2022年4月4日月曜日

ショウガの種はタイから来た

 今年のショウガは中国からのバトンタッチでタイからの輸入品。

昨年同様に中国産を買おうと出かけた店に並べられていたのは「タイ産」だった。
500gで税込み598円。去年の中国産と変わらない。
中国産は高くなってしまい、仕入れが難しかったのだろう、きっと。


 今まではタイ産の生姜は見かけなかったが、これからは日々食卓に上る食品としても中国産にかわって出回ることになるだろう。地図上の知識だけだけれどタイは気温の高い国だからいいものができるのかな。

ショウガも里芋と同様の方法で種用としての冬越し保存をやってみた。ダメモトで。
やはりだめだった。

これが掘りだした種ショウガ↓


掘り出したときにはちょっと見は問題なし。
が、ムムッ・・?
白い、ゴマ粒大のてんてんがいっぱい。

何、これ?
もしたしたらカビ・・

カビなら乾燥させたら死ぬのでは、と干してみたら・・・
ミイラになった。

やはり無理だった。
もっともっと深い穴で外気温に影響されない環境じゃなくちゃ保存はとてもできそうにない。

家庭で日常の食用にするショウガは秋に全部掘り上げて冷凍して一年間使っている。冷凍室から出してすぐに使えるのでこれで困らない。

今年もポリマルチで地温効を狙ったが・・

自家製種はさっさと諦めてタイ産の種生姜を入手し(値段は国産の約1/2)、さっそく植えた。
去年は里芋の株間に植えて半日蔭で育てたら、とても良質の生姜ができたので今年もそうすることにした。

芽が出る場所はよくわからなかったので大きめの塊で埋め、ポリフィルムで畝全体を覆って保温した。


今更ながらだけれど、このマルチングは無駄手間だったかも。

過去数年の記録によれば、4月上旬に植えたショウガはフィルムでの保温対策をしてもしなくても最初の発芽までは凡そ1月半、4月半ばの植付なら対策なしで1月前後、更に5月になってからでは無蓋で1月弱。

部分的に土を覆った程度では地温を上げることはできない、ということの結果でしょう。
私の記録からの判断では、早めに植えて覆いをしても、発芽は5月末から6月になっているではないか。

おぉ、記録が役に立った。
来年からは自己満足だけの無駄な作業はやめよう。

上記のように常温でとり置くと腐るか干物になるかなので、種は5月になったら購入しようとすると、店の棚でほぼ腐っていたり、売り切れていたり。

遅霜はもちろん凍る心配のない当地なら、早くても質の良い種を買ってすぐに植えて、そのままじっと発芽を待つのがより良いやり方か。



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