2024年9月22日日曜日

異常高温の2024夏 種まき・育苗の対策

去年の夏も暑かったのですが、2024年の今年はもっと暑かったように感じます。

最高気温が33℃~34℃になる毎日(ここは静岡県湖西市)
9月21日の今でも31℃を超えて、連日熱中症アラートが発令されています。

通常では8月下旬からは秋冬ものの種まきが忙しい時期です。
白菜も大根も発芽適温は25℃まで。
今年は、この状態では普通に蒔いたのではまず発芽しないでしょう。

そこで、白菜の種を直射が入らない場所でポットに蒔いて、遮光用資材(新聞紙や遮光ネット)で覆って何とか発芽させましたがその後をどうするか・・・

このままだとどこまでも徒長して、これまた使い物にならなくなってしまうのは目に見えている。

遮光ネットで覆って外に出してみました。

その結果がコレです。


なんと!ウリハムシの大被害でした。

置いた場所のすぐそばにはキュウリが2本植えてあり、1週間ほど前に突然全体の葉がレース状になり枯れてしまったのですが、その原因はウリハムシ。

その木の始末はしておいたので、まさかこんなことになろうとは。
キュウリが無くなってエサ場を失ったウリハムシ集団は近くにあった白菜に移動したのでした。
発見後に”劇薬”マラソン乳剤を噴霧したのですが、その時だけ。

さて、どうしよう、今からまた同じようにポットに蒔いたのじゃたぶん間に合わないだろうねぇ。
畑に直蒔きするしかない、発芽したらすぐ防虫ネットで覆って、ととにかく播種。

蒔いてから「こんな時の対策」はどうするのか検索して出来きたのがこれ。

農業のプロが、こうしなさいと言っている。
暑すぎるのだから日よけをする、同時に防虫も。


何とかして発芽をさせ、手をかけてある程度まで育て上げなくては生育が間に合わないから。
秋は気温の低下が速く野菜の生育が追いつかず完成までいかない、という理屈でしょう。

防虫ネットと遮光用ネットのダブルネット。
これに加えて薬の助けも必要になろう。

ちょっと手間が掛かるけど、これにしてみよう。

結果を出すにはテマ、ヒマを惜しんでいてはならないノダ。
ガンバレ!
そう、頑張って結果をだそう。


ウリハムシには嫌いな野菜もあるようで、隣に並べていたキャベツ、ブロッコリーは無害でした。









2024年2月24日土曜日

無農薬のハッサクでおいしいマーマレード

 今季(2024年早春)は八朔の実がたくさん付きました。


生のままのハッサクもおいしく、食後のデザートとして毎日のように食べています。
でも腐らせずに食べきるには多いので、マーマレードにして長い間食べることに。

先ずは自然落果したハッサク3個で作りました。



仕上がりの量は、300mℓくらいの保存ビンに2本と少し。

甘味とさわやかな酸味にスパイスとしての苦みがいい。
それに何といっても無農薬の果実と上白糖だけで作られた安全なマーマレード。

小さな子供には向かないけれど、大人が毎日口にする甘味ものとしては満足です。

以下に簡単なレシピを添えますので、よかったら参考に。

『ハッサクのマーマレード』
材料:ハッサク 350gくらいを2.5個
   上白糖 580g(ハッサクの60%)
手順:
①はっさくは皮を厚く剥き(実と皮の間の白い部分が皮の側にくるよう)、1.5cm位に細くスライスし、目方を計って、水を張ったボールに入れる
細かく刻むので皮のキズは気になりません

②皮の苦みを和らげるために①の水を繰り返し取り替えて
今回は5~6回水替えした後でもまだかなり苦みが残ったので、1晩浸漬してまぁまぁの味になった
苦みの加減は好みがあるので、何回か作ってみて自分の好みに合うよう水さらしをしましょう

③実はホロを付けたまま1cm幅くらいの輪切りにし、ミキサーで細かくし目方を計る

④ハッサクの合計量の60%の上白糖を用意する

⑤②と③を合わせて鍋に入れ、少量の水を合わせ弱火にかける

⑥皮が好みの加減に柔らかくなるまで煮る、途中必要なら水を加える

⑦全体の1/3の砂糖を入れる

⑧数分後に残りの砂糖を更に2回に分けて入れるが、最後の1/3は味をみながら加減して入れ焦げないように煮詰めていく
食べてみて皮が硬くなく、全体にとろみがついてきたら完成(冷めると硬くなるのでやや緩めで止める)

加熱を始めてから火を止めるまでで1時間30分
出来上がり量=1300g (300ccの保存ビン2本強)