芽を成功させるコツがあったのです。

ホウレンソウは、コマツナやチンゲンサイを蒔くようにただ土にそのまま埋めただけではうまく発芽してくれません。
播種前の準備が必要なんです。

この日に蒔こうかなと思ったら、その4~5日前、少なくとも前日から準備します。
そういう意味ではちょっと面倒ですが、そうすればまず間違いなくそろって芽を出します。
これまでうまくできなかった方は感激しますよ、やってみてね。


手順はこうです。

1、先ずプリンとかヨーグルトを食べた後の容器(使用中の食器でなければ何でもいい)に水を入れ、その中に蒔く予定量の種を袋から出して(これは勘ですね、私の場合)入れます。

2、一晩そのままにします。

3、翌日水から上げて、木綿布かキッチンペーペーで包み外側の水を切ります。

4、布かペーパーにいれたまま更にビニール袋に入れて冷蔵庫へ。

5、ちょっと芽が出てきたら畑に蒔きます。
蒔くときに芽を傷めないように気をつけて。

これでそろって発芽します。
ここまで完全に出来なくても上記3の手順までした後土に蒔いてもそろって発芽します。


ホウレンソウは発芽さえうまくいけば病気もあまり無く、虫にもやられないので楽です。
良く知られらことですが、土の酸性には弱いので事前にやや多めの石灰の混入は必須ですよ。

ホウレンソウはうまく芽が出なくていやだという人がいます。
こういう風にやったら、きっとホウレンソウが好きになりますよ。

私もこれを知ってから、ホウレンソウの種蒔きが楽しみになりました。


今日はこのようにしたホウレンソウの種を蒔きました。
品種は「味いちばん」(渡辺交配 マグワイヤほうれん草)
3月下旬から4月いっぱいが播種期限という丸いタネです。


赤い色粉がまぶされていますが、これは単に蒔き具合がよくわかるようにとの目的のようです。
同じように色がついたものでも、種の大きさや形がきれいに揃っているものは殺菌などの機能がプラスされているので、水に漬けることは止め、直接蒔きます。

このタネを1晩水に漬け、5日間冷蔵庫でお休みいただくと・・・
出ました、小さな芽が。


さぁ、これで蒔けます。

この種は有効期限を過ぎていますから、ちょっと厚めに蒔いておきました。
蒔いたら発芽までは水を切らさないのもコツのです。




何でこうするとうまく発芽するかということを考えてみました。

ホウレンソウの種は発芽を阻害する厚い外皮に覆われているのだそうです。
一晩水に浸すことでその厚い外皮が消滅してしまうのですが、何らかの化学反応を起こすのでしょう。

更に数日間冷蔵庫に入れておくと、小さな白い芽が出ます。

これはどうして?

そこで思い出したのが、発芽の原理 です。
収穫したタマネギやジャガイモが秋になると芽を出し、困っていろいろ調べたときに
植物は低温に反応して芽をだすものと、高温に反応して芽を出すものとがあると教えられました。

ああ、それでタマネギやジャガイモは秋に気温が下がってきて芽を出すのだと、納得したのですが、そこまで。
その先に思いが及ぶことはなかったのです。

今回やっと気づいて、じゃぁ芽を出させるためには冷やせばいい。だから「冷蔵庫へ」ということなんですね。
難しい理屈じゃなかったんですよ。

1を聞いて10を知る頭があればすぐ気づくことなんでしょうが、10を聞いても7か8しか理解できないとなかなか前にずりませんねぇ、悲しいことに。

低温で発芽を促し、その後は土のお布団を掛けてお日様に温めてもらって本格的な発芽となるわけなんですね。

何で?の理屈がわかって納得できると、なんかとても利口になったようで気分がいい(笑)





2016年3月27日日曜日

ジャガイモの芽が顔を出した

やっと顔をみせました。



重そうに土を持ち上げ始めてから3日。
土が割れた後ずいぶん時間がかかったように感じました。

待っていたからか、このところちょっと寒かったので外に出てみたものの二の足を踏んだか・・

まだ全部そろってはいないのですが、メイクィンもはるかもどちらも出ています。
こんな大きな石ころの畑ですがジャガイモは強い。

2ヶ月半後にどんな芋がどのくらい収穫できるか、ドキドキしながら手を掛けます。






2016年3月26日土曜日

九条ねぎもここまで太る

2月に植替えをし(ブログ3/18)、その後2回追肥と土寄せを繰り返して丈はあまり伸びませんが太くしっかりと育ちました。

どうやらこの品種は「九条太ねぎ」のようです。
(売り場では「九条ねぎ」としか表示されていなかった)
それなら1本ずつ植えてもいいみたいです。

ネギボウズの頭を切りながら試し採りです。


自分で言うのも何ですけど、立派ですよね。

長さ40cm、根元の直径2cm。
畑では寸足らずに見えたけど、こうしてみると青い葉と白い茎部分の相対の問題。
薬味ねぎと呼ぶにはもったいない大きさになりました。

味?
ネギボウズが付いていた芯は硬かったので捨てましたが、あとは全身柔らかく美味しくいただけました。


九条ネギも白くぽっちゃりとなるんだねぇ。
嬉しい。

煮たり焼いたり薬味にしたり・・大活躍してくれそうな九条太ねぎです。


2016年3月25日金曜日

冬ダイコンの保存方法 工夫でいろいろ

お彼岸が過ぎ3月もあと1週間弱で終わり。
そろそろ畑からダイコンの姿は消える頃で、ちょっと季節ボケの話題。

先日近所のオジサンから教わった知恵のもう一つは、ダイコンを畑で保存する方法です。


a)葉を根の付け根から切り離し、そのまま置く
この方法は去年知り、今年も僅かな本数ですが実行し、つい最近まで腐らせずに美味しく食べることができました。

こちらに来たらどこの畑にも丸裸のダイコンがニョキニョキ。
これがダイコンの保存方法であることを知らない人がみたら異様な光景。

他所の畑ですが、こんな具合です。



それがこのオジサンのダイコンは青々とした葉がそのままになっているのです。
トウ立ちしませんか?と聞くと、「芯を摘んであるから大丈夫だよ」と。

b)葉の芯を摘み取る
なるほど~。確かに芯を摘まれたらダイコンも花を咲かせることはできないなぁ。
トウが立たなきゃスも入らない・・・かなぁ?
芯を取っても葉がダイコンの水分を絞ってしまわないだろうか?
う~~ん、この方法はちょっと疑問あり。

c)葉を取り除いて土に埋める
土に穴を掘って埋めておいてもいいんだよなぁ、とも。

あぁ、そういえば私が育った地方では(長野)そうしていたっけ。
出来上がったダイコンの葉を取り除き畑に穴を掘って埋める。
その穴にダイコン、ハクサイ、ゴボーなどの冬野菜をまとめて入れ上に藁の帽子を被せてあった。

これは寒い地方だけのやり方かと思っていたけど、どこでも大丈夫なんだね。
数年前に一度ごく浅い穴に埋めてみたことがあるけど、腐ってしまった。
穴の深さが不足していたかな。


また機会があればオジサンにもっと詳しく聞いてみたいけど、今年の経験で「葉を切り取ってそのまま保存」で問題がないので、次回からもこのまま実行でいい。
  

いろいろなやり方があり、みんなそれぞれ工夫しているよ、とオジサン。

要は「工夫」なんだ。  こうでなくては、という場合もあろうが植物の生理や性質などを知り、自分の環境や都合や事情に合わせ工夫することが成功のカギか?
人の真似ばかりじゃ、条件が変わったらオロオロだものね。


畑に置くよりももっと長期に保存するには、「干す」ことです。
真冬に、出来あがったダイコンを葉ごと吊るして乾燥させます。

やり方は、ダイコンの葉の部分を縛って、軒下などの雨がかからない風通しのよいところに吊るしておきます。
待つこと凡そ3ヶ月。水が抜けてカチカチになりツィストした干しダイコンが出来上がります。




暮れ頃に干すと畑に大根がなくなった頃これができあがります。

どうやって食べるかというと・・
このままでは包丁の刃がたちませんから、先ずは全体を水の中に入れて柔らかくなるまでおきます。
柔らかくなったら煮るなり炒めるなりして調理してください。

調理方法に応じた大きさに切ってね。


日なた臭いとも思いますけど、味が濃縮されていて美味しいですよ。