2019年5月13日月曜日

カラス対策 15センチの法則

インゲンの2回目の芽が出きった。
今までだったら、双葉から本葉になったら一安心だったが、今年は安心できない。

全体がほぼ5cmくらいに出揃ったトウモロコシをカラスに全部荒らされてしまったので、また同じことをさせるわけにいくものかと、手を打った。

それまで被せてあったべた掛けのシートを外してすぐに、今度は細い釣り糸(テグス)を張ることにした。


張った一番下の糸の位置は土の表面からおよそ15cmの高さにする。
上の写真ではよく見えない、↓これなら下の糸も見えるかな。


15センチの法則とか言うそうだ。
カラスに困った農家が、よく観察して考案にしたとのこと。

カラスの場合、上から舞い降りて目標物のすぐ近くに着地することはなく、やや離れたところに一旦着地し、そこから目標物まで肩を振り振り歩いて行く。

羽は体側にぴたっとくっつけて、2本の足だけで歩くバランス感覚は、たいしたものだなんて思ってしまう。

その時のカラスの頭から足までの高さが15cmくらいなので、その高さに細い糸を張っておけば「ワッ、怖っ!」となる。

カラスは大抵の脅しには、慣れれば平気になるのだそうだ。
ところが細い糸や網には弱い。

逃げる際羽が糸に絡んでさっと飛び立てないのでは?と考えるようだ。
頭がいいから、悪戯のアイディアもいろいろ豊富にあるが、人に危害を加えられたときのことも先に考えられるようだ。

目が利くので、釣り糸のような極細いものでないと遠くからでも見えてしまう。
中には視力の弱い個もいて、気付かずに寄ってきてひっかかり、慌てふためくなんていう場面に遭遇してみたいなぁ。



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