2017年2月28日火曜日

じゃがいも植付けの準備 殺菌して温めて

気温は行ったり来たりしているけれど、少しずつジワジワと暖かくなっている。
今日は2月も末日。

ジャガイモの芽(浴光催芽)が伸びてきた。
男爵と

はるか

1週間前に準備を始めたのだ。
今年もまた種芋は食用に売られていた芋を使うことになった。

今年は種芋を買って作ろうと予定していたのだが、ホームセンター2~3店舗を見ても品種が限られていて(ダンシャク、メークィン、キタアカリ)欲しかった「はるか」が無く、食品スーパーで入手となる。

なぜどこにも無かったのだろう?
去年も作付けしてとても良くできたのだから、土地の気候に合わない訳じゃなさそうなのに・・

原則として食用を植えるのは良くない、と言われる。
それは病気を持っている可能性が高いから。

それなら植える前に薬で殺菌処理をしたらいいのではないか。
ネットで調べるとジャガイモ用の殺菌剤があった。

アタッキン水和剤という。
値段も手ごろで使い方も難しくはない。

バケツに2リットルほどの溶液をつくり、そこに芋をさっと浸してすぐに水気を切る。
芋が大きくてもカットしてはいけない。

傷をつけないようにやさしく浸して取り出す。
そして風通しの良い容器に並べて水切りをする。


薬入りの水が乾いたら浅いダンボール箱に種類別に重ならないように並べる


ここからが芽だし処置開始となる。
光のある暖かい場所に置いて、5mmくらいの芽を均一に出させる処置。

私の場合玄関内に置いた。
20~21度でドアの透かしガラスから光も入る、ということでここ。

そして1週間経ったのが先頭の写真。
大きな芽は7ミリくらいあり、まだポチッと出始めのものも。

芋を動かしてやらなければいけなかったようだけど、あまり余裕のないスペースで動かしたら芽を傷めてしまいそうでできなかった。


こうした「芽だし」処理をして植えると茎が強くなり収穫量が増え、収穫までの期間も短くなるのだそうだ。

桜(ソメイヨシノ)が開花する頃に地上に発芽するのがベストだとのこと。
このあたりの今年の桜の開花予定は多分3月25日頃。

そうすると来月初旬に植えるとちょうどその頃には地上に若芽が覗くことになる
のだけれど・・・
種の体制はととのったものの、畑の準備が間に合っていない。

夫の担当なんだが、正月以来の体調不良でまだやれない。
どっさり寝込んでいるのじゃないので、もう少し、もう少しで伸び伸び。

堆肥の鋤きこみは私の力ではだめだから、と。
嬉しいような、困るような夫の思いやりなんだなぁ。

ま、ジャガイモの収穫が遅れたからって特に困ることも無いのだから、気長に待とう。
でも、出始めた芽はどうしようか。

直射の当る外に出してみよう。
気温が下がるから伸びは止まってくれるのでは。

2017年2月24日金曜日

レタスの種蒔き

レタスの種蒔き、まだちょっと早いかなと思っていたけどヒゲおやじ氏はもう蒔いたというので、私も蒔いてみた。

去年は3月6日に蒔いてスッと出てびっくりした記憶がある。
四国松山とここは似たような気候、むしろこっちの方がいくらか気温が高めのようにも思う。

そんな根拠で播種開始。

今は端境期で、畑には大きくならないホウレンソウしかない。
はやく何か育ってくれなくちゃ、しょっちゅうスーパーに通わなくてはならない。

そんなこと言っても時期が来なくちゃできないけどね。

ま、とにかく植える場所をきめて今回の数をきめてポットに蒔いた。
ついでなのでイタリアンパセリなんてのも蒔いてみた。

まず、種まき用の土だけど。
その専用の土だけだと水をはじいてしまい、なかなか浸透しないので砂を混ぜてみた。

種蒔き用土と砂の割合は4:1くらいかな。
根拠はなく勘だけ。

これがピュアの用土


砂を混ぜてこんな感じ


ポットのに入れて水をかける。うん、スーっと滲みていった。
全体が湿って落ち着いたら種をぱらぱらと蒔く。


切ったツメのような形のが種。
ごく細かいのでこうしてぱらぱらと蒔くしかない。

ぎっしりと発芽すると間引きが大変なので、気をつけてなるべく少なく。
これでも多分多過ぎだと思う。

こうして蒔いた上に残った播種用土を指でつまんで、種がやっと見えなくなるくらいに薄く掛ける。厚掛けすると発芽しないかもしれないからね。

そして指の腹で表面を押さえて種と土とを密着させる。

これで種蒔きは終了。
同じようにイタリアンパセリも3ポットに蒔いて、1ケースにまとめて


乾燥しないように新聞紙を掛けて、発芽を待つ。


去年は5日で出たけれど、今年は果て、さて・・・




2017年2月15日水曜日

白菜はトウ立ち前に収穫して保存

テレビの天気予報では、「まだ寒い日が・・」と油断を戒めているように聞こえる。
雪の多い地方ではまだ注意が必要だと思う。

が当地では、風邪が強いから気温も低いようにかんじるけれど、日中はずいぶん暖かくなった。
今日もぽかぽかで、外仕事が楽だった。

そうなると畑に残っている冬野菜が心配になってくる。
トウが見えてきてからじゃ遅いから、ぼつぼつ片付けを兼ねて収穫してしまわなくては。

1週間ほど前から白菜は芯に変化が見えている。
これは1月21日の「郷秋80」の状態


こちらは2月8日の「郷秋80」


ニョニョニョ・・と芯が立ち上がりかけてきている。
こうなるともう時間の問題。

この品種だけでもまだ5個残っているけれど、採ってしまおう。

ヒヨドリたちを養ったので、葉の形が変になり売り物にもならないから撤収。


これを1個ずつ新聞紙で巻いて立てて物置に置けば、まだ1月以上は食べられる。


別の品種「京都三号」は3月までもつ、という説明なのでもう少し頑張ってもらおおうかと、まだ畑にいる。

里芋も終わらせた。
これは茹でて冷凍すると都合がいいのだけれど、冷凍室に空きがない。
どうしたものか。

根深ネギももう無い。
最近になってからよく売れ、私の励みになった。

暫くは保存白菜と里芋で食いつなぐことになる。
腐らせずに食べきれば上出来だけど。

2017年1月28日土曜日

タマネギ苗の生育失敗・・のよう

去年秋のタマネギ(晩生)の播種が思うようにならなくて、補助手段で苗を購入したものの、これも失敗。
どういうふうに失敗したかというと・・・

先ず播種。
前年より多く作ろうと、箱蒔きを止めて畑に蒔いた-10月1日。


失敗その1、発芽はしたものの成長せずに徐々に消滅していった。
定植時期に残ったのは数十本。

緊急対策で苗を購入ー10月20日。



失敗その2、普通のポット苗(表示は品種OP黄、中晩生)を購入し、植え付けには時期尚早と思いそのまま育てていたが、順に数が減る。
植付け用苗として売られていた(たぶん)のだから、そのまますぐに植えればよかった?

失敗その3、再度苗を購入-11月5日。
今度は乾燥苗。


実はこれ50%引きのラベル付き。
ネギの栽培はこの「乾燥苗」でうまくできているので、親戚みたいなものだからこれで大丈夫だろうと600本購入。

で、植え付け。
これがまた、失敗5。

ニンニクの植え付けを忘れていて、大慌てで植えつけたのが11月4日。
この時、「ついでだからタマネギも植えてしまおうよ」と促されて「それもそうだね」と安易に同調。

これは追随してはならなかったのだ。
タマネギにはポイント的な植え時があるんだから。

失敗6、水不足だったか!
だとしたら重要なミステイク。

この畝の表面から35cmは基本的に海砂である。
砂に牛糞、鶏糞、を混合し表面に培養土を掛けているけれど、たぶん結果的に全部混ざっているだろう。

としたら、保水力が弱い。
どんどん乾く。

植え付けてから暫くは上から水遣りをしていたように思うが、そのうちに忘れてしまったような気もする。

これはまずい。
一番の原因はここかも。

砂地であることへの注意を怠ったとしたら、大いに反省しなくてはならない。


と、ここまで失敗を重ねに重ねて来ての現状はこれ。

どこにある?

もう・・生きているのが精いっぱい

集団自殺


人の畑を見るたびシュン!となってしまう。
ピンポン玉みたいなものばかりになるのだろうなぁ、たぶん。



2017年1月25日水曜日

ごぼうの越冬

涼しくなり始めた9月下旬に種を蒔いて100日位からようやく収穫開始。
あまりに小さいので、もっと大きくなるかと待ったけど時間は経過しているのでここまでか、と。

この季節は茎葉が地面にビタッと張り付いたようになっているので、そのうち葉が上に伸び上がって来るのかとも思ったが、調べると播種から90~100日が収穫適期だと。


葉は風に煽られてボロボロ。
もうこれ以上頑張らせるのは無理かな。

「うまいごぼう」という品種で、30~40cmの短いごぼう、という説明。
今回の作品は長いもので30cm。
こんなもんなんだねぇ。


大根はちゃんときれいに出来る畑なのに、又根、又根。
でもこれでもゴボウ。
煮たらいい香りで柔らかく、あぁ「おいしいごぼう」だ。

ゴボウの栽培は播種適期も生育適期も地温20~25度。
越冬できると。

ということは、
真夏も真冬も常温での発芽はしない。
発芽できる温度で発芽したら20~20℃に保てば育つ、のか?

秋に蒔いたのは真冬の今こうして食べられる。
つまり適正な温度内で完成まで生育したものは、厳寒期にはそのままの状態を維持している。

寒くなる前に出来上がっていた白菜に大根は、やはりそのまま地上に立ってそれ以上に成長はしない。

畑で保存しようとそのままにしてある里芋は、地上に出ていた葉はすべて枯れたけれど土の中の芋に変化はない(凍結防止策は必要)。

ホウレンソウ、コマツナなどはどうか。

12月に蒔いた種は皆発芽した。
でも成長はほとんどしない。

そのままの大きさでじっと生きている。
そして空気が緩んで春の臭いがしてくると、ぐんぐん伸びてくる。

かと思えば、
もう菜の花を冬の青空に向かって金色に輝かせている種類もある。

キャベツやタマネギ(晩生)は・・
少しずつ、少しずつ変化しているけれど、出来上がるのは気温が上がってからだ。


冬野菜と呼ぶのだろうか、12~2月ごろに収穫したい野菜は寒くなる前に完成させることが大事なんだ。
恥ずかしいことだ、今頃こんなことに気づくとは。



2017年1月23日月曜日

干し芋作り

いやぁ~、冬がこんなに寒いなんて予想していなかったナァ。
うっかり薄着、手袋なしで外出し、震えるような寒さだった。
晴れていても風がとっても冷たい。

このところ雪はよく舞い、積もることもあったり・・・
2回目の冬になるけれど、去年はこんなに寒かったかなぁ?



北の方では鈍より曇って雪に降り込められているこの時期は、太平洋側の地方では晴れて北風がビュービューというパターン。

こんな時は「天日干し」の絶好のチャンス。

少し前には切干し大根を作り、よくできた。
今度は「干し芋」。

腰を上げてしまえばどうと言うことない作業なんだけど、初経験。
こういうのはルンルン♪のノリでやれる。

先ず芋の選定。
作業能率を考えて、よく太った大き目のイモにした。

干し網の面積と芋の大きさとから、1回に干せる数を割り出し6本にした。
計算上はもう1本できたが、初めてでもあり、残り数が心細くなるのでここまでとした。

よく洗って1回に3本を弱火で蒸すこと50分。


単に火を通すだけなら電子レンジとか圧力ナベならあっという間だけど、その方法では美味しくはならないので面倒でも普通に蒸す。
タイマーをセットすれば安心してその場を離れられるから、ひと手間かけよう。

蒸しあがって粗熱が取れたら冷えないうちに皮を剥く。


皮の下は必ずしもつるりといい色をしているとは限らないが、気にしない。

芋が常温にまで冷めたら縦にスライスする。


絶対に横に切ってはならない。

なぜか?
やってみればわかる。

これを1枚ずつ離して干し網に広げる。
今回はこんな風になった。


南向きの濡れ縁で、鳥避けも兼ねて網を2枚使う。


昼間はこうして夜は屋根の下に取り込み、連続5日の天日干し。
干しあがると厚みは半分くらいになる。

中の1日は怪しげな天気だったので、出したり引っ込めたりと忙しかった。

それが無ければ4日で出来上がっていた。
思っていたのより硬めの仕上がりになり、常温での保存もできるかも。

味は・・もちろんgood!
太りそう。




2017年1月18日水曜日

小鳥は葉を、私は花蕾で共生?

ブロッコリーを収穫した後を片付けないでそのまま畑に残しておいた。
前に、季節は忘れたけれど、普通のブロッコリーをそうしておいたら脇芽が成長してまたいくつかの花蕾が収穫できたので。

柳の下のドジョウはいなかった、のではなくこの時期はそんなことは望めない。
ちょっと考えりゃ解ることを・・・ハハ

で、どうなったか。

こうなった。


みごとに食べ尽くされて、残るは葉脈だけ。
ヒヨドリのヒーヨちゃんたちだよ。

私の食料にはならないところだから、特に追うこともしなかったら、う~ん見事なもんだ!。
今はムシもほとんどいないから、専ら主食だね。

もう仕様がないから、スジだけの株を片付けたらスッキリと現れたのは


これはわたしのエサもある。
でもやはり葉が食べられている。

そしてブロッコリーの株が無くなったら隣のホウレンソウを狙いだした。

やっぱり何か対策をしなくちゃいけないかな。

近所の畑は鳥避けらしい装置(?)は見かけないのに被害も見えない。
私の目に映らないだけ?



先日の雪は、ピーマン、シシトウを完全に枯らしていった。
暮れからこっちはすっかり忘れていたけれど、今日見回ったら枯死していた。

同じ仲間と思われるトウガラシ(タカノツメ)は、葉はすっかりなくなっていたけど生きている。


これは強いんだねぇ!