2025年6月3日火曜日

モズ

 2025.04.23

少し前までは、「ほうれんそうってなかなか芽が出ないし、発芽が揃わないね」と言ったものです。
それが最近のほうれん草の種は芽が出易いように薬剤処理?をしてあったりします。
種蒔き技術を持たない人でも何も考えずに楽に発芽させられるようになりました。

黄色い矢印の文字が「発芽処理済みの種」

でも安価な種はだいたいそんなことはしていないので、いつものように1日水に浸してから冷蔵庫で1日2日お休みしてもらうことで、土に蒔いた時に数日で揃って発芽します。

今回も浸水→冷蔵庫の手順を踏んだようですが、そうしたことをすっかり忘却。
(実際にこの時に使った種はこれではなく未処理の安価の種)

何日かして、他の物を取り出すために冷蔵庫を覗いて、これは何?

色、形から、これはホウレンソウの種に違いない。
すっかり忘れていたのでかなり昔のでは、と一瞬ゾーとした。

記録を見て1週間前から冷蔵庫に入れていたようだ。


という経過のもとに、こういう状態の種を蒔いたのです。
せっかく出てきた芽を折らないように、そーっと置いてそーっと土を掛けました。

何も撒かれていない畑を毎日眺めて、まだかな・・、ホウレンソウって発芽に時間がかかるから、まだ4日しか経っていないから・・まだ早いよね・・なんて思っていた。

だって記録には蒔いたと書かれているんですから。
だってこの場所の土をいじった記憶が、ぼわっとあるし。

ボケ?痴呆?
このようなコトは昨日、今日に始まったことじゃなく、私の得意技みたいなものだと身近でみている者は言う。

だからボケというよりモズなのです。

芽が出ている種を植えたのだから、土を掛ければ普通に地上に発芽します。
大丈夫、経験済みです。
え?😂

2025.04.26
ほらね!
発芽した種を土に埋めて3日目には緑色の双葉が出始めた。


蒔かないタネは生えないというけれど、正にそのもの。
種を蒔かないで、出るのをいくら待っても芽は出ない。

蒔いたら3日で出た。
まだ先が(たぶん)長いのだからしっかりしなさい、私!


2025年5月30日金曜日

健やかな育苗

 2025.05.30
我ながらホレボレ・・なんて😓


写真だからというのではなく、実物も穴一つなく本当にきれい。
だからこんなこともあると自慢したかったんです。

こんな風にできることもあることを、肝に命じておかなくては。


オレンジ色のポットとその右はキュウリ
ちょっと窮屈そうだけど、本葉はまだ2枚。
もう少しここで頑張ってもらわねば。

その手前の白いトレーの中の手前右はカボチャ。
よく見えていないけど2本。
もう植えてやらなくちゃ、という雰囲気だね。

白トレーの中の他の3つはメロン。
これも葉数がまだ足りないから、もうひと頑張りしてもらおう。


う~ん、これも生き生きしていい色だね。

奥側はどれもピーマン。
昨年植えていた場所に5月になってから自主的に?芽が出てきたので、ポットに鉢上げししたらこんな風になって・・

来年からは種からの栽培ができそうだ。

ピーマンって畑に移植するにはもっと大きく育ててからの方が良さそう。
植付けの場所、見つかるかナァ。

そして手前はどれもキャベツ。
5月4日に播種して、もうじき1か月になる。
この時期は成長が早い。

もう移植できそうな苗もあり、先日植え床に元肥をすき込んだので数日中にはお引越し。
この春はキャベツがよくできているので、期待してしまう。

これらは発芽後には陽に当たりながら虫よけネットを張った囲いの中で大事に育てられて、立派にここまで育ったというわけで、可愛い。


ーーーといい気になっているのだけれど、何だか雨が多くて先が不安な日々。
今は梅雨の前触れと言われるけれど、本梅雨はどんな陽気になるのか。





2025年5月10日土曜日

逆立ちカボチャのその後

 人間で言うなら逆子の状態で顔?をだしたカボチャ。


その後どうなったか?

このまま見捨てるには忍びないし、根から出てきたらどうなるのかという興味もあってしばらく観察。

翌日
葉も見えてきました。


双葉の先が白く見えるのは、種の殻を被っているから。

発芽から1週間後、茎も伸びて双葉と根が繋がって見えてきました。

がんばれ、頑張れと地上に出ている根に土をかけてみましたが・・


ここまででした。

外にでてしまった根は徐々に枯れて来、the-end.

播種時に向きを考えずに埋めたことで起きた悲劇でした。
後から出てきた2つ目の芽に期待します。




2025年5月7日水曜日

カラスとイタチごっこ

 2025.05.07

相手がカラスだと カラスごっこ?

やっと芽をだした3センチ程の新芽が、元のサツマイモごと引き抜かれた。
芋ごと引っ張り出されて、こんなことするのかと驚きながら
助かりそうなものはまた埋め直した。

↑被害初日

↑2日目
翌朝またやられた。
コノ~!


カラスは今度は芋をしっかりかじっていた。
近くの電柱の上から私を見下ろして、ガアー、ガー。

なめられてるなぁ、私。


サツマイモの苗の芽出しにネットを張った。
取り敢えず閉めだしたけど、どこまで警戒すればいいのか。







2025年4月20日日曜日

カボチャが逆立ちで出てきた

2025.04.19

 カボチャの種をポットに蒔いて、しばらく家の中で発芽を待っていた。
4日経って薄緑色の芽らしいものが出てきた。

5ミリくらいに発芽した時には若芽の背が出てきたと喜んでいたが、成長に従って見えてきたのは白いヒゲ状のようなもの。

もしかして白いヒゲ状のものは、これは「根」!


え、これ、もしかしたら「上下が逆になっている?」
双葉じゃなくて根が地上に出ちゃったようだ。

マングローブを植えたつもりはないんだけどね。

調べたら、カボチャは先の尖った方を下にして植える、のだそうな。
知らなかった。


カボチャを育てた経験は2、3度。
その時はたまたま尖った方が下あるいは水平になった状態で土に埋めたのだろう、きっと。

これは一つ勉強になったけど
この芽はどうしようか・・

今は何本かの根の先は地中に有るので、もしかしたら葉は起きてくるだろうか。
それとも、出ている根には上に土を被せて葉をそっとひっぱり上げてみようか。

いまの根にどれくらいの力があるかわからないが、葉もがんばって少しずつもち上がってきているようにみえるので、観察してみるのも面白い。

その傍にもう一つの芽が見えている(こちらは正常のよう)ので、ひっくり返ってしまった芽は実験台にしてみよう・・かな。

その後の経過と結果は・・・こちら







2025年3月19日水曜日

春がきて花が咲きだした

2025.03.19
 春が来た・・
けど一直線に暖かくはならず風が冷たい。
「早春賦」の♪春は名のみの風邪の寒さや・・の歌詞が浮かびます。

今日も風が強く気温は11℃までしか上がらず、春は名のみの一日でした。

季節の歩みがいつもより遅いように感じるのは、私の欲目か。
空き地にはナズナやタンポポが元気に咲いているから、やはり春は来ている。

我家の果樹の一番バッターはアンズ。アズキ粒のようなつぼみが目立ちだした。




そして冬の間も長い間頑張ってきた野菜に花芽が着き始めた。
「トウ立ち」だ。

大根
9月に蒔いて、ちょっと出遅れた1株がもうすぐ花になりそう



11月に蒔いてみた大根
今日現在まだロゼット状態で


 
よく観ると・・あぁ、やっぱり芯に蕾が見える


ブロッコロリー
まだ食用にもなるけれど、この1株は種取りをしてみよう


そして、これ。
春から初夏にかけての名物、ネギボウズ。



柔らかく食べられる季節はそろそろ終わり、夏が過ぎるまでは薬味での利用に限られてしまう。
でも、市販品を買っても同じことなので、いつでも新鮮なねぎを食べられることはありがたいものです。

植物にとって、花を咲かせ、種を着けて子孫に繋げようと最後の頑張りシーンに入った。

今年はこの大根とブロッコリーの種取りに挑戦してみたい。
これまではなぜ種取りをしなかったのだろう。



2025年1月9日木曜日

霜が降りた

2025.01.09
 今朝は畑の土と野菜の一部に霜が降りていた。
この地方では珍しい現象です。



午前6時の時点の気温は1℃(yahoo! 天気予報)。
写真は午前8時40分現在で、太陽がのぼり気温も上がってきた頃。

土はガチガチで、霜柱は無かったが指先で強めに押さえても崩れることなく、凍った白菜の葉はすき透って私が見た時にはごく一部がまだ白い氷が僅かに残っていた。
シュンギクの葉にも少しだけ白く残っていた。

画像のハクサイは収穫時に取って捨てた外葉で、栽培中のハクサイは全体をネットで覆っていたので被害はなかった。

ポリバケツの水は厚さ1mmくらいに凍り10時を過ぎても溶けていなかった。

一方ホウレンソウ、ネギには何の変化の見えずヒョウヒョウとしていた。
苗が小さく心配なタマネギにも特別の変化は見えず(やはり防寒を兼ねて防虫ネットで覆っていた)。

今回程度の霜は陽が昇ってくればすぐに溶けて後遺症はないと思えるけれど、いよいよ厳寒期に入ったという感。

予報ではまた1週間後にもこんな気温になりそうだと。
寒さに慣れない土地柄なのでこの先2月いっぱいは要注意。

冬に採れる柑橘は暖地の特産。
うちの僅かな柑橘類も熟し始め、春まで順に楽しめそうだ。

収穫中のハッサク

もうすぐ収穫できそうな”せとか”

"黄金柑"は来月後半?の収穫

いずれも販売はこちら
 





2025年1月6日月曜日

タマネギの生育心配 定植遅れか低温か

 2024.12.06

生育が遅く12月になっても小さいままのタマネギ苗。
中晩生種のネオアースと紫種の中華妃。

ブロックの高さは12~13cm

葉の数は主に2本

ちゃんと根が着くかどうかとっても心配な状態で定植した。
半月ほど先の天気予報を見ても気温は下がる一方なので、見切り発車。

収穫期は5月末~6月中旬
苗が小さいと出来上がりの球も小さいらしいけど、それなりにできれば数で稼げるので(晩生種の合計がおよそ400本)これからの管理次第、と気をひき締めて心得よう。

追肥は3回がセオリー、これは回数を守れば収穫までは無難。
収穫後も含めた腐敗防止の殺菌剤散布も予定しているけれど、昨年はこれで大失敗している。


2025.01.06

苗の育ちが悪くズルズルと定植を遅らせてしまい、且つ冬の気温がいつもより低い様に感じるのは私の利己的感覚か。

中晩生のタマネギを植え付けてから凡そ1か月経過。
う~~ん、定植時よりみすぼらしく見えるナァ。


新芽は見えていて葉が伸びているが、葉の数は全く増えず、真冬とはいえ葉先の痛み(黄ばみ)がとても気になる状態。

定植時に地表の乾燥防止目的で設置したネット類は、そのまま保温用として今も利用している。
これが奏功したか全部根は全部活着している。
ホースを使った給水も1月間に2回ほどしている。

余談だけれど、この辺りにはネットを使ってタマネギを育てている畑は見ない。保温は黒いポリフィルムを使うのが常道のよう。
うちは幅35cmの溝のような場所を使うのでポリフィルムを使っての方法はできない。で、こんなことをしている。

今日はある程度の雨が降るとの予報があったので、昨日は化成肥料での追肥をしている。
ひと月以上も雨が無く、他の野菜でも表面に蒔いた化成肥料はそのまま利用されずにあるので、このチャンスは逃せない。

秋に発芽したり、植えたりした苗は冬の間は殆ど成長せずにじっくりとエネルギーを蓄えて暖かくなるのを待つものが多いので、心配いらないかもしれない。

過去にはこの頃に心配をしたことが無かったようで、画像による記録が見つからない。

一方約1月ほど早く植え付けた早生種(甘早果)は、こんな風に、たぶん順調。
予定通りなら3月中には収穫です。