想定外の大玉に育ってしまった今年収穫のタマネギ。
タマネギの大きすぎたのは喜べない、その上に乾燥用の場所がないという受難の重複。
貯蔵環境が良くないのは承知の場所での乾燥保存。
家の北側の軒下で、コンクリートの地面から低いもので50cm、高くて120cm。
風通しは東西方向だけで、南北は閉鎖されている。
夏の朝日、夕日が差し込んでくるので、早朝夕方には遮光ネットを使用。
という状況で、いわゆる「軒下」ではない。
どうしたことかタマネギそのものが巨大球になってしまい、これも腐りやすいという情報も入っていたが大きくなってしまったものはどうしようもない。
発芽を心配したが、それより先に腐敗し始めた。
やはり大玉から腐る。
吊るしてあって、徐々にこうなってくる。
これの外皮1~2枚を剥ぎ取ると
カビ、そしてもろ腐敗。
外見は異常なくても、触ってちょっと柔らかいかなと思えるものはOUT。
毎日1個、2個と腐り、吊るした糸から抜けて落ちる。
外側の1~2枚を取れば何とか食べられるものは、腐敗部分を捨てて冷蔵庫へ。
言い訳しながら嫁さんたちに持って行ってもらったり、少しは販売したりもしながら減らして、ようやく残りは30個くらいになった。
せっかく自家菜園で育てても、楽しんで使えないのじゃつまらない。
大きくすると腐りやすいと言われているが、なるほど大きな球になったものは鱗片の1枚がとても厚い。これじゃ乾くのに時間がかかる。
そろそろ今年の種蒔きをしなくてはいけないのだけど、量を決めかねている。
ちょっと横道だけど、今スーパーではタマネギが安い。
小玉ではあるが、1個9円なんていう日もある(これは客寄せ)が、通常でもかなり安くなっている。
そろそろ発芽する頃だから、と余計な推測をする。
プロが貯蔵しても発芽をセーブするのは難しいのだろうか。
それにやはり腐るからだろうか、比較的小玉で揃っていて大きなタマネギなど見たことはない。ここにも農家さんの苦労が偲ばれる。
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