幼苗を植えてまだ3~4年の桃と杏がある。
近隣の桜開花と相前後して、この2本も花を咲かせてくれる。
吉野桜は例えれば大人の色気を思わせるのに対して、桃は幼児の愛らしさのような感じ。
とは私の個人的感想だけど。
どう、この花。
早生種の「日川白鳳」で開花は21日。2輪が先行した。
3日前はいっぱいに膨らんで、これまた赤ちゃんのほっぺのような蕾。
今(31日)は8部咲きといったところかな、柔らかな葉も見えてきた。
去年は40個も収穫「してしまった」が、まだ本格的に生らせるには木が小さすぎる。
反省して、今年はばっさりと摘果するつもり。
杏も咲き始めた。
25か26日に開花。
こちらはどちらかと言えば1輪だけで見ればソメイヨシノに近い雰囲気を持っている。
桃は可愛いという外見に対し、アンズは品のいい大人の女性といえるような気がする。
家人は桃が咲いた時は褒めていたが、追ってアンズが咲くとこっちの方がいいと。
比較して好みを変えるのはずるいなぁ。
トップランナーは2輪で、未だに後が離れたままだが、蕾はいっぱい。
去年は着果は1つだけだったが、今年はどうか?
懐かしい味を楽しみにしている。
2019年3月31日日曜日
2019年3月16日土曜日
ジャガイモの植付
生活必需品のジャガイモを、例年通りに植付けた。
品種にこだわりたかったが、最寄のホームセンターには残念ながら男爵、メークィン、キタアカリしかなく、そのためだけに車で30分近くもかけて他の大きな店に行くのは効率が悪いような気がして、メークィンとキタアカリにすることに。
植付前の畝作りは、3日前。
あっちの都合こっちの都合を考慮していて、ハッと気付いたらこんな日になってしまったのだ。
3月11日に植付しようと、これだけは固定で計画していたのであわてて畝立てをした。
3mの4本というささやかなものだけど、腰を壊してはしょうがないので、急ぎながらも2日かけて形にした。
左から4本がジャガイモ用に仕立てたもので、土の色の違いは耕した日のズレによるもの。
見目形はまぁ何とか、それなりのベッドに見えるよね。
でも手抜きがあって、ここに元肥としてすき込まれているのは鶏糞、木灰、少量の溶りん。計画ではもっと前にバーク堆肥が入っているはずだった。
仕方がないのでバーク堆肥はジャガイモ収穫後に入れることに。
今ここでバタバタしなくても、ジャガイモ収穫後は続いて植えたり蒔いたりできるものってほとんど無いので、その時間を利用すればいいじゃないかと、後付けだけど気が付いた。雨の合い間にやることになりそうだけど。
では、芋の植付けのはなし。
買った種芋はそれぞれ2kgずつ。
上手に大きさが揃っていて、キタアカリは1個がおよそ50g。
皆いい具合に発芽していた。
メークは100g前後だったので、半分にして都合1日陽に干した。
これらを前日つくったベッドに2列ずつ植えつけた。
先ずメークィンのうつ伏せ植え。通常こうして切断面を下にして植える。
逆向きはちょっと時間が掛かるけど強い芽ができるというので、やってみた。
種屋さんが披露していたやり方だけど、根拠はわからないそうだ。
キタアカリはそのまま定間隔でぽん、ぽんと落としていく感じ。
アレッ、画像が無い・・撮り忘れたようだ。
そうそう、害虫対策・・
2年前から「ケラ」や「コガネムシ」の害がひどく、大きな穴を開けられてしまうのだ。
昔からダイヤジノンという薬がよく使われ効果があるらしいので、植え付け前の畝の表面に薄くすき込んでいる。去年だいぶ退治できたが、まだ耕すと1畝から2~3匹は出てくる。
堆肥や鶏糞を使えばどうしても防げないらしい。
手作業での捕殺と薬を使わざるを得ない。
素人の作品とわかっていても、穴だらけの野菜ってきれいにするのに手間がかかるから嫌われるんだ。
農薬は避けたいと言いながら穴あき野菜は避けるという矛盾に、皆さん気が付いているのだろうか。
さぁ、とにかくこれで今月末には地上に芽が出て来るだろう。
その後はそれほど大変な作業は無く収穫までいける筈。
握り拳ほどもあるジャガイモがわずか3ヶ月弱でできあがるエネルギーはすごい。
今年はどんな芋になるかな。
品種にこだわりたかったが、最寄のホームセンターには残念ながら男爵、メークィン、キタアカリしかなく、そのためだけに車で30分近くもかけて他の大きな店に行くのは効率が悪いような気がして、メークィンとキタアカリにすることに。
植付前の畝作りは、3日前。
あっちの都合こっちの都合を考慮していて、ハッと気付いたらこんな日になってしまったのだ。
3月11日に植付しようと、これだけは固定で計画していたのであわてて畝立てをした。
3mの4本というささやかなものだけど、腰を壊してはしょうがないので、急ぎながらも2日かけて形にした。
左から4本がジャガイモ用に仕立てたもので、土の色の違いは耕した日のズレによるもの。
見目形はまぁ何とか、それなりのベッドに見えるよね。
でも手抜きがあって、ここに元肥としてすき込まれているのは鶏糞、木灰、少量の溶りん。計画ではもっと前にバーク堆肥が入っているはずだった。
仕方がないのでバーク堆肥はジャガイモ収穫後に入れることに。
今ここでバタバタしなくても、ジャガイモ収穫後は続いて植えたり蒔いたりできるものってほとんど無いので、その時間を利用すればいいじゃないかと、後付けだけど気が付いた。雨の合い間にやることになりそうだけど。
では、芋の植付けのはなし。
買った種芋はそれぞれ2kgずつ。
上手に大きさが揃っていて、キタアカリは1個がおよそ50g。
皆いい具合に発芽していた。
メークは100g前後だったので、半分にして都合1日陽に干した。
これらを前日つくったベッドに2列ずつ植えつけた。
先ずメークィンのうつ伏せ植え。通常こうして切断面を下にして植える。
逆向きはちょっと時間が掛かるけど強い芽ができるというので、やってみた。
種屋さんが披露していたやり方だけど、根拠はわからないそうだ。
キタアカリはそのまま定間隔でぽん、ぽんと落としていく感じ。
アレッ、画像が無い・・撮り忘れたようだ。
そうそう、害虫対策・・
2年前から「ケラ」や「コガネムシ」の害がひどく、大きな穴を開けられてしまうのだ。
昔からダイヤジノンという薬がよく使われ効果があるらしいので、植え付け前の畝の表面に薄くすき込んでいる。去年だいぶ退治できたが、まだ耕すと1畝から2~3匹は出てくる。
堆肥や鶏糞を使えばどうしても防げないらしい。
手作業での捕殺と薬を使わざるを得ない。
素人の作品とわかっていても、穴だらけの野菜ってきれいにするのに手間がかかるから嫌われるんだ。
農薬は避けたいと言いながら穴あき野菜は避けるという矛盾に、皆さん気が付いているのだろうか。
さぁ、とにかくこれで今月末には地上に芽が出て来るだろう。
その後はそれほど大変な作業は無く収穫までいける筈。
握り拳ほどもあるジャガイモがわずか3ヶ月弱でできあがるエネルギーはすごい。
今年はどんな芋になるかな。
2019年3月5日火曜日
春キャベツの完成 収穫
10月上旬に種を巻いたキャベツが、このところの気温と雨でぐんぐん成長し、今日は1つを収穫。
こんな具合でした。
外葉を取って1160g、比較的ふんわりと巻いていて柔らかそう。
農薬使用なし。この時期としては上出来じゃないかな。
夕食時さっそく生食で食べてみた。
柔らかく、甘味もあり美味しい。
欲張っていつまでも畑に置かずに、これで良かったようだ。
予定の収穫時期より1ヶ月も早くできあがって、気分は爽快。
今年の春はいつもよりだいぶ暖かいような気がしているので、成長が速かったのか。
私の頭の中では10月に蒔いたものは収穫が半年後、といういつの間にか固定概念ができてしまっていたようだけど、蒔き時や気候で1月もずれることがあるんだ。
過去の記録によると、生育期間180日で1500g以上で収穫していることが多い。
春キャベツらしい柔らかさが無かったように思う。
1月遅れで蒔いたこの後のも、もう芯は立ち上がっているのでそう時間は掛かりそうにない。この後病気や虫にやられなければだけど。
今スーパーに出ている地元産のキャベツは、サワーキャベツだということだけど大きかった。1500gは超えていただろうなぁ。
生産者さんは「大きすぎて売り難い。2~3人の家族じゃ食べきれないだでなぁ」とぼやいておいでだった。
店が仕入れて並べているキャベツって、いつも1200g前後の同じ大きさだ。
「売りやすいサイズ」というのがあるのか・・。
それでも店では半分にカットしたものを売っているけれど、「大きすぎて・・」と言っている農家さんはカット野菜は売らない。
切るとその日のうちに売りきらないとならないからだ。
農家では大きくできたと喜んでばかりはいられないので、辛いところだ。
出荷用の野菜は、輸送上の問題からも効率を優先しなければならないのだ。
スーパーの大根には葉はほとんど付いていない。
なぜ?と思ったら、箱詰めの際に嵩張るからだと。
葉を付けたからといってもその分まで売値に含められないのに、輸送費は掛かる。
それなら切ってしまえということのようだ。
葉も欲しいと思う消費者には残念だ。
ごく少数だけど私のお客様は、新鮮な葉はそのまま持って行ってくださる。
(葉が不要なら置いていくようにと添え書きをしているが、葉だけ置いていく人はいない)
それにしても、いつもキャベツを1.2kgで、大根も太さと重さが揃うように仕上げる技術って、すごいものだ。
話が生産者側と消費者側とで混ぜこぜになってしまった。
私が両方の立場なので、頭の中がいつもこんな風なのだ。
こんな具合でした。
外葉を取って1160g、比較的ふんわりと巻いていて柔らかそう。
農薬使用なし。この時期としては上出来じゃないかな。
夕食時さっそく生食で食べてみた。
柔らかく、甘味もあり美味しい。
欲張っていつまでも畑に置かずに、これで良かったようだ。
予定の収穫時期より1ヶ月も早くできあがって、気分は爽快。
今年の春はいつもよりだいぶ暖かいような気がしているので、成長が速かったのか。
私の頭の中では10月に蒔いたものは収穫が半年後、といういつの間にか固定概念ができてしまっていたようだけど、蒔き時や気候で1月もずれることがあるんだ。
過去の記録によると、生育期間180日で1500g以上で収穫していることが多い。
春キャベツらしい柔らかさが無かったように思う。
1月遅れで蒔いたこの後のも、もう芯は立ち上がっているのでそう時間は掛かりそうにない。この後病気や虫にやられなければだけど。
今スーパーに出ている地元産のキャベツは、サワーキャベツだということだけど大きかった。1500gは超えていただろうなぁ。
生産者さんは「大きすぎて売り難い。2~3人の家族じゃ食べきれないだでなぁ」とぼやいておいでだった。
店が仕入れて並べているキャベツって、いつも1200g前後の同じ大きさだ。
「売りやすいサイズ」というのがあるのか・・。
それでも店では半分にカットしたものを売っているけれど、「大きすぎて・・」と言っている農家さんはカット野菜は売らない。
切るとその日のうちに売りきらないとならないからだ。
農家では大きくできたと喜んでばかりはいられないので、辛いところだ。
出荷用の野菜は、輸送上の問題からも効率を優先しなければならないのだ。
スーパーの大根には葉はほとんど付いていない。
なぜ?と思ったら、箱詰めの際に嵩張るからだと。
葉を付けたからといってもその分まで売値に含められないのに、輸送費は掛かる。
それなら切ってしまえということのようだ。
葉も欲しいと思う消費者には残念だ。
ごく少数だけど私のお客様は、新鮮な葉はそのまま持って行ってくださる。
(葉が不要なら置いていくようにと添え書きをしているが、葉だけ置いていく人はいない)
それにしても、いつもキャベツを1.2kgで、大根も太さと重さが揃うように仕上げる技術って、すごいものだ。
話が生産者側と消費者側とで混ぜこぜになってしまった。
私が両方の立場なので、頭の中がいつもこんな風なのだ。
2019年2月23日土曜日
確かに昨日は完全な形を見た。
今朝。
あっ!
これは本体を収穫した後にできた子キャベツ。
どこまで成長できるかという興味で見ていたが、やられてしまった。
刈り取って量ったら凡そ700g。
脇にできた副産物でこの大きさは経験がない。
犯人はたぶんヒヨドリだろう。
今朝の1食分でこんなに食べるものなのだ。
野草に比べたら柔らかく、アクも無く、1箇所でこんなにボリュームもあって最高の餌場だ。おまけにこれは無農薬。
あ、無農薬は彼らには有り難くはないか。
柔らかく美味しい野菜と一緒に動物たんぱくも摂れれば尚いい。
ヘッ、そうは問屋が卸さないよ。
この間、近所の家の(たしか)桃の枝で飛びまわっているメジロをみた。
木の枝にいるムシを食べていたのだろう.
体色や大きさはウグイスとそっくりだけど、目の周りがはっきりと白く丸く囲まれていたから間違いなくメジロ。
何十年も自然の豊富な環境に住んできたけど、枝から枝に飛び回るメジロをはっきり見たのは始めてだ。
すぐ傍に人が居ても逃げる様子はなく、餌を捕るのに夢中に見えたので、意外と神経が太いことに感心した。
引き換えヒヨドリは、人間の姿が見えないときだけを狙って食べに来る。
好きになれないなぁ。
ヒコバエのようなキャベツはもう2つできているが、これはもう彼らにやろう。
今朝。
あっ!
これは本体を収穫した後にできた子キャベツ。
どこまで成長できるかという興味で見ていたが、やられてしまった。
刈り取って量ったら凡そ700g。
脇にできた副産物でこの大きさは経験がない。
犯人はたぶんヒヨドリだろう。
今朝の1食分でこんなに食べるものなのだ。
野草に比べたら柔らかく、アクも無く、1箇所でこんなにボリュームもあって最高の餌場だ。おまけにこれは無農薬。
あ、無農薬は彼らには有り難くはないか。
柔らかく美味しい野菜と一緒に動物たんぱくも摂れれば尚いい。
ヘッ、そうは問屋が卸さないよ。
この間、近所の家の(たしか)桃の枝で飛びまわっているメジロをみた。
木の枝にいるムシを食べていたのだろう.
体色や大きさはウグイスとそっくりだけど、目の周りがはっきりと白く丸く囲まれていたから間違いなくメジロ。
何十年も自然の豊富な環境に住んできたけど、枝から枝に飛び回るメジロをはっきり見たのは始めてだ。
すぐ傍に人が居ても逃げる様子はなく、餌を捕るのに夢中に見えたので、意外と神経が太いことに感心した。
引き換えヒヨドリは、人間の姿が見えないときだけを狙って食べに来る。
好きになれないなぁ。
ヒコバエのようなキャベツはもう2つできているが、これはもう彼らにやろう。
2019年2月14日木曜日
キャベツの手抜き二期作
こういうのは二期作とは言えない?
正規にできたキャベツは12月中に正規に収穫終了。
収穫後1株だけそのまま活動継続させたら、こんな風になって、既に小キャベツが2個採れた。
これなら、邪魔にはならなかったのだから全部そのままにしておけば良かった。
この写真のいちばん大きな球は赤ちゃんの頭くらいで、柔らかく厚い葉で包まれている。
まだトウ立ちする様子はないから、もう暫く生産活動続行してもらおう。
後がつかえていなくて温度が適当なら、キャベツって収穫後律儀に片付けない方がいい。
ブロッコリーは脇芽の収穫をあてにできることは知っている人が多い。
分に漏れずうちのブロッコリーもやはり子沢山。
こんなふうに株の回り中に脇芽(蕾)がついていて、これは最初に株の頂にできた花蕾と味的になんら変わらないので、儲けものなのだ。
蕾が開かないうちに摘めば大きな花蕾よりも使いやすくていい。
今年はこれが豊作。
利用し終わるのとトウ立ちして黄色い花が咲くのとどっちが早いかな。
正規にできたキャベツは12月中に正規に収穫終了。
収穫後1株だけそのまま活動継続させたら、こんな風になって、既に小キャベツが2個採れた。
これなら、邪魔にはならなかったのだから全部そのままにしておけば良かった。
この写真のいちばん大きな球は赤ちゃんの頭くらいで、柔らかく厚い葉で包まれている。
まだトウ立ちする様子はないから、もう暫く生産活動続行してもらおう。
後がつかえていなくて温度が適当なら、キャベツって収穫後律儀に片付けない方がいい。
ブロッコリーは脇芽の収穫をあてにできることは知っている人が多い。
分に漏れずうちのブロッコリーもやはり子沢山。
こんなふうに株の回り中に脇芽(蕾)がついていて、これは最初に株の頂にできた花蕾と味的になんら変わらないので、儲けものなのだ。
蕾が開かないうちに摘めば大きな花蕾よりも使いやすくていい。
今年はこれが豊作。
利用し終わるのとトウ立ちして黄色い花が咲くのとどっちが早いかな。
2019年2月9日土曜日
ゴボウ栽培 春と秋と土
ごぼうの栽培は家庭菜園に適さないのか、単に私のウデが悪いのか(当たり前にこっち)思うに任せないのだ。
「うまいごう」という品種を2年間に3回栽培をし、今回もナンダカナァ~の出来具合。
で、記録と記憶で過去を振り返ってみた。
A、去年10月上旬に種蒔きし120日を経過したゴボウを試しに抜いてみた。
地上の葉の状態を見ると、発芽以来一度も葉を隆々と繁らせたことがないので、地下の根が成長を続けているとは考え難いのだけど、時間的にはもうできていてもいいのでは。
いつも同様に完全な姿で抜くことはできなかったが、これで26cm。
根の先まであれば30cmあったか。太い部分で1cmほど。
全体に小さいが食べられる状態ではある。
B、その前年も秋に蒔いている(こちらは10月下旬)。
翌年2月まで待っての結果はほぼ股根なしで20cm。やはり先端は土の中に置き去り。
やる気が失せていたか何となく見ていたのか保存画像は無いが、やはりロゼット状の葉が地面に張り付いたようになって変色したり枯れたりだったように記憶している。
C、その年は春にも栽培している。
3月中頃の種蒔きで6月中旬に収穫。およそ90日の栽培だった。
これは10~15センチで見事に股根になっていたが、地上の葉は青々と立ちあがっていた。
これら3回はそれぞれ栽培場所を変えている。
AとBは客土して作った畑で、Cは元々は畑(田?)だった所そのままで今も小石が残っている。
Cでは大根がりっぱにできた年もあったのでやってみた。
この品種の特徴は、秋蒔きもできること、大きさは太さ1.5cm長さ35~40cmの中サイズなので家庭菜園でもできそう。
この3回の栽培経験を振り返って解ったことは
・秋蒔き栽培は葉が十分に育たないので、秋蒔き栽培が可能な品種であっても、春蒔きと同じペースでは成長しない。
・秋蒔き栽培は十分な大きさにはならないが、時間を掛ければ収穫できる(トウ立ちには注意)
・大根以上に土を選ぶ
・「記録」の重要性
こんなに明確な結果が出ているのに、1年前、半年前の状況をすっかり忘却し一喜一憂している。
ということで、より作りやすいのは春蒔きの方。
でも秋からの栽培も小型ならできるので、ほぼ通年蒔ける品種ならジャガイモ収穫後の畝を利用する等を考えてみたい。
余談
世界広しと言えど、ゴボウをこんな風に畑で丁寧に栽培しているのは日本だけのよう。
以前にたまたま目にしたテレビ番組によると、ヨーロッパのある国ではゴボウを食べる習慣はある。が、栽培ものじゃなく野草としてのゴボウを掘って食べるというものだった。
栄養価に富んでいておいしいゴボウを栽培して食べる日本の食習慣は貴重だ。
1本あたりのボリュームが小さく贅沢な品とも思うが、醤油とも油とも相性がいいのだから、どんなふうにでも調理できる。
入れ歯になるまでは沢山食べたいものだ。
「うまいごう」という品種を2年間に3回栽培をし、今回もナンダカナァ~の出来具合。
で、記録と記憶で過去を振り返ってみた。
A、去年10月上旬に種蒔きし120日を経過したゴボウを試しに抜いてみた。
地上の葉の状態を見ると、発芽以来一度も葉を隆々と繁らせたことがないので、地下の根が成長を続けているとは考え難いのだけど、時間的にはもうできていてもいいのでは。
いつも同様に完全な姿で抜くことはできなかったが、これで26cm。
根の先まであれば30cmあったか。太い部分で1cmほど。
全体に小さいが食べられる状態ではある。
B、その前年も秋に蒔いている(こちらは10月下旬)。
翌年2月まで待っての結果はほぼ股根なしで20cm。やはり先端は土の中に置き去り。
やる気が失せていたか何となく見ていたのか保存画像は無いが、やはりロゼット状の葉が地面に張り付いたようになって変色したり枯れたりだったように記憶している。
C、その年は春にも栽培している。
3月中頃の種蒔きで6月中旬に収穫。およそ90日の栽培だった。
これは10~15センチで見事に股根になっていたが、地上の葉は青々と立ちあがっていた。
これら3回はそれぞれ栽培場所を変えている。
AとBは客土して作った畑で、Cは元々は畑(田?)だった所そのままで今も小石が残っている。
Cでは大根がりっぱにできた年もあったのでやってみた。
この品種の特徴は、秋蒔きもできること、大きさは太さ1.5cm長さ35~40cmの中サイズなので家庭菜園でもできそう。
この3回の栽培経験を振り返って解ったことは
・秋蒔き栽培は葉が十分に育たないので、秋蒔き栽培が可能な品種であっても、春蒔きと同じペースでは成長しない。
・秋蒔き栽培は十分な大きさにはならないが、時間を掛ければ収穫できる(トウ立ちには注意)
・大根以上に土を選ぶ
・「記録」の重要性
こんなに明確な結果が出ているのに、1年前、半年前の状況をすっかり忘却し一喜一憂している。
ということで、より作りやすいのは春蒔きの方。
でも秋からの栽培も小型ならできるので、ほぼ通年蒔ける品種ならジャガイモ収穫後の畝を利用する等を考えてみたい。
余談
世界広しと言えど、ゴボウをこんな風に畑で丁寧に栽培しているのは日本だけのよう。
以前にたまたま目にしたテレビ番組によると、ヨーロッパのある国ではゴボウを食べる習慣はある。が、栽培ものじゃなく野草としてのゴボウを掘って食べるというものだった。
栄養価に富んでいておいしいゴボウを栽培して食べる日本の食習慣は貴重だ。
1本あたりのボリュームが小さく贅沢な品とも思うが、醤油とも油とも相性がいいのだから、どんなふうにでも調理できる。
入れ歯になるまでは沢山食べたいものだ。
2019年1月22日火曜日
真冬の菜園
上空を見ればきれいな薄い空色。裸の木々の枝先は風速7~8mの風に揺れている。
昼間の気温は平均8~9度で朝は平均的に3~4度。
バケツの底に張った水が薄く凍っていることがごくたまにある。
そんなところが今の日常。
風が吹かなければ薄い上着で外出できる気候なので、やはり楽だ。
冬の菜園は必要に応じて野菜を収穫するくらいで、日々の仕事は殆ど無く手持ち無沙汰。
春の作業に入る前に現状のわが菜園を記録に残しておこう。
緑があるところをぐるっと一回りして・・
今一番元気な野菜がこれ、キヌサヤエンドウ。
2株に見えるが、3株。
盛んに花を着けて、よく見れば1つ、2つ実が見える。
手前にツンツンしているのは秋までは次々と更新していた葉ネギ。
今はちょっとお休み。
キヌサヤと同類だけどグリンピース。植える場所が確保できずにキヌサヤから遅れること10日、ずいぶん様子が違う。
お隣のアンドンは、やはり低温に強いソラマメ。
1月半でずいぶん大きくなった。
脇枝が4本出ている。ぼつぼつ剪定(芯止め)の次期かな。
少しずつ収穫中の晩性の大根。
メーカーの説明では10月になってからの播種で、収穫は2月からとなっているのを9月24日に播種したら12月には収穫が始まった。
葉は小さめだけど近隣の大根もだいたいこんな姿だ。
根はよく太り、2キロもになることもあり、シャベルを使わなくて抜けないものもある。
良い出来なんだけど、表面の虫害も結構あり悩ましい。
次はブロッコリー。
頂上の蕾は収穫が済んで、脇から出るおまけ収穫を狙ってそのまま栽培中。
こちらはゴボウ。
今は地面に張り付いている葉。
その葉も少しずつ大きくなっている。春先には立ち上がるのだろう。
これは前出と同じ大根。
袋の説明どおりに10月になってから(10/11)種蒔きをしたもの。今はまだ地上見えるのは4~5センチ。
種蒔きの2週間ほどの遅れが、収穫期は2か月以上の違いとなったのだ。
品種的にはそのペースでいいと考えられるが、秋物の1日の違いの影響の大きさがよくわかる。
ちょっと気になっているのは、この場所は夏にメロンが病気を患い総倒れした場所。
今度の夏に土の殺菌をしようと思っているが、メロンの際の菌が大根にどう響くか?
今のところは異状が見えていない。
これも冬が旬の、シュンギク↓
種蒔きが遅かったので、まだこんなに小さいけど、間引くたびに大きく伸びるので面白い。
奥2列は1回間引いたもので、手前はこれから間引く予定の列。成長の違いがくっきり。
このアンドンの林は・・・
収穫は3月になるか4月になるかのキャベツ。
この防虫ネットは防虫目的じゃなく防鳥のため。
ヒヨドリやムクドリの餌になって、既に外葉が殆どギザギザ状態。
今は外葉なので許しても、そのうちに私の領分まで侵してくるし、置き土産が何ともネェ・・
そしてこれは5月か6月に収穫予定のキャベツで、まだロゼット状、先が長い。
そして、そろそろいいかな?のレタス。
でもできているのはこれ1個、他のは巻いてくれるかな?の状態。
↓秋に種蒔きをし、先月ここに定植したネギ(九条細ねぎ)。
丈はなかなか伸びないものの、ズングリと太ってきた。
間引きや株分けの次期を調べなくちゃ。
消費を待つだけの里芋1株。
土の中は出来上がっている。たぶんこのままで冬越しできるでしょう。
さてこれは変な次期に蒔いたミニ白菜。
芽は出るからと蒔いたけどはて、さて?巻かずにこのままトウが立ちそうな・・?
あとは残り少ない普通サイズの白菜2種。
なんともみすぼらしい姿だけど、今はどこの畑も同じ様にこんな感じで頑張っている。
霜が降りるようなら収穫して屋内で保存する必要があるのだけど、今年はこのままでいけそう。
ミニ白菜はまぁまぁの出来だったけど、郷秋(写真奥)は使えたのは2/3くらいで京都三号(手前)は結局全滅。過去3年でよくできたのは最初の年だけだった。
これは九条太ねぎ。
10月播種で、12月初旬に定植のもの。
きれいに揃って成長中。
もう少し気温が上がったら食べながらどんどん間引いたらいいかと。
12月初旬に蒔いたホウレンソウがこちら。
混んでいて間引きに手を焼いているけど、いかにも冬物といった肉厚で、いいものができそうだ。品種は「日本ほうれんそう」。
その隣はあと5~6個だけ残ったカブ。
10月21日に種を蒔いてから3月ほど経ったもので、ここまで防虫殺虫の手間はほとんど掛かっていない。
収穫期間は1月足らずでとっとと消費したためか、最後まで柔らかいまま収穫できた。
品種は「春秋まき中かぶ」で、同じ種を10月初旬に蒔いたらずいぶん虫の害が出て、農薬を使っても効果は薄かった。かぶは秋が育て易いとわかった。
欲張らずに、育てやすい時期に栽培することで効率を上げたほうがいい。
これは、ごく普通のパセリ。
前の世代の種が自然発芽したもの。パセリの実生苗は生育に時間がかかる挙句にうまく育たなかったが、まぐれ当たりでここまできた。
この春にはまた花が付いてしまうだろうが、これに励まされたので、また種を採ってみよう。
次はニンニク。
今のところ特に問題なく生育中のよう。
よくできた去年産のものから種をとったので、また期待している。
次も、おなじユリ科のタマネギ。
昨年以上に苗作りが思うようにならず、何回も苗を購入し5種類も栽培する羽目になってしまった。
早生のソニック(苗を購入)・・保存性に優れるとの説明あり
早生といっても5月初旬の収穫で、晩生種と2~3週間の違いらしい。
これは玉光という名で早晩性不明の自作苗
やっと鉛筆の太さに。
いずれも結果が出るまではわからないが、残念ながらあまりいい予感はしない。
個々の様子は以上。
メインの畑を一望して締めくくろう。
ほぼ連日の強風、雨もないので土はカラカラ。寒さに耐え細々と息をしているように見える。
これが2019年1月下旬の菜園なり。
昼間の気温は平均8~9度で朝は平均的に3~4度。
バケツの底に張った水が薄く凍っていることがごくたまにある。
そんなところが今の日常。
風が吹かなければ薄い上着で外出できる気候なので、やはり楽だ。
冬の菜園は必要に応じて野菜を収穫するくらいで、日々の仕事は殆ど無く手持ち無沙汰。
春の作業に入る前に現状のわが菜園を記録に残しておこう。
緑があるところをぐるっと一回りして・・
今一番元気な野菜がこれ、キヌサヤエンドウ。
2株に見えるが、3株。
盛んに花を着けて、よく見れば1つ、2つ実が見える。
手前にツンツンしているのは秋までは次々と更新していた葉ネギ。
今はちょっとお休み。
キヌサヤと同類だけどグリンピース。植える場所が確保できずにキヌサヤから遅れること10日、ずいぶん様子が違う。
お隣のアンドンは、やはり低温に強いソラマメ。
1月半でずいぶん大きくなった。
脇枝が4本出ている。ぼつぼつ剪定(芯止め)の次期かな。
少しずつ収穫中の晩性の大根。
メーカーの説明では10月になってからの播種で、収穫は2月からとなっているのを9月24日に播種したら12月には収穫が始まった。
葉は小さめだけど近隣の大根もだいたいこんな姿だ。
根はよく太り、2キロもになることもあり、シャベルを使わなくて抜けないものもある。
良い出来なんだけど、表面の虫害も結構あり悩ましい。
次はブロッコリー。
頂上の蕾は収穫が済んで、脇から出るおまけ収穫を狙ってそのまま栽培中。
こちらはゴボウ。
今は地面に張り付いている葉。
その葉も少しずつ大きくなっている。春先には立ち上がるのだろう。
これは前出と同じ大根。
袋の説明どおりに10月になってから(10/11)種蒔きをしたもの。今はまだ地上見えるのは4~5センチ。
種蒔きの2週間ほどの遅れが、収穫期は2か月以上の違いとなったのだ。
品種的にはそのペースでいいと考えられるが、秋物の1日の違いの影響の大きさがよくわかる。
ちょっと気になっているのは、この場所は夏にメロンが病気を患い総倒れした場所。
今度の夏に土の殺菌をしようと思っているが、メロンの際の菌が大根にどう響くか?
今のところは異状が見えていない。
これも冬が旬の、シュンギク↓
種蒔きが遅かったので、まだこんなに小さいけど、間引くたびに大きく伸びるので面白い。
奥2列は1回間引いたもので、手前はこれから間引く予定の列。成長の違いがくっきり。
このアンドンの林は・・・
収穫は3月になるか4月になるかのキャベツ。
この防虫ネットは防虫目的じゃなく防鳥のため。
ヒヨドリやムクドリの餌になって、既に外葉が殆どギザギザ状態。
今は外葉なので許しても、そのうちに私の領分まで侵してくるし、置き土産が何ともネェ・・
そしてこれは5月か6月に収穫予定のキャベツで、まだロゼット状、先が長い。
そして、そろそろいいかな?のレタス。
でもできているのはこれ1個、他のは巻いてくれるかな?の状態。
↓秋に種蒔きをし、先月ここに定植したネギ(九条細ねぎ)。
丈はなかなか伸びないものの、ズングリと太ってきた。
間引きや株分けの次期を調べなくちゃ。
消費を待つだけの里芋1株。
土の中は出来上がっている。たぶんこのままで冬越しできるでしょう。
さてこれは変な次期に蒔いたミニ白菜。
芽は出るからと蒔いたけどはて、さて?巻かずにこのままトウが立ちそうな・・?
あとは残り少ない普通サイズの白菜2種。
なんともみすぼらしい姿だけど、今はどこの畑も同じ様にこんな感じで頑張っている。
霜が降りるようなら収穫して屋内で保存する必要があるのだけど、今年はこのままでいけそう。
ミニ白菜はまぁまぁの出来だったけど、郷秋(写真奥)は使えたのは2/3くらいで京都三号(手前)は結局全滅。過去3年でよくできたのは最初の年だけだった。
これは九条太ねぎ。
10月播種で、12月初旬に定植のもの。
きれいに揃って成長中。
もう少し気温が上がったら食べながらどんどん間引いたらいいかと。
12月初旬に蒔いたホウレンソウがこちら。
混んでいて間引きに手を焼いているけど、いかにも冬物といった肉厚で、いいものができそうだ。品種は「日本ほうれんそう」。
その隣はあと5~6個だけ残ったカブ。
10月21日に種を蒔いてから3月ほど経ったもので、ここまで防虫殺虫の手間はほとんど掛かっていない。
収穫期間は1月足らずでとっとと消費したためか、最後まで柔らかいまま収穫できた。
品種は「春秋まき中かぶ」で、同じ種を10月初旬に蒔いたらずいぶん虫の害が出て、農薬を使っても効果は薄かった。かぶは秋が育て易いとわかった。
欲張らずに、育てやすい時期に栽培することで効率を上げたほうがいい。
これは、ごく普通のパセリ。
前の世代の種が自然発芽したもの。パセリの実生苗は生育に時間がかかる挙句にうまく育たなかったが、まぐれ当たりでここまできた。
この春にはまた花が付いてしまうだろうが、これに励まされたので、また種を採ってみよう。
次はニンニク。
今のところ特に問題なく生育中のよう。
よくできた去年産のものから種をとったので、また期待している。
次も、おなじユリ科のタマネギ。
昨年以上に苗作りが思うようにならず、何回も苗を購入し5種類も栽培する羽目になってしまった。
早生のソニック(苗を購入)・・保存性に優れるとの説明あり
早生といっても5月初旬の収穫で、晩生種と2~3週間の違いらしい。
これは玉光という名で早晩性不明の自作苗
やっと鉛筆の太さに。
いずれも結果が出るまではわからないが、残念ながらあまりいい予感はしない。
個々の様子は以上。
メインの畑を一望して締めくくろう。
ほぼ連日の強風、雨もないので土はカラカラ。寒さに耐え細々と息をしているように見える。
これが2019年1月下旬の菜園なり。
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