2020年12月19日土曜日

白菜の結球と収穫

 9月7日に種を蒔いた白菜が、出来上がってきた。
播種後80日で収穫できるという「郷秋80日」なので、やや遅れたけれど本格的な寒さになる前に結球できたので、まぁ目的達成となった。

90日近くかかって、12月になってから完成した球を結束。


完全に巻ききれていないものもいくつかあり、果たして最後まで行きつくのか?


10月下旬から注視していたある畑の白菜が、今同じように出来上がってぼつぼつ収穫されている。
私が見つけ時は、まだ本葉が数枚の小さな苗だったので、たぶん発芽から1月ほどと思えた。
これが、その時に見たハクサイ苗↓


播種から1月後の私の白菜は ↓


その他所で見た白菜が、今の私の白菜(上の写真)と同等の成長をして、収穫が始まっている。
播種からおよそ70日。

折りよく畑の管理者に出会うことができ、話を伺うと・・
品種は60日型。
長期に栽培するものと比べて質的に違いはない、という。

以下はその方の話から推して考えられることと、調べてみたこととの総合結果。
実際に蒔いたのはだいぶ遅れたようだが、蒔き時適期は私が使った「郷秋80日」と同じ。
収穫までには70日くらい要していた。

あまりの生育の速さに私は驚き、真相が知りたかったのだが、そのような品種があることが分かった結果来年からの対応はゆっくり考えるとしよう。

畑を見て更にほうっ!と思ったことのもう一つは、株間の狭さだ。
40cm位の幅に盛った畝に2列で植えられて、窮屈そうで風通しが悪いのではと思えたが、そのことに因る害が出たようには見えなかった。

虫害は外葉にはあるが結球している部分には見えていなかった。
実際結球した可食部の目方がどのくらいあったのかまでは尋ねられなかったが、葉の数と外葉大きさもとても立派だった。

適当な施肥量で、寒さに向かうこの時期に短期間でスッスッと大きくしてまえば虫害も避けられると考えていいのだろうか?

「いい土をつくれば、消毒(と言っていた)はしなくても大丈夫だよ」とのこと。
冬場に空いている場所の土を天地返しして、その時に石灰を混ぜて土中に潜んでいる虫を殺す」のだと。

もっと詳しくお聞きしたかったが、暗くなりかけた畑で、鍬を手放さずに話していたので遠慮して要点だけで我慢。

寒期の天地返しは効果があることは聞いているが、なかなか実行できなかった。
今回刺激されて空き畝の1か所だけひっくり返し、石灰を入れた。
がうっかり石灰は苦土石灰を使った。
これじゃ効果は期待できない、「消石灰(ショウセッカイ)」が正解だろう。



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