2017年8月7日月曜日

小玉スイカの収穫 形で判断し大当たり

収穫しても大丈夫かどうか、かな~り悩んで蔓から切り離した西瓜。

包丁の刃を当てた瞬間パリッという音がし、「おおっ!」。

小玉スイカ 収穫判断 

真っ赤に熟し種もしっかりと黒くなっていた。

実の中心がほんの少し崩れかけていたので若干、多分2~3日遅かったようだ。
でもとってもジューシーで甘く、満足!

第1回目の収穫で重さは1960g、2kgにほんの少しだけ足りなかったが、十分な大きさ。
種袋の説明では2キロ前後とあったので、ちょうど標準の大きさになったのだ。

種を蒔いて畑に植え付けるまでは注意して管理したけれど、成長が始まったら近くに植えたサンライズメロンの蔓に混じってしまい、開花がわからなくなり管理放棄。

実がゴルフボールや野球のボールほどになってから気づいたという始末で、収穫期の計算ができなくなってしまった。

キュウリのように純粋に野菜として食べるものは別として、ウリ科の収穫タイミングは難しくて、何度栽培してもポイントを外すと採り時がわからなくなる。

授粉後の日数で計算すると判るといわれるが、高級メロンなら丁寧に一花ごとに人工授粉作業をするようだけど自然交配だとそれもわからない。

たたいてみて、カンカンという高い響きがしたらOKという説も一般的だけどこれだって明らかに未熟果と比べてみても、やはりよくは判らない。

今回種メーカーのサイトにあった情報によると、「こんなことも目安です」的な書き方だったけれど
・実のすぐそばにあるツルが枯れたら
・お尻(花落ち)部分が凹み黄色っぽくなってきたら
・お尻部分が凹み押すと柔らかく、弾力がある
・実の肩が張って光沢が出てくる
などがあるようだ。

今回判断の材料にしたのは、実のお尻部分の形。
収穫したスイカは、凹みまではなかったが尖っていないでほぼ平らに見えた。

スイカ 尻の形 収穫期

明らかに未熟なスイカの形はこれ。

未熟スイカ 尻の形

思い込み程度の違いでしかないようにも見えるけど、結果は適期でむしろやや遅かったくらいだから、これでオーライとなる。

熟すと緑色の縞模様が濃くはっきりとしてくるのが写真からは判る。
そこで「そろそろ」くらいの判断はできそうだ。

収穫した実の直近にあったツルはとうの昔に枯れていたので、この尺度は使えない。
花落ち部を押しても弾力も感じなかったので、これも当てにはできない。

小玉西瓜程度なら今は家庭菜園で栽培している人は多いだろうけれど、大玉西瓜や温室メロンなんかはプロだけのものだから、厳しい管理をして間違いの無い結果を出しているのだろう。

今回収穫したスイカの場合、種蒔きから110日。採り遅れ分を差引けば107日。
この数え方は当てはまらないだろうか?

甘く出来上がったのは、メロンの繁茂で日陰になり着果数が少なかったこともあるかと思う。来年はもっと工夫が必要だ。

ナスやキュウリの収穫は実利目的が主だけど、果菜は楽しみがおおきい。
いつものナスやキュウリを減らしてでも、次回からはフルーツ感覚の果菜をしっかり作りたいものだ。



(後日記)

上記を書いて数日後、畑で勝手に割れているスイカを発見。
カラスじゃない、被せたカゴは動いていない。


毎日確認して、その形からまだ時期ではないと判断していたもの。
改めて見ても、肩もお尻も盛り上がりもなければ平らにも見えない。

割ってみると完全に過熟。
これ以上熟せませ~ん、とパンクしてしまったようだ。

となると、尻の形が平らまたは窪んでくるというのは違うということだ。
たまたまそうなって出来上がるのもある、ということみたいだ。

目方は1500gに届かない。
上記のスイカより小さい、大きさでの判断もダメ。

私なりの判断基準を見つけたと思ったけれど、だめか。
そうなると基本に戻って、受粉日から計算するしかないねぇ。

判らなくなったからって手抜きして何とかしようと方法を探したけど、なんともならなかった。

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